JP2558074Y2 - 表示灯の取付構造 - Google Patents
表示灯の取付構造Info
- Publication number
- JP2558074Y2 JP2558074Y2 JP1987027134U JP2713487U JP2558074Y2 JP 2558074 Y2 JP2558074 Y2 JP 2558074Y2 JP 1987027134 U JP1987027134 U JP 1987027134U JP 2713487 U JP2713487 U JP 2713487U JP 2558074 Y2 JP2558074 Y2 JP 2558074Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- indicator light
- display panel
- tubular
- main body
- mounting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[技術分野]
本願考案は火災受信機などの表示パネルに、表示灯を
取付する表示灯の取付構造の改良に関する。 [背景技術] 火災受信機などの表示パネルに、LEDなどの表示灯を
取付けて地図盤などを形成する場合、従来のものでは、
第4図(a)、(b)や第5図(a)、(b)に示した
取付方法が採用されている。 すなわち、第4図に示した方法は、表示灯100の発光面1
00aに、文字や記号を記載したシール101を貼付したもの
を、表示パネル102の裏面より接着剤103を用いて接着す
るもので、この場合表示灯の表示面は、表示パネルに対
応する孔部102aより露顕するようにして固着される。ま
た、第5図に示した方法は、表示灯100の発光面100aに
表示すべき文字、記号を予め刻印した透光性のプレート
104を接着したものを、同様に表示パネル102の裏面より
接着剤103を用いて固定するものである。 しかしながら、これらの従来の取付方法では、表示パ
ネル102を受信機の所定の箇所に取付する場合に接着剤1
03が乾燥するまで待たなければならず、場合によっては
表示灯100が完全に表示パネル102に固着されるまで表示
灯100を表示パネル102に抑え付けたりしておかなければ
ならず面倒であった。また、表示パネル102の裏面より
流し込んだ接着剤103が漏れ出してしまうなどの問題も
あった。さらに、第4図において説明したものでは、表
示灯に表示すべき文字や記号は、そのような文字や記号
を予め記載したシール101を貼付けて得ているために、
位置合わせが困難であり、シール101の貼付位置がズレ
たりすると見栄えのよい表示盤を得ることができなかっ
た。 [考案の目的] 本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、接着剤
を使用することなく、簡易な方法で取付固定のできる表
示灯の取付構造を提供することを目的としている。 [考案の開示] 上記目的を達成するため提案される本考案は、取付孔
を有する表示パネルと、筒状表示灯本体と、バネ部材か
らなる固定具とを備え、表示パネルの取付孔に挿嵌され
た筒状表示灯本体の一部に固定具を係合させ、該固定具
の弾性により筒状表示灯本体を表示パネルに固定して成
る表示灯の取付構造において、上記筒状表示灯本体はそ
の背部に係合凸部を有し、上記固定具は連結部の両端に
互いに離反する方向に延出した脚部を有する形状の板バ
ネで構成され、該板バネからなる固定具は連結部に設け
た孔部を上記筒状表示灯本体の係合凸部に係合させ、脚
部を上記表示パネルの背面より押圧付勢するような構造
とされている。 [実施例] 以下に、添付図を参照して本考案の実施例を説明す
る。 第1図は、第一の実施例を示したものである。この実
施例では、筒状表示灯本体1は、その発光面1aを本体部
より径大に形成しており、背面には係合突起1b,1bを一
対宛形成している。3は筒状表示灯本体1内に内蔵され
たLEDチップ(不図示)に給電するためのリードであ
り、このリードには不図示のコネクタが接続され、通電
されてLEDが点灯する。 このような筒状表示灯本体1に対して、固定具となる
板バネ2は、水平な連結部の両側に互いに離反方向に延
出する脚部2a、2aを有した略台形状に折曲形成されてお
り、連結部には中央に走るスリット2bが形成されてい
る。 このような構造であれば、筒状表示灯本体1を表示パ
ネル4の表面より、対応した取付孔4aに挿入し、表示パ
ネル4の背面より板バネ2のスリット部2bを筒状表示灯
本体1の背面部に形成された係合突起1b,1bに嵌合させ
て係合すれば、板バネ2は筒状表示灯本体1を表示パネ
ル4の裏面より押圧するので、筒状表示体本体1は表示
パネル4に容易に固定される。 また、このように固定具を板バネ2で形成すると、表
示パネル4の厚みが変化した場合にも、板バネ2の弾性
復元力が作用してしっかりと固定することができる利点
もある。第2図は筒状表示灯本体1の背面より板バネ2
の取付状態を示した図であり、第3図は第1図のA方向
より表示パネル4と筒状表示灯本体1を見た図である。 [考案の効果] 本考案によれば、表示パネルの厚みが変化した場合に
も、板バネの弾性復原力が作用して筒状表示灯本体をし
っかりと表示パネルに固定することができ、取付け取り
外し作業が簡単である。 また、部品の統一化による合理化が図れ、取付時間も
軽減され、接着剤を使用したときのような汚れもなく、
位置決めも容易にできるなどの利点がある。
取付する表示灯の取付構造の改良に関する。 [背景技術] 火災受信機などの表示パネルに、LEDなどの表示灯を
取付けて地図盤などを形成する場合、従来のものでは、
第4図(a)、(b)や第5図(a)、(b)に示した
取付方法が採用されている。 すなわち、第4図に示した方法は、表示灯100の発光面1
00aに、文字や記号を記載したシール101を貼付したもの
を、表示パネル102の裏面より接着剤103を用いて接着す
るもので、この場合表示灯の表示面は、表示パネルに対
応する孔部102aより露顕するようにして固着される。ま
た、第5図に示した方法は、表示灯100の発光面100aに
表示すべき文字、記号を予め刻印した透光性のプレート
104を接着したものを、同様に表示パネル102の裏面より
接着剤103を用いて固定するものである。 しかしながら、これらの従来の取付方法では、表示パ
ネル102を受信機の所定の箇所に取付する場合に接着剤1
03が乾燥するまで待たなければならず、場合によっては
表示灯100が完全に表示パネル102に固着されるまで表示
灯100を表示パネル102に抑え付けたりしておかなければ
ならず面倒であった。また、表示パネル102の裏面より
流し込んだ接着剤103が漏れ出してしまうなどの問題も
あった。さらに、第4図において説明したものでは、表
示灯に表示すべき文字や記号は、そのような文字や記号
を予め記載したシール101を貼付けて得ているために、
位置合わせが困難であり、シール101の貼付位置がズレ
たりすると見栄えのよい表示盤を得ることができなかっ
た。 [考案の目的] 本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、接着剤
を使用することなく、簡易な方法で取付固定のできる表
示灯の取付構造を提供することを目的としている。 [考案の開示] 上記目的を達成するため提案される本考案は、取付孔
を有する表示パネルと、筒状表示灯本体と、バネ部材か
らなる固定具とを備え、表示パネルの取付孔に挿嵌され
た筒状表示灯本体の一部に固定具を係合させ、該固定具
の弾性により筒状表示灯本体を表示パネルに固定して成
る表示灯の取付構造において、上記筒状表示灯本体はそ
の背部に係合凸部を有し、上記固定具は連結部の両端に
互いに離反する方向に延出した脚部を有する形状の板バ
ネで構成され、該板バネからなる固定具は連結部に設け
た孔部を上記筒状表示灯本体の係合凸部に係合させ、脚
部を上記表示パネルの背面より押圧付勢するような構造
とされている。 [実施例] 以下に、添付図を参照して本考案の実施例を説明す
る。 第1図は、第一の実施例を示したものである。この実
施例では、筒状表示灯本体1は、その発光面1aを本体部
より径大に形成しており、背面には係合突起1b,1bを一
対宛形成している。3は筒状表示灯本体1内に内蔵され
たLEDチップ(不図示)に給電するためのリードであ
り、このリードには不図示のコネクタが接続され、通電
されてLEDが点灯する。 このような筒状表示灯本体1に対して、固定具となる
板バネ2は、水平な連結部の両側に互いに離反方向に延
出する脚部2a、2aを有した略台形状に折曲形成されてお
り、連結部には中央に走るスリット2bが形成されてい
る。 このような構造であれば、筒状表示灯本体1を表示パ
ネル4の表面より、対応した取付孔4aに挿入し、表示パ
ネル4の背面より板バネ2のスリット部2bを筒状表示灯
本体1の背面部に形成された係合突起1b,1bに嵌合させ
て係合すれば、板バネ2は筒状表示灯本体1を表示パネ
ル4の裏面より押圧するので、筒状表示体本体1は表示
パネル4に容易に固定される。 また、このように固定具を板バネ2で形成すると、表
示パネル4の厚みが変化した場合にも、板バネ2の弾性
復元力が作用してしっかりと固定することができる利点
もある。第2図は筒状表示灯本体1の背面より板バネ2
の取付状態を示した図であり、第3図は第1図のA方向
より表示パネル4と筒状表示灯本体1を見た図である。 [考案の効果] 本考案によれば、表示パネルの厚みが変化した場合に
も、板バネの弾性復原力が作用して筒状表示灯本体をし
っかりと表示パネルに固定することができ、取付け取り
外し作業が簡単である。 また、部品の統一化による合理化が図れ、取付時間も
軽減され、接着剤を使用したときのような汚れもなく、
位置決めも容易にできるなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の第一の実施例を示すもので、
第1図は使用状態の説明図、第2図は取付時における板
バネと筒状表示灯本体との関係を筒状表示灯本体の背面
より見た図、第3図は第1図においてA方向より見た図
を示している。 第4図(a)、(b)及び第5図(a)、(b)は、従
来の表示灯の取付構造の説明図である。 (符号の説明) 1……筒状表示灯本体 1b……係合凸部(突起) 1c……凹所 2……板バネ 2a……その脚部 2b……孔部(スリット) 2′……筒状ホルダー 2′a……係合爪(外面) 2′b……係合爪(内面) 4……表示パネル 4a……取付孔
第1図は使用状態の説明図、第2図は取付時における板
バネと筒状表示灯本体との関係を筒状表示灯本体の背面
より見た図、第3図は第1図においてA方向より見た図
を示している。 第4図(a)、(b)及び第5図(a)、(b)は、従
来の表示灯の取付構造の説明図である。 (符号の説明) 1……筒状表示灯本体 1b……係合凸部(突起) 1c……凹所 2……板バネ 2a……その脚部 2b……孔部(スリット) 2′……筒状ホルダー 2′a……係合爪(外面) 2′b……係合爪(内面) 4……表示パネル 4a……取付孔
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)考案者 湯川 正
門真市大字門真1048番地 松下電工株式
会社内
(56)参考文献 実開 昭60−85565(JP,U)
実開 昭58−109787(JP,U)
実公 昭59−21179(JP,Y2)
Claims (1)
- (57)【実用新案登録請求の範囲】 1.取付孔を有する表示パネルと、筒状表示灯本体と、
バネ部材からなる固定具とを備え、 表示パネルの取付孔に挿嵌された筒状表示灯本体の一部
に固定具を係合させ、該固定具の弾性により筒状表示灯
本体を表示パネルに固定して成る表示灯の取付構造にお
いて、 上記筒状表示灯本体はその背部に係合凸部を有し、上記
固定具は連結部の両端に互いに離反する方向に延出した
脚部を有する形状の板バネで構成され、該板バネからな
る固定具は連結部に設けた孔部を上記筒状表示灯本体の
係合凸部に係合させ、脚部を上記表示パネルの背面より
押圧付勢するようにして成る表示灯の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987027134U JP2558074Y2 (ja) | 1987-02-24 | 1987-02-24 | 表示灯の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987027134U JP2558074Y2 (ja) | 1987-02-24 | 1987-02-24 | 表示灯の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63135388U JPS63135388U (ja) | 1988-09-06 |
JP2558074Y2 true JP2558074Y2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=30828877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987027134U Expired - Lifetime JP2558074Y2 (ja) | 1987-02-24 | 1987-02-24 | 表示灯の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2558074Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005176051A (ja) * | 2003-12-12 | 2005-06-30 | Ricoh Opt Ind Co Ltd | 光源ユニット |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58109787U (ja) * | 1982-01-20 | 1983-07-26 | 三洋電機株式会社 | 表示装置 |
JPS5921179U (ja) * | 1982-07-30 | 1984-02-08 | 三鷹工業株式会社 | 空気弁 |
JPS6085565U (ja) * | 1983-11-18 | 1985-06-12 | 株式会社東芝 | エレベ−タのインジケ−タ |
-
1987
- 1987-02-24 JP JP1987027134U patent/JP2558074Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005176051A (ja) * | 2003-12-12 | 2005-06-30 | Ricoh Opt Ind Co Ltd | 光源ユニット |
JP4504001B2 (ja) * | 2003-12-12 | 2010-07-14 | リコー光学株式会社 | 光源ユニット、光走査装置、画像読み取り装置および画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63135388U (ja) | 1988-09-06 |
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