JPH04106329A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は香り発生装置を備えた空気調和機に関する。

（ロ）従来の技術 香り発生装置を備えた空気調和機の従来技術としては、
特開平２−１３７３３号公報に記載のものがある。この
公報に記載の空気調和機は、熱交換器と送風機とを有す
る空気調和機本体の吹出グリルの下面に、芳香剤を内部
に収納できる凹部と、この凹部を開閉できる扉とを備え
ている。

（ハ）発明が解決しようとする課題 前述した空気調和機では、芳香剤を収納できる凹部が、
一般に高所に据付けられている空気調和機本体にあるた
め、芳香剤の補充や交換が大変であった。また芳香剤の
粒子が付着した凹部の掃除も大変であった。

しかも、芳香剤が通風路中から外れた位置となる前記凹
部に収納されているため、香りが拡散しにくいという欠
点があった。

この発明は、芳香剤の補充や交換、芳香剤の収納部分の
掃除が容易であり、しかも、香りが拡散し易い空気調和
機を提供するものである。

（ニ）課題を解決するための手段 この発明は機体内に熱交換器及び送風機を配置した熱交
換室と、電装品を配置した電装室とを備えた空気調和機
において、前記熱交換室と機体外とをつなぐ通風路を設
け、この通風路に香り発生装置を設け、この香り発生装
置には、香りの拡散を停止する開閉機構と、着脱自在な
芳香剤収納容器とを設けたものである。

（＊）作用 この空気調和機では、香り発生装置を通風路に設けてい
るので香り発生装置からの香りは通風路を通る空気と共
に熱交換室に送られる。また、香り発生装置には開閉機
構を設けているので、香りの拡散も停止できる。

しかも、香り発生装置には着脱自在の芳香剤収納容器を
設けているので、芳香剤収納容器が空気調和機に対して
も着脱自在である。

（へ）実施例 第１図において、（１）は分離型空気調和機の室内ユニ
ット〔空気調和機〕で、機体（２）と、この機体の前面
に取り付けられた前カバー（３）と、このカバーの前面
に取り付けられた吸込パネル（４）とから筐体が形成さ
れている。（５）は吹出口（７〉に設けられた風向変更
羽根、（８）は吸込パネル（４）の開放ボタンである。

この開放ボタンを押すことによって筐体内のスプリング
〔図示せず〕の力で吸込パネル（４）の下端が斜め上方
へ動き、吸込パネル（４）が開放する。（６）はプレフ
ィルタで、吸込パネル（４）を開放させた状態でプレフ
ィルタ（９〉を取り外すものである。また、機体（２〉
内には熱交換器（１０〉及び送風機〔図示せず〕を配置
した熱交換室（１１）と、電装品＜１２）を配置した電
装室（１３）とが形成きれている。そして、この電装室
（１３）は機体（２）背面側に隙間があり、且つ、仕切
板（１４）が熱交換室（１２）と電装室り１３）とを完
全に仕切っていないため隙間がある。このため、電装室
（１３）は機体（２）外と熱交換室（１２）とをつなぐ
通風路となっている。そして、この電装室（１３）の下
部側に香り発生装置（１５）が配置きれている。

また、第４図ないし第７図において、（１６）は香り発
生装置本体、（１７〉はこの本体に着脱自在に取り付け
られる芳香剤収納容器で、この容器は耐溶剤性の高い樹
脂材料、例えばポリアクリルニトリル、塩化ビニリデン
等から形成きれている。前記容器（１７）には−回押す
毎に係止と、係止解除を繰返すラッチ（１８）に係止す
る係止部（１９）と、香り通過用のＪ＼孔（２０）が多
数形成されている開口部（２１）（２２）と、芳香剤（
２３）を出し入れするために枢支きれた蓋（２４）とが
設けられている。前記芳香剤（２３）はビーズ状に形成
されている。そして、この芳香剤（２３）をケイ酸カル
シウム、素焼、シリカゲル、焼結金属等の多孔質体の成
形品、あるいは、ＥＶＡ〔エチレンビニルアセテ−トコ
ビーズ等を用いても良い、前記香り発生装置本体（１６
）には、上部左側に形成した香り及び空気の出口（２５
）と、下部に形成した空気の入口（２６）と、本体（１
６）内の通路を塑ぐ開閉機構（２７）と、容器（１７）
収納用の収納部（２８）と、後述する連動棒収納用のス
ペース（２９）とが設けられている。

前記開閉機構（２７）には、入口（３０）を本ぐ扉（３
１）と、通路途中（３２）を璽ぐ扉（３３）と、この内
扉を連結する連動棒（３４）と、扉（３１）を開かせる
だめの駆動力となるアクチエーター（３５）と、このア
クチエーターの動作部（３６）により動かされる動作板
（３７）と、この動作板とｒ％（３１）とを連結する連
動棒（３８）とが設けられており、アクチエーター（３
５）が動作すると動作部（３６）により動作板（３７）
が押され、この動作板（３７）に連動されている扉（３
１）及びこの扉に連動されている扉（３３）が開く。

このように構成された空気調和機では、香り発生装置本
体（１６）に対して芳香剤収納容器（１７）が着脱自在
に設けられているため、芳香剤収納容器（１７）だけを
機体（２）から取り外すことができる。このため、前記
容器（１７）に芳香剤（２３）を補充したり、他の芳香
剤を入れ替えるために、香りの粒子等の汚れが付いた容
器（１７）を掃除したりすることが、非常に容易となる
。また、予め前記容器（１７）を複数個用意し、この容
器に異なる芳香剤を入れておけば、異なる容器の使用毎
に異なる香りを楽しむことができる。

また、香り発生装置（１５）が通風路となる電装室（１
３）内に設けられているので、芳香剤（２３）の香りは
この香り発生装置（１５）内を通過する空気と共に熱交
換室（１２）内に運ばれて、吹田口（７）から吹出され
る。このように、芳香剤（２３）が通風路中に配置され
ているので、芳香剤（２３）からの香りが拡散し易い。

香り発生装置（１５）には開閉機構（２７）が設けられ
ているため通路途中（３２）及び入口（３０）が璽かれ
るため、任意に芳香剤（２３）からの香りを楽しんだり
、芳香剤（２３）の香りを停止させたりすることができ
る。

（ト）発明の詳細 な説明したように、この発明によれば、香り発生装置が
通風路に設けられ、且つ、この香り発生装置に開閉装置
が設けられているため、香りが拡散し易く、かつ、この
香りの拡散を停止させることができる。

しかも、この発明によれは、香り発生装置には着脱自在
な芳香剤収納容器が設けられているため、芳香剤収納容
器を空気調和機に対しても取り外すことができ、芳香剤
の補充、交換及び前記容器の掃除が容易となる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の実施例を示し、第１図は空気調和機の
斜視図、第２図は同空気調和機の要部斜視図、第３図は
同空気調和機の断面図、第４図は香り発生装置の正面図
、第５図は同香り発生装置の断面図、第６図は同香り発
生装置の分解断面図、第７図は同香り発生装置の開閉機
構が動作した状態を示す断面図、第８図は同香り発生装
置の香り収納容器の斜視図である。 （１３）・・・電装室〔通風路〕、　（１５）・・・香
り発生装置、　（１７）・・・芳香剤収納容器、　（２
７）・・・開閉機構。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）機体内に熱交換器及び送風機を配置した熱交換室
   と、電装品を配置した電装室とを備えた空気調和機にお
   いて、前記熱交換室と機体外とをつなぐ通風路を設け、
   この通風路に香り発生装置を設け、この香り発生装置に
   は、香りの拡散を停止する開閉機構と、着脱自在な芳香
   剤収納容器とを設けたことを特徴とする空気調和機。