JPH0217663Y2 - - Google Patents

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JPH0217663Y2
JPH0217663Y2 JP1984139314U JP13931484U JPH0217663Y2 JP H0217663 Y2 JPH0217663 Y2 JP H0217663Y2 JP 1984139314 U JP1984139314 U JP 1984139314U JP 13931484 U JP13931484 U JP 13931484U JP H0217663 Y2 JPH0217663 Y2 JP H0217663Y2
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adhesive
plunger
tank
extrusion hole
discharging device
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JP1984139314U
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C1/00Apparatus in which liquid or other fluent material is applied to the surface of the work by contact with a member carrying the liquid or other fluent material, e.g. a porous member loaded with a liquid to be applied as a coating

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、一般に部品組立作業等に使用され
る接着剤自動塗布機の接着剤吐出装置に関し、特
に嫌気性接着剤を毎回一定量ずつ断続的に吐出す
る接着剤吐出装置に関する。
[技術的背景及び問題点] 従来のこの種の接着剤吐出装置としては、第4
図に示すようなものがある。この接着剤吐出装置
は、加圧式の接着剤タンク101内に貯留された
接着剤を圧縮空気により加圧し、この加圧力によ
つて接着剤タンク101内の接着剤を移送管10
3を介して吐出弁105に送給して、吐出弁10
5の弁体107の開閉作動により該吐出弁105
の流路109内の接着剤を一定量ずつ断続的に吐
出するように構成されている。
ところが、嫌気性接着剤は粘性を有するため、
上記のような加圧式の接着剤タンク101にあつ
ては、その加圧力を相当大きくせざるを得ず、こ
のため装置が大型化するとともに高価になるとい
う問題点があつた。
さらに、従来の接着剤タンク101において
は、接着剤を補充する際に前記移送管103内に
気泡が混入するがため、吐出弁105からの接着
剤の吐出量が一定にならないという問題点があつ
た。
またさらに、従来の接着剤吐出装置の吐出弁1
05は、接着剤の流路109を開閉する弁体10
7を図示しないアクチユエータを介して開閉する
とともに、前記弁体107の開放時間をタイマー
で調節することにより、接着剤を一定量ずつ吐出
するように構成されていたが、このような装置で
は毎回の吐出量にバラツキが生じるという問題点
があつた。
これらの問題点を改良するために、第5図に示
すようなプランジヤ式の吐出弁がある。すなわ
ち、吐出弁本体111内に、図示しない接着剤タ
ンク内の接着剤を移送管113を介して吸入する
接着剤吸入部115を設け、この接着剤吸入部1
15内に吸入された接着剤をプランジヤ117の
往復作動により、ノズル119から一定量ずつ吐
出するように構成されている。
しかしながら、このような従来のプランジヤ式
吐出弁にあつては、金属製のプランジヤ117の
摺動部121に接着剤吸入部115内の嫌気性接
着剤が侵入し、この接着剤が上記金属製のプラン
ジヤ面で活性化され、かつ、高温となるため、嫌
気性接着剤は空気の少ない状態で硬化するという
性質故に、狭い為空気の少い摺動部121に侵入
した接着剤が硬化してプランジヤ117が摺動不
可能になるという問題点があつた。
[考案の目的] この考案は、上記の従来技術の問題点に着目し
て創案されたもので、その目的とするところは、
接着剤タンク内の接着剤に加圧する必要がなく、
しかも常時一定量ずつ断続的に接着剤を吐出する
ことが可能で、安価に製作することのできる接着
剤吐出装置を提供することにある。
[考案の構成] 上記目的を達成するために、この考案は、嫌気
性接着剤を貯留している接着剤タンクと、該接着
剤タンクから移送管を介して送給される嫌気性接
着剤を一定量ずつ断続的に吐出する接着剤吐出機
構とからなる接着剤吐出装置において、前記接着
剤吐出機構は、接着剤入口19を有する接着剤吸
入室49と、該接着剤吸入室を往復するプランジ
ヤ35が出入する接着剤押出孔51と、前記プラ
ンジヤの摺動部を覆う合成樹脂製ベローズ55
と、前記接着剤押出孔の出口に設けられた逆止弁
57とを備える事を特徴とする接着剤吐出装置の
構成とした。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図はこの考案の一実施例に従う接着剤吐出
装置の全体側面図、第2図はこの考案の一実施例
に従う接着剤吐出弁の側断面図である。
まず構成を説明すると、接着剤吐出装置はジユ
ラコン樹脂等の合成樹脂材により形成された接着
剤aを貯留する接着剤タンク1と、この接着剤タ
ンク1内の接着剤aを移送管3を介して受入れて
所定量ずつ吐出する接着剤吐出弁5とから構成さ
れている。
前記接着剤タンク1は、取付板7上に据付けら
れており、この接着剤タンク1の上部の受口9に
は、支持アーム11によつて支持された接着剤容
器13を取付けている。
前記取付板7上には、接着剤タンク1内の接着
剤aの液面が規定位置、例えば第1図におけるα
部まで減少すると、これを検知して作業者に報知
する検知スイツチ15を設けている。
前記接着剤タンク1の下部の接着剤出口17
は、ナイロン等の合成樹脂材からなる移送管3を
介して接着剤吐出弁5の接着剤入口19に連通し
ている。
前記接着剤吐出弁5の本体21は、ポリフツ化
エチレン等の合成樹脂材により形成されており、
この本体21内にエヤーシリンダー部23、接着
剤吸入部25および接着剤吐出部27を設けてい
る。
前記エヤーシリンダー部23は、シリンダー2
9とピストン31とからなり、このピストン31
にはシリンダー29の内側壁33に摺動自在に支
持されるプランジヤ35と、シリンダー29の外
側壁37に摺動自在に支持されるロツド39とを
一体的に設けている。ロツド39の外側端部には
ねじ部41が設けられ、このねじ部41に調節ナ
ツト43を螺合している。また、前記シリンダー
29には、ピストン31を往復駆動するための圧
縮空気出入口45,47を設けている。
前記接着剤吸入部25は、接着剤入口19に連
通する接着剤吸入室49と、プランジヤ35が出
入自在の接着剤押出孔51とを有している。前記
接着剤吸入室49内を往復動するプランジヤ35
の摺動部53は、該プランジヤ35とシリンダー
29の内側壁33との間に付設されたベローズ5
5によつて覆われている。このベローズ55はポ
リフツ化エチレン等の合成樹脂材によつて形成さ
れている。従つて、接着剤吸入室49内の接着剤
がプランジヤ35の摺動部53に侵入することが
ない。
前記接着剤吐出部27は、接着剤押出孔51の
出口に設けた逆止弁57と、この逆止弁57を介
して接着剤押出孔51に連通するノズル59とを
有している。逆止弁57は、接着剤押出孔51の
出口シート部61に係脱自在のシートボール63
と、このシートボール63をシート部61に押圧
するスプリング65とから構成されている。
つぎに、上記構成の接着剤吐出装置の作用を説
明する。
接着剤容器13内の接着剤aは、接着剤タンク
1内へ滴下ないし流下して貯留される。この接着
剤タンク1内の接着剤aは、その自重によつて移
送管3を介して接着剤吐出弁5に供給される。即
ち、このタンク1を加圧タンクとする必要は無
い。
そこで、圧縮空気を接着剤吐出弁5に送給し、
圧縮空気出入口45からシリンダー29内に送気
すると、この圧縮空気によつてピストン31が第
2図の状態から左方へ移動する。このピストン3
1の左方移動に伴つてプランジヤ35が接着剤押
出孔51内へ流入し、プランジヤのストロークS
に相当する接着剤aを逆止弁57側へ強制的に移
送される。この強制的移送により逆止弁57が開
かれ、接着剤aはシートボール63とシート部6
1の隙間からノズル9側へ送り出されてノズル5
9から吐出される(第3図)。
このようにして接着剤aの吐出が終了すると、
つぎに、圧縮空気を圧縮空気出入口47からシリ
ンダー29内に送気すると、この圧縮空気によつ
てピストン31が第3図の状態から右方へ移動す
る。このピストン31の右方移動に伴つてプラン
ジヤ35が接着剤押出孔51内から離脱して元の
位置へ復帰する。同時に逆止弁57が閉じられ
る。この時、接着剤押出孔51内は、真空状態と
なるため、接着剤吸入室49内の接着剤aが接着
剤押出孔51内へ吸入され、これに伴つて接着剤
タンク1内の接着剤aが移送管3を介して接着剤
吸入室49内へ吸入される。
上記の作動を繰返すことにより、毎回、接着剤
aを所定容量Sずつ吐出することができる。
なお、接着剤aの吐出量を変更するときには調
整ナツト43の位置を変更してピストン31のス
トロークSを変更することによつて行なうことが
できる。
上記のように、接着剤タンク1内の接着剤a
は、プランジヤ35の1往復作動毎に接着剤吸入
室49内に吸入されるから、接着剤タンク1の環
境過渡変化に伴つて接着剤aの粘度が変化して
も、常時一定量ずつ断続的に接着剤を吐出するこ
とができる。
従つて、接着剤塗布作業における接着剤の塗布
量の均一化を図ることができ、被接着物の接着性
の向上を図ることができる。
また、プランジヤ35の摺動部53は、ポリフ
ツ化エチレン等の合成樹脂材によつて被覆されて
いるため、接着剤aが摺動部53へ侵入すること
がなく、プランジヤ35の作動不良を未然に防止
することができる。
[考案の効果] 以上説明してきたように、この考案によれば、
その構成を接着剤吐出弁の接着剤吸入室内を往復
作動して接着剤を一定量ずつノズルを介して吐出
するプランジヤの摺動部を、伸縮自在の合成樹脂
製の被覆部材を介して被覆したため、プランジヤ
の摺動部に嫌気性接着剤が侵入して固化すること
がなく、従つて、プランジヤの作動不良を未然に
防止することができ、常時一定量ずつの接着剤を
吐出することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に従う接着剤吐出
装置の全体側面図、第2図はこの考案の一実施例
に従う接着剤吐出弁の側断面図、第3図は第2図
に示す接着剤吐出弁の作用状態を示す側断面図、
第4図は従来例の接着剤吐出装置を示す全体側面
図、第5図は従来例の接着剤吐出弁を示す一部省
略の側断面図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、1……
接着剤タンク、3……移送管、5……接着剤吐出
弁、35……プランジヤ、49……接着剤吸入
室、53……摺動部、55……被覆部材(ベロー
ズ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 嫌気性接着剤を貯留している接着剤タンクと、
    該接着剤タンクから移送管を介して送給される嫌
    気性接着剤を一定量ずつ断続的に吐出する接着剤
    吐出機構とからなる接着剤吐出装置において、前
    記接着剤吐出機構は、接着剤入口19を有する接
    着剤吸入室49と、該接着剤吸入室を往復するプ
    ランジヤ35が出入する接着剤押出孔51と、前
    記プランジヤの摺動部を覆う合成樹脂製ベローズ
    55と、前記接着剤押出孔の出口に設けられた逆
    止弁57とを備える事を特徴とする接着剤吐出装
    置。
JP1984139314U 1984-09-17 1984-09-17 Expired JPH0217663Y2 (ja)

Priority Applications (2)

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JP1984139314U JPH0217663Y2 (ja) 1984-09-17 1984-09-17
KR1019850006750A KR910003126B1 (ko) 1984-09-17 1985-09-16 접착제 토출장치

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JP1984139314U JPH0217663Y2 (ja) 1984-09-17 1984-09-17

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JPS6155974U JPS6155974U (ja) 1986-04-15
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0824871B2 (ja) * 1986-09-03 1996-03-13 東芝ケミカル株式会社 ダイボンデイングペ−ストの吐出装置
JP4663894B2 (ja) * 2001-03-27 2011-04-06 武蔵エンジニアリング株式会社 液滴の形成方法および液滴定量吐出装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4952857A (ja) * 1972-07-07 1974-05-22
JPS5748357A (en) * 1980-06-25 1982-03-19 Okabe Kikai Seisakusho:Kk Apparatus for pouring adhesive into hole of boards to be assembled

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KR860002302A (ko) 1986-04-24

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