JPH04105514U - 雑音吸収体固定具 - Google Patents

雑音吸収体固定具

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JPH04105514U
JPH04105514U JP1991007569U JP756991U JPH04105514U JP H04105514 U JPH04105514 U JP H04105514U JP 1991007569 U JP1991007569 U JP 1991007569U JP 756991 U JP756991 U JP 756991U JP H04105514 U JPH04105514 U JP H04105514U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筒状の雑音吸収体を簡単且つ確実に電線に
固定する。 【構成】 金属板3の表面には偏平コア7の両端面と
係合する突起3aが形成さている。一方、金属板3の裏
面にはスポンジ5が貼着され、更にその表面には金属板
3を平形ケーブル11に固定する両面テープ7が貼着さ
れている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、中空部に挿通された電線から雑音を吸収する筒状の雑音吸収体を、 該電線に固定する雑音吸収体固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電線を伝搬する雑音電流を吸収する雑音吸収体として、例えばフェ ライト等の磁性材料を筒状に成形してなり、その中空部に挿通された電線を伝搬 する雑音電流を、磁性材料により吸収するものが知られている。
【0003】 また、この様な雑音吸収体はテープ等によって電線に固定される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところがフェライト等の磁性材料はテープとの接合性が悪く、使用中にテープ が剥がれて電線への取り付け位置が変わってしまうことがあった。
【0005】 そこで、接着剤によって雑音吸収体を電線に固定することも考えられるが、こ の場合、電線外壁と雑音吸収体内壁との間隙に接着剤を流し込む必要があるので 、非常に手間がかかり、また接着剤が固化するまで次の作業にかかれないので非 常に作業能率が悪かった。
【0006】 そこで本考案は、筒状の雑音吸収体を簡単且つ確実に電線に固定することがで きる様にすることを目的としてなされた。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達するためになされた請求項1に記載の考案は、 中空部に挿通された電線から雑音を吸収する筒状の雑音吸収体を、該電線に固 定する雑音吸収体固定具であって、 上記電線外壁と雑音吸収体内壁との間隙に挿入可能な板体と、 該板体に設けられ、該板体を上記間隙に挿入したとき上記雑音吸収体の軸方向 両端を係止する係止部材と、 上記板体に設けられ、該板体を電線外壁に固定する固定部材と、 を備えたことを特徴とする雑音吸収体固定具を要旨としており、 一方請求項2に記載の考案は、 中空部に挿通された電線から雑音を吸収する筒状の雑音吸収体を、該電線に固 定する雑音吸収体固定具であって、 上記電線外壁と雑音吸収体内壁との間隙に挿入可能で、該間隙への挿入時には 上記電線外壁と雑音吸収体内壁とを押圧する付勢力を有する板体と、 該板体に設けられ、該板体を上記間隙に挿入したとき上記雑音吸収体の軸方向 両端を係止する係止部材と、 を備えたことを特徴とする雑音吸収体固定具を要旨としている。
【0008】
【作用】
この様に構成された請求項1に記載の雑音吸収体固定具では、板体は固定部材 によって電線外壁に固定される。また、板体が雑音吸収体内壁と電線外壁との間 隙に挿入されると、板体に設けられた係止部材は雑音吸収体の軸方向両端を係止 する。この結果、雑音吸収体は雑音吸収体固定具を介して電線に固定される。
【0009】 一方、請求項2に記載の雑音吸収体固定具では、板体が雑音吸収体内壁と、そ の中空部に挿通された電線の外壁との間隙に挿入されると、板体は電線外壁と雑 音吸収体内壁とを押圧する。この圧力によって板体は電線外壁に固定される。ま たこのとき、板体に設けられた係止部材は雑音吸収体の軸方向両端を係止する。 この結果、雑音吸収体は雑音吸収体固定具を介して電線に固定される。
【0010】
【実施例】
次に本考案の実施例を図面と共に説明する。 図1は第1実施例の固定具1の構成を表す斜視図であり、図2は固定具1の使 用状態を表す斜視図である。
【0011】 図1に示す様に固定具1では、四角形の金属板3表面には、相対向する一対の 辺の両端近傍から対辺に向かって傾斜した突起3aが形成されている。一方金属 板3裏面にはスポンジ5が貼着され、更にその表面には両面テープ7が貼着され ている。この両面テープ7は合成樹脂フィルム両面に粘着剤が塗布された通常の もので、スポンジ5に貼着された反対側の面には剥離紙が貼着されている。また 金属板3及び突起3aは、一枚の金属板によって作製される。即ち、四角形の金 属板に突起3aと同一形状の切込みを形成し、各切込みを表面に起こすことによ り突起3aが形成される。ここで、金属板3,突起3a,及び両面テープ7は各 々板体,係止部材,及び固定部材に相当する。
【0012】 次に固定具1は、図2に示す様にフェライトにより偏平な筒状に形成された雑 音吸収体としての偏平コア9内壁と、電線としての平形ケーブル11外壁との間 隙に装着して使用される。
【0013】 また、固定具1の装着に際しては、両面テープ7の剥離紙を剥して平形ケーブ ル11の所望の位置に固定具1を貼着して置き、続いて平形ケーブル11及びそ れに貼着された固定具1を偏平コア9の中空部に挿入するだけで、偏平コア9を 平形ケーブル11の上記所望の位置に簡単に固定することができる。
【0014】 即ち、固定具1を偏平コア9の中空部に挿入してゆくと、偏平コア9に挿入さ れた側の突起3aが偏平コア9内壁により押圧され、スポンジ5が圧縮されると 共にその突起3aが金属板3方向に撓む。そして、更に偏平コア9が互いに対向 する突起3aの間に配設されるまで固定具1を挿入すると、スポンジ5、及び偏 平コア9内壁に押圧されて撓んでいた突起3aが復元する。
【0015】 突起3aが復元すると、偏平コア9の両端面は互いに対向する突起3aによっ て各々係止される。このため偏平コア9を固定具1に、延いてはそれに両面テー プ7を介して固定されている平形ケーブル11に固定することができる。
【0016】 またスポンジ5が復元することによって金属板3は偏平コア9内壁に当接する 。このため金属板3が偏平コア9中空部で上下に変位するのを防止することがで き、偏平コア9を平形ケーブル11に確実に固定することができる。
【0017】 この様に、固定具1は偏平コア9の両端面と突起3aとの係合によって偏平コ ア9を固定具1に固定しているので、テープ等を用いて偏平コアを固定する場合 に比べて確実に偏平コア9を固定することができる。
【0018】 次に図3は本考案の第2実施例の固定具21の構成を表す斜視図である。 図に示す様に固定具21では、四角形の金属板23の一辺に偏平コア端面を係 止する係止片23bが連続的に立設され、一方金属板23の係止片23bと対向 する辺の両端近傍には、係止片23bに向かって傾斜した突起23aが形成され ている。また金属板23の裏面にはスポンジ25が貼着され、更にその表面には 固定具21を平形ケーブルに固定するための両面テープ27が貼着されている。
【0019】 この様に構成された固定具21では、平形ケーブルに貼着した固定具21を突 起23aを形成した側より偏平コア中空部に挿入して、偏平コアを突起23aと 係止片23bとの間で係止することができる。尚、突起23a及び係止片23b は係止部材に相当する。
【0020】 また固定具21では一対の突起23aと対向する辺に連続的に係止片23bを 立設しているが、この辺に所定の間隔を開けて数個の係止片を立設してもよい。 図4は第3実施例の固定具31の構成を表す斜視図である。
【0021】 図に示す様に固定具31では、固定具1と同様に偏平コア端面を係止する四つ の突起33aが形成された四角形の金属板33の中央に、先端が折り返されたも う一つの突起33cが形成されている。
【0022】 固定具31では、偏平コアが互いに対向する突起33aの間に配設されたとき 、突起33cが偏平コアの中空部に配設され偏平コア内壁を押圧する。このため 、金属板33の裏面にスポンジを貼着しなくても偏平コアが上下に変位するのを 確実に防止することができる。また、突起33cは先端が折り返されているので 、固定具31はどちら側からでも偏平コアに挿入することができる。
【0023】 図5は第4実施例の固定具41の構成を表す斜視図である。 図に示す様に固定具41では、四角形の金属板43の互いに対向する一対の辺 43d近傍に、固定具1と同様偏平コア端面を係止する四つの突起43aが形成 され、且つ金属板43は一対の辺43dに沿って湾曲している。また、一対の辺 43dと金属板43の中央との高低差は、偏平コア内壁と平形ケーブル外壁との 間隙より若干大きくなっている。
【0024】 この様に構成された固定具41は、金属板43を手で伸ばして略平面状に変形 させ、偏平コア内壁と平形ケーブルとの間隙に挿入して使用される。固定具41 を間隙に挿入して手を離すと金属板43には元の湾曲形状に戻ろうとする復元力 が働き、金属板43はその中央部分で偏平コアを押圧すると共に一対の辺43d で平形ケーブル外壁を押圧する。この圧力によって固定具41は平形ケーブル外 壁に固定される。一方固定具1と同様、突起43aは偏平コアの両端面を係止す るので、偏平コアを平形ケーブルの所望の位置に簡単に固定することができる。
【0025】 尚、上記各実施例では、電線として平形ケーブルを例に取って説明したが、各 固定具1〜41はこの他にも例えばフレキシブルプリント基板(FPC)等種々 の偏平な電線に雑音吸収体を固定することができる。また、上記各実施例では、 板体及び係止部材を金属によって構成しているが、板体及び係止部材はこの他に も合成樹脂等種々の材料によって構成することができる。
【0026】 更にまた、上記各実施例では、金属板に形成した切込みを起こすことによって 形成された突起3a〜43aを用いて偏平コアを係止しているが、係止部材とし てはこの他にも種々のものを用いることができる。
【0027】 例えば金属板の所定位置にプレス加工を施して突起又は突条を形成し、これに よって雑音吸収体を係止してもよい。また、突起3a〜43aはバネ弾性を有し ているが、電線が合成樹脂等の弾性材料で被覆されている場合は電線の被覆材を 圧縮しながら雑音吸収体固定具及び電線を雑音吸収体に挿入することができるの で、係止部材が弾性を有していなくてもよい。更にまた、上記各実施例では金属 板3〜43の両端を偏平コア両端面より露出させその表面に各突起3a〜43a を形成しているが、金属板端面から該金属板と平行に金属片を突設し、該金属片 を所定の位置で上方に折り曲げることにより係止部材を形成してもよい。この場 合金属板両端が雑音吸収体両端面より露出していなくてもよく、大きな雑音吸収 体を固定することができる。
【0028】 次に第1実施例及び第2実施例では、金属板3,23の裏面にスポンジ5,2 5を貼着し、更にその表面に両面テープ7,27を貼着しているが、金属板の裏 面に直接両面テープを貼着してもよい。また、金属板の裏面に固定部材として接 着剤を塗布して置き、この接着剤によって金属板を電線外壁に固定してもよい。 この場合雑音吸収体固定具を使用しないときは、接着剤塗布面に剥離紙を貼着し て置くことが望ましい。
【0029】 更にまた、第1〜第3実施例では、金属板3〜33を平面四角形に形成して、 平形ケーブルに固定しているが、断面が円弧形状となるように各金属板を形成し て置き、これを円形断面を有する電線に固定すれば、該円形断面の電線に雑音吸 収体を固定することができる。
【0030】
【考案の効果】
以上詳述した様に、請求項1に記載の雑音吸収体固定具では、板体を固定部材 を介して電線外壁に固定し、続いて、板体が固定された電線を雑音吸収体に挿入 すれば、雑音吸収体が係止部材を介して板体に固定されるので、雑音吸収体を簡 単に電線に固定することができる。
【0031】 一方、請求項2に記載の雑音吸収体固定具では、板体を雑音吸収体内壁と電線 の外壁との間隙に挿入すれば、板体が電線外壁に圧接されると共に雑音吸収体が 係止部材を介して板体に固定されるので、雑音吸収体を簡単に電線に固定するこ とができる。
【0032】 また、請求項1及び請求項2に記載の雑音吸収体固定具では、雑音吸収体の軸 方向両端を係止部材で係止することによって板体に固定しているので、雑音吸収 体をテープで固定する場合のように剥がれる心配がなく、雑音吸収体を板体に、 延いては電線に、確実に固定することができる。
【提出日】平成3年9月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】 図6は第5実施例の固定具51の構成を表す斜視図である。 図に示す様に固定具51では、金属板3と同様に偏平コア端面を係止する四つ の突起53aが形成された四角形の金属板53の片側の長辺には、平形ケーブル 11(図7)の幅より長い帯状の固定部59が連設されている。また固定部59 の両端には、ナイロンリベットを挿入可能な穴部59aが穿設されている。一方 金属板53の裏面にはスポンジ55が貼着され、更にその表面には固定具51を 平形ケーブルに固定するための両面テープ57が貼着されている。 この様に構成された固定具51では、図7に例示するように偏平コア9内壁と 平形ケーブル11外壁との間の間隙に装着すると、穴部59aは平形ケーブル1 1の両側縁から突出する。このため固定具51は、偏平コア9を突起53aにて 係止して平形ケーブル11に固定することができると共に、穴部59aにナイロ ンリベットを挿入することによって固定具51自身を図示しないシャーシ等に固 定することができる。 尚本実施例では四つの突起53aにて偏平コア9の両端面を係止しているが、 固定部59側の二つの突起53aは特に設ける必要はない。この場合偏平コア9 の固定部59側端面は、平形ケーブル11の両側縁から突出した固定部59によ って係止される。また穴部59a内壁には雌螺子を螺刻してもよく、この場合固 定具51をビスによってより簡単にシャーシ等に固定することができる。 図8は第6実施例の固定具61の構成を表す斜視図である。 図に示す様に固定具61では、金属板3と同様に偏平コア端面を係止する四つ の突起63aが形成された四角形の金属板63の片側の長辺には、外形が金属板 63と略同一の固定部69が連設されている。金属板63の裏面にはスポンジ6 5が貼着され、更にその表面には固定具61を平形ケーブルに固定するための両 面テープ67が貼着されている。一方固定部69の表面にも同様にスポンジ71 が貼着され、更にその表面には固定具61をシャーシ等に固定する両面テープ7 3が貼着されている。 この様に構成された固定具61では、偏平コアを突起63aにて係止して平形 ケーブルに固定することができると共に、固定具61自身を両面テープ73を介 してシャーシ等に固定することができる。 尚、上記各実施例では、電線として平形ケーブルを例に取って説明したが、各 固定具1〜1はこの他にも例えばフレキシブルプリント基板(FPC)等種々 の偏平な電線に雑音吸収体を固定することができる。また、上記各実施例では、 板体及び係止部材を金属によって構成しているが、板体及び係止部材はこの他に も合成樹脂等種々の材料によって構成することができる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】 更にまた、上記各実施例では、金属板に形成した切込みを起こすことによって 形成された突起3a〜3aを用いて偏平コアを係止しているが、係止部材とし てはこの他にも種々のものを用いることができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】 例えば金属板の所定位置にプレス加工を施して突起又は突条を形成し、これに よって雑音吸収体を係止してもよい。また、突起3a〜3aはバネ弾性を有し ているが、電線が合成樹脂等の弾性材料で被覆されている場合は電線の被覆材を 圧縮しながら雑音吸収体固定具及び電線を雑音吸収体に挿入することができるの で、係止部材が弾性を有していなくてもよい。更にまた、上記各実施例では金属 板3〜3の両端を偏平コア両端面より露出させその表面に各突起3a〜3a を形成しているが、金属板端面から該金属板と平行に金属片を突設し、該金属片 を所定の位置で上方に折り曲げることにより係止部材を形成してもよい。この場 合金属板両端が雑音吸収体両端面より露出していなくてもよく、大きな雑音吸収 体を固定することができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】 次に第1実施例第2実施例,第5実施例,及び第6実施例では、金属板3 3の裏面にスポンジ5〜65を貼着し、更にその表面に両面テープ7〜67を 貼着しているが、金属板の裏面に直接両面テープを貼着してもよい。また、金属 板の裏面に固定部材として接着剤を塗布して置き、この接着剤によって金属板を 電線外壁に固定してもよい。この場合雑音吸収体固定具を使用しないときは、接 着剤塗布面に剥離紙を貼着して置くことが望ましい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】 更にまた、第1〜第3実施例,及び第5〜第6実施例では、金属板3〜3を 平面四角形に形成して、平形ケーブルに固定しているが、断面が円弧形状となる ように各金属板を形成して置き、これを円形断面を有する電線に固定すれば、該 円形断面の電線に雑音吸収体を固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の固定具の構成を表す斜視図であ
る。
【図2】第1実施例の固定具の使用状態を表す斜視図で
ある。
【図3】第2実施例の固定具の構成を表す斜視図であ
る。
【図4】第3実施例の固定具の構成を表す斜視図であ
る。
【図5】第4実施例の固定具の構成を表す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1,21,31,41…固定具 7,27…
両面テープ 3,23,33,43…金属板 9…
偏平コア 3a,23a,33a,43a…突起
11…平形ケーブル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年9月4日
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】追加
【補正内容】
【図6】 第5実施例の固定具の構成を表す斜視図で
ある。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図7
【補正方法】追加
【補正内容】
【図7】 第5実施例の固定具の使用状態を表す斜視
図である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図8
【補正方法】追加
【補正内容】
【図8】 第6実施例の固定具の構成を表す斜視図で
ある。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年9月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】追加
【補正内容】
【図6】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】追加
【補正内容】
【図7】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】追加
【補正内容】
【図8】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空部に挿通された電線から雑音を吸収
    する筒状の雑音吸収体を、該電線に固定する雑音吸収体
    固定具であって、上記電線外壁と雑音吸収体内壁との間
    隙に挿入可能な板体と、該板体に設けられ、該板体を上
    記間隙に挿入したとき上記雑音吸収体の軸方向両端を係
    止する係止部材と、上記板体に設けられ、該板体を電線
    外壁に固定する固定部材と、を備えたことを特徴とする
    雑音吸収体固定具。
  2. 【請求項2】 中空部に挿通された電線から雑音を吸収
    する筒状の雑音吸収体を、該電線に固定する雑音吸収体
    固定具であって、上記電線外壁と雑音吸収体内壁との間
    隙に挿入可能で、該間隙への挿入時には上記電線外壁と
    雑音吸収体内壁とを押圧する付勢力を有する板体と、該
    板体に設けられ、該板体を上記間隙に挿入したとき上記
    雑音吸収体の軸方向両端を係止する係止部材と、を備え
    たことを特徴とする雑音吸収体固定具。
JP1991007569U 1991-02-20 1991-02-20 雑音吸収体固定具 Expired - Lifetime JPH0745934Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991007569U JPH0745934Y2 (ja) 1991-02-20 1991-02-20 雑音吸収体固定具
DE4204269A DE4204269C2 (de) 1991-02-20 1992-02-13 Befestigungsvorrichtung für einen Rauschabsorber
US07/837,378 US5351017A (en) 1991-02-20 1992-02-14 Fixing device for a noise absorber
DE9201890U DE9201890U1 (ja) 1991-02-20 1992-02-14
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