JPH04106676U - 定量吐出容器体用アタツチメント - Google Patents
定量吐出容器体用アタツチメントInfo
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- JPH04106676U JPH04106676U JP1704391U JP1704391U JPH04106676U JP H04106676 U JPH04106676 U JP H04106676U JP 1704391 U JP1704391 U JP 1704391U JP 1704391 U JP1704391 U JP 1704391U JP H04106676 U JPH04106676 U JP H04106676U
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高粘性流体を対象物に広範囲に塗着するにあ
たり、高価格な印刷機を用いることなく従来の定量吐出
装置を利用して塗着作業効率を向上させる。 【構成】 容体2の一端に、シリンダ5内に収容した高
粘性流体3をピストン部材6の押動駆動により吐出させ
る定量吐出容器体4におけるノズル5aと係合する係合
孔部2aを形成し、容体2の他端に係合孔部2aと連通
する開口端面2bを形成するとともに、係合孔部2aか
ら開口端面2bにかけての高粘性流体の通孔2cの幅径
を徐々に大径とする。
たり、高価格な印刷機を用いることなく従来の定量吐出
装置を利用して塗着作業効率を向上させる。 【構成】 容体2の一端に、シリンダ5内に収容した高
粘性流体3をピストン部材6の押動駆動により吐出させ
る定量吐出容器体4におけるノズル5aと係合する係合
孔部2aを形成し、容体2の他端に係合孔部2aと連通
する開口端面2bを形成するとともに、係合孔部2aか
ら開口端面2bにかけての高粘性流体の通孔2cの幅径
を徐々に大径とする。
Description
【0001】
本考案は、液体状のクリームハンダや接着剤を略一定量ずつ吐出するディスペ
ンサと称される定量吐出装置に用いられる定量吐出容器体に付装するアタッチメ
ントであって、定量吐出装置によるクリームハンダ等の塗着作業効率の向上化を
図るべく工夫された定量吐出容器体用アタッチメントに関する。
【0002】
近年、各種機器等の製造工程において、省力化及び高品質化を目的とした自動
化が推し進められ、これに伴い所謂ディスペンサが小型部品の接着工程や回路基
板の実装工程等において多用されている。このディスペンサと称される定量吐出
装置は、定量吐出容器体内に収容した液体状のクリームハンダもしくは接着剤等
の高粘性流体を略一定量ずつ吐出させる装置であって、この定量吐出容器体4は
図3に示す如く、一端にノズル5aを形成し他端を開口した合成樹脂材からなる
注射器状のシリンダ5と、高粘性流体2を押し出すべくこのシリンダ5内を往復
動するピストン部材6とからなる。
そして定量吐出装置は、定量吐出容器体4のシリンダ5内に圧搾空気を送り込
むことでピストン部材6が高粘性流体3をノズル5aから適量ずつ吐出して、回
路基板等の対象物にクリームハンダ等の高粘性流体3を塗着する。この高粘性流
体3を塗着すべき部分が微小な点である場合には、このような作業を繰り返せば
よいのであるが、高粘性流体3を塗着すべき部分が、チップ型ICの如く多数の
リード端子を接続する線状もしくは面状のパターン部分の場合には、回路基板等
の対象物の表面に、メタルマスクと称される被着部分をくり抜いたマスキング部
材を装着し、このマスキング部材の上から定量吐出容器体4のノズル5aを水平
方向に繰返し移動させる方法を用いるか、もしくは回路基板等の対象物の表面に
一時にクリームハンダ等の高粘性流体3を塗着する所謂印刷機を使用するかのど
ちらかであった。
【0003】
しかしながら、前述した定量吐出容器体4のノズル5aを水平方向に繰返し移
動させてクリームハンダ等の高粘性流体3を広範囲に塗着する方法は、ノズル5
aの先端部分が小径であり一度に塗着する面積が狭いことから、極めて時間を要
するものであった。また、前記印刷機を用いる方法にあっては、確かに塗着する
時間は極めて短いものの、印刷機自体が定量吐出装置と比較して極めて高価格で
あり、製造コストからしても見合わないものであった。
そこで、本考案にあっては、高粘性流体を広範囲に塗着するにあたり、高価格
な印刷機を用いることなく従来の定量吐出装置を利用して極めて効率的に塗着作
業を行うことができる定量吐出容器体用アタッチメントを提供することを目的と
する。
【0004】
前述した目的を達成すべく、本考案の定量吐出容器体用アタッチメントにあっ
ては、容体の一端には、シリンダ内に収容した高粘性流体をピストン部材の押動
駆動により吐出させる定量吐出容器体におけるノズルと係合する係合孔部を形成
し、容体の他端には前記係合孔部と連通する開口端面を形成するとともに、前記
係合孔部から開口端面にかけての高粘性流体の通孔の幅径を徐々に大径としたこ
とを特徴とするものである。
更に、定量吐出容器体のノズルと係合する容体は、可撓性を有する合成樹脂材
、ゴム材等であることが好ましい。
【0005】
容体の一端に定量吐出容器体のノズルと係合する係合孔部を形成し、容体の他
端に前記係合孔部と連通する開口端面を形成するとともに、前記係合孔部から開
口端面にかけての高粘性流体の通孔の幅径を徐々に大径とすることで、定量吐出
容器体のノズルから吐出される高粘性流体は前記通孔に貯留され、そして容体の
開口端面を対象物の表面に密着させて定量吐出容器体を水平方向に移動すると、
対象物の表面には容体の開口端面の幅径に応じて高粘性流体が塗着される。
また、容体の材質を可撓性を有する合成樹脂材、ゴム材等とすれば、容体内に
おける高粘性流体の圧力は、定量吐出容器体のノズルから高粘性流体が流入する
ことによる加圧付勢、及び開口端面から高粘性流体が流出することによる減圧付
勢によって変動するものの、容体の壁面が撓むことにより吸収され、これにより
容体内の高粘性流体は略一定の圧力に保たれて対象物表面にムラなく均一な厚さ
に塗着される。
【0006】
図1は、本考案の定量吐出容器体用アタッチメントを定量吐出容器体に装着し
た状態を示す側面図、図2は定量吐出容器体用アタッチメントを示す底面図であ
る。
【0007】
図中1は、定量吐出容器体用アタッチメントであり、可撓性を有する合成樹脂
材、ゴム材等からなる長方体形状の容体2の上面に、定量吐出容器体4のノズル
5aを嵌入する係合孔部2aを穿設するとともに、容体2の底面を前記係合孔部
2aと連通する開口端面2bとして略楕円状に大きく開口している。そして、係
合孔部2aから開口端面2bにかけての高粘性流体の通孔2cの幅径を徐々に大
径となるようにしている。
このような構成の定量吐出容器体用アタッチメント1において、その係合孔部
2aに定量吐出容器体4のノズル5aを嵌入し、開口端面2bを回路基板表面に
装着したマスキング部材等の対象物表面に密着させて定量吐出装置を駆動すると
、定量吐出容器体4のシリンダ5内に圧搾空気が送りこまれてピストン部材6を
ノズル5a方向に押圧する。そして、ピストン部材6の押圧駆動によりノズル5
aから吐出した高粘性流体3は、容体2の高粘性流体の通孔2c内に充満して略
一定の圧力に保たれる。この状態で、定量吐出容器体4を対象物表面に沿って水
平方向に移動させると、開口端面2bと対象物表面との隙間から漏出する高粘性
流体3が、対象物表面に開口端面2bの幅径に応じて塗着される。この定量吐出
容器体4の水平移動を複数回行うことで回路基板全域に亘る必要部分に高粘性流
体3を塗着することができる。
尚、本実施例にあっては、高粘性流体としてクリームハンダもしくは接着剤に
ついて述べたが、勿論これに限定されることなく、高粘性の流体であるならば油
脂、化粧品、食品等であってもよいものである。
【0008】
以上詳述した如く、本考案の定量吐出容器体用アタッチメントによれば、容体
の一端に定量吐出容器体のノズルと係合する係合孔部を形成し、容体の他端に係
合孔部と連通する開口端面を形成するとともに、前記係合孔部から開口端面にか
けての高粘性流体の通孔の幅径を徐々に大径とすることで、定量吐出容器体のノ
ズルから吐出される高粘性流体は前記通孔に貯留され、そして容体の開口端面を
対象物の表面に密着させて定量吐出容器体を水平方向に移動すると、対象物の表
面には容体の開口端面の幅径に応じて高粘性流体が塗着される。これにより、高
価格な印刷機を用いることなく従来の定量吐出装置に定量吐出容器体用アタッチ
メントを付装するだけで、定量吐出容器体のノズル部分のみで高粘性流体を塗着
していた従来方法と比較して、一時に極めて広範囲に塗着することが可能となっ
て、高粘性流体の塗着作業効率を向上させ工数削減に大きく寄与するものである
。
【図1】本考案の定量吐出容器体用アタッチメントを定
量吐出容器体に装着した状態を示す側面図である。
量吐出容器体に装着した状態を示す側面図である。
【図2】本考案の定量吐出容器体用アタッチメントの底
面図である。
面図である。
【図3】定量吐出容器体の断面図である。
1 定量吐出容器体用アタッチメント
2 容体
2a 係合孔部
2b 開口端面
2c 通孔
3 高粘性流体
4 定量吐出容器体
5 シリンダ
5a ノズル
6 ピストン部材
Claims (2)
- 【請求項1】 容体の一端には、シリンダ内に収容した
高粘性流体をピストン部材の押動駆動により吐出させる
定量吐出容器体におけるノズルと係合する係合孔部を形
成し、容体の他端には前記係合孔部と連通する開口端面
を形成するとともに、前記係合孔部から開口端面にかけ
ての高粘性流体の通孔の幅径を徐々に大径としたことを
特徴とする定量吐出容器体用アタッチメント。 - 【請求項2】 定量吐出容器体のノズルと係合する容体
は、可撓性を有する合成樹脂材、ゴム材等から成ること
を特徴とする請求項1記載の定量吐出容器体用アタッチ
メント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1704391U JPH04106676U (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 定量吐出容器体用アタツチメント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1704391U JPH04106676U (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 定量吐出容器体用アタツチメント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04106676U true JPH04106676U (ja) | 1992-09-14 |
Family
ID=31903883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1704391U Pending JPH04106676U (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 定量吐出容器体用アタツチメント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04106676U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60173594A (ja) * | 1984-02-10 | 1985-09-06 | 日本電信電話株式会社 | 自動音声挿入方式 |
JPS62213870A (ja) * | 1986-03-17 | 1987-09-19 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体製造装置におけるダイボンド用樹脂の供給装置 |
JPH0283062A (ja) * | 1988-09-17 | 1990-03-23 | Abisare:Kk | ノズル部に被包体を有する吐出装置 |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP1704391U patent/JPH04106676U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60173594A (ja) * | 1984-02-10 | 1985-09-06 | 日本電信電話株式会社 | 自動音声挿入方式 |
JPS62213870A (ja) * | 1986-03-17 | 1987-09-19 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体製造装置におけるダイボンド用樹脂の供給装置 |
JPH0283062A (ja) * | 1988-09-17 | 1990-03-23 | Abisare:Kk | ノズル部に被包体を有する吐出装置 |
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