JPS62197432A - 導電性ゴム材 - Google Patents

導電性ゴム材

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Publication number
JPS62197432A
JPS62197432A JP4092886A JP4092886A JPS62197432A JP S62197432 A JPS62197432 A JP S62197432A JP 4092886 A JP4092886 A JP 4092886A JP 4092886 A JP4092886 A JP 4092886A JP S62197432 A JPS62197432 A JP S62197432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
conductivity
rubber material
acrylonitrile
conductive
Prior art date
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Pending
Application number
JP4092886A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Tanaka
義治 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Bando Chemical Industries Ltd filed Critical Bando Chemical Industries Ltd
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Conductive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は導電性ゴム材に関する。
(従来の技術) 導電性ゴム材としては、例えば次のようなものが一般に
知られている。
■ カーボンブラックをゴムに練り込んだもの(特rJ
FI昭51−1550号公報参照)。
■ 炭素繊維や金属繊維などの導電性繊維をゴムに混入
したもの(特開昭59−100145号公報、実開昭5
9−82726号公報、特開昭58−137903号公
報など参照)。
■ ゴムにケイ酸ナトリウム等の吸水性物質を練り込み
、吸水により導電性を高めたもの(特開昭58−873
7号公報、実開昭60−1’4040号公報参照)。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の技術■の場合、導電性は良いが、色調が黒であっ
て装飾性に欠け、また、ゴム製品としての使用時にカー
ボン粒子による汚損を招き易い。
従来の技術■の場合、導電性繊維をゴムに練り込む方式
ではその際の繊維の切断を防止するのが難しく、また、
繊維をゴムに埋込む方式を採用するにしてもその埋込み
に手間が要する。
従来の技術■の場合、吸水性物質をゴムに対し多量に混
入しないと高い導電性が得られず、また、吸水性物質を
多量に混入した場合、この吸水性物質のゴム中での分!
&が難しくなるとともに、ゴム物性が大きく低下し、加
工性も良くない。
本発明はかかる問題点を解決しようとするものである。
(問題点を解決するための手段及びその作j旧すなわち
、本発明の導電性ゴム材は、アクリロニトリル・ブタジ
エンゴム(NI3R)を改良してなるものであり、具体
的には、アクリロニトリル・ブタジエンゴムに対し、多
価アルコールを配合したゴム、i41成物からなる。
この場合、アクリロニトリル・ブタジエンゴムは、各種
ゴムの中でも導電性が良く、例えば、天然ゴム、ブタジ
ェンゴム、スチレンブタジェンゴムの体積固有抵抗が1
0゛Ω・訓(25℃)程度であるのに対し、アクリロニ
トリル・ブタジエンゴムはIO“0Ω・国(25℃)程
度であるが1本発明の導電性ゴム材は、この導電性を多
価アルコールの配合によりさらに高めたものである。す
なわち、多価アルコールは、その有する極性によりゴム
材の導電性を高め、かつ、基本的にはゴム材を着色する
こともなく、また、比較的少量でも導電性向上が図れる
からゴム物性の低下も抑えることができる。
多価アルコールとしては、ゴムの熱加硫温度よりも高い
沸点をもつもの、例えば、エチレングリコール(沸点1
97℃)、プロピレングリコール(沸点188°C)、
グリセリン(沸点290℃)。
ペトリオール(3−メチルペンタン−1,3,5−トリ
オール、クラレイソブレンケミカル社製沸点216℃1
50馴11g) 、ブチルジグリコール(ジエチレング
リコールモノブチルエーテル;日本乳化剤社製 沸点2
30℃)、ニューボール75H90000(三洋化成社
製のポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)グリコ
ールを主成分とする。引火点250℃)などを用いるこ
とができる。
上記アクリロニトリル・ブタジエンゴムに対する多価ア
ルコールの配合割合は、導電性ゴム材として要求される
導電性の程度と、各種ゴム物性等を考慮して適宜設定す
る0例えば、上記導電性ゴム祠を一般の建物、半導体製
造工場のクリーンルームなどの床材として利用する場合
、アクリロニトリル・ブタジエンゴム100重量部に対
し、多価アルコールを5〜100重量部程度置部ること
ができる。この場合、多価アルコールは、5重量部未満
では導電性向上への寄与が小さく、また。
配合割合が多くなるにつれ導電性は高くなるものの、ゴ
ム物性が低下し好ましくはない。従って、この多価アル
コールの配合割合の上限は100重量部、より好ましく
は50重量部である。なお、本発明の導電性ゴム材が上
記数値に限定されるものではないことはもちろんである
(実施例) 以下1本発明の実施例を比較例との比較において説明す
る。
本実施例における導電性ゴム材(床材)と比較例のそれ
ぞれの配合(重量部)は第1表のとおりである。
上記第1表に示す各個のゴム組成物を用いて、それぞれ
厚さ2.5mmの供試床材を作成し、導電性(JISK
−6911による表面抵抗)1色調および加工性(練り
、圧延)について比較したところ第2表に示す結果を得
た。
上記第2表の結果から、アクリロニトリル・ブタジエン
ゴムに多価アルコールを配合した実施例1.2によれば
、比較例2のNBRを主成分とするものよりも高い導電
性が得られ、さらに比較例3のNBRに吸水性物質(ゼ
ラチン)を混入したものと比較してもそれと同等若しく
はそれより高い導電性が得られることがわかる。また、
この導電性に関し、実施例[と2の比較から、多価アル
コールの割合が多くなるとそれに応じて導電性もよくな
ることがわかる。
色調に関して、実施例L  2は、白であって着色が可
能であり、装飾性の問題はない。これに対し、比較例1
はSBR#1500にコンダクティブファーネスブラッ
クを混入したものであるが、導電性は良くなるものの、
色調は黒となっており、実施例の場合は、比較例1のよ
うな導電性向上のために着色性を犠牲にするということ
がない。
加工性に関して、実施例1,2はいずれも加工性に問題
はない、これに対し、導電性向上のために吸水性物質を
混入した比較例3、またコンダクティブファーネスブラ
ックを混入した比較例1は加工性が低くなっており、実
施例の場合は導電性向上のために加工性を犠牲にするこ
とがない。
(発明の効果) 以上のように、本発明の導電性ゴム拐は、多価アルコー
ルを配合したことにより、高い導電性を得ることができ
、また、ゴム材としての物性の低下も少なく、かつ1着
色が可能であって装飾性に優れ、一般の建物や半導体製
造工場のクリーンルームなどの床材、デスクマットなど
として、また、履き物やコンベヤベルトの構成材として
など導電性が要望される種々の製品に単独であるいは他
の材質のものとの積層などによる複合でもってコスト高
を招くことなく適用することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アクリロニトリル・ブタジエンゴムに対し、多価
    アルコールを配合したゴム組成物からなることを特徴と
    する導電性ゴム材。
JP4092886A 1986-02-25 1986-02-25 導電性ゴム材 Pending JPS62197432A (ja)

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JP4092886A JPS62197432A (ja) 1986-02-25 1986-02-25 導電性ゴム材

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JP4092886A JPS62197432A (ja) 1986-02-25 1986-02-25 導電性ゴム材

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JPS62197432A true JPS62197432A (ja) 1987-09-01

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JP4092886A Pending JPS62197432A (ja) 1986-02-25 1986-02-25 導電性ゴム材

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