JPH0410640A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0410640A
JPH0410640A JP11429090A JP11429090A JPH0410640A JP H0410640 A JPH0410640 A JP H0410640A JP 11429090 A JP11429090 A JP 11429090A JP 11429090 A JP11429090 A JP 11429090A JP H0410640 A JPH0410640 A JP H0410640A
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JP
Japan
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oxide film
trench
silicon
silicon oxide
deposited
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JP11429090A
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Motoi Ashida
基 芦田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は半導体装置の製造方法に係わり、特に半導体
装置における微細な各素子間の分離方法に関するもので
ある。
[従来の技術] 第2図は、MO8型半導体装置の素子分離に一般的に用
いられているトレンチ法を示す断面図である。同図にお
いて、1はP型シリコン基板、2は下層シリコン酸化膜
、3はシリコン窒化膜、4は上層シリコン酸化膜、5は
ボロンがイオン注入された領域、6はシリコンが除去さ
れた領域(トレンチ)、7は分離酸化膜、8はチャネル
カット層である。
DRAMやSRAMに代表されるメモリ装置において、
メモリセル部には微細化が容易で高い駆動能力を持つN
チャネルトランジスタが利用されることは一般的であり
、また、メモリ容量の大規模化に伴い、微細な素子分離
が要求されている。
そこで、ここではNチャネルトランジスタ用の微細な素
子分離法の形成法について説明する。
第2図において、P型シリコン基板1を熱酸化すること
により、シリコン酸化膜2を形成する。
次にこのシリコン酸化膜2上にCVD法にてシリコン窒
化膜3およびシリコン酸化膜4を堆積する(第2図(a
))。次に周知のフォトリングラソイ法にて分離すべき
領域のみにレジストを除去し、このレジストパターンを
マスクとして反応性異方エツチングを行い、上層シリコ
ン酸化膜4゜シリコン窒化膜3および下層シリコン酸化
膜2を除去した後、シリコン異方性エツチングによりP
型シリコン基板1の所望の位置にトレンチ6を形成する
。そして、下層シリコン酸化膜4をマスクとしてセルフ
ァラインによりチャネルカットのためのホロンイオンを
トレン千6内壁全域に注入してボロン注入領域5を形成
する。このときのボロンイオンの注入は、トレンチ6内
壁全部にボロンが注入されるようにP型シリコン基板1
の位置をかえて多数回に分けて注入するかもしくは回転
注入を行う。(第2図(b))。このイオンの注入によ
り、シリコン内壁に素子間のチャネルカット用のP+層
8を形成する。次にCVD法によりシリコン酸化膜を堆
積する。その後、P型シリコン基板1の表面上にあるシ
リコン酸化膜をエッチバックにて除去することにより、
トレンチ6内に選択的にシリコン酸化膜7を埋め込む。
このようにして素子分離が完成する(第2図(C)。
[発明が解決しよとする課題] しかしながら、従来の方法によって素子分離構造を形成
する場合、トレンチ6の内壁全部にチャネルカットのた
めの不純物(上述の場合ボロン)が均一に注入されてし
まうため、形成されたチャネルカット層8のボロンが後
工程の熱処理により活性領域に染みだし、閾値電圧(V
th)が高くなる。いわゆる狭チャネル効果を顕著に起
こしていた。
また、この方法では分離酸化膜7をP型シリコン基板l
の表面と同一になるまでエツチングするため、次工程(
例えばゲート形成工程)でゲート酸化膜形成以前に行わ
れるフッ酸などによるP型シリコン基板1の表面の自然
酸化膜除去時に分離酸化膜7の表面近傍がエツチングさ
れてしまう。
これによってトレンチ6内壁の上層部分にP型シリコン
が露出してしまう。MOSトランジスタをこのような素
子分離法で分離すると、ゲート下のトレンチ6内壁に露
出したP型シリコンをパスとした素子間リークを起こし
易く、いわゆるハンプ現象といわれるリークが発生する
原因となっている。
[課組を解決するための手段] このような課題を解決するためにこの発明に係わる半導
体装置の製造方法は、トレンチを用いた素子間分離構造
において、トレンチの底部にチャネルカット用の不純物
を供給するための不純物混入導電物を埋め込み、また、
トレンチ側壁の不純物注入は、チャネルカットにおける
補強の目的に行い、一方、素子間分離酸化膜を、その部
分だけに選択的にシリコン基板表面より突起させて形成
するものである。
[作用コ この発明においては、トレンチ底周辺を中心にチャネル
カット用不純物濃度を濃くすることができ、一方、活性
領域に悪影響を与えるトレンチ側壁部のチャネルカット
用不純物濃度は、注入量によって任意に制御することが
でき、リークと狭チャネル効果を抑制するこ凄ができる
。また、分離酸化膜をシリコン基板表面よりも突起した
状態で形成することにより、トレンチ上面の分離酸化膜
の扶れを防ぎ、素子間分離特性の悪化を防止することが
できる。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図を用いて説明する。
第1図(a)〜(c)は、この発明による半導体装置の
製造方法の一実施例を説明する工程の断面図である。ま
ず、P型シリコン基板1を熱酸化することにより、下層
シリコン酸化膜2を形成する。その上にCVD法にてシ
リコン窒化膜3および上層シリコン酸化膜4を堆積する
(第1図(a))。次に周知のフォトリソグラフィ法に
より、分離すべき領域のみレジストを除去し、このレジ
ストパターンをマスクとし、て反応性異方性エツチング
を行い、上層シリコン酸化膜4.シリコン窒化膜3およ
び下層シリコン酸化膜2を順次除去する。ここでマスク
として使用したレジスト膜を酸素プラズマ法にて除去す
る。次に上層シリコン酸化膜4.シリコン窒化膜3およ
び下層シリコン酸化膜2をマスクとしてシリコン異方性
エツチングによりP型シリコン基板1の所望の位置にト
レンチ6を形成する。この状態で熱酸化によりトレンチ
6の全領域(側壁および底部)に熱酸化膜9を形成する
。次に再びシリコン基板1上の上層シリコン酸化膜4.
シリコン窒化膜3および下層シリコン酸化膜2の三層を
マスクとして自己整合的に1−レンチ6底部の酸化膜の
み異方性エツチングする。この場合、上層シリコン酸化
膜4もエツチングされるが、トレンチ6底部の酸化膜よ
り充分厚い膜厚骨を堆積しておけば良い。その後、トレ
ンチ6底部の酸化膜下のシリコン基板1を異方性エツチ
ングする。次いでボロン添加多結晶シリコンを全面に堆
積し、シリコンエッチバックによって多結晶シリコン層
10をトレンチ6底部のみ選択的に残す(第1図(b)
)。次にトレンチ6側壁のボロンイオン注入はP型シリ
コン基板1を斜めにし、回転しながら行う。このときの
ボロン注入量は、活性領域に悪影響を与えない程度とし
、チャネルカットの補強の目的で用いる。
次いでトレンチ6内にCVD法によって酸化膜を全面堆
積する。その後、ボロン添加多結晶シリコン10および
ボロン注入層5の活性化ならびに拡散の目的で熱処理を
行う。これによってP+チャネルカット層8を形成する
。その後、シリコン窒化膜3の表面まで酸化膜をエツチ
ングする。次いでP型シリコン基板1表面が露出するま
で下層シリコン酸化膜2をエツチングすると、分離酸化
膜7が形成される(第1図(C))。
なお、前述した実施例では、Nチャネルトランジスタの
例を示したが、Pチャネルトランジスタの分離用に極性
を逆にした場合でも適用できる。
また、前述した実施例では、トレンチの側壁にイオン注
入した後、CVD酸化膜を直接堆積した例を示したが、
側壁を熱酸化した後にCVD酸化膜を堆積しても同様な
効果が得られる。
[発明の効果] 以上、説明したようにこの発明によれば、溝を用いた素
子間分離において、分離される素子間の溝底周辺部の不
純物を不純物添加多結晶シリコンからの拡散によって供
給する。ゆえに溝底周辺部の濃度を特に濃くすることが
できるため、活性領域の分離特性を向上させることがで
きる。また、狭チャネル効果を引き起こす溝側壁部の不
純物注入はチャネルカットの補強の目的で行うため、低
濃度にすることができる。一方、分離酸化膜を基板表面
よりも突起した状態で形成することにより、分離酸化膜
の溝壁内への扶れを防ぎ、素子間分離特性の悪化を防止
することができるなどの極めて優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(c)はこの発明の一実施例による半導
体装置の製造方法を説明する工程の断面図、第2図(a
)〜(c)は素子分離に一般的に用いられているトレン
チ法のプロセスフローの一例を示す工程の断面図である
。 1・・・・P型シリコン基板、2・・・・下層シリコン
酸化膜、3・・・・シリコン窒化膜、4・・・・上層シ
リコン酸化膜、5・・・・ボロン注入領域、6・・・・
シリコンが除去された領域(トレンチ)、7・・・・分
離酸化膜、8・・・・チャネルカット層、9・・・・熱
酸化膜、10・・・・多結晶シリコン層。 代 理 人 大岩増雄 −Nσト々10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  第1導電型の基板またはウェルに溝を設け、前記第1
    導電型の不純物を含む多結晶シリコンを前記溝の底部に
    残す工程と、前記溝部の側面に前記第1導型の不純物を
    イオン注入する工程と、前記底部の多結晶シリコンから
    不純物を拡散する工程と、前記溝内および上面に不純物
    を含まない絶縁膜を埋め込む工程と、前記第1導電型と
    は逆の導電型の第2導電型不純物を前記溝に自己整合的
    に注入して拡散層とする工程とを含むことを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
JP11429090A 1990-04-27 1990-04-27 半導体装置の製造方法 Pending JPH0410640A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5382534A (en) * 1994-06-06 1995-01-17 United Microelectronics Corporation Field effect transistor with recessed buried source and drain regions
US6274437B1 (en) 1995-06-14 2001-08-14 Totem Semiconductor Limited Trench gated power device fabrication by doping side walls of partially filled trench
KR100308198B1 (ko) * 1999-09-14 2001-11-07 윤종용 에스오아이 반도체 소자 분리 방법
JP2002246597A (ja) * 2001-02-14 2002-08-30 Fuji Electric Co Ltd 半導体装置

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