JPH03166248A - 移動用手摺の化粧ゴム - Google Patents

移動用手摺の化粧ゴム

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Publication number
JPH03166248A
JPH03166248A JP30613789A JP30613789A JPH03166248A JP H03166248 A JPH03166248 A JP H03166248A JP 30613789 A JP30613789 A JP 30613789A JP 30613789 A JP30613789 A JP 30613789A JP H03166248 A JPH03166248 A JP H03166248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
filler
acid acceptor
manufactured
decorative rubber
Prior art date
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Pending
Application number
JP30613789A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiyunichirou Mori
森 純一朗
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication of JPH03166248A publication Critical patent/JPH03166248A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈従来の技術〉 エスカレータやオートロード等に使用される移動用手摺
lは、第1図に示されるように帆布等からなる補強体2
を化粧ゴム3が包覆するような構造になっている。移動
用手摺1の表面にある化粧ゴム3には次のような特性が
要求される.■表面光沢が良好であること. ■長期使用した場合にも表面光沢が低下しないこと. ■汚れが付着し難く、付着した場合にも容易に拭きとれ
ること。
■色彩が鮮やかで、長期にわたって退色や変色をしない
こと. 以上の要求を最も満足するものして、クロロスルホン化
ポリエチレンゴム(以下、CSMと略する。)と、例え
ば炭酸カルシウムや炭酸マグネシウム等の充填剤と、例
えばマグネシア等の受酸剤とからなる化粧ゴムが知られ
ている。
表面光沢の測定方法としては、日本工業規格(JIS 
 Z  8741−1983>の鏡面光沢度測定方法が
知られているが、化粧ゴム表面に光沢があると肉眼で感
じられるためには、前記測定方法の中の60度鏡面光沢
測定においてGS (60’)>60%の値を出す必要
がある.(発明が解決しようとする課題) しかしながら、例えば第1表の従来例1および従来例2
に示すような充填剤および受酸剤を用いた従来の化粧ゴ
ムでは、第2表に示すように初期の表面光沢はそれぞれ
G,(60’ )=86%、G,(60°〉=83%と
優れているが、3000時間稼動後には表面光沢がそれ
ぞれG,〈60”)=42%、G,(60’ )=53
%と著しく落ちている. (以下余白〉 第 1 表 《蜀白鴫ま重量部を表す》 なお,表中の配合成分はそれぞれ以下に示すものである
.ハイバロン#40:米!i  イー・アイ・デュポン
社製,CSM炭酸カルシウム:白石カルシウム社製 NuLock321L:米国 ヒューバー・コーポレー
ション社製,シランカップリング処曙ハードクレー 炭酸マグネシウム:神島旧字社製 二ノ1シールVN−3:日本シリカ工業社製,湿式汽粉
シリカマグネシア:神島化学社製 KW−2200:協和化学工業社製、ハイドロタルサイ
トDOρ・大八11社製,ジオクチルフタレート第 2 表 従来は充填剤にはそれ自身吸水性のある炭酸カルシウム
や炭酸マグネシウム等が、受酸剤には加硫時にCSM中
の塩化水素と反応して吸水性のある゛塩化マグネシウム
が生成するマグネシアが用いられていた.これらの充填
剤および受酸剤を用いることにより、初期の表面光沢に
おいては非常に優れたもの得られるが、吸水性が高いた
め、長期間におよぶ可動後には耐水性が失われ、その結
果表面光沢が失われることとなる. そこで、本発明はこのような上記従来の課題を解決すべ
くなされたもので、長期間にわたって使用された場合に
も表面光沢の低下の少ない、耐水性のよい移動用手摺の
化粧ゴムを提供することを目的とする。
《課題を解決するための手段) 本発明は、CSMを主材とし、混入する充填剤または受
酸剤に吸水性の少ない材料を用いることにより、日本工
業規格(JIS  K  63011975)に開示さ
れた加硫ゴム物理試験方法の水に対する浸せき試験の試
験条件50℃、166時間の場合の体積変化率が30%
以下であるものとしたことを特徴とする移動用手摺の化
粧ゴムに関する。
本発明の移動手摺の化粧ゴムでは、混練する充填剤また
は受酸剤の少なくとも一方に吸水性の少ない材料を用い
ることにより、日本工業規格(JIs  Z  874
1−1983)の鏡面光沢度測定方法の60度鏡面光沢
測定において、G,(60”)>60%の値を、また、
日本工業規格(JIs  K  6301−1975)
の加硫ゴム物理試験方法の水に対する侵せき試験におい
て、試験条件50℃、166時間で体積変化率30%以
下を達成することができる. (作用) 本発明の移動用手摺の化粧ゴムを移動用手摺に用いるこ
とによって、長期間にわたって使用された場合にも表面
光沢の低下の少ない、耐水性のよい移動用手摺を製造す
ることができる.(実施例) 本発明の実飾例について説明する. (イ)第1表実施例1に示されるように、CSMとして
ハイパロン#40(米国 イー・アイ・デュポン社商品
名、CSM)  100重量部に、充填剤としてNuL
ock  321L(米国 ヒューバー・コーポレーシ
ョン社商品名、シランカツプリング処理ハードクレー>
  50f!量部と、炭酸マグネシウム(神島化学社製
) 20重量部とを、受酸剤としてKW−2200(協
和化学工業社製、ハイドロタルサイト) 10重量部を
、その池、DOP (大八化学社製、ジオクチルフタレ
ート)等の可塑剤、アンテージDAH(川口化学社商品
名)、ノクラツクNS#5 (大内新興化学社商品名)
等の老化防止剤、およびステアリン酸、ポリエチレング
リコール等の加工助剤、アクセル22〈川口化学社商品
名) 、HVA#2 (米国イー・アイ・デュポン社商
品名)等の加硫促進剤の適量を用い、これらの材料を上
記の組成でバンバリーミキサーを用いて、150℃で6
分間混練し、得られたゴム組成物を用いて圧力100K
g/Cm3、温度150℃、加熱時間20分間の条件で
厚さ2mmの試験シートを製造した.(口)第1表実施
例2に示されるように、CSMとしてハイバロン#40
  100重量部に、充填剤としてNuLock  3
21L  80!量部を、受酸剤としてマグネシア 5
重量部を、その他、実施例1に示されたものと同様の可
塑剤、老化防止剤、加工助剤、および加硫促進剤等の適
量を用い、これらの材料を上記のMi戒で実施例1と同
様に試験シートを製造した. (ハ)第1表実施例3に示されるように、CSMとして
ハイパロン#40  100重量部に、充填剤としてN
uLock  321L  80重量部を、受酸剤とし
てKW−2200  10重量部を、その他、実施例1
に示されたものと同様の可塑剤、老化防止剤、加工助剤
、および加硫促進剤等の適量を用い、これらの材料を上
記の組或で実施例1と同様に試験シートを製造した. (二)第1表実施例4に示されるように、CSMとして
ハイバロン#40  100重量部に、充填剤としてN
uLock  321L  45重量部とニツプシール
VN−3 (日本シリカ工業社商品名、湿式微粉シリカ
) 10重量部とを、受酸剤としてKW−2200  
20重量部を、その他、実施例1に示されたものと同様
の可塑剤、老化防止剤、加工助剤、および加硫促進剤等
のlM量を用い、これらの材料を上記の組成で実施例1
と同様に試験シートを製造した. (イ)乃至(二)の実施例の配合を用いて生戊した化粧
ゴムの耐水性および表面光沢度は第2表に示される通り
である。なお、耐水性の測定は前記試験シートについて
行った.また、表面光沢度の測定は長さ12mの手摺を
エンドレスに成形したものについて、初期の光沢および
3000時間駆動後の光沢を測定した.以上のどの実施
例においても3000時間稼働した後の表面光沢度はG
,(60゜)〉60%と高く、体積変化率は30%以下
と低くなっており、要求を満たす値である。
以下余白 (発明の効果) 本発明の移動用手摺の化粧ゴムをエスカレー夕やオート
ロードの手摺に用いることによって、長期間使用後も表
面光沢の減少のない手摺を得ることができ、また耐水性
にも優れているため、屋外用である全天候型の製品にも
対応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、移動用手摺の横断面図である.1・・・・・
・・・・移動用手摺 2・・・・・・・・・補強体 3・・・・・・・・・化粧ゴム 第 1 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)クロロスルホン化ポリエチレンゴムを主材とし、
    混入する充填剤または受酸剤に吸水性の少ない材料を用
    いることにより、日本工業規格(JISK6301−1
    975)に開示された加硫ゴム物理試験方法の水に対す
    る浸せき試験の試験条件50℃、166時間の場合の体
    積変化率が30%以下であるものとしたことを特徴とす
    る移動用手摺の化粧ゴム。
JP30613789A 1989-11-24 1989-11-24 移動用手摺の化粧ゴム Pending JPH03166248A (ja)

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JP (1) JPH03166248A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008133073A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Tohoku Rubber Kk ハンドレール及びその製造方法
JP2008201496A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Tohoku Rubber Kk ハンドレールの接続構造及びその製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008133073A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Tohoku Rubber Kk ハンドレール及びその製造方法
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