JPH062775Y2 - 高粘度物質の供給装置 - Google Patents

高粘度物質の供給装置

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JPH062775Y2
JPH062775Y2 JP1985136225U JP13622585U JPH062775Y2 JP H062775 Y2 JPH062775 Y2 JP H062775Y2 JP 1985136225 U JP1985136225 U JP 1985136225U JP 13622585 U JP13622585 U JP 13622585U JP H062775 Y2 JPH062775 Y2 JP H062775Y2
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JP
Japan
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plate
nozzle
amount
squeegee
viscosity
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JP1985136225U
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JPS6243676U (ja
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忠政 田中
利夫 遠山
徹 荒井
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Sony Corp
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Sony Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、クリーム半田や接着剤などの高粘度物質を塗
布点に供給する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、基板にクリーム半田などの高粘度物質を塗布する
場合、スクリーン印刷やディスペンサーが使用されてき
た。スクリーン印刷方式は、スクリーンの上に高粘度物
質を置きこれをゴム刷毛のようなスキージー(Squeezer)
で押して移動させながら塗布する方法である。また、デ
ィスペンサー方式は、コントローラーにより注射針のよ
うなディスペンサーの位置を移動させながらその先端よ
り高粘度物質を滴下する方法である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、スクリーン印刷方式には、次のような欠点があ
る。
(イ)平坦な面に対してしか適用できないので、例え
ば、既に部品を取付けた基板にクリーム半田を塗布する
ことなどはできない。
(ロ)スクリーンを作り直さなければ、全体の塗布量を
変更することはできない。
(ハ)スクリーンを作り直さなければ、個々の塗布点の
量を変更することはできない。
一方、ディスペンサー方式は、既に部品を取付けた基板
のような凹凸のある面に塗布することはできるが、次の
ような欠点がある。
(イ)多点同時式のものも一部あるが、1点ずつ行なう
ものが殆どであるため、塗布点が多いほど時間が長くか
かる。
(ロ)高粘度物質用ディスペンサーの多くは空気圧で吐
出させているので、粘度が変化すると塗布量が変わって
しまう。
(ハ)塗布が少量の場合、容器に空気が混入すると吐出
が不安定になるので、これを防ぐため空気が混入しない
よう容器に高粘度物質を充填するのが難しい。
したがって、本考案は、凹凸面に対して少量から多量に
わたり多少の粘度変化があっても常に安定した量を多点
同時に塗布しうる高粘度物質の供給装置を得ようとする
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、塗布すべき点に対応する位置に図示のように
透孔をあけたプレートにノズルを上方より差し込んで貫
通させてプレートの下面からその先端を突出させ、プレ
ートの上面に置いた高粘度物質をスキージーで押し付け
ながら移動して、ノズルの下端より高粘度物質を吐出さ
せるようにした。
〔作用〕
スキージーでノズルの下端より高粘度物質を押し出すこ
とにより、凹凸面に対してノズルの内径に応じて安定し
た量が塗布される。
〔実施例〕
図は、本考案の好適な実施例を示す断面図である。図に
おいて、(1)はスキージー、(2)はプレート、(3)はノズ
ル、(4)は基板、(5)はクリーム半田、(6)は部品、(7)は
ストッパー(スペーサー)を示す。ノズル(3)は、基板
(4)のパターンに応じ塗布点に対向してプレート(2)にあ
けられた穴に着脱可能に上方から差し込んであり、容易
に交換できるようにしてある。図では、ノズル(3)は鍔
の付いた中空のスリーブ状のものであるが、高粘度物質
が滑らかに吐出されるものであれば、他の形状でもよ
い。ストッパー(7)は、ノズル(3)の下端と基板(4)の塗
布面との隙間を一定にするためのものである。図では、
大きな基板(4)の上に小さな基板(4)が重ねて固着された
場合の例を示している。部品(6)には、リード付き部品
及びチップ部品が含まれる。
図において、スキージー(1)を矢印方向に摺動させる
と、プレート(2)上に置かれたクリーム半田(5)は、ノズ
ル(3)の中に押し込まれノズル(3)の下端より押し出され
て基板(4)上の所定の点に塗布される。基板(4)に既に部
品(6)が搭載されていても、また基板(4)に他の基板(4)
が重ねられて段差があっても、それらの高さがノズル
(3)の突出長より低ければ、問題なく塗布が可能であ
る。クリーム半田(5)の全体の塗布量は、スキージー(1)
の角度によって変えることができる。
なお、本考案は、上述の実施例に限らず、接着剤やグリ
ス等の塗布に使用することができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、次のような種々の実用的効果が得られ
る。
(イ)ノズルを使用するので、凹凸面でも塗布すること
ができる。
(ロ)スキージーの角度を変えることにより、全体の塗
布量を変えることができる。
(ハ)ノズルの内径を変えることにより、個々の塗布点
における量を変えることができる。
(ニ)多点同時式であるため、塗布点が多くても短時間
で済む。
(ホ)スキージーを用いるので、粘度が多少変化しても
同じ量を供給できる。
(ヘ)塗布材料の補充は、スクリーン印刷と同等でディ
スペンサー方式のような容器充填の問題がない。
(ト)ノズルとして市販のコンタクトピンのスリーブを
使用できるので、安価である。
(チ)したがって、凹凸面に対し少量から多量まで常に
安定した量を塗布することができる。
【図面の簡単な説明】
図は、本考案の好適な実施例を示す断面図である。 (1)……スキージー、(2)……プレート、(3)……ノズ
ル、(5)……高粘度物質、(7)……ストッパー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 荒井 徹 埼玉県坂戸市塚越1300 ボンソン電子株式 会社内 (56)参考文献 実開 昭58−189573(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗布点に対応する位置に透孔があけられた
    プレートと、 該プレートの透孔に対し、 上端をプレート面と同一面とし、プレート下面から所定
    の長さで突出するごとく取り付け、取り外し自在な状態
    で差し込まれた中空のスリーブ状のノズルと、 上記プレートの上に置かれた高粘度物質を前記ノズルに
    押し込むスキージーとを具えた高粘度物質の供給装置。
JP1985136225U 1985-09-05 1985-09-05 高粘度物質の供給装置 Expired - Lifetime JPH062775Y2 (ja)

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JP1985136225U JPH062775Y2 (ja) 1985-09-05 1985-09-05 高粘度物質の供給装置

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Publication Number Publication Date
JPS6243676U JPS6243676U (ja) 1987-03-16
JPH062775Y2 true JPH062775Y2 (ja) 1994-01-26

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ID=31039144

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JP (1) JPH062775Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58189573U (ja) * 1982-06-10 1983-12-16 山水電気株式会社 プリント配線基板の接着剤塗布装置

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Publication number Publication date
JPS6243676U (ja) 1987-03-16

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