JPH0410547B2 - - Google Patents

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JPH0410547B2
JPH0410547B2 JP59054515A JP5451584A JPH0410547B2 JP H0410547 B2 JPH0410547 B2 JP H0410547B2 JP 59054515 A JP59054515 A JP 59054515A JP 5451584 A JP5451584 A JP 5451584A JP H0410547 B2 JPH0410547 B2 JP H0410547B2
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JP
Japan
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component
conductive
flooring material
extruded
pieces
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JP59054515A
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JPS60199161A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はタイル調模様を有する導電性床材の製
造方法に関するものである。
近年職場のオフイスコンピユーター化が進み、
OA機器を静電気から保護するため各種の電磁波
シールド材が用いられている。
また病院等の手術室や実験室においても静電気
を除去するため床に静電気除去装置が施されてい
る。
従来の静電気除去用の床材は、ゴムやプラスチ
ツクに導電性カーボンブラツク、金属粉などを練
込んだものが使用されている。
このような静電気除去を目的とした従来の床材
は黒色系のものが主体となつているため、室内全
体が暗い感じとなつて居心地があまりよくなく、
室内の美感にも欠如していた。
本発明者等は、ホテルや駅、オフイスの床の模
に美麗であり、しかも静電気除去作用にすぐれて
いる重歩行用タイルを得るべく種々研究を重ねた
結果なしたものでありその要旨は、青色、赤色、
黄色および白色の単独若しくは2種以上の組合せ
から成る着色剤を配合せしめた軟質ポリ塩化ビニ
ル(A成分)と導電性カーボンブラツクを配合せ
しめた軟質ポリ塩化ビニル(B成分)を前記A成
分が中芯部となり、その外囲がB成分となるよう
に二色押出成形すると同時に該押出成形物をスラ
イスしてピースを作成し、前記ピースの切断面が
表面となるように平面に敷きつめ、プレス成形し
てピース同志を連結せしめて成ることを特徴とす
るタイル調模様を有する導電性床材の製造方法で
ある。
本発明の青色、赤色、黄色および白色の単独若
しくは2種以上の組合せから成る着色剤を配合せ
しめた軟質ポリ塩化ビニル(A成分)とは、例え
ば可塑剤含有塩化ビニル樹脂コンパウンドにアゾ
系、アントラキノン系、フタロシアニン系、イン
ヂゴ系、ペリノン系、ペリノン系、インダンスレ
ン系の有機染顔料、酸化チタン、黄鉛、紺青、カ
ドミウムレツド、カドミウムイエロー、弁柄等の
無機顔料より採択される着色剤を配合せしめ、こ
れを高速混合機(商品名:ヘンシエルミキサー三
井三池製作所製品)で加熱混合することによつて
得られるが、前記の染顔料をワツクスや金属石け
んなどの分散剤で処理加工した着色剤を二色押出
成形時に塩化ビニルコンパウンドと混練すること
も実施される。
また前記A成分と一緒に押出成形される軟質ポ
リ塩化ビニル(B成分)は、可塑剤含有塩化ビニ
ル樹脂コンパウンドにフアーネスブラツク、チヤ
ンネルブラツクおよびアセチルンブラツク等の導
電性カーボンブラツクを配合し、これを高速混合
機(ヘンシエルミキサー)で加熱混練することに
よつて得られる。
本発明では前記の軟質ポリ塩化ビニル+着色剤
(A成分)と軟質ポリ塩化ビニル+導電性カーボ
ンブラツク(B成分)を二台の押出成形機を使用
して電線被覆の要領で連続的に同時に押出し、前
記A成分を中心部となるようにし、またその外囲
がB成分で被覆されるように成形する。したがつ
て押出された成形物は、内部がA成分で構成さ
れ、外囲部がB成分で構成されている。
またダイの形成は円形よりも正三角形、正四角
形、六角形等がピース同志つながるので好まし
い。
押出機から押出された押出成形物は、冷却して
直ちにカツターでスライスしてピースを作成し、
このピースの断面、すなわち、スライスした面が
表面となるようにプレス板等の上に敷きつめプレ
スでタイル板のごとく押圧成形すると、囲りのB
成分同志が連結して美しい色調のタイル模様が形
成される。そしてまた目地模様は連結した黒色の
導電性となつた床材が得られる。
かくのごとくして得られた本発明の導電性床材
は、色彩が鮮やかなタイル調を呈しておりなおか
つ導電性を有するので、静電気の除去が望まれる
病院やオフイスの重歩行用タイルとして有効であ
る。
以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。
実施例 塩化ビニル樹脂(商品名;ゼオン101EP日本ゼオ
ン社製品) 100部 ヂオクチルフタレート 50部 三塩基性硫酸鉛 3部 ステアリン酸バリウム 1部 二塩基性亜リン酸鉛 1部 上記組成の塩化ビニルコンパウンド1000部にト
リクレジルホスフエート100部、ジシクロヘキシ
ルフタレート40部よりなる溶剤14部を添加し、混
合機(ヘンシエルミキサー;三井三池製作所製
品)中で常温で20秒混合し、次いで青色顔料(商
品名;クロモフアインブルー4920大日精化工業社
製品)10部を添加し、ヘンシエルミキサーの温度
を約50℃に上げ5分間混合し、均一に着色した青
色コンパウンドを得た。この青色着色塩化ビニル
をA成分とする。
次いで、前記のビニルコンパウンドと同様のコ
ンパウンド1000部にトリクレンジルホスフエート
100部、ジシクロヘキシルフタレート40部よりな
る溶液14部を添加し、ヘンシエルミキサー中で常
温で約20秒混合し、次いで導電性カーボンブラツ
ク250部を添加し、ヘンシエルミキサーの温度を
70℃に上げて約10分間混合し、均一に着色した黒
色コンパウンドを得た。この黒色着色塩化ビニル
をB成分とする。
次いで2台の押出成形機を使用し、前記の青色
着色塩化ビニル(A成分)と黒色着色塩化ビニル
(B成分)を第1図に示すように二色押出成形し、
押出成形物2はスライスして第2図に示すように
A成分が中心部4で、その囲りがB成分3のピー
ス20を作成する。このスライスしたピース20
の断面が表面となるよう第3図に示すよう平板金
型5の上に敷きつめプレス成形すると、第4図に
示すように、青色のタイル調模様6と目地部分7
が導電性を有する導電性床材が得られた。
かくの如くして得られた本発明のタイル調模様
を有する導電性床材の表面の体積固有抵抗値は
133Ω/cmであり、静電気除去作用にすぐれてい
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は二色押出成形機のダイから押出成形物
を押出した状態を示す斜視図、第2図は、押出成
形物をスライスして作つたピースの斜視図、第3
図はピースをプレス板にのせ敷きつめた状態を示
す平面図、第4図は本発明によつて製造される床
材を示す平面図である。 1……二色押出成形品のダイス、2……押出成
形物、3……黒色着色塩化ビニル(B成分)、4
……青色着色塩化ビニル(A成分)、5……プレ
ス板、6……タイル調模様、7……導電性目地、
20……ピース。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 青色、赤色、黄色および白色の単独若しくは
    2種以上の組合せから成る着色剤を配合せしめた
    軟質ポリ塩化ビニル(A成分)と導電性カーボン
    ブラツクを配合せしめた軟質ポリ塩化ビニル(B
    成分)を前記A成分が中芯部となり、その外囲が
    B成分となるように二色押出成形すると同時に該
    押出成形物をスライスしてピースを作成し、前記
    ピースの切断面が表面となるように平面に敷きつ
    め、プレス成形してピース同志を連結せしめて成
    ることを特徴とするタイル調模様を有する導電性
    床材の製造方法。
JP5451584A 1984-03-23 1984-03-23 タイル調模様を有する導電性床材の製造方法 Granted JPS60199161A (ja)

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JPS60199161A JPS60199161A (ja) 1985-10-08
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5839453A (ja) * 1981-09-02 1983-03-08 丸山工業株式会社 導電性床材とその製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5839453A (ja) * 1981-09-02 1983-03-08 丸山工業株式会社 導電性床材とその製造方法

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JPS60199161A (ja) 1985-10-08

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