JPH0410596A - 電子部品挿入指示機の挿入忘れ防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、プリント基板の挿入孔に電子部品を挿入する
ための電子部品挿入指示機の改良に関するものである。

［従来の技術］ 最近、ニーズの多様化によりプリント基板においても多
品種少量生産が著しく増大している。

第４図はこのような多品種少量生産に適した従来の電子
部品挿入指示機を示し、この挿入指示機は、予め設定さ
れた電子部品の組立順序に基づいてコントロールボック
スから光ファイバーを介してプリフト基板（４）の部品
挿入孔にう／ブ表示させる機能（図示せず。）を持って
いる。

また、この電子部品挿入指示機（１）内には、第５図に
示すように、１つのプリント基板（４）に挿入する電子
部品（３）の入った部品箱（６）か組ケ順に配置され、
この部品箱（６）がチェーン（７）によりつながれてい
る。

そして、この電子部品挿入指示機（１）では、作業者か
必す電子部品（３）を部品取出口（２）から取出し、プ
リント基板（４）の所定位置へ挿入してからフットスイ
ッチ（５）を足で押し次に使用する電子部品（３）の移
動までを１サイクルとして作業するようにしていた。

［発明か解決しようとする問題点コ このような電子部品挿入指示機（１）においては、作業
者かあわてたり、何らかの都合で、電子部品挿入指示機
（１）から離れたりして、電子部品（３）を誤って違う
位置に挿入したり、あるいは未挿入の状態のままでフッ
トスイッチ（５）を押してしまう場合がかなりの頻度で
発生している。

しかし、１枚のプリント基板には部品が数百点も取り付
けられるために、作業者はその誤りに気つくことなくそ
の製品を次のハンダ付け工程へ送ってしまい、プリント
基板の検査工程では多数の不良品かでき、不良による損
失金額は多大なものであった。

本発明は、視覚認識装置を設けることによって、プリン
ト基板に部品が所定の位置に挿入されない限り、フット
スイッチを押しても部品箱の移動スイッチが作動しない
ようにすることにより、部品の挿入忘れを防止できる電
子部品挿入指示機を提供するものである。

［問題点を解決するための手段］ 本発明の電子部品挿入指示機の挿入忘れ防止装置は、電
子部品（３）の組立順序を予め設定して置キ、その順序
とおりにコントロールボックス（１４）から光ファイバ
ー（１５）を介してプリント基板（４）の部品挿入孔に
ランプ表示させ、その挿入指示位置に電子部品を手で挿
入するようにした電子部品挿入指示機（１）において、
電子部品挿入指示機（１）に、プリント基板（４）上の
ランプの点滅状態を検出する視覚センサ（８）と、視覚
センサ（８）によりとらえた画像を表示するモニタテレ
ビ（９）と、前記視覚センサ（８）から伝送されるラン
プの点滅状態の信号を入力し、プリント基板（４）上に
電子部品（３）挿入前の状態として点灯されたランプの
明るさと、電子部品（３）を挿入した後に部品挿入孔か
ら洩れるランプの明るさとを検出し、その差か所定の値
以下になった時に電子部品が挿入されたと判断する視覚
コントローラ（１１）とからなる視覚認識装置（１２）
を設け、 この視覚認識装置（１２）により、所定の位置に電子部
品か挿入された後でないとフットスイッチ（５）が作動
せす、ランプ表示による次の部品組み付け位置の指示と
部品箱（６）の移動ができないようにしたことを特徴と
するものである。

［実施例コ 以Ｆ１本発明を第１〜３図および第６〜７図により説明
する。

第１図は、視覚認識装置か組み込まれた本発明の電子部
品挿入指示機であり、予め設定された電子部品の組立順
序に基づいてコントロールボックス（１４）から光ファ
イバー（１５）を介してプリント基板（４）の部品挿入
孔にランプ表示させる機能を従来品と同様に備えている
。

視覚認識装置（１２）は、プリント基板（４）上のラン
プ表示の状態を検出する視覚センサ（８）と、視覚セン
サ（８）によって捕らえたプリント基板の画像を表示す
るモニタテレビ（９）と、モニタテレビに写されたラン
プの明るさを比較演算する視覚コントローラ（１１）と
からなっており、前記視覚センサー（８）はセ／す取付
台（１３）によってプリント基板（４）の上方に取り付
けられている。

第６図は、本発明にかかる指示機のブロック図を示し、
視覚センサ（８）は、プリント基板（４）上面の状態、
すなわち、電子部品（３）挿入前の状態として点灯され
たランプ表示と、電子部品（３）を挿入した後に部品挿
入孔から洩れるランプの明るさをそれぞれ光の点として
検出して視覚コントロー−７（１１）へ出力される。

前記視覚コントローラ（１１）は、キーボード（ｌｌａ
）によって１ステンプごとに部品の正しい挿入位置か入
力され、そのデータは記憶回路に記憶される。また、こ
の視覚コントローラ（１１）は、プリント基板（４）に
部品が挿入される前のランプ表示の明るさと挿入後に部
品挿入孔から洩れるランプの明るさとを比較演算するプ
ログラムを持っており、インターフェイス（ｆｌｂ）に
出力できるようになっている。

フットスイッチ（５）は、部品箱（６）の駆動モー９（
６ａ）およびコントロールボックス（１４）の駆動モー
タ（１４ａ）を作動させるためのスイッチであり、この
フットスイッチ（５）は、プリント基板（４）の所定の
位置に部品か確実に挿入されて部品挿入孔から出るラン
プの光をふさいで光が消えるか、あるいは一定の値以下
の明るさになったことを認識しない限り前記の駆動モー
タ（６ａ）および（１４ａ）をＯＮ作動できないように
視覚コントローラ（１１）でプログラムされている。

なお、スキ、プスイ、チ（ｌｉｅ）は、部品箱に組み付
ける電子部品か入っていない、即ち部品の在庫が切れて
いるような場合に、その箇所たけ飛ばして次のステップ
へ移すための予備的なスイ。

チてあり、また、リセットスイッチ（ｌｉｄ）は、実際
に部品が挿入されているにも係わらす検出エラーか生じ
たときにもう一部プログラムを動かすための予備スイッ
チである。また、ブザー（１１）は、部品が正しく挿入
されなかった場合に作業者に警報するためのものである
。

モニタテレビ（９）は、前記の視覚センサ（８）によっ
て第２〜第３図に示すように、プリント基板（４）の挿
入孔から出ているランプ光の状態を写しており、黒点で
示すランプの明かりは、例え素になる。） ［作用］ 次に、本発明の視覚認識装置を備えた電子部品挿入指示
機の作動を第７図のマイクロコンピュタの処理動作を示
すフローチャートに基づいて説明する。

作業者は、本発明に係る装置をスタートさせると、コン
トロールボックス（１４）の駆動モータ（１４ａ）およ
び部品箱（６）の駆動モータ（６ａ）を１ステンプ分た
け回転させ、プリント基板（４）の所定位置にランプ表
示される。そうすると、視覚コントローラ（１１）によ
って部品挿入位置が指示されているか否かを判断し、Ｙ
ＥＳであればモニタテレビ（９）に“部品を挿入して下
さい”のメツセージとともに例えば第２図に示すように
多点ランプ表示時のためのチエツクエリアをボすウィン
ドウ（１０ａ）とともに光点が表示される。

次に、作業者は、プリント基板（４）上にランプ点灯で
指示された位置に部品を正しく挿入してか＼φフノトス
イ、チ（５）を足で押すと、視覚フントローラ（１１）
内のソフトで、挿入部品か孔から出るランプの光の明る
さ、即ち画素数差が決められた値以上になっていれば部
品が正しく挿入されたと判断し、前記の駆動モータ（６
ａ）および（１４ａ）をＯＮ作動させ次のステップへ進
み、例えば次の部品挿入孔位置が第３図に示すように、
ウィンドウ（１０ｂ）とともに光点が表示される。

また、作業者が電子部品を挿入していなかったり、ラン
プ指示位置以外の孔に部品を挿入した場合は、足でフッ
トスイッチ（５）を押しても視覚コントローラ（１１）
内のソフトによりランプの光か認識され、画素数差が５
以上とならないので、フットスイッチ（５）が作動せず
部品箱（６）が移動しない。

［発明の効果コ 本発明は、プリント基板（４）の孔から出ているランプ
の点滅状態を視覚センサ（８）により検出し、これを視
覚コントローラ（１１）と必要に応してモニタ（９）に
入力させ、作業者か電子部品（３）をランプ指示位置、
即ち正しい位置挿入しない限りフットスイッチ（５）を
おしても、部晶相（６）の駆動モータ（６ａ）およびコ
ントロールボックス（１４）の駆動モータ（１４ａ）が
作動せず部品箱（６）が移動および次の部品挿入位置の
ランプ指７ｆ＜かされない。

従って、挿入忘れによる製品の部品欠如や、正規位置外
への誤挿入を完全に防止できるという実用−Ｆの硼値大
なるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る電子部品挿入指示機の外観斜視
図。第２図、第３図は、本発明に係る視覚認識装置のモ
ニタ画面の正面図。第４図は、従来の電子部品挿入指示
機の外観斜視図。第５図は、従来の電子部品挿入指示機
の部品箱収納部をホす斜視図。第６図は、本発明にかか
る装置のブロック図。第７図は、マイクロコンピュータ
の処理動作を示すフローチャート。 （１）・・・電子部品挿入指示機 （２）・・・部品取出口　　（３）・・・電子部品（４
）・・・プリント基板　　（５）・・・フットスイッチ
（６）−・部品箱　　　　　（６ａ）・・・駆動モータ
（７）・・・チェーン （８）・・・視覚でンサ （９）・・・モニタテレビ　（１０ａ）（１ｏｂ）・・
・ウィンドウ（１１）・・・視覚コントローラ １１ａ）・・・キーボード　＜ｌ１ｂ）・・・インター
フェイス＋２）・・・視覚認識装置 １３）・・・センサ取付台 Ｉ４）・・・コントロールボックス １４ａ）・・・駆動モータ （１５）・・・光ファイバー

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　電子部品（３）の組立順序を予め設定して置き、その
   順序どおりにコントロールボックス（１４）から光ファ
   イバー（１５）を介してプリント基板（４）の部品挿入
   孔にランプ表示させ、その挿入指示位置に電子部品を手
   で挿入するようにした電子部品挿入指示機（１）におい
   て、 電子部品挿入指示機（１）に、プリント基板（４）上の
   ランプの点滅状態を検出する視覚センサ（８）と、視覚
   センサ（８）によりとらえた画像を表示するモニタテレ
   ビ（９）と、前記視覚センサ（８）から伝送されるラン
   プの点滅状態の信号を入力し、プリント基板（４）上に
   電子部品（３）挿入前の状態として点灯されたランプの
   明るさと、電子部品（３）を挿入した後に部品挿入孔か
   ら洩れるランプの明るさとを検出し、その差が所定の値
   以下になった時に電子部品が挿入されたと判断する視覚
   コントローラ（１１）とからなる視覚認識装置（１２）
   を設け、 この視覚認識装置（１２）により、所定の位置に電子部
   品が挿入された後でないとフットスイッチ（５）が作動
   せず、ランプ表示による次の部品組み付け位置の指示と
   部品箱（６）の移動ができないようにしたことを特徴と
   する電子部品挿入指示機の挿入忘れ防止装置。