JPH04106367A - 暖房機能付全自動風呂釜 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱交換器及び循環ポンプを暖房回路及び風呂
追焚き回路で共用し、波路切替により、暖房または風呂
追焚きを行う暖房機能付全自動風呂釜に関する。

〔従来技術〕

従来、１個の熱交換器と１台の循環ポンプとを有する加
熱回路に暖房回路及び風呂追焚き回路を切替弁を介して
接続し、切替弁を繰作して流路を切り替え、循環ポンプ
で強制循環させることにより、暖房または風呂追焚きを
行う暖房機能付風呂釜（例えば特開昭６０−３３４４８
号公報参照）が知られている。

このような暖房機能付風呂釜において、浴槽に自動的に
湯を満たす自動落とし込み機能を付加する場合には、切
替弁と循環ポンプの吸い込み側との間の管路に落とし込
み給湯路を接続し、循環ポンプ及び加熱回路を介して浴
槽に湯を供給するようにしていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記従来の自動落とし込み機能を有する
暖房機能付風呂釜においては、切替弁と循環ポンプの吸
い込み側との間の管路に落とし込み給湯路を接続し、循
環ポンプ及び加熱回路を介しているために、落とし込み
を行って浴槽に湯を供給している間は、暖房運転を行う
ことができないという間匙があった。

本発明の目的は、上記問題点を解決し、熱交換器及び循
環ポンプを暖房回路及び風呂追焚き回路で共用する暖房
機能付全自動風呂釜に自動落とし込み機能を付加し、暖
房運転と自動落とし込みとを同時に行うことのできる暖
房機能付全自動風呂釜を提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために本発明の暖房機能付全自動風
呂釜は、熱交換器と循環ポンプとを有する加熱回路に暖
房回路及び風呂追焚き回路を切替弁を介して接続し、切
替弁を操作して波路を切り替え、循環ポンプで強制循環
させることにより、暖房運転または風呂追焚き運転を行
う暖房機能付全自動風呂釜において、落とし込み給湯管
路を三方切替弁を介して風呂戻り管路に接続し、該三方
切替弁の流出口側から第１バイパス路と第２バイパス路
とを分岐させ、第１バイパス路を風呂戻り管路に接続さ
せ、第２バイパス路を風呂往き管路に接続させるととも
に、第１バイパス路に三方切替弁の流出口側から風呂戻
り管路へのみ流通を可能とする逆止弁を設け、第２バイ
パス路に三方切替弁の流出口側から風呂往き管路へのみ
流通を可能とする逆止弁を設けたものである。

〔作用］ 上記のとおり構成された本発明の暖房機能付全自動風呂
釜においては、落とし込み運転時に、湯を落とし込み給
湯管路から三方切替弁を介して第１バイパス路及び第２
バイパス路に供給し、第１バイパス路から風呂戻り管路
、及び第２バイパス路から風呂往き管路をそれぞれ介し
て浴槽に給湯するから、落とし込み運転と暖房運転とを
同時に行うことができるものである。

〔実施例〕

本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

暖房ｍ能付全自動風呂釜１は、熱交換器２と、その下方
に配設されたバーナ３と燃焼用ファン４とを有しており
、バーナ３の上方には点火プラグ１９１　とフレームロ
ッド１９２とが臨設されている。

熱交換器２には、暖房温度センサ１４とハイリミットス
イッチ１５とが配設された出湯路２１と、循環ポンプ５
と水流スイッチ１３とが配設された入水路２２とが接続
されており、出湯路２１は第１三方切替弁６１の流入口
に、入水路２２は第２三方切替弁６２の流出口にそれぞ
れ接続されている。

第１三方切替弁６１の一方の流入口には暖房戻り管１Ｉ
Ｉ７２が水位検出電８ｉ８１を有する膨張タンク８を介
して接続され、他方の流入口は管路１８を介して第３三
方切替弁６３の流出口に接続されている。

第２三方切替弁６２の一方の流出口に暖房往き管路７１
が接続され、他方の流出口に風呂往き管路９Ｉが接続さ
れている。

第３三方切替弁６３の一方の流入口に風呂温度センサｌ
】と水位センサ１２を有する風呂戻り管路９２が接続さ
れ、他方の流入口には落とし込み給湯管路２０５が接続
されている。

第３三方切替弁６３の流出口に接続された管路工８と風
呂戻り管路９２とを連通させる第１バイパス路１６が設
けられ、第１バイパス路１６には管路１８から風呂戻り
管路９２へのみ流動させる逆止弁１６０が設置されてい
る。

また、管路１８と風呂往き管路９１とを連通させる第２
バイパス路１７が設けられ、第２バイパス路１７には管
路１８から風呂往き管路９１へのみ流動させる逆止弁１
７０が設置されている。

さらに、暖房往き管路７１と暖房戻り管路７２とを連通
させる第３バイパス路７３が設けられ、第３バイパス路
７３にはオリフィス７４が設けられている。

落とし込み給湯管路２０５は、逆流防止装置５０を介し
て落とし込み水量センサ２１３を有する落とし込み出湯
管路２０４に接続されており、落とし込み出湯管路２０
４は、給湯器１００の出湯管路２０２から分岐されてい
る。

給湯器１００は、熱交換器２００と、その下方に配設さ
れたバーナ３００と燃焼用ファン４０とを有しており、
バーナ３００の上方には点火プラグ２１９とフレームロ
ッド２２９とが臨設されている。

熱交換器２００には、入水温度センサ２０８と入水水量
センサ２０９とが配設された入水路２０１　と、ハイリ
ミソトスイノチ２１０と温度ヒユーズ２１１及び出湯温
度センサ２＋２とが配設され、給湯場所に延長される出
湯路２０２が接続されている。

暖房機能付全自動風呂釜１のバーナ３は能力切替弁３１
を有し、ガス管路３７により、比例制御弁３２及び電磁
弁３３を介してガス元管３０に設けられた元′ｒｇ、磁
弁３６に連通されており、給湯器１００のバーナ３００
は能力切替弁３０１．３０２を有し、ガス管路３０３に
より、比例制御弁３５及び電磁弁３４を介して元電磁弁
３６に連通されている。

落とし込み出湯管路２０４に接続された逆流防止装置５
０は、流入側に落とし込み用’Ｈ，ｆ！Ｉ！Ｌ弁５００
が設けられ、その出口側に第１逆止弁５２０が収納され
た逆流防止室５１０が形成され、逆流防止室５１０がら
の流出口が管路５３１により第２逆止弁５３２に接続さ
れている。

また、第１逆止弁５２０で開閉される弁座５４０が逆流
防止室５１０に設けられ、ホンパー５５０に連通されて
おり、ホッパー５５０の排水路が排水電磁弁５６０を介
して排水管路５０２に連通され、排水管路５０２は第２
逆止弁５３２の流出側管路５０１　に接続され、落とし
込み給湯管路２０５に連通されている。

次に、動作について説明すると、暖房運転においては（
矢印Ｆ、参照）、放熱器（図示せず）から戻ってきた低
温水が暖房戻り管路７２がら、膨張タンク８を経て第２
三方切替弁６２の一方の流入口に達する。

第２三方切替弁６２の切替により、暖房戻り管路７２が
入水路２２に連通され、循環ポンプ５により暖房低温水
は熱交換器２に送られて加熱され、高温湯となって、出
湯路２１がら第１三方切替弁６１に流入し、第１三方切
替弁６１の切替により、第１三方切替弁６１の流出口か
ら暖房往き管路７１に流出し、放熱器に送られる。

矢印Ｆ：によって示されるように、風呂の追焚き運転時
においては、風呂戻り管路９２がら第３三方切替弁６３
、管路１８、第２三方切替弁６２、循環ポンプ５、入水
路２２、熱交換器２、出湯路２１、第１方切替弁６１、
風呂往き管路９１がら浴槽１ｏへの追焚き回路が形成さ
れる。

この時、第２バイパス路１７に逆止弁１７０を設けたこ
とにより、風呂往き管路９１から風呂戻り管路９２への
流れを防止し、浴槽１０をバイパスするショトサイクル
の発生を防止することができる。

浴槽１０への落とし込み運転時の回路は、矢印Ｆ３で示
されるように、給湯器１００の出湯管路２０２から分岐
された落とし込み出湯管路２０４、逆流防止装置５０、
落とし込み給湯管路２０５、第３三方切替弁６３を経て
、管路Ｉ８から第１バイパス路１６と第２バイパス路１
７とに分岐される。

管路１８から分岐された逆止弁１６０を有する第１バイ
パス路１６は風呂戻り管路９２から浴槽１ｏに連通され
ており、逆止弁１７０を有する第２バイパス路１７は風
呂往き管路９１に接続されている。

したがって、落とし込み運転時においては、落とし込み
給湯管路２０５からの高温湯が風呂往き管路９１と風呂
戻り管路９２との両方から浴槽ＩＯに給湯されるもので
あり、第２三方切替弁６２から循環ポンプ５、入水路２
２、熱交換器２、出湯路２１、第１：方切替弁６１まで
の暖房機能付全自動風呂釜１の加熱回路から切り離され
ているから、落とし込み運転と暖房運転との同時運転が
可能になるものである。

さらに、落とし込み給湯時には、落とし込み出湯管路２
０４から逆流防止装置５０を介して落とし込み給湯管路
２０５に出湯されるから、逆流防止装置５０において、
逆流防止室５１０内の湯が第１逆止弁５２０で開閉され
る弁座５４０からホンパー５５０内に流入して貯留され
る。

落とし込み運転が終了した時点でホッパー５５０内の水
を排出する必要があり、ホッパー５５０からの排水運転
の際は、矢印Ｆ４に示されるように、ホッパー５５０か
らの排水路に配設された排水電磁弁５６０を開き、排水
管路５０２がら流出側管路５ｏ１、落とし込み給湯管路
２０５、第３三方切替弁６３、管路１８、第２三方切替
弁６２、循環ポンプ５、入水路２２、熱交換器２、出湯
路２１、第１三方切替弁６１、風呂往き管路９１で形成
される流路がら浴槽１ｏ内にホッパー５５０内の湯を排
出する。

この時、第１バイパス路１６に逆止弁１６０が配設され
ているために、風呂戻り管路９２を介しての浴槽ｌＯ内
の温水の吸引を防止することができる。

上述のとおり、ホッパー５５０からの排水運転の際には
、ホッパー５５０内の水には水道水圧、或いはポンプ圧
が掛かっていないために、循環ポンプ５で強制的に排出
する必要があるから、第２三方切替弁６２から循環ポン
プ５、入水路２２、熱交換器２、出湯路２１、第１三方
切替弁６１までの暖房機能付全自動風呂釜１の加熱回路
を使用する。

〔発明の効果〕

本発明は上述のとおり構成されているから、以下に述べ
るとおりの効果を奏する。

落とし込み運転時に、湯を落とし込み給湯管路から三方
切替弁を介して第１バイパス路及び第２バイパス路に供
給し、第１バイパス路から風呂戻り管路、及び第２バイ
パス路から風呂往き管路をそれぞれ介して浴槽に給湯し
、循環ポンプ及び熱交ｍ器を使用しないから、落とし込
み運転と暖房運転とを同時に行うことができるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の回路図である。 ■・・・暖房機能付全自動風呂釜、 ２・　・熱交換器、５・・・ポンプ、 １６・・・第１バイパス路、 １７・・・第２バイパス路、 ６１・・・第１三方切替弁、 ６２・・・第２三方切替弁、 ６３・・・第３三方切替弁、 ７１・・・暖房往き管路、７２・・・暖房戻り管路、９
１・・・風呂往き管路、９２・・・風呂戻り管路、１６
０、１７０・・・逆止弁、 ２０５　　・・・落とし込み給湯管路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）熱交換器及び循環ポンプを暖房回路及び風呂追焚
   き回路で共有し、流路切替により、暖房運転または風呂
   追焚き運転を行う暖房機能付全自動風呂釜において、落
   とし込み給湯管路を三方切替弁を介して風呂戻り管路に
   接続し、該三方切替弁の流出口側から、それぞれ逆止弁
   を有する第１バイパス路と第２バイパス路とを分岐させ
   、第１バイパス路を風呂戻り管路に接続させ、第２バイ
   パス路を風呂往き管路に接続させたことを特徴とする暖
   房機能付全自動風呂釜。