JPH04106221A - 壁体の施工法および壁体背面土の排水方法 - Google Patents

壁体の施工法および壁体背面土の排水方法

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JPH04106221A
JPH04106221A JP22253890A JP22253890A JPH04106221A JP H04106221 A JPH04106221 A JP H04106221A JP 22253890 A JP22253890 A JP 22253890A JP 22253890 A JP22253890 A JP 22253890A JP H04106221 A JPH04106221 A JP H04106221A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野) 本発明は連続性微細空隙を有するコンクリート板を埋設
型枠に用いた壁体の施工法、および擁壁や地下壁を構成
する壁体もしくは盛土や#!盤内に設けられる構造物の
側壁を構成する壁体の背面土から地下水を効果的に排出
する壁体背面土の排水方法に関する。
〈従来の技術) コンクリートやモルタル等のセメント合材によって不透
水性の擁壁や地下壁等の壁体を構築する際には、壁体の
背面土から地下水を排出可能なように排水処置を施すの
か一般的である。
すなわち、降雨等によって背面土の含水量か増大すると
、土の含水膨張等によって壁体に加えられる土圧か増大
すると共に、背面土に浸透した浸透水自体の静水圧か土
圧に加えられるために、壁体の対圧限界を越えて壁体か
flしてしまったり、壁体を支えている基礎地盤の#!
!盤支持力か含水によって低下し、基礎地盤か崩れるこ
とによって壁体か崩壊する危険性も生ずるため、背面土
の排水か可能なように壁体を構築するのである。
背面土の排水を可能ならしめるために、壁体を前後に貫
通する水抜孔等を所要間隔(例えば1.5〜5m)毎に
設けて導水路を構成し、壁体背面側の背面土中の地下水
を壁体の前面側へ導出可能にすると共に、壁体と背面土
との間に面状もしくは線状に栗石や砕石を敷設して排水
量を形成し、該排水量によって地下水を効率良く集水し
て前記導水路へ導くことで、壁体背面土の排水を行う方
法か用いられている。
〈発明か解決しようとする課題〉 しかしながら、前記のように排水量を壁体の背面側へ形
成する場合、地盤を掘り起こして配設した内外型枠間に
コンクリートを打設して壁体を構築した後に、壁体の背
面側を埋め戻しなから東石や砕石を所定位置に敷設する
ことて排水量を形成するために、型枠の取り外しや排水
量の敷設にかかる手間等が非能率的てあり、壁体の施工
にかかる工事期間か長くなり、急を要する短期工事には
適さないと共に、工事期間か長期化することに伴う人件
費等の経費か嵩んてしまう。
また、壁体を構築する際には内外型枠を配設してコンク
リートを打設するため、コンクリートを養生する間に未
硬化状態のコンクリート前後面より水分や気泡か抜けず
、耐久性や強度に優れた高品質の壁体を構築することか
てきない。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は上記に鑑み提案されたものて、連続性微細空隙
を有するコンクリート板によって形成した埋設型枠と所
要間隔を隔てて外型枠を配置し、上記した埋設型枠と外
型枠との間隙一部に導水路を構成するか、もしくは上記
した埋設型枠の連続性微細空隙と上下方向に連通ずる導
水路を構成すると共に、両型枠間に未硬化状態のセメン
ト合材を打設し、該セメント合材を養生した後に外型枠
を取り外して、背面て土圧を受ける壁体を形成するよう
にした。
また、背面て土圧を受ける壁体の背面側に位置させた連
続性微細空隙を有するコンクリート板を排水量と成し、
壁体の背面土中より前記排水量の連続性微細空隙内に流
入する地下水を、排水量の連続性微細空隙と連通ずる導
水路へ導くことで、壁体背面土の排水を行うようにした
〈作用) 連続性微細空隙を宥するコンクリート板を埋設型枠に用
いて壁体を構築することて、壁体背面側の型枠を取り外
す必要か無いと共に、壁体の背面側には連続性微細空隙
を有するコンクリート板によって排水量が形成される。
埋設型枠と外型枠との間隙一部に構成した導水路、もし
くは前記排水量の連続性微細空隙と上下方向に連通する
よう構成した導水路によって、排水量て集水した水を所
定位置へ導く。
両型枠間に打設したセメント合材を養生する際に、埋設
型枠と接する部分のセメント合材内に含まれる余剰水分
や空気か埋設型枠の連続性微細空隙を介して抜は出すこ
とて、埋設型枠と接する部分のセメント合材は単位水量
および含有空気量か少なくなり、埋設型枠と接する部分
には強度および耐久性に優れた密実層か形成される。
背面て土圧を受ける壁体(例えば#I壁や地下壁を構成
する壁体もしくは盛士や地盤内に設けられる構造物の壁
体等)の背面側へ位置させた連続性微細空隙を有するコ
ンクリート板を排水量とすることによって、背面土中の
水分は排水量の背面側全面より連続性微細空隙内へ流入
し、連続性微細空隙を流下する間に効果的に集水され、
前記排水量の連続性微細空隙と連通ずる導水路へ至り、
該導水路によって所定位置へ導かれる。
〈実施例〉 次に、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図(a)〜(d)に示すのは、連続性微細空隙を有
するコンクリート板によって逆T型擁壁を構築する際の
施工過程を示す図である。
まず、壁体構築位置を所定深さまて掘り起こして、図示
省略の基礎工を適宜に施し、壁体を安定に保持するため
の底版1を埋設、もしくは場所打ちによって形成する(
第1図(a))。なお、底版l内には図示を省略した縦
筋、横筋等を配筋しである。
次に、前記底版1の適所より壁体を延設可能なように、
連続性微細空隙を有するコンクリート板からなる埋設型
枠2と、木製、鋼製、プラスチック製等のせき板からな
る外型枠3とを所要間隔を隔てて設け、壁体構築用の間
隙4を埋設型枠2と外型枠3との間に形成すると共に、
前記間隙4の一部に導水路たる水抜孔5を構成するため
の中空バイブ等を所定間隔を隔てて両型枠2,3間に配
役する(第1図(b))。
なお、本実施例においては底版lよりも適宜上方に位置
する水抜孔5の後方開口部に埋設型枠2の下端部を位置
させるために、埋設型枠2の下方には所要高さの内型枠
6を配設するようにしてあり、この内型枠6も上記外型
枠3と同様な木製鋼製、プラスチック製等のせき板で構
成しである。
前記埋設型枠2に用いる連続性微細空隙を有するコンク
リート板は、所要粒度の骨材をセメントペースト、レシ
ンペースト等の接着材によって結合させ、骨材間に連続
性の微細空隙を生ぜしめた状態て、適宜厚さの板状とし
だものである。
次いて、埋設型枠2と外型枠3との間に形成した間隙4
内へ、セメント合材たるコンクリートを打設しく第1図
(C) ) 、該セメント合材を所要期間養生する。そ
して、セメント合材の水和硬化作用により擁壁の壁体た
るたて壁7か形成された後、外型枠3及び内型n−6を
取り外すと共に、埋設型枠2か位置するたて壁7の背面
側に土を埋め戻して擁壁8を構築し、擁壁8の前面側に
は前記水抜孔5の前面開口部よりも適宜下方に位置する
側溝9を設ける(第1図(d))。
なお、図面に示す実施例においては図示を省略したか、
埋設型枠2および外型枠3には十分な強度と剛度を与え
るための支保工を施すと共に、壁体構築用の間隙4内に
縦筋、横筋等を配筋するものとしである。
上記のような施工法によって構築した擁壁8においては
、埋設型枠2として用いた透水性の極めて良好な連続性
微細空隙を有するコンクリート板か、背面で土圧を受け
る壁体たるたて壁7の背面側に位置する排水量として作
用するのて、擁壁8の背面土中から埋設型枠2の連続性
微細空隙内に流入した地下水は、該連続性微細空隙内を
下方へ流下し、埋設型枠2の下部て連続性微細空隙と連
通ずる水抜孔5を通ってたて壁7の前面側に導かれ、排
水用の側溝9に排出される。
すなわち、擁壁8を構築する際にたて壁7の裏面側に配
した埋設型枠2の背面側全面から連続性微細空隙に背面
土中の水分が流入すると共に、連続性微細空隙内に流入
した地下水は流下する間に効果的に集水されるので、埋
設型枠2は排水能力の高い排水量として作用し、排水量
たる埋設型枠2によって集水した地下水を導水路たる水
抜孔5からたて壁7の前面側に導いて適宜排出すること
て、擁壁8の壁体たるたて壁7の背面土中の水分を良好
に排出し、背面土の排水を効果的に行えるのである。
したかって、連続性微細空隙を有するコンクリート板よ
りなる埋設型枠2か排水量として機能するために、たて
壁7の背面と背面土との間に栗石や砕石を別途敷設する
必要かなく、極めて容易な施工によって背面土の排水が
可能な擁壁8を構築できると共に、擁壁8の背面側の型
枠を取り外す作業をも簡略化できるので、排水量の敷設
や型枠の取り外しにかかる手間を省いて、擁壁8の施工
にかかる工事期間を短縮し、工事期間を短期化すること
に伴う人件費等の経費を縮減できる。
加えて1両型枠間に形成した間隙4内へ打設したコンク
リートを養生する際に、埋設型枠2と接する部分のコン
クリート内に含まれる余剰水分や空気が埋設型枠2の連
続性微細空隙を介して抜け出すことて、埋設型枠2と接
する部分のコンクリートは単位水量および含有空気量か
少なくなり、埋設型枠2と接するたてl!7の背面部分
には密実コンクリート層か形成される。
したかって、たて壁7の背面側に形成された密実コンク
リート層は擁壁8自体の強度および耐久性を向上させ、
高品質の壁体を構築することかてきる。
なお、上記実施例においては、埋設型枠2内の連続性微
細空隙から導水路たる水抜孔5によって、擁壁8の壁体
たるたて壁7の背面土から擁壁8の前面側に地下水を導
く導水路を構成するようにしたか、第2図に示す他の実
施例のごとく、埋設型枠2に用いたコンクリート板と同
様な連続性微細空隙を有する部材を所要形状に形成した
透水体重0を適宜に配設することで、埋設型枠2内の連
続性微細空隙をたて壁7の前面側まて連通させ、該連続
性微細空隙によって地下水をたて壁7の前面側へ導き、
背面土の排水を行うように構成してもよく、たて壁7の
背面側から前面側に地下水を導出するための導水路を構
成する手段は、これらに限定されるものてはない。
第3図に示すのは前記実施例と同様の施工法によって、
地中に構築した地下壁11てあり、前述したと同様に、
埋設型枠2と水抜孔5によってたて壁7の背面土の排水
を行えると共に、壁体の背面側に排水量を備えた地下f
illを極めて節倹に構築できる。しかも、たて壁7の
背面側には密実コンクリート層か形成され、強度および
耐久性に優れた地下壁11とすることかてきる。なお、
地下壁11の木抜き孔5に代えて、上記透水体lOを用
いるように構成してもよい。
第4図に示すのは盛土や地盤内に設けられる構造物1例
えば道路や宅地等の下を横断する水路や道路等の空間を
構成するためのボックスカルバ−]−12である。
このボックスカルバート12は、適宜基礎工を施して敷
設した割栗石13aの上方に均しコンクリート13bを
打設してなる基礎13を形成し、該基礎13上に底版1
4を場所打ちにより形成した後、前述した擁壁8と同様
にして左右側壁15a、15bを形成することによって
、連続性微細空隙を有するコンクリート板よりなる埋設
型枠2か各側壁15a、15bの背面側に位置すること
となり、該埋設型#2か各側壁15a。
15bの背面土中から水分を効果的に集水する排水量と
して作用する。
ここで、各側壁15a、15bの背面側の埋設型枠2の
下端には、連続性微細空隙を有するコンクリートを中空
パイプ状に形成した導水パイプ16.16を配設し、該
導水パイプ16の連続性微細空隙か上部に位置する埋設
型枠2の連続性微細空隙と上下方向に連通ずるようにし
である。
さらに、左右側fi15a、15bの上端間へ重版17
を形成することで、左右側壁15a。
15bと底版14及び重版17によって囲まれる空間を
内部に有するボックスカルバート12が構築され、該ボ
ックスカルバート12の左右3よび上部を埋め戻すこと
によって、地盤内に所要空間が形成される。
上記のように構築したボックスカルバート12において
も、壁体たる左右側壁15a、15bを構築する際の背
面側の型枠として、連続性微細空隙を有するコンクリー
ト板にょフて形成した埋設型枠2を用いることにより、
土圧を受ける左右側壁背面側の型枠の取り外し及び排水
量の敷設にかかる手間を省力化でき、前述した#1壁8
および地下壁11と同様の効果を期せる。
また、左右側壁15a、15bの背面側に配設した連続
性微細空隙を有する埋設型枠2,2か排水量として作用
することで効果的に集水された地下水は導水パイプ16
,16内へ流入し、該導水パイプ16によって貯水槽等
の適所へ導かれて排出されることで、ボックスカルバー
ト12の左右側壁15a、15bの背面土の排水を効果
的に行うことかてきる。なお、導水パイプ16の下方に
基礎13の均しコンクリート13bを不透水性層として
位置させることて、導水パイプ16内に流入した地下水
か再び背面土へ浸透することを極力防止するようにしで
ある。
さらに、埋設型枠2と接する左右側壁15a。
15bの背面部分には密実コンクリート層か形成され、
ボックスカルバート12自体の強度および耐久性を向上
させることかてきる。
第5図(a)、(b)に示すのはボックスカルバート1
2の他の実施例てあり、上記導水パイプ16に代えて第
1導水フロンク18、第2導水ブロツク19を用いたも
のである。
第1導水ブロック18.18は、埋設型枠2に用いたコ
ンクリート板と同様な連続性微細空隙を有する部材を例
えば断面四角形状の長尺なブロックに形成すると共に、
該ブロックの内部へ中空部18aを長手方向に連続する
ように設けたものとしである。
また、第2導水ツロック19.19も上記第1導水ブロ
ツク18と同様な断面四角形状の長尺なブロックより構
成してあり、該ブロックの下面部へ導水@ 19 aを
長手方向に連続するように設けたものとしである。
上記のような第1.第2導水ブロツク18゜19によっ
て導水路を構成した場合にも、導水バイブ16によって
導水路を構成した第4図に示す実施例と同様に、左右側
壁15a、15bの背面土の排水を効果的に行うことか
可能となる。
なお、ボックスカルバート12の左右側壁15a、15
bから集水した地下水を適所へ導くための導水路を構成
する手段は、上記導水バイブ16や第1.第2導水フロ
ック18.19に限定されるものではなく、埋設型枠2
の連続性微細空隙と連通ずる導水路か形成されるもので
あればどのような構成であってもよい。
また、上記実施例においては場所打ちによってボックス
カルバート12を構築するものとしたか、比較的小さな
地下水路等を盛土や地盤内に構成する場合には、予め所
要形状に形成されたボックスカルバートを埋設すること
によって、施工現場における省力化を図ることかてきる
。その際、ボックスカルバート成形用の型内へ、左右側
壁の背面側に位置する状態となるように連続性微細空隙
を有するコンクリート板を配した状態で、ボックスカル
バート成形用の型内ヘコンクリートを打設することによ
ってボックスカルバートを形成すれば、各側壁の背面側
に位置させた連続性微細空隙を有するコンクリート板か
排水量として作用することて、上記実施例と同様に効果
的な背面土の排水を行えると共に、ボックスカルバート
成形用の型内へ打設したコンクリートの左右側壁部の背
面側には密実コンクリート層か形成されることて、ボッ
クスカルバート自体の強度および耐久性を向上させられ
る。
以上、本発明を図面の実施例に基づいて説明したか、本
発明は上記の各実施例に限定されるものてはなく、特許
請求の範囲に記載の構成を変更しない限り、どのように
ても実施することがてきる。
〈発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、連続性微細空隙を
有するコンクリート板を埋設型枠として用いることによ
り、該埋設型枠の連続性微細空隙が背面土中の水分を効
果的に集水する排水量として作用するのて、壁体の背面
と背面土との間に栗石や砕石を別途敷設することなく、
壁体背面土中の水分を集水することかてきる。しかも、
排水量たる埋設型枠によって集水した地下水は導水路を
介して適所へ導き排出されるのて、極めて容易な施工に
よって背面土の排水か可能な擁壁や地下壁、盛土や地盤
内に設けられる構造物の側壁を構築てきると共に、壁体
の背面側の型枠を取り外す作業をも簡略化てきるのて、
排水量の敷設や型枠の取り外しにかかる手間を省いて、
壁体の施工にかかる工事期間を短縮し、工事期間を短期
化することに伴う人件費等の経費を縮減できる。
しかも、壁体形成用の両型枠間に打設したセメント合材
を養生する際に、埋設型枠と接する部分のセメント合材
内に含まれる水分や気泡か埋設型枠の連続性微細空隙を
介して抜は出すことで、埋設型枠と接する部分のコンク
リートは単位水量および含有空気量か少なくなり、埋設
型枠と接する壁体の背面部分には密実コンクリート層か
形成され、この密実コンクリート層は壁体自体の強度お
よび耐久性を向上させ、高品質の壁体を構築することか
てきる。
また、壁体の背面側に位置させた透水性の極めて良好な
連続性微細空隙を有するコンクリート板を排水量とする
ことにより、該排水量によって壁体の背面側全面から背
面土中の地下水を効果的に集水てき、集水した地下水を
排水量の連続性微細空隙と連通ずる導水路によって適所
へ導いて適宜排出することて、壁体背面土の排水を効果
的に行えるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)は連続性微細空隙を有するコンク
リート板を用いて擁壁を構築する際の施工過程の概略を
示す図、第2図は連続性微細空隙を有するコンクリート
板を用いて構築した擁壁の他の実施例を示す概略断面図
、第3図は連続性微細空隙を有するコンクリート板を用
いて構築した地下壁の概略を示す斜視図、第4図は地盤
内に設けられたボックスカルバートの概略を示す斜視図
。 第5図(a) 、(b)は他の実施例のボックスカルバ
ートの概略を示す斜視図である。 図中、2は埋設型枠、3は外f1枠、4は間隙、5は水
抜孔、6は内y!S枠、7はたて壁、8は擁壁、lOは
透水体、1工は地下壁、12はボックスカルバート、1
5a、15bは左右側壁、16は導水パイプ、18は第
1導水フロツク、18aは中空部、19は第2導水フロ
ツク、19aは導水溝である。 特許出願人  小沢コンクリート工業株式会社第5図(
a) 第5図(b)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)連続性微細空隙を有するコンクリート板によって
    形成した埋設型枠と所要間隔を隔てて外型枠を配置し、
    上記した埋設型枠と外型枠との間隙一部に導水路を構成
    すると共に、両型枠間に未硬化状態のセメント合材を打
    設し、該セメント合材を養生した後に外型枠を取り外し
    て、背面で土圧を受ける壁体を形成するようにしたこと
    を特徴とする壁体の施工法。
  2. (2)連続性微細空隙を有するコンクリート板によって
    形成した埋設型枠と所要間隔を隔てて外型枠を配置し、
    上記した埋設型枠の連続性微細空隙と上下方向に連通す
    る導水路を構成すると共に、両型枠間に未硬化状態のセ
    メント合材を打設し、該セメント合材を養生した後に外
    型枠を取り外して、背面で土圧を受ける壁体を形成する
    ようにしたことを特徴とする壁体の施工法。
  3. (3)背面で土圧を受ける壁体の背面側に位置させた連
    続性微細空隙を有するコンクリート板を排水量と成し、
    壁体の背面土中より前記排水量の連続性微細空隙内に流
    入する地下水を、排水量の連続性微細空隙と連通する導
    水路へ導くことで、壁体背面土の排水を行うようにした
    ことを特徴とする壁体背面土の排水方法。
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