JPH04106706A - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
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- JPH04106706A JPH04106706A JP22704990A JP22704990A JPH04106706A JP H04106706 A JPH04106706 A JP H04106706A JP 22704990 A JP22704990 A JP 22704990A JP 22704990 A JP22704990 A JP 22704990A JP H04106706 A JPH04106706 A JP H04106706A
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- head
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Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はVTR,DATあるいはFDD等ムこ用いられ
る高保磁力の磁気記録媒体に高宙度に情報を記録再生す
るのに通した磁気ヘッドに関する。
る高保磁力の磁気記録媒体に高宙度に情報を記録再生す
るのに通した磁気ヘッドに関する。
従来の技術
高密度磁気記録再生のために、記録媒体はその保磁力を
大きくすれば、また磁気ヘッドの方はその飽和磁束密度
を大きくすれば良いことが一般に知られている。現在磁
気ヘッド材料として主流になっているフェライト材料は
その飽和磁束密度が5000 Gauss程度であり、
10000e以上の高保磁力を示すメタルテープに使用
すると磁気飽和が起こり、記録が十分に行われない。そ
こでフェライト材料よりも飽和磁束密度の大きいセンダ
スト合金やC。
大きくすれば、また磁気ヘッドの方はその飽和磁束密度
を大きくすれば良いことが一般に知られている。現在磁
気ヘッド材料として主流になっているフェライト材料は
その飽和磁束密度が5000 Gauss程度であり、
10000e以上の高保磁力を示すメタルテープに使用
すると磁気飽和が起こり、記録が十分に行われない。そ
こでフェライト材料よりも飽和磁束密度の大きいセンダ
スト合金やC。
系アモルファス膜等を用いた磁気ヘッドが実用化されて
いる。
いる。
磁気ヘッドの構造としては第3図に示すように主コアが
フェライト12からなり、ギャップ近傍のみが高飽和磁
束密度軟磁性材料(以下、軟磁性膜)11からなるMI
Gタイプのヘッドがある。このMIGヘンドの中でもフ
ェライトと軟磁性膜11の境界がギヤノブ面と平行にな
っているタイプのものは製造プロセスが従来のフェライ
トヘッドとほぼ同じであることから盛んに検討が行われ
ている。
フェライト12からなり、ギャップ近傍のみが高飽和磁
束密度軟磁性材料(以下、軟磁性膜)11からなるMI
Gタイプのヘッドがある。このMIGヘンドの中でもフ
ェライトと軟磁性膜11の境界がギヤノブ面と平行にな
っているタイプのものは製造プロセスが従来のフェライ
トヘッドとほぼ同じであることから盛んに検討が行われ
ている。
しかしながらこのタイプのヘッドでは軟磁性膜11とフ
ェライトの境界において、反応が起こるためにこの部分
に磁気的劣化層が形成される。この磁気劣化層がギャッ
プ面と平行になっているため疑似ギャップとして働き、
疑似信号が発生するという問題点がある(日本応用磁気
学会誌 Vol、1INo2,1987. pp、10
5〜108 )。
ェライトの境界において、反応が起こるためにこの部分
に磁気的劣化層が形成される。この磁気劣化層がギャッ
プ面と平行になっているため疑似ギャップとして働き、
疑似信号が発生するという問題点がある(日本応用磁気
学会誌 Vol、1INo2,1987. pp、10
5〜108 )。
発明が解決しようとする課題
磁気ヘッドを製造する場合、ギャップ形成はガラス融着
という方法が一般に用いられる。その場合、500°C
程度以上の熱処理が必要となる。この際に、フェライト
と上記軟磁性膜との境界で反応が起こり、磁気的に非常
に劣化した層が形成される。両者の境界はギャップ面と
平行になっているために疑似ギャップとして作用し、再
生特性に悪影響を及ぼす。
という方法が一般に用いられる。その場合、500°C
程度以上の熱処理が必要となる。この際に、フェライト
と上記軟磁性膜との境界で反応が起こり、磁気的に非常
に劣化した層が形成される。両者の境界はギャップ面と
平行になっているために疑似ギャップとして作用し、再
生特性に悪影響を及ぼす。
例えば孤立再生波形において本信号の両側に、いわゆる
疑似信号と言われるものが発生する。この疑似信号は先
はど述べたように、フェライトと軟磁性膜の境界に形成
される磁気劣化層がギャップとして働くために発生する
。これはまた周波数特性においてうねりとして現れる。
疑似信号と言われるものが発生する。この疑似信号は先
はど述べたように、フェライトと軟磁性膜の境界に形成
される磁気劣化層がギャップとして働くために発生する
。これはまた周波数特性においてうねりとして現れる。
この疑似ギャップによる影響はVTR,DAT、FDD
等のシステムにとって致命的であり、この疑似信号を抑
えることが非常に重要である。
等のシステムにとって致命的であり、この疑似信号を抑
えることが非常に重要である。
課題を解決するための手段
上記の問題点を解決するために磁気コアの巻線窓が形成
されていないコア半体側(以下、Iコア)にのみ軟磁性
膜を形成する。このことにより周波数特性のうねりを小
さくする、つまり疑似ギャップによる影響を低減するこ
とが可能となる。
されていないコア半体側(以下、Iコア)にのみ軟磁性
膜を形成する。このことにより周波数特性のうねりを小
さくする、つまり疑似ギャップによる影響を低減するこ
とが可能となる。
すなわち巻線窓を形成した磁気コア半体(以下、Cコア
)側はギャップ面がフェライトになっている。つまりギ
ヤツブはIコア側の軟磁性膜とCコア側のフェライトを
突き合わせて形成する。
)側はギャップ面がフェライトになっている。つまりギ
ヤツブはIコア側の軟磁性膜とCコア側のフェライトを
突き合わせて形成する。
作用
この技術的手段の作用は次のようになる。
疑似ギャップによる影響、ここでは周波数特性のうねり
の振幅で代表させるが、これはフェライトと軟磁性膜と
の境界面に発生する磁気劣化層の大きさに関係し、この
磁気劣化層が小さいほどうねりの振幅は小さくなる。
の振幅で代表させるが、これはフェライトと軟磁性膜と
の境界面に発生する磁気劣化層の大きさに関係し、この
磁気劣化層が小さいほどうねりの振幅は小さくなる。
両側に軟磁性膜を形成したMIGヘッドでは非磁性領域
が両側に存在する。ところが本発明のMIGヘンドでは
片側にだけ軟磁性膜を形成するために磁気劣化層も片側
にだけしか存在しない。この点では従来に比べ非磁性領
域が小さくなる。
が両側に存在する。ところが本発明のMIGヘンドでは
片側にだけ軟磁性膜を形成するために磁気劣化層も片側
にだけしか存在しない。この点では従来に比べ非磁性領
域が小さくなる。
また孤立再生波形から観察される疑似信号の大きさを比
較するとCコア側の方がIコア側よりも大きいことが認
められる。このことはCコア側よりもIコア側に軟磁性
膜を形成した方が疑似ギャップ効果を低減することに有
利であることがわかる。
較するとCコア側の方がIコア側よりも大きいことが認
められる。このことはCコア側よりもIコア側に軟磁性
膜を形成した方が疑似ギャップ効果を低減することに有
利であることがわかる。
以上のことから、軟磁性膜をIコア側だけに形成するこ
とにより、従来に比べ疑イ以ギヤノブによる影響の非常
に小さいMIGヘッドが実現できる。
とにより、従来に比べ疑イ以ギヤノブによる影響の非常
に小さいMIGヘッドが実現できる。
実施例
以下本発明の一実施例の磁気ヘッドについて図面を参照
しながら説明するゆ 実施例1 まず磁気ヘッドの構造に関しての実施例を示す。
しながら説明するゆ 実施例1 まず磁気ヘッドの構造に関しての実施例を示す。
第1図は本発明に述べた磁気ヘッドの一例である。第1
図(a)は本発明の磁気ヘッドの斜視図である。磁気コ
ア半体1(Iコア側)、2(Cコア側)が酸化物磁性材
料、たとえばMnZnフェライトからなり、磁気コア半
体の1コア側1のギャップ両側に高飽和磁束密度軟磁性
膜3(以下、軟磁性lりが形成されたMIGタイプのヘ
ッドである。2と3の間には非磁性膜酸化物材料、例え
ばガラス膜、SiO□等(図では省略)によりギャップ
4が形成される。トラックの両側にはトラック幅を規制
し、磁気ヘッドの磨耗を防止するためにガラス5が充填
されている。磁気コア半体2に巻線窓6が形成されてい
る。
図(a)は本発明の磁気ヘッドの斜視図である。磁気コ
ア半体1(Iコア側)、2(Cコア側)が酸化物磁性材
料、たとえばMnZnフェライトからなり、磁気コア半
体の1コア側1のギャップ両側に高飽和磁束密度軟磁性
膜3(以下、軟磁性lりが形成されたMIGタイプのヘ
ッドである。2と3の間には非磁性膜酸化物材料、例え
ばガラス膜、SiO□等(図では省略)によりギャップ
4が形成される。トラックの両側にはトラック幅を規制
し、磁気ヘッドの磨耗を防止するためにガラス5が充填
されている。磁気コア半体2に巻線窓6が形成されてい
る。
第1図(b)は本発明の磁気ヘッドの慴動面のギャップ
近傍を拡大したものである。ここで軟磁性膜3はたとえ
ばCoNbZr 8 (200人)とCoNbZrN
7(200人)が交互に100層ずつ積層された膜厚4
μmの超構造膜が用いられている。この超構造膜の飽和
磁束密度は1.40テスラであった。
近傍を拡大したものである。ここで軟磁性膜3はたとえ
ばCoNbZr 8 (200人)とCoNbZrN
7(200人)が交互に100層ずつ積層された膜厚4
μmの超構造膜が用いられている。この超構造膜の飽和
磁束密度は1.40テスラであった。
なお磁気ヘッドの構造としては第1図に示したもの以外
にも様々ある。その−例を第2図(a)〜(e)に示す
、第2図(a)はトラック幅規制溝がフロントギャップ
部からバックギャップ部まで形成されており、その部分
にガラス充填されている。その他の構造は第1図と同じ
磁気ヘッドである。第2図(b)は軟磁性膜3がギャッ
プ近傍だけでなく、トラック幅規制溝の部分に沿って存
在している。その他の部分は第1図と同じ構造になって
いる。第2図(C)はトラック幅規制溝がフロントギャ
ップ部からバックギャップ部まで形成されており、その
部分にガラス5が充填されている。また軟磁性WI3が
ギャップ近傍だけでなく、トランク幅規制溝の部分に沿
って存在している。その他の構造は第1図と同じ磁気ヘ
ッドである。
にも様々ある。その−例を第2図(a)〜(e)に示す
、第2図(a)はトラック幅規制溝がフロントギャップ
部からバックギャップ部まで形成されており、その部分
にガラス充填されている。その他の構造は第1図と同じ
磁気ヘッドである。第2図(b)は軟磁性膜3がギャッ
プ近傍だけでなく、トラック幅規制溝の部分に沿って存
在している。その他の部分は第1図と同じ構造になって
いる。第2図(C)はトラック幅規制溝がフロントギャ
ップ部からバックギャップ部まで形成されており、その
部分にガラス5が充填されている。また軟磁性WI3が
ギャップ近傍だけでなく、トランク幅規制溝の部分に沿
って存在している。その他の構造は第1図と同じ磁気ヘ
ッドである。
なおここに示した例はこのヘッドの一例であり、この発
明の本質は巻線窓を形成しない■コア側のギャップ対向
面だけに軟磁性膜を形成することである。軟磁性膜の組
成、膜厚ヘッドの形状などに関してここに示した実施例
以外にも多くの実施例が考えられる。
明の本質は巻線窓を形成しない■コア側のギャップ対向
面だけに軟磁性膜を形成することである。軟磁性膜の組
成、膜厚ヘッドの形状などに関してここに示した実施例
以外にも多くの実施例が考えられる。
実施例2
次に本発明の磁気ヘッドのNm変換特性の測定結果につ
いて示す。まず第1図に示される軟磁性膜3にCoを主
成分とする軟磁性膜を用いたときの実施例を示す。
いて示す。まず第1図に示される軟磁性膜3にCoを主
成分とする軟磁性膜を用いたときの実施例を示す。
第4図(′b)に第1図に示した本発明の磁気へンドを
用いて記録再生を行ったときの再生波形を示す。
用いて記録再生を行ったときの再生波形を示す。
ここで軟磁性膜3はCoNbZr (200人)とCo
NbZrN(200人)が交互に100層ずつ積層され
た膜厚4μmの超構造膜が用いられている。磁気ヘッド
のギャツブ長は0.3μm、トランク幅20μmである
。
NbZrN(200人)が交互に100層ずつ積層され
た膜厚4μmの超構造膜が用いられている。磁気ヘッド
のギャツブ長は0.3μm、トランク幅20μmである
。
測定はドラムテスターを用いヘッドとテープの相対速度
3.1mで行った。テープの保磁力は1500エルステ
ツドである。記録波形は第4図(a)に示す波形である
。ヘッドのCコアと1コアの位置関係は、■コア側が先
に記録媒体に接する様にした。つまり再生波形に現れる
疑似信号は、主信号よりも前にあるのが■コア側の疑似
ギャップによるものであり、後にあるのがCコア側の疑
似ギャップによるものである。
3.1mで行った。テープの保磁力は1500エルステ
ツドである。記録波形は第4図(a)に示す波形である
。ヘッドのCコアと1コアの位置関係は、■コア側が先
に記録媒体に接する様にした。つまり再生波形に現れる
疑似信号は、主信号よりも前にあるのが■コア側の疑似
ギャップによるものであり、後にあるのがCコア側の疑
似ギャップによるものである。
第4図(C)に磁気コア半体の両者に軟磁性膜を形成し
たときの再生波形を示す、第4図(C)でわかるように
後ろの疑f以信号の方が前よりも大きくなっている。こ
のことがらCコア側の疑似信号の方が1コア側の疑似信
号に比べて大きいことがわかる。
たときの再生波形を示す、第4図(C)でわかるように
後ろの疑f以信号の方が前よりも大きくなっている。こ
のことがらCコア側の疑似信号の方が1コア側の疑似信
号に比べて大きいことがわかる。
第4図(b)ではそのIコア側、つまり小さい方の疑似
信号しか現れていないことがわかる。
信号しか現れていないことがわかる。
第1表に種々の軟磁性膜を、(1)Cコアにだけ形成、
(2)■コアにだけ形成、した時の疑(以信号の大きさ
を示す。この結果から疑似信号の大きさは軟磁性膜の材
料、飽和磁束密度に関わらず、(1)か(2)かという
ことだけに関係することがわかる。(1)の平均は約−
22dBであり、(2)の平均は約−26dBであった
。このことからもIコア側の疑似信号がCコア側よりも
小さいことがわかる。
(2)■コアにだけ形成、した時の疑(以信号の大きさ
を示す。この結果から疑似信号の大きさは軟磁性膜の材
料、飽和磁束密度に関わらず、(1)か(2)かという
ことだけに関係することがわかる。(1)の平均は約−
22dBであり、(2)の平均は約−26dBであった
。このことからもIコア側の疑似信号がCコア側よりも
小さいことがわかる。
(以下余白)
第1表
CoNbZr/CoNbZrN
CoTaZr/CoTaZrN
CoNbZr/CoNbZrN
CoNbZrTa/CoNbZrTaNCoNbZr/
CoNbZrN CoTaZr/CoTaZrN CoNbZr/CoNbZrN CoNbZr/CoNbZrN 1.10 −22 −26 1.15 −21 −25 1.22 −22 −27 1.25 −21 −27 1.35 −23 −25 1.33 −22 −24 1.42 −24 −28 1.50 −23 −26 次に種々の軟磁性膜を用いたヘッドの周波数特性の測定
を行った。疑似信号により周波数特性にうねりが生じる
のは周知のことである。
CoNbZrN CoTaZr/CoTaZrN CoNbZr/CoNbZrN CoNbZr/CoNbZrN 1.10 −22 −26 1.15 −21 −25 1.22 −22 −27 1.25 −21 −27 1.35 −23 −25 1.33 −22 −24 1.42 −24 −28 1.50 −23 −26 次に種々の軟磁性膜を用いたヘッドの周波数特性の測定
を行った。疑似信号により周波数特性にうねりが生じる
のは周知のことである。
第2表にうねりの振幅を示す。(1)は本発明の磁気ヘ
ッドでIコア側にだけ軟磁性膜を形成した場合の、(2
)はCコア側にのみ軟磁性膜を形成した場合の、(3)
はIコア、Cコアの両方に軟磁性膜を形成した場合の、
磁気ヘッドの周波数特性のうねりの振幅を示す。うねり
の振幅は、IMHz〜6MHzでの振幅のもっとも大き
いものをその値とした。
ッドでIコア側にだけ軟磁性膜を形成した場合の、(2
)はCコア側にのみ軟磁性膜を形成した場合の、(3)
はIコア、Cコアの両方に軟磁性膜を形成した場合の、
磁気ヘッドの周波数特性のうねりの振幅を示す。うねり
の振幅は、IMHz〜6MHzでの振幅のもっとも大き
いものをその値とした。
第2表
CoNbZr/CoNbZrN
センダスト
CoNbZr/CoNbZrN
CoTaZr/CoTaZrN
CoNbZr/CoNbZrN
CoNbZrTa/CoNbZrTaNCoNbZr/
CoNbZrN CoTaZr/CoTaZrN CoNbZr/CoNbZrN CoNbZr/CoNbZrN ■、00 1.00 1.10 1.15 1.22 1.25 1.35 1.33 1.42 1.50 2.5 3.2 2.5 2.8 2.6 2.7 2.5 2.5 2.4 2.4 3.8 4.8 3.7 4.1 3.8 4.3 3.6 3.9 3.5 .3.6 (1)の場合は周波数特性からうねりの振幅の平均値が
約1.5dBであり、(2)の場合はうねりの振幅が約
2.6dBであり、(3)の場合は約3.9dBである
ことがわかった。
CoNbZrN CoTaZr/CoTaZrN CoNbZr/CoNbZrN CoNbZr/CoNbZrN ■、00 1.00 1.10 1.15 1.22 1.25 1.35 1.33 1.42 1.50 2.5 3.2 2.5 2.8 2.6 2.7 2.5 2.5 2.4 2.4 3.8 4.8 3.7 4.1 3.8 4.3 3.6 3.9 3.5 .3.6 (1)の場合は周波数特性からうねりの振幅の平均値が
約1.5dBであり、(2)の場合はうねりの振幅が約
2.6dBであり、(3)の場合は約3.9dBである
ことがわかった。
以上、第1表および第2表の結果から軟磁性膜をIコア
側だけに形成する方が、■コアおよびCコアの両方もし
くはCコア側だけに軟磁性膜を形成した場合に比べ疑似
ギヤングによる悪影響を低減することが可能であること
がわかる。
側だけに形成する方が、■コアおよびCコアの両方もし
くはCコア側だけに軟磁性膜を形成した場合に比べ疑似
ギヤングによる悪影響を低減することが可能であること
がわかる。
しかしながら軟磁性膜を磁気コアの片側にだけ形成した
場合は記録特性が劣化する恐れがある。
場合は記録特性が劣化する恐れがある。
そこでここではrコアにのみ軟磁性膜を形成したときと
磁気コアの両側に形成したときの記録特性の比較を、軟
磁性膜の飽和磁束密度をいろいろ変化させて行った。
磁気コアの両側に形成したときの記録特性の比較を、軟
磁性膜の飽和磁束密度をいろいろ変化させて行った。
測定は上記条件と同じ条件で行った。[気ヘッドのギャ
ップ長を0.28〜0.30μmとした。再生ヘッドは
ギャップ長が0.25μmのフェライトヘッドを用いて
行った。測定周波数は1.0MHz、記録信号は正弦波
として再生出力が最大となるように記録電流の大きさを
選んだ。軟磁性膜の飽和磁束密度は(1)1.0テスラ
(T ) 、(2) 1.2T、(3)1.3T、(4
)1.4Tのものについて実験を行った。サンプル数は
各3個としてその平均値を示した。なお測定は保磁力(
a) 7500 eと(b)17000eのテープを用
いて行った。なお17000eのテープは現在市販され
ているメタルテープで最も保磁力が大きいものの一つで
ある。
ップ長を0.28〜0.30μmとした。再生ヘッドは
ギャップ長が0.25μmのフェライトヘッドを用いて
行った。測定周波数は1.0MHz、記録信号は正弦波
として再生出力が最大となるように記録電流の大きさを
選んだ。軟磁性膜の飽和磁束密度は(1)1.0テスラ
(T ) 、(2) 1.2T、(3)1.3T、(4
)1.4Tのものについて実験を行った。サンプル数は
各3個としてその平均値を示した。なお測定は保磁力(
a) 7500 eと(b)17000eのテープを用
いて行った。なお17000eのテープは現在市販され
ているメタルテープで最も保磁力が大きいものの一つで
ある。
第5図に結果を示す。磁気コアの両側に軟磁性膜を形成
した場合を基準(OdB)とし、これと比較した時の特
性を示している。まず(a)の場合は(1)〜(4)全
てにおいて両コアに軟磁性膜を形成した場合と■コアに
だけ形成した場合で差がなかった。
した場合を基準(OdB)とし、これと比較した時の特
性を示している。まず(a)の場合は(1)〜(4)全
てにおいて両コアに軟磁性膜を形成した場合と■コアに
だけ形成した場合で差がなかった。
つまり保磁力が7500e程度の記録媒体に対しては飽
和磁束密度1.0T、ここではセンダストを用いたが、
このセンダスト材料を1コア側に形成するだけでも、両
側のコアに形成したときと同し程度の記録が行われてい
ることがわかった。次に(b)の場合は(1)では明ら
かに両コアに軟磁性膜を形成したヘッドの方が記録特性
が優れていることがわかった。しかし軟磁性膜の飽和磁
束密度がさらに大きくなって1.2T以上になると■コ
アにだけ軟磁性膜を形成した場合と、両コアに形成した
場合ではほとんど差がなくなることがわかった。このこ
とから保磁力が17000e程度に大きくなると飽和磁
束密度が1.0Tのセンダスト材料では記録が不十分に
なり、1.2T以上の材料が必要になることがわかった
。
和磁束密度1.0T、ここではセンダストを用いたが、
このセンダスト材料を1コア側に形成するだけでも、両
側のコアに形成したときと同し程度の記録が行われてい
ることがわかった。次に(b)の場合は(1)では明ら
かに両コアに軟磁性膜を形成したヘッドの方が記録特性
が優れていることがわかった。しかし軟磁性膜の飽和磁
束密度がさらに大きくなって1.2T以上になると■コ
アにだけ軟磁性膜を形成した場合と、両コアに形成した
場合ではほとんど差がなくなることがわかった。このこ
とから保磁力が17000e程度に大きくなると飽和磁
束密度が1.0Tのセンダスト材料では記録が不十分に
なり、1.2T以上の材料が必要になることがわかった
。
このことから軟磁性膜の飽和磁束密度が1.2T以上で
あれば夏コアにだけ軟磁性膜を形成することで、現在量
も保磁力の大きいメタルテープに対しても両コアに軟磁
性膜を形成した磁気ヘッドと遜色ない記録特性を示すM
IGヘッドが得られることがわかった。
あれば夏コアにだけ軟磁性膜を形成することで、現在量
も保磁力の大きいメタルテープに対しても両コアに軟磁
性膜を形成した磁気ヘッドと遜色ない記録特性を示すM
IGヘッドが得られることがわかった。
飽和磁束密度1.2T以上、500°C以上の熱処理後
も軟磁気特性を示すCOを主成分とする材料としては、
一般弐CoMで表される材料とその窒化物(一般弐Co
MN )とが厚さ方向に組成変調された構造になってい
るもの(以下、CoM / CoMNと表す)、いわゆ
る超構造Co系組成変調窒化合金膜が挙げられる。
も軟磁気特性を示すCOを主成分とする材料としては、
一般弐CoMで表される材料とその窒化物(一般弐Co
MN )とが厚さ方向に組成変調された構造になってい
るもの(以下、CoM / CoMNと表す)、いわゆ
る超構造Co系組成変調窒化合金膜が挙げられる。
ここで組成に関してはCoは飽和磁束密度を1.2T以
上にするため原子比で80%以上とし、またMは所定の
軟磁気特性を確保するためにWb、 Zr、 Ta、T
i、 Mo、 Wの中から少なくとも1種類以上の元素
から構成されるものとし、原子比で5%以上20%以下
とする。また−層当りの厚みは1500Å以下であれば
所定の軟磁気特性が得られる。
上にするため原子比で80%以上とし、またMは所定の
軟磁気特性を確保するためにWb、 Zr、 Ta、T
i、 Mo、 Wの中から少なくとも1種類以上の元素
から構成されるものとし、原子比で5%以上20%以下
とする。また−層当りの厚みは1500Å以下であれば
所定の軟磁気特性が得られる。
これらの材料を例示するならばCoNbZr/CoNb
ZrN 。
ZrN 。
CoTaZr/CoTaZrN、 CoNbZrTa/
CoNbZrTaN、 CoMoZr/CoMoZrN
、 CoNbMoZr/CoNbMoZrN、 CoT
1Nb/CoTiNbN。
CoNbZrTaN、 CoMoZr/CoMoZrN
、 CoNbMoZr/CoNbMoZrN、 CoT
1Nb/CoTiNbN。
CoWNb/CoWNbN等があり、この中でも特にC
oNbZr/CoNbZrN、 CoTaZr/CoT
aZrN、 CoNbZrTa/CoNbZrTaNが
望ましい。
oNbZr/CoNbZrN、 CoTaZr/CoT
aZrN、 CoNbZrTa/CoNbZrTaNが
望ましい。
本実施例では軟磁性膜にCOを主成分とする軟磁性材料
の例を示したが本発明はこれに限定されるものではない
、飽和磁束密度が1.2T以上、所定の軟磁気特性を示
すものであれば同様の効果が得られることは容易に類推
できる。また膜厚に関しても磁気ヘッドの用途によって
いるいろ変えることが可能である。
の例を示したが本発明はこれに限定されるものではない
、飽和磁束密度が1.2T以上、所定の軟磁気特性を示
すものであれば同様の効果が得られることは容易に類推
できる。また膜厚に関しても磁気ヘッドの用途によって
いるいろ変えることが可能である。
実施例3
第1図に示される軟磁性膜3にFeを主成分とする軟磁
性膜を用いたときの実施例を示す。この例ではIコア側
にだけFeNbZr (100人)とFeNbZrN(
100人)とを各々250層ずつ、膜厚にして5μmの
軟磁性膜を形成したMIGへンドの例である。
性膜を用いたときの実施例を示す。この例ではIコア側
にだけFeNbZr (100人)とFeNbZrN(
100人)とを各々250層ずつ、膜厚にして5μmの
軟磁性膜を形成したMIGへンドの例である。
ここで軟磁性膜の飽和磁束密度は1.5Tであった。
以下iit磁変換特性に関して、実施例1と同様の測定
を行ったときの結果を示す。
を行ったときの結果を示す。
第3表にFe −(Ti、 Nb、 Zr5Ta、 M
n) (100人)とFe −(Ti、 Nb、 Z
r、 Ta、 Mn) −N (100人)とを各々2
00層ずつ、膜厚にして4μmの軟磁性膜を(1)■コ
アにだけ形成したMIGヘッド、(2)Cコアにだけ形
成したMICヘッドの周波数特性のうねりの振幅を示す
0周波数特性のうねりの振幅の平均値は、(1)の場合
的1.5dBであり、(2)の場合的2.6dBであり
、軟磁性膜の飽和磁束密度には依存しないことがわかっ
た。このことがら■コアにだけ軟磁性膜を形成すること
によりうねりの振幅を小さくすることが可能となる。
n) (100人)とFe −(Ti、 Nb、 Z
r、 Ta、 Mn) −N (100人)とを各々2
00層ずつ、膜厚にして4μmの軟磁性膜を(1)■コ
アにだけ形成したMIGヘッド、(2)Cコアにだけ形
成したMICヘッドの周波数特性のうねりの振幅を示す
0周波数特性のうねりの振幅の平均値は、(1)の場合
的1.5dBであり、(2)の場合的2.6dBであり
、軟磁性膜の飽和磁束密度には依存しないことがわかっ
た。このことがら■コアにだけ軟磁性膜を形成すること
によりうねりの振幅を小さくすることが可能となる。
(以下余白)
センダスト
FeTaZr/FeTaZrN
FeNbTi/FeNbTiN
FeNbZr/FeNbZrN
FeNbTi/FeNbTiN
FeNbZr/FeNbZrN
FeZr/FeZrN
FeNb/FeNbN
FeNbZr/FeNbZrN
第3表
1.00 2.0 3.2
1.18 1.6 2.5
1.25 1.5 2.8
1.32 1.3 2.6
1.4! 1.4 2.71.45
1.5 2.5 1.52 1.6 2.5 1.62 1.3 2.4 1.65 1.4 2.4 また記録能力に関しても保磁力(a) 7500eと(
ロ)17000eの記録媒体を用いて軟磁性膜の飽和磁
束密度を(1)1.OT、(2)1.2T、(3)1.
4T、(4)1.5T、(5)1.6Tの物について実
験を行った。その結果を第6図に示す、軟磁性膜にCo
系組成変調窒化合金膜を用いたときと同じように、(a
)に関しては(1)〜(5)でほとんど差がなく!コア
にだけ軟磁性膜を形成しても記録特性が劣化しない一一
方(b)の高保磁力媒体に間し′ては(1)では■コア
にだけ軟磁性膜を形成した場合に比べ記録特性が劣って
いるが(2)から(5)に関してはほぼ差がないことが
flilできた。
1.5 2.5 1.52 1.6 2.5 1.62 1.3 2.4 1.65 1.4 2.4 また記録能力に関しても保磁力(a) 7500eと(
ロ)17000eの記録媒体を用いて軟磁性膜の飽和磁
束密度を(1)1.OT、(2)1.2T、(3)1.
4T、(4)1.5T、(5)1.6Tの物について実
験を行った。その結果を第6図に示す、軟磁性膜にCo
系組成変調窒化合金膜を用いたときと同じように、(a
)に関しては(1)〜(5)でほとんど差がなく!コア
にだけ軟磁性膜を形成しても記録特性が劣化しない一一
方(b)の高保磁力媒体に間し′ては(1)では■コア
にだけ軟磁性膜を形成した場合に比べ記録特性が劣って
いるが(2)から(5)に関してはほぼ差がないことが
flilできた。
飽和磁束密度1.2T以上、500 ”C以上の熱処理
後も軟磁気特性を示すFeを主成分とする材料としては
、例えばFeM膜とFeMN膜の積層構造(以下、Fe
M/FeMN)を有するPa tll 遣Mが挙げられ
る。さらに組成に関してはPeは飽和磁束密度を1.2
T以上にするため原子比で70%以上とし、またMは所
定の軟磁気特性を確保するためにNb、 Zr、 Ta
、 Ti、Cr、 H(、門。、W、 Mn、 Re、
Ruの中から少なくとも1種類以上の元素から構成さ
れるものとし、原子比で5%以上30%以下とするもの
が挙げられる。
後も軟磁気特性を示すFeを主成分とする材料としては
、例えばFeM膜とFeMN膜の積層構造(以下、Fe
M/FeMN)を有するPa tll 遣Mが挙げられ
る。さらに組成に関してはPeは飽和磁束密度を1.2
T以上にするため原子比で70%以上とし、またMは所
定の軟磁気特性を確保するためにNb、 Zr、 Ta
、 Ti、Cr、 H(、門。、W、 Mn、 Re、
Ruの中から少なくとも1種類以上の元素から構成さ
れるものとし、原子比で5%以上30%以下とするもの
が挙げられる。
これらの材料の中でも特に、FeNb/FeNbN、
FeZr/FeZrN5FeTi/FeTiN、 Pe
Ta/FjTaN、 FeNbZr/FeNbZrN。
FeZr/FeZrN5FeTi/FeTiN、 Pe
Ta/FjTaN、 FeNbZr/FeNbZrN。
FeNbTi/FeNbTiN、 FeNbTi/Fe
NbTiN、 FeZrTi/FeZrTiN、 Fe
ZrTi/FeZrTiN、 FeZrMn/FeZr
MnNSFeNbMn/FeNbMnN等が望ましい、
また−層当りの厚みは軟磁気特性が保たれる範囲であれ
ば、軟磁性膜3の膜厚もヘッドの用途に合わせて変える
ことが可能である。
NbTiN、 FeZrTi/FeZrTiN、 Fe
ZrTi/FeZrTiN、 FeZrMn/FeZr
MnNSFeNbMn/FeNbMnN等が望ましい、
また−層当りの厚みは軟磁気特性が保たれる範囲であれ
ば、軟磁性膜3の膜厚もヘッドの用途に合わせて変える
ことが可能である。
ここでは実施例2及び3に示した超構造を有する軟磁性
膜の製造方法としては、例えばスパッタ法でCoMもし
くはFeMをターゲットとしてArガス窒素ガスを所定
の割合で周期的に混合すること等により得ることができ
る。
膜の製造方法としては、例えばスパッタ法でCoMもし
くはFeMをターゲットとしてArガス窒素ガスを所定
の割合で周期的に混合すること等により得ることができ
る。
なお実施例1.2.3では軟磁性膜に主に超構造膜を用
いた実施例を示したが、本発明は超構造膜だけに限定さ
れる物ではない。例えば疑似信号の大きさは軟磁性膜の
飽和磁束密度の大きさにほとんど依存せず、常にIコア
の方がCコアよりも小さいことが第1表、第2表および
第3表かられかった。従ってどの様な軟磁性膜を用いて
も常に1コア側だけに軟磁性膜を形成すれば、疑1以信
号による影W(周波数特性のうねり)を小さくできる。
いた実施例を示したが、本発明は超構造膜だけに限定さ
れる物ではない。例えば疑似信号の大きさは軟磁性膜の
飽和磁束密度の大きさにほとんど依存せず、常にIコア
の方がCコアよりも小さいことが第1表、第2表および
第3表かられかった。従ってどの様な軟磁性膜を用いて
も常に1コア側だけに軟磁性膜を形成すれば、疑1以信
号による影W(周波数特性のうねり)を小さくできる。
また記録特性に関しても、記録媒体の保磁力が7500
eならば軟磁性膜の飽和磁束密度が1.0T以上、17
000eならば1,2T以上あれば両側に配したヘッド
と1コアにだけ配したヘッドでほぼ同等であることがわ
かった。
eならば軟磁性膜の飽和磁束密度が1.0T以上、17
000eならば1,2T以上あれば両側に配したヘッド
と1コアにだけ配したヘッドでほぼ同等であることがわ
かった。
これらのことからも本実施例が超構造膜だけに限定され
る物ではないことが容易に類推できる。
る物ではないことが容易に類推できる。
発明の効果
本発明による磁気へンドにより、例えばVTR1DAT
、FDD用ヘッドに従来よりも疑似信号の小さい、製造
工程が苦略な、低コストのMIGタイプヘッドが利用で
き、実用価値の非常に高い磁気ヘッドの提供が可能とな
る。
、FDD用ヘッドに従来よりも疑似信号の小さい、製造
工程が苦略な、低コストのMIGタイプヘッドが利用で
き、実用価値の非常に高い磁気ヘッドの提供が可能とな
る。
第1図(alは本発明の磁気ヘッドの1実施例の♀′■
膜、4・・・・・・ギ十ノフ゛、5・・・・・・ガラス
、6・・・・・・巻線窓。 代理人の氏名 弁理士 小鍜治 明 ほか2名発明の磁
気ヘッドと従来の磁気ヘッドの孤立再生波形の図、第5
図、第6図はこれらのヘッドの記録特性を示す図である
。 1・・・・・・磁気コア半体(■コア)、2・・・・・
・磁気コア半体(Cコア)、3・・・・・・高、緯和磁
束密度軟磁性簿 ! 図 瞥Mた 第 図 図 /37Dヌ /l息〜和yL求E贋軸性材料 第 図 第 図
膜、4・・・・・・ギ十ノフ゛、5・・・・・・ガラス
、6・・・・・・巻線窓。 代理人の氏名 弁理士 小鍜治 明 ほか2名発明の磁
気ヘッドと従来の磁気ヘッドの孤立再生波形の図、第5
図、第6図はこれらのヘッドの記録特性を示す図である
。 1・・・・・・磁気コア半体(■コア)、2・・・・・
・磁気コア半体(Cコア)、3・・・・・・高、緯和磁
束密度軟磁性簿 ! 図 瞥Mた 第 図 図 /37Dヌ /l息〜和yL求E贋軸性材料 第 図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)酸化物磁性材料からなる一対の磁気コア半体のう
ち、片方のコア半対にだけ巻線窓を設け、巻線窓を設け
ないコア半体にだけ、ギャップ形成両側に高飽和磁束密
度軟磁性材料を形成したことを特徴とする磁気ヘッド。 (2)高飽和磁束密度軟磁性材料の酸化物磁性材料の境
界面がギャップ面とほぼ平行であることを特徴とする請
求項(1)記載の磁気ヘッド。 (3)高飽和磁束密度軟磁性材料の飽和磁束密度が1.
2テスラ以上であることを特徴とする請求項(1)記載
の磁気ヘッド。 (4)高飽和磁束密度軟磁性材料がCoaMbで表され
る材料とその窒化物とが厚さ方向に組成変調された構造
になっていることを特徴とする請求項(1)記載の磁気
ヘッド。 ここでMはNb、Ta、Zr、Hf、Ti、Mo、Wか
ら選ばれる少なくとも1種類以上の元素からなり、a、
bは原子比を表し次の式を満足するものとする。 0.80≦a≦0.95 0.05≦b≦0.20 a+b=1.0 (5)高飽和磁束密度軟磁性材料がFeaMbで表され
る材料とその窒化物とが厚さ方向に組成変調された構造
になっていることを特徴とする請求項(1)記載の磁気
ヘッド。 ここでMはNb、Ta、Zr、Hf、Ti、Mo、Cr
、W、Mn、Re、Ruから選ばれる少なくとも1種類
以上の元素からなり、a、bは原子比を表し次の式を満
足するものとする。 0.70≦a≦0.95 0.05≦b≦0.30 a+b=1.0
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22704990A JPH04106706A (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22704990A JPH04106706A (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 磁気ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04106706A true JPH04106706A (ja) | 1992-04-08 |
Family
ID=16854729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22704990A Pending JPH04106706A (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04106706A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62145512A (ja) * | 1985-12-20 | 1987-06-29 | Hitachi Ltd | 磁気消去ヘツド |
JPH01229408A (ja) * | 1988-03-09 | 1989-09-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気ヘッド |
-
1990
- 1990-08-28 JP JP22704990A patent/JPH04106706A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62145512A (ja) * | 1985-12-20 | 1987-06-29 | Hitachi Ltd | 磁気消去ヘツド |
JPH01229408A (ja) * | 1988-03-09 | 1989-09-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気ヘッド |
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