JPH04106091A - ハンドレール - Google Patents

ハンドレール

Info

Publication number
JPH04106091A
JPH04106091A JP22550790A JP22550790A JPH04106091A JP H04106091 A JPH04106091 A JP H04106091A JP 22550790 A JP22550790 A JP 22550790A JP 22550790 A JP22550790 A JP 22550790A JP H04106091 A JPH04106091 A JP H04106091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber layer
magnesium oxide
chlorosulfonated polyethylene
decorative rubber
decorative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22550790A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Ito
伊藤 政治
Minoru Ota
稔 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
Priority to JP22550790A priority Critical patent/JPH04106091A/ja
Publication of JPH04106091A publication Critical patent/JPH04106091A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エスカレータ−やオートラインの手すりとし
て使用されるハンドレールの改良に関する。
(従来の技術) 従来よりエスカレータ−やオートラインにおけるハンド
レールとしては、図面に示すように帆布を接着性ゴムを
介して積層し、必要に応じて鋼線1等を埋設して断面ほ
ぼC字型に形成した芯体2上に、予め所定の形状に成型
された化粧ゴム層3を被覆して、全体をプレス成型によ
り加熱加圧して一体加硫したものが一最に使用されてい
る。
このようなハントレールの化粧ゴム層には、外R特性、
即ち酸化による変色か少なく鮮やかな着色か可能である
こと、および弾性や硬度等の機械的特性が要求され、ベ
ースポリマーとしては外観特性の優れるクロロスルホン
化ポリエチレンが多用されている。また、クロロスルホ
ン化ポリエチレンは加熱時に塩素と発生しその加硫を著
しく遅滞させるので、発生する塩素を補足するなめに受
酸剤である酸化マグネシウムを添加し、さらに機械的強
度と加工性を付与する目的で炭酸マグネシウム等の無機
充填剤と添加した組成物を加硫したものを被覆している
しかしながら、酸化マグネシウムは塩酸を補足して塩化
マグネシウムとなるため非常に吸湿性が高くなり、従っ
て吸湿膨潤してゴム表面から脱離しやすく、ゴム表面に
多数の微小凹凸を生じて光沢が低下してしまうという問
題かあった。また、炭酸マグネシウムは粒径か小さいほ
どゴムの補強効果に優れるか、これに伴って分散性か悪
くなるという欠点かあり、炭酸マグネシウム粉末が塊状
になって点在する状態を生ずるため、やはりゴム表面に
多数の微小凹凸を生じて光沢が低下してしまうという問
題があった。特に高温多湿状態に置かれることかある屋
外での使用に際しては、短期間のうちに光沢が著しく低
下するという問題があった。
また、化粧ゴム層のプレス成型金型内面を予め鏡面加工
して充分平滑にしておく方法も提案されているか、この
様な方法によって得られる光沢は数日間のうちに失われ
てしまう。
(発明か解決しようとする課題) 以上の点に鑑みて、本発明は機械的特性および着色性を
良好に維持しながら、長期間に亘って優れた光沢を維持
することのできるハンドレールを提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 本発明は即ち、断面がほぼC字型になるように帆布を積
層した芯体上に化粧ゴム層を設けてなるハンドレールに
おいて、前記化粧ゴム層は、(イ)クロロスルホン化ポ
リエチレンに、(ロ)ほぼ直方体形状の炭酸カルシウム
と、(ハ)表面処理された酸化マグネシウムを配合した
組成物を加硫させてなることを特徴とするハンドレール
に関する。
本発明における芯体は、浮織帆布を有機系接着剤や接着
ゴムを介して複数枚積層した後、圧着して一体化したも
の等、ハンドレールに通常使用されるものであれば良い
本発明における化粧ゴム層のベースゴムとしては、適度
な弾性と着色顔料の色を阻害しない良好な着色性を有し
、かつ空気酸化による変色や腐蝕の少ないゴムである(
イ)クロロスルホン化ポリエチレンを使用する。具体的
にはハイパロン40、ハイパロン40Sくいずれもイー
・アイ・デュポン社製 商品名)等がある。また、本発
明においては必要に応じて塩素化ポリエチレン等の他の
樹脂を少量混合して用いても良い。
本発明においてはこのようなベースゴムに、上記(ロ)
および(ハ)の充填剤を配合するので、従来の組成物に
比して高温多湿状態における水分吸収による充填剤の膨
潤やゴム表面からの肌落を大幅に防止することができる
とともに、良好な光沢度が長期に且って得られる。
本発明における(口)ほぼ直方体形状の炭酸カルシウム
は、化粧ゴム成型時にその直方体平面が化粧ゴム表面に
露呈して表面光沢を向上させることができるもので、具
体的にはタマパールTP222H(奥多摩工業社製 商
品名)等がある。このような炭酸カルシウムの平均粒径
は0.1〜1μmか好ましい。これより小さいとゴムに
対する分散が悪くなり光沢の低下を引き起こすことがあ
り、肱なこれより大きいとゴムに対する補強効果が不充
分になるとともにゴム表面に微小凹凸を生じて光沢が低
下するからである。このような成分(ロ)の配合割合は
クロロスルホン化ポリエチレン100重量部に対して6
0〜110重量部が好該しい。これより少ないとゴムに
対する機械的補強効果が少なく、これより多いと加工性
か低下する。
本発明における(ハ)の表面処理された酸化マグネシウ
ムは、加硫時にクロロスルホン化ポリエチレンから発生
する塩化水素を捕捉するものて、例えは′ソルビタン酸
石ゲン等の化合物で表面処理さi″L7′、−耐吸湿性
の優れるものか使用できる。具体的に1i渦度30 ’
C,X相対湿度80%において48時間後の吸湿水分量
が4%以下であるスターマグCX(神馬化学工業社製 
商品名)等が好適する。
このような表面処理酸化マグネシウムの好ましい配合量
はクロロスルホン化ポリエチレン100重量部に対して
4〜10重量部である。これより少ないと塩化水素の捕
捉能力が小さく、クロロスルホン化ポリエチレンの加硫
が遅くなる。4〜10重量部の範囲内で配合すれば得ら
れる組成物の高温多湿状態における光沢の低下が極めて
少なく、硬度や引張り強度等の機械特性も良好である。
才な、本発明においては、これらの成分のほかに表面処
理されたクレーを添加して機械的強度をさらに向上させ
ることができる。表面処理されたクレーとしては、メル
カプトシランやアミノシラン等のシランカップリング剤
により表面処理されたカオリンクレー等がある。特にア
ミノシラン処理されたものは、組成物の加硫の際にアミ
ノ基がベースのクロロスルホン化ポリエチレンと橋かけ
反応を行ってそのモジュラスを高めるとともに耐摩耗性
も向上させるので好ましい。また、化粧ゴム層の光沢を
向上させるには表面が平滑であることが必要であり、ク
レーの形状としては板状のものがより望ましい。具体的
には、六面体板状形状のアミノシラン処理クレーである
NULOCK321 (Huber社製 商品名)等が
ある。このような表面処理されたクレーの好ましい配合
量はクロロスルホン化ポリエチレン100重量部に対し
て30〜50重量部である。このような範囲内で配合す
れば得られる組成物の引張り強度、引裂き強度等の機械
特性および光沢が良好である。
本発明のハンドレールは、上述の各成分を適正な割合で
混合し、必要に応じてその他の着色顔料や加硫剤などを
添加してバンバリーミキサ−等の混線機で混合した組成
物を所定の形状に押出し成型し、これを断面かほぼC字
型に帆布を積層してなる芯体上に被覆した後、プレス用
金型内に配置して加熱加圧により全体を加硫接着して製
造さtしる。
(作用) 本発明のハントレールにおける化粧ゴム層は、ベースゴ
ムとして(イ)クロロスルホン化ポリエチレンを用いて
いるので機械的特性および着色性に優れる。またこれに
ゴムの補強用充填剤として(ロ)ほぼ直方体形状の炭酸
カルシウムと配合するので、得られる化粧ゴム層表面は
微小な凹凸を生じることがなく平滑であり、その表面光
沢は飛躍的に向上する。さらに耐吸湿性に優れる(ハ)
表面処理された酸化マグネシウムを併用添加するので、
吸湿膨潤によるゴム表面からの充填剤の脱落がなく、従
って長期間に亘って良好な光沢を維持することができる
とともに、加工性や機械特性等の特性を良好に維持する
ことができる。
(実施例) 本発明の実施例について説明する。図面は、ハンドレー
ルの断面図を示す。
実施例1〜2 鋼線1が複数本埋設され、厚縁帆布を接着性ゴムにより
積層して圧着−像化した断面C字型の芯体2を製造した
。一方、表に示す配合で各成分をバンバリーミキサ−で
混線後、芯体2の外周に沿うような所定形状に押出して
化粧ゴム層3を成型した。これを芯体2の上に被覆した
後、プレス用金型内に配置し、圧力をがけながら温度1
40℃で加硫してハンドレールを製造しな。
得られたハンドレールの化粧ゴムN3における引張り強
度、引張り伸び、JIS  A硬度、引裂き強度および
光沢度を測定した。光沢度は、初期および50℃×相対
湿度90%×7日後のそれぞれについて、グロスメータ
ーを用いてハンドレールの垂直上方から測定しな(目視
観察ではほぼ60度以上で光沢があると感じられる)。
結果を表に示す。
比較例1〜2 比較として、平均粒径0.03μmの球状炭酸カルシウ
ム(商品名 白艶華O)と表面処理されていない酸化マ
グネシウムとを配合したものC比較PAl)、前記白資
華Oと表面処理さhた酸化マグネシウムとを配合したも
の(比較例2)について実J/!PAIと同様にしてハ
ンドレールを製造し同様に試験した。結果を表に示す。
(以下余白) (発明の効果) 以上、本発明のハンドレールは、機械的特性および着色
性を良好に維持しながら、長期間に亘って優れた光沢を
維持することかできる。
【図面の簡単な説明】
図面は、ハンドレールの断面図を示す。 1・・・鋼線 2・・・芯体 3・・・化粧ゴム層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)断面がほぼC字型になるように帆布を積層した芯
    体上に化粧ゴム層を設けてなるハンドレールにおいて、
    前記化粧ゴム層は、(イ)クロロスルホン化ポリエチレ
    ンに、(ロ)ほぼ直方体形状の炭酸カルシウムと、(ハ
    )表面処理された酸化マグネシウムを配合した組成物を
    加硫させてなることを特徴とするハンドレール。
JP22550790A 1990-08-27 1990-08-27 ハンドレール Pending JPH04106091A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22550790A JPH04106091A (ja) 1990-08-27 1990-08-27 ハンドレール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22550790A JPH04106091A (ja) 1990-08-27 1990-08-27 ハンドレール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04106091A true JPH04106091A (ja) 1992-04-08

Family

ID=16830402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22550790A Pending JPH04106091A (ja) 1990-08-27 1990-08-27 ハンドレール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04106091A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10737473B2 (en) Transparent film for flooring and flooring comprising same
KR20160093192A (ko) 바닥재용 투명필름, 이의 제조방법 및 이를 포함하는 바닥재
US4442167A (en) Weather resisting extruded rubbery articles having on the surface thereof a thin layer of a colored rubbery material
EP1361249B1 (en) Thermoplastic elastomer
JPH04106091A (ja) ハンドレール
JPH04106092A (ja) ハンドレール
WO2016139959A1 (ja) 粉体成形用塩化ビニル樹脂組成物、塩化ビニル樹脂成形体及び積層体
KR101212456B1 (ko) 내충격성이 향상된 합성수지관
CN112480532A (zh) 一种抗紫外线阻燃层和pp地板膜一次成型工艺
US6482893B1 (en) Method of improving the weatherbility and color retention performance of styrene copolymer compositions
JPH04308181A (ja) ハンドレール
JP2007138600A (ja) 化粧目地材
JP2014214199A (ja) 水性表面処理剤及びそれを用いた物品
CN115806714B (zh) 一种pmma/cpe复合材料及其制备方法和应用
JP4792633B2 (ja) 窓枠用押出成形品
JPS5939462B2 (ja) 塩化ビニル樹脂組成物
JP4364736B2 (ja) 塩化ビニル樹脂組成物およびそれを用いた電線・ケーブル
JPH03221548A (ja) ウエザーストリップ用ゴム組成物
JPS6286042A (ja) 塩化ビニル系樹脂組成物
JPS58201833A (ja) ポリ塩化ビニル系樹脂組成物
KR102153579B1 (ko) 금속 질감이 부여된 창호용 합성수지 프로파일
JPS6049043A (ja) 亜鉛メッキスチ−ルコ−ドとゴム組成物との接着方法
JPS581141B2 (ja) クロロスルホン化ポリエチレンゴム組成物
KR20210074675A (ko) 인조대리석 및 이의 제조방법
JPH03166248A (ja) 移動用手摺の化粧ゴム