JPH04106864U - コネクタフード - Google Patents
コネクタフードInfo
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- JPH04106864U JPH04106864U JP1718291U JP1718291U JPH04106864U JP H04106864 U JPH04106864 U JP H04106864U JP 1718291 U JP1718291 U JP 1718291U JP 1718291 U JP1718291 U JP 1718291U JP H04106864 U JPH04106864 U JP H04106864U
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- JP
- Japan
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- locking means
- rib
- side wall
- locking mechanism
- ribs
- Prior art date
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- Granted
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- 229920003023 plastic Polymers 0.000 claims abstract description 6
- 101100334009 Caenorhabditis elegans rib-2 gene Proteins 0.000 abstract 1
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- 229920000122 acrylonitrile butadiene styrene Polymers 0.000 description 1
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Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】上ハーフと下ハーフとに上下二つ割りになつて
いて、それらが、側壁に設けた係止機構によつて結合さ
れて一体になつている、プラスチック製のコネクタフー
ドは、外力により変形して、前記係止機構が外れること
がある。この課題を解決する。 【構成】上ハーフ40と下ハーフ30の内側の相対する
位置に、それぞれリブ62,52を設けるとともに、一
方のリブ52に係止手段56を設け、かつ他方のリブ6
2の一部を延長して舌片64を形成して、その部分に係
止手段66を設ける。そして、上下両ハーフ30,40
を前記側壁の係止機構により結合したとき、これら係止
手段56,66も互いに引っかかり合って、一方のハー
フの他方のハーフに対する上下方向および水平方向の動
きを拘束るようにする。
いて、それらが、側壁に設けた係止機構によつて結合さ
れて一体になつている、プラスチック製のコネクタフー
ドは、外力により変形して、前記係止機構が外れること
がある。この課題を解決する。 【構成】上ハーフ40と下ハーフ30の内側の相対する
位置に、それぞれリブ62,52を設けるとともに、一
方のリブ52に係止手段56を設け、かつ他方のリブ6
2の一部を延長して舌片64を形成して、その部分に係
止手段66を設ける。そして、上下両ハーフ30,40
を前記側壁の係止機構により結合したとき、これら係止
手段56,66も互いに引っかかり合って、一方のハー
フの他方のハーフに対する上下方向および水平方向の動
きを拘束るようにする。
Description
【0001】
この考案は、二つ割りのプラスチック製コネクタフードに関するものである。
【0002】
図2にコネクタフードの使用状態を示す。
コネクタフード20の前面にコネクタ10を取り付け、後端にケーブル14を
引き込む。ケーブル心線を、コンタクト12に、コネクタフード内で結線する(
前後、上下は矢印16参照)。
コネクタフード20は、組立を容易にするために、2枚貝の殻のように、上下
二つ割りとすることが多い(図3)。すなわち、下フードハーフ(以下、下ハー
フという)30と、上フードハーフ(以下、上ハーフという)40とに分けて製
作する。
プラスチック製コネクタフードの場合、二つ割りした下ハーフ30,上ハーフ
40は、それ自体の弾性を利用する下記の落し込み係止機構により、結合して一
体化することが多い。
【0003】
すなわち、たとえば下ハーフ30の側壁32の適当箇所に上下方向の角溝34
を設け、(図4に拡大して示した)、そこに突起36(係止手段の一例)を設け
る。
また、上記下ハーフ30の角溝34と相対する位置において、上ハーフ40の
側壁42の一部を下方に延長して舌片44を形成し、そこに角孔46(係止手段
の一例)を設ける。
角溝34と舌片44とを合わせるようにして、下ハーフ30に上ハーフ40を
重ね、上ハーフ40を押し下げると、角孔46に突起36がはまりこんで引っか
かる。これで、下ハーフ30と上ハーフ40とは結合されて一体になる。
なお、38はケーブル14の引き込み口、39はコネクタ取付部である。
【0004】
プラスチック製のコネクタフードは、金属製に比べると、曲げ強度の低いもの
が多い。二つ割りプラスチック製コネクタフードの場合、外力が加わると相当程
度変形(歪)が生じ、上記の落し込み係止機構が外れて、コネクタからフードが
脱落しやすいという欠点がある。
【0005】
図1のように、
(1)下ハーフ30と上ハーフ40の内側の相対する位置に、それぞれリブ52
,62を設けるとともに、
(2)一方のリブ52に係止手段56を設け、
かつ他方のリブ62の一部を延長して舌片64を形成して、その部分に係止手段
66を設け、
(3)上下両ハーフ30,40を前記側壁の係止機構により結合したとき、
これら係止手段56,66も互いに引っかかって、一方のハーフの他方のハーフ
に対する上下および水平方向の動きを拘束るようにする。
【0006】
(1)リブ52,62が下ハーフ30,上ハーフ40の補強材になってその剛性
が増す。そのため、両ハーフは外力に対して変形しにくくなる。
(2)リブ同士の落し込み係止機構により、下ハーフ30と上ハーフ40とは互
いに動きを制約される結果、両ハーフ30,0は、上下方向にも左右方向にも拘
束され、外力に対して変形しにくくなる。
【0007】
図1について説明する。
[構成]
下ハーフ30,上ハーフ40ともABS樹脂製で、板厚は1mmである。
下ハーフ30に設けるリブ52は、たとえば厚さ1mmの板状のもので、底31
に対して直角に設けられ、その高さaは、下ハーフ30の内側の深さbに等しい
。 リブ52はケーブル引込み口38から少し離れた両側において、後部側壁3
2からケーブル引き込み方向に延びた形に設けられる。その長さは、たとえば下
ハーフ30の長さcの約1/3程度である。
また、上ハーフ40の内側の、上記リブ52と相対する位置に、リブ62を設
ける。これもたとえば厚さ1mmの板状のもので、底41に対して直角に設けられ
、その高さdは、上ハーフ40の内側の深さeに等しい。
したがって、下ハーフ30と上ハーフ40を合わせたとき、リブ52とリブ6
2とはピッタリと接触する。
【0008】
これらのリブ52,62にも、落し込み係止機構を設ける。この場合は、上記
のフード側壁に設けた落し込み係止機構と同じものを用いている。
すなわち、リブ52の長さ方向のほぼ中央に溝54と突起56(係止手段の一
例)とを設ける。
下ハーフ30の溝54と相対する位置において、リブ62の一部を下方に延長
して、溝54にはまり込む舌片64を形成し、そこに孔66(係止手段の一例)
を設ける。
【0009】
なおこの場合、側壁に設ける落し込み係止機構として、突起36の高さを舌片
44の板厚より低くし、そのはまり込む相手を溝48(貫通する孔でない)とし
ている。このようにすると外観が良くなるという利点がある(本考案と直接な関
係はない)。
本考案におけるリブ同士の落し込み係止機構として、このようなものを用いて
もよい。またその他任意の公知の構造のものを用いることができる。
【0010】
[コネクタフードの組立]
従来同様に、角溝34と舌片44とを合わせるようにして下ハーフ30に上ハ
ーフ40を重ね、上ハーフ40を押し下げる。すると、下ハーフ30と上ハーフ
40とは、側壁の落し込み係止機構により結合する。
同時に、上記リブ52の溝54にリブ62の舌片64がはまり込んで、下ハー
フ30と上ハーフ40の前後方向の動きを拘束する。また突起56に孔66が引
っかかることにより、両ハーハフの上下方向の動きが拘束される。さらに溝54
が背中合わせに形成してあるため、これらに嵌合する舌片64との相互作用によ
り、両ハーフの左右方向の動きも拘束され、結局、この落し込み係止機構によっ
て下ハーフ30と上ハーフ40とはあらゆる方向の動きが拘束された状態で結合
される。
【0011】
上ハーフと下ハーフの内側の相対する位置に、それぞれリブを設けるとともに
、一方の前記リブに係止手段を設け、かつ他方の前記リブ一部を延長して舌片を
形成してその部分に係止手段を設け、前記上下両ハーフを前記側壁の係止機構に
より結合したとき、前記リブに設けた係止手段も互いに引っかかって、一方のハ
ーフの他方のハーフに対する上下方向および水平方向の動きを拘束るようにした
ので、
(1)外力に対する変形に強くなり、ハーフ同士の結合が外れなくなる。
(2)コネクタフードの設計に当り、材質や板厚の制約条件が著しく緩和される
。
【図1】本考案の実施例の分解斜視図。
【図2】コネクタフードの使用状態の一般的説明図。
【図3】従来技術の説明図。
【図4】落し込み係止機構の一例の拡大説明図。
20 コネクタフード
30 下ハーフ
32 側壁
34 角溝
36 突起
38 ケーブル引き込み口
39 コネクタ取付部
40 上ハーフ
42 側壁
44 舌片
46 角孔
52 リブ
54 溝
56 突起
62 リブ
64 舌片
66 孔
Claims (1)
- 【請求項1】 上ハーフと下ハーフとに上下二つ割りに
なつていて、それらが、次の係止機構:すなわち、一方
のハーフの側壁に設けた係止手段に、他方のハーフの側
壁の一部を延長して形成した舌片に設けた係止手段が引
っかかって、一方のハーフの他方のハーフに対する上下
方向の動きを拘束する係止機構:によつて結合されて一
体になつている、プラスチック製のコネクタフードにお
いて、前記上ハーフと下ハーフの内側の相対する位置
に、それぞれリブを設けるとともに、一方の前記リブに
係止手段を設け、かつ他方の前記リブ一部を延長して舌
片を形成してその部分に係止手段を設け、前記上下両ハ
ーフを前記側壁の係止機構により結合したとき、前記リ
ブに設けた係止手段も互いに引っかかって、一方のハー
フの他方のハーフに対する動きを拘束るようにした、コ
ネクタフード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991017182U JP2541257Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | コネクタフード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991017182U JP2541257Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | コネクタフード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04106864U true JPH04106864U (ja) | 1992-09-16 |
JP2541257Y2 JP2541257Y2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=31903985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991017182U Expired - Lifetime JP2541257Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | コネクタフード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2541257Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6256948A (ja) * | 1985-09-04 | 1987-03-12 | チバ−ガイギ− アクチエンゲゼルシヤフト | 被覆材料 |
JPS6341874U (ja) * | 1986-09-03 | 1988-03-18 |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP1991017182U patent/JP2541257Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6256948A (ja) * | 1985-09-04 | 1987-03-12 | チバ−ガイギ− アクチエンゲゼルシヤフト | 被覆材料 |
JPS6341874U (ja) * | 1986-09-03 | 1988-03-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2541257Y2 (ja) | 1997-07-16 |
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