JPH04105480U - Ic用ソケツト - Google Patents

Ic用ソケツト

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JPH04105480U
JPH04105480U JP1505991U JP1505991U JPH04105480U JP H04105480 U JPH04105480 U JP H04105480U JP 1505991 U JP1505991 U JP 1505991U JP 1505991 U JP1505991 U JP 1505991U JP H04105480 U JPH04105480 U JP H04105480U
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JP
Japan
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holder
circuit board
pin
socket
hole
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Pending
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JP1505991U
Other languages
English (en)
Inventor
島 鋼 中
橋 清 治 高
Original Assignee
株式会社ヨコオ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ICの交換が容易で、かつホルダの高さを薄
くできる。 【構成】 フラット状のホルダ12の回路基板側の面
に、大型の凹部15と小型の凹部16とを設け、その間
に段部17を形成する。IC13を、これら両凹部1
5,16内に入れ、IC13のパッケージ傾斜面に、段
部17を当ててIC13の位置を決める。ホルダ12の
リード14先端に対応する位置に、孔部18を設け、こ
の孔部18内に、ピン19およびコイルスプリング22
を挿入する。孔部18の上端を、カバー21で塞ぎ、ピ
ン19およびコイルスプリング22が、孔部18から抜
け出ないようにする。ピン19は、コイルスプリング2
2により、リード14側に押されているので、ホルダ1
2を回路基板に、位置を決めて固定すれば、リード14
は、回路の正しい位置に確実に接触する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はIC用ソケットに係り、特にホルダの高さ寸法を小さくすることがで きるIC用ソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ICは、回路基板の所定箇所に多数のリードを半田付固定して使用さ れるが、バージョンアップによる書込み等の理由により、ICを交換せざるを得 ない場合には、半田を溶かしてICを外すようにしている。
【0003】 ところが、一度半田が付着してしまったリードは、再度確実に美麗に半田付け することが難しいことから、一旦取外したICは、再使用することができないと いう問題がある。
【0004】 そこで一部では、図8に示すように、ソケット1を介しIC2を回路基板に実 装し、IC2を必要に応じ交換できるようにしている。従来のこの種のソケット 1は、半田端子3が回路基板のスルーホールに挿入されて半田付される固定ソケ ット筐体4と、IC2が上面側に装着される着脱ソケット筐体5とから構成され ており、IC2を着脱ソケット筐体5に装着した状態で、着脱ソケット筐体5を 固定ソケット筐体4に嵌め込むことにより、IC2のリード6が、半田端子3の ばね3a間に挟持固定されるようになっている。そして、IC2を取外す場合に は、着脱ソケット筐体5を固定ソケット筐体4から取外すことにより、なされる ようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来のソケット1においては、IC2のリード6を半田付する必要がない ため、バージョンアップによる書込み等でIC2を取外した場合でも、再度同一 品を実装することができる。
【0006】 ところが、ソケット1は、固定ソケット筐体4上に着脱ソケット筐体5を取付 け、IC2は、この着脱ソケット筐体5上に設置される構造になっているため、 回路基板上からIC2の上面までの寸法が、6〜7mmも必要となり、機器の基板 実装の密度が低下するという問題がある。そして、機器内の部品実装スペースが 減少してきつつある現状では、前記寸法の半分以下の高さに収めることが要請さ れている。
【0007】 本考案は、かかる現況に鑑みなされたもので、回路基板上の高さを薄くして、 機器の基板実装の密度を高くすることができるIC用ソケットを提供することを 目的とする。
【0008】 本考案の他の目的は、構造を簡素化してコストダウンを図ることができるIC 用ソケットを提供することにある。
【0009】 本考案のさらに他の目的は、ICの着脱交換をより容易なものとすることがで きるIC用ソケットを提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記目的を達成する手段として、回路基板面に沿い着脱可能に位置 決め固定されるフラット状のホルダと;このホルダの回路基板側の面に設けられ 、ICを位置決めして抱持する凹部と;前記ホルダのICの各リード先端に対応 する位置にそれぞれ設けられた孔部と;これら各孔部内に配置されて先端が各リ ードに圧接するように付勢されたピンとを有することを特徴とする。
【0011】
【作用】
本考案に係るIC用ソケットにおいては、ホルダの孔部に弾圧ピンを挿入する ことにより、孔部内に圧接用のピンが組付けられる。このホルダを、IC上に被 せて回路基板に位置決め固定すれば、ICはホルダの凹部により位置決めされ、 かつ各リードは、上面側からピンで押圧されて回路に圧接する。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0013】 図1ないし図3は、本考案の第1実施例に係るIC用ソケットを示すもので、 このIC用ソケット11は、例えばPBT合成樹脂等の絶縁材で成形されたフラ ット状のホルダ12を備えており、このホルダ12の回路基板(図示せず)側の 面には、例えばピッチ1.27mmで28本のリード14を有するIC13を抱持 するための凹部15が設けられている。
【0014】 この凹部15の中央部には、図1に示すように、さらに小さな凹部16が設け られており、これら両凹部15,16の間には、段部17が形成されている。そ してこの段部17は、IC13のパッケージ傾斜面に当接し、凹部15,16内 におけるIC13の位置決めを行なうようになっている。
【0015】 前記ホルダ12の各リード14の先端に対応する位置には、先端に抜け止め用 の内フランジ18aを有する孔部18が設けられている。これら各孔部18内に は、先端側の小径部19aと基端側の大径部19bとからなるピン19がスライ ド自在に挿入配置されており、小径部19aは、前記内フランジ18a内を通し て、図1において左方へ向かって各リード14を押圧できるようになっている。 また、大径部19bの基端面には、座ぐり20が設けられており、この座ぐり 20と後述するカバー21との間には、コイルスプリング22が介装されている 。そしてピン19は、このコイルスプリング22のばね力により、常時リード1 4を押圧する方向に付勢されている。
【0016】 前記カバー21は、ホルダ12の上面に形成された嵌合凹部23に嵌合され、 図示しないビス等によりホルダ12に固定されており、これにより、前記各孔部 18内へのピン19およびコイルスプリング22の組込みが完了するようになっ ている。
【0017】 前記ホルダ12の対角二隅部には、図2および図3に示すように、回路基板へ の位置決め用のガイドピン24が突設されており、また、ホルダ12の他の対角 二隅部には、インサートナット25が設けられている。そして、前記ガイドピン 24によりホルダ12の回路基板への位置決めを行なった後、回路基板の背面側 からボルド(図示せず)をインサートナット25に螺装することにより、ホルダ 12が回路基板に位置決め固定されるようになっている。
【0018】 なお、図1において、符号26は、IC13の各リード14の幅に沿ってホル ダ12に設けた切欠きであり、これら各切欠き26により、リード14とピン 19先端との間隙がない場合でも、IC13を凹部15,16内に抱持できるよ うになっている。
【0019】 次に、本実施例の作用について説明する。
【0020】 IC用ソケット11の組立てに際しては、まずホルダ12の上面側から、各孔 部18内にピン19およびコイルスプリング22を順次落し込み、その後、ホル ダ12の嵌合凹部23にカバー21を装着してビス等でホルダ12に固定する。 これにより、各孔部18内へのピン19およびコイルスプリング22の組込みが 完了する。そこで、このIC用ソケット11を用いて、IC13を回路基板に取 付ける。
【0021】 この取付けに際しては、まず回路基板の所定回路位置にIC13を載置し、そ の上からIC用ソケット11を被せる。そして、ガイドピン24によりIC用ソ ケット11の位置決めを行なった後、回路基板の背面側から、インサートナット 25にボルトを螺入して、IC用ソケット11を回路基板に位置決め固定する。 IC13は、両凹部15,16の段部17により、凹部15,16内で位置決め されるのでIC用ソケット11の回路基板への位置決め固定により、IC13も 回路基板に位置決め固定される。
【0022】 このIC13の各リード14の先端は、ピン19の小径部19aで回路基板側 に押圧されるので、この押圧力により、回路基板の各回路に圧接保持され、IC 13と回路との間の導通が得られる。
【0023】 IC13を交換する必要がある場合には、IC用ソケット11を前記手順とは 逆の手順で回路基板から取外すことにより、IC13を容易に取外すことができ る。
【0024】 このようにして、IC13を容易に交換できるとともに、IC13のバージョ ンアップによる書込み等を行なった後も、再利用することができる。
【0025】 また、IC用ソケット11の高さを、従来の1/2 以下にすることができるので 、機器の省スペース化に対し、回路基板の実装密度の向上が期待できる。
【0026】 また、ピン19およびコイルスプリング22は、ホルダ12に設けた孔部18 内に直接組込まれるので、コストダウンを図ることができるとともに、各ピン 19およびコイルスプリング22は、カバー21をホルダ12に固定する1回の 作業で組込みが完了するので、組立ても容易である。
【0027】 図4および図5は、本考案の第2実施例を示すもので、前記第1実施例におけ るピン19およびコイルスプリング22に代えてスプリングピン30を用いると ともに、インサートナット25に代えてボルト31を用い、かつカバー21およ び切欠き26を省略したものである。
【0028】 すなわち、IC13の各リード14先端に対応するホルダ12の位置には、孔 部32が設けられており、これら各孔部32には、リード14を回路基板の各回 路に圧接させて導通を得るためのスプリングピン30が、それぞれ圧入固定され ている。
【0029】 これら各スプリングピン30は、チューブ状本体内に先端ピンおよびコイルス プリングが組込まれ、コイルスプリングにより先端ピンが突出するように付勢さ れる構成を有している。スプリングピンを用いると隣位する切欠き26(図1参 照)の間の壁がなくてもピンの安定作動が得られるので、切欠き26は省略され ており、またカバー21(図1参照)も省略されている。
【0030】 なお、その他の点については、前記第1実施例と同一構成となっており、作用 も同一である。
【0031】 このように、スプリングピン30を用いることにより、IC用ソケット11の 構造が簡素化され、組立ても容易となる。また、ボルト31を用いているので、 IC用ソケット11を回路基板に位置決め固定する際に、IC用ソケット11側 からの作業のみで、IC用ソケット11を回路基板に位置決め固定することがで きる。
【0032】 図6および図7は、本考案の第3実施例を示すもので、前記第2実施例におけ るホルダ12を、ホルダ本体40とカバー41とから構成するようにしたもので ある。
【0033】 すなわち、ホルダ12は、中央部に凹部15を構成する開口を有するフラット 状のホルダ本体40と、このホルダ本体40の上面側に着脱可能に取付けられる カバー41とから構成されており、このカバー41は、ホルダ本体40の上面に 設けた位置決め用の嵌合凹部42に嵌入された後、図7に示すように、4本のボ ルト43によりホルダ本体40に位置決め固定されている。
【0034】 このカバー41には、図6に示すように、凹部16が設けられているとともに 、孔部32が設けられており、各孔部32には、スプリングピン30がそれぞれ 圧入固定されている。
【0035】 なお、その他の点については、前記第1実施例と同一構成となっており、作用 も同一である。
【0036】 このように、ホルダ12を、ホルダ本体40とカバー41とから構成すること により、IC13を交換する際に、カバー41をホルダ本体40から取外せば、 IC13を交換することができ、交換作業が容易となる。
【0037】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、フラット状のホルダに設けられた凹部にIC を位置決め抱持し、このホルダを回路基板に位置決め固定するようにしているの で、ホルダを回路基板に固定するだけで、ICを確実に所定位置に固定すること ができ、またホルダの高さを薄くすることができる。
【0038】 また、ICの各リードは、ピンにより回路に圧接されているので、半田付けを しなくても安定した導通が得られ、交換も容易である。
【0039】 また、ピンは、ホルダに設けた孔部に直接組込まれるので、コストダウンを図 ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係るIC用ソケットを示
す図2のI−I線拡大断面相当図である。
【図2】本考案の第1実施例に係るIC用ソケットを示
す底面図である。
【図3】図2のIII −III 線断面図である。
【図4】本考案の第2実施例に係るIC用ソケットを示
す断面図である。
【図5】図4の底面図である。
【図6】本考案の第3実施例に係るIC用ソケットを示
す断面図である。
【図7】図6の底面図である。
【図8】従来のIC用ソケットを示す断面図である。
【符号の説明】
11 IC用ソケット 12 ホルダ 13 IC 14 リード 15 凹部 16 凹部 17 段部 18 孔部 32 孔部 18a 内フランジ 19 ピン 19a 小径部 19b 大径部 21 カバー 41 カバー 22 コイルスプリング 30 スプリングピン 40 ホルダ本体 42 嵌合凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板面に沿い着脱可能に位置決め固
    定されるフラット状のホルダと;このホルダの回路基板
    側の面に設けられ、ICを位置決めして抱持する凹部
    と;前記ホルダのICの各リード先端に対応する位置に
    それぞれ設けられた孔部と;これら各孔部内に配置され
    て先端が各リードに圧接するように付勢されたピンとを
    具備することを特徴とするIC用ソケット。
JP1505991U 1991-02-22 1991-02-22 Ic用ソケツト Pending JPH04105480U (ja)

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JP1505991U JPH04105480U (ja) 1991-02-22 1991-02-22 Ic用ソケツト

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JP1505991U JPH04105480U (ja) 1991-02-22 1991-02-22 Ic用ソケツト

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5187972A (ja) * 1975-01-31 1976-07-31 Hitachi Ltd
JPS6412480A (en) * 1987-07-07 1989-01-17 Nec Corp High frequency socket
JPH0476470A (ja) * 1990-07-17 1992-03-11 Mitsubishi Electric Corp 集積回路評価用ソケツト
JPH04186790A (ja) * 1990-11-21 1992-07-03 Hitachi Ltd プリント配線板への電子部品装着方法

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