JPH04104815A - 空気中の有害物質の除去方法 - Google Patents

空気中の有害物質の除去方法

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JPH04104815A
JPH04104815A JP2221626A JP22162690A JPH04104815A JP H04104815 A JPH04104815 A JP H04104815A JP 2221626 A JP2221626 A JP 2221626A JP 22162690 A JP22162690 A JP 22162690A JP H04104815 A JPH04104815 A JP H04104815A
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JP
Japan
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harmful substances
air
catalyst
contact
glassy carbon
Prior art date
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Pending
Application number
JP2221626A
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English (en)
Inventor
Kazunori Takahata
和紀 高畑
Michio Sakamoto
坂本 三千男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Publication date
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  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利、肚立団 本発明は、例えば、空気中に含まれる悪臭物質や刺激性
物質等の有害物質を効率的しこ除去する方法に関する。
従来り且浦 空気中C二含まれるメチルメルカプタン、トリエチルア
ミン、オレフィン等の有害物質を除去する方法は、従来
、既に多数知られている。例えば、特開昭50−441
84号公報には、貴金属触媒を活性炭等に担持させた触
媒を用いて、二酸化イオウ、硫化水素等を除去する方法
が記載されている。また、特公昭55〜43386号に
は、ウレタンフオーム等の合成樹脂フオームに炭素質粉
末を有機バインダーと共に含浸させ、焼成し、上記合成
樹脂フオームを炭化させて、炭化フオームとし、これに
貴金属等の触媒成分を担持させた触媒や、また、かかる
触媒を用いてアセトン等を分解除去する方法が記載され
ている。巳かし、これらの触媒は、有害物質との接触温
度が300℃付近になれば、触媒自体の燃焼が起こるた
めに、低温域でのめ有効である。
アルミナ等のようなセラミック物質に貴金属を担持させ
た触媒を用いれば、高温域でも有害物質を除去できるが
、しかじ、除去率が低い等の問題がある。
が解 しようとする課 本発明は、従来の有害物質の除去における上記した問題
を解決するためになされたものであって、有害物質を含
む空気からその有害物質を効率的に除去する方法を提供
することを目的とする。
晋   ”  るための 本発明による空気中の有害物質の除去方法は、合成樹脂
発泡体を焼成炭化してなる多孔質ガラス状炭素に有害物
質を含む空気を一80℃乃至100℃の温度で接触させ
、上記有害物質を吸着させた後、上記多孔質ガラス状炭
素を加熱し、有害物質を脱着させ、次いで、この有害物
質を室温乃至800℃の温度で酸化的分解能を有する触
媒に接触させ、分解することを特徴とする。
本発明の方法において用いる多孔質ガラス状炭素は、合
成樹脂の発泡体を不活性気体中で500〜1000 ”
Cの温度で焼成し、炭化して得られるものであって、フ
ェノール系樹脂の発泡体を炭化して得られる嵩密度0.
1〜0.6g/cf、比表面積500〜2000 rr
T / gの範囲にあるものが好ましく用いられる。こ
のような多孔質ガラス状炭素は、粉末状で用いてもよく
、或いは板状物やハニカム状物等の種々の成形物として
用いてもよい。
本発明の方法によれば、有害物質を含む空気は、−80
℃乃至100℃、好ましくは室温から1゜OoCの温度
で空間速度200〜200000hr−’、好マしくは
1000〜100000hr ’の範囲にて上記多孔質
ガラス状炭素に接触せしめられる。
次いで、多孔質ガラス状炭素を加熱して、上記有害物質
を多孔質ガラス状炭素から脱着させる。
多孔質ガラス状炭素の加熱温度は、酸化性雰囲気下では
、好ましくは50〜300℃である。しかし、非酸化性
雰囲気下では、より高温への加熱が可能であって、例え
ば、50〜800℃の範囲である。このようにして脱着
された有害物質は、次いで、多孔質ガラス状炭素に近接
ニーで配設され1こ酸化的分解能を有する触媒に接触さ
れ、酸化分解され、かくして、空気中に含まれる有害物
質が除去される。
合成樹脂の発泡体を炭化して得られる多孔質ガラス状炭
素は、有害物質の吸着脱着性能にすぐれるので、空気中
のを害物質を一月、多孔質ガラス状炭素に吸着し、貯蔵
し、次いで、これを酸化的分解能を有する触媒に接触さ
せることによって、空気中に微量に含まれる有害物質を
有効に効率よく分解することができる。
上記酸化的分解能を有する触媒は、アルミナ、シリカ、
シリカ・マグネシア複合酸化物等に貴金属を担持させて
なる触媒や、酸化鉄、酸化マンガン、酸化チタン、酸化
バナジウム、酸化銅とを主成分とする触媒等を挙げるこ
とができる。
このような酸化的分解能を有する触媒による有害物質の
酸化分解は、通常、室温から800 ’C1好ましくは
100〜500 ’Cの範囲で行なわれる。
第1l6こ本発明の方法の一態様を示す。有害物質を含
む空気1、例えば、悪臭成分を有するガスは前記多孔質
ガラス状炭素を吸着剤と5で有すると共に、加熱手段2
を備えた吸着層3に導入され、ここで、有害物質が多孔
質ガラス状炭素に吸着される。この吸着層に隣接して、
酸化的分解能を有する触媒を有すると共に、加熱手段4
を備えた分解層5が配設されている。上記吸着層を加熱
し、吸着層から脱着された有害物nは、この分解層に導
入され、ここで、酸化的分解能を有する触媒によって分
解されて、清浄な空気6を得る。
本発明の方法においては、上記のような中−の装置にf
害物質を含む空気を所定時間導入りで、吸着層でを害物
質を吸着させ、次いで、所定時間にわたって吸着層を加
熱じ、分解層でそねを酸化分解させる所謂ハツチ式処理
を採用してもよく、或いは上記のような装置の複数を並
列して配設し、一部の装置系で吸着を、そC〕他の装置
系で肌着及び分解をする連続式を採用1.でもよい。
本発明の方法は、種h (:’j有害物質の除去M有用
であり、例えば、−酸化l′;:素、−・ニゼニ′、1
ルエン、キルン、メタノ−月、エタノール、アセlン、
アセトアルテ゛ヒ1、メ千ルメル力ブタン、硫化水素、
二酸化イオウ、)リメ千ルアミン、lリエチルアミン、
アンモニア、各1重オレフィン等の除去乙こ有効である
特に、本発明の方法は、屈室、会議室、劇場、工場、病
院、地下街、冷蔵庫内等の空気浄化Cコ有用である。
又■少羞果 本発明の方法によれば、有害物質を含む空気を吸着脱着
性能にすぐれる合成樹脂発泡体を焼成炭化してなる多孔
質ガラス状炭素に接触させ、有害物質を多孔質ガラス状
炭素に吸着させ、これを脱着させ・次いで、その有害物
質を酸化的分解能を有する触媒に接触させて分解するの
で・効率よく有害物質を空気から除去することができる
従って、本発明の方法は、特に、有害物質を低濃度で含
む空気の浄化に有用である。
災隻開 以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れら実施例により何ら限定されるものではない。
実施例1 フェノール樹脂発泡体を窒素雰囲気下に約80o ’c
で焼成し、炭化して、嵩密度0.30 g /c+11
゜比表面積880rd/gの多孔質ガラス状炭素を粉末
化した。この粉末1.0gを吸着層に充填し、室温に保
持した。
メチルメルカプタン100pp−を含む空気をGHS 
V 40000hr−’にて上記吸着層に1時間供給し
たところ、メチルメルカプタンの上記吸着層への吸着率
は95%であった。
次に、上記吸着層を100℃に加熱し、メチルメルカプ
タンを吸着層から脱着させた。脱着率は90%であった
。このメチルメルカプタンを含む空気を、300℃に加
熱した0、 5%の白金を担持させたアルミナ触媒に供
給したところ、メチルメルカプタンは分解率91%で分
解された。
比較例1 実施例1にて調製したガラス状炭素粉末を300″Cに
加熱し、これに実施例1と同じメチルメルカプタン11
00ppを含む空気を同し条件で供給したところ、メチ
ルメルカプタンの分解率は5%であった。
比較例2 比較例1において、ガラス状炭素粉末を白金を担持させ
たアルミナに代えた以外は、比較例1と同様乙こしてメ
チルメルカプタン1100ppを含む空気を同し条件で
供給したところ、メチルメルカプタンの分解率は20%
であった。
比較例3 実施例Iにおいて、ガラス状炭素を市販のヤシ殻活性炭
に変えた以外は、実施例1と同様にしてメチルメルカプ
タン1100ppを含む空気を処理したところ、活性炭
へのメチルメルカプタンの吸着率は52%、脱着率は7
4%であり、白金触媒における分解率は93%であった
実施例2 実施例1において、白金担持アルミナ触媒を0゜5%の
白金をンリカに担持させてなる触媒に変えた以外は、実
施例1と同様にしてメチルメルカプタン1100ppを
含む空気を処理したところ、活性炭へのメチルメルカプ
タンの吸着率は95%、脱着率は90%であり、白金触
媒における分解率は93%であった。
実施例3 実施例1と同様にして、1100ppのトリメチルアミ
ンを含む空気を処理した。吸着層へのトリメチルアミン
の吸着率は87%、脱着率は94%であり、白金触媒に
おける分解率は90%であった。
実施例4 実施例1において、多孔質ガラス状炭素粉末に代えて、
多孔質ガラス状炭素の5X15X50oanの板状成形
体を用いた以外は、実施例1と同様にして、メチルメル
カプタンlooppmを含む空気を処理した。吸着層へ
のメチルメルカプタンの吸着率は83%、脱着率は98
%であり、白金触媒における分解率は90%であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法を実施するだめの装置構成の一
例を示す図である。 1・・・有害物質を含む空気、3・・・吸着層、5・・
・酸化分解層、6・・・清浄な空気。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)合成樹脂発泡体を焼成炭化してなる多孔質ガラス
    状炭素に有害物質を含む空気を−80℃乃至100℃の
    温度で接触させ、上記有害物質を吸着させた後、上記多
    孔質ガラス状炭素を加熱し、有害物質を脱着させ、次い
    で、この有害物質を室温乃至800℃の温度で酸化的分
    解能を有する触媒に接触させ、分解することを特徴とす
    る空気中の有害物質の除去方法。
JP2221626A 1990-08-23 1990-08-23 空気中の有害物質の除去方法 Pending JPH04104815A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009157434A1 (ja) * 2008-06-23 2009-12-30 日揮株式会社 二酸化炭素オフガスの浄化方法および浄化用燃焼触媒、並びに天然ガスの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009157434A1 (ja) * 2008-06-23 2009-12-30 日揮株式会社 二酸化炭素オフガスの浄化方法および浄化用燃焼触媒、並びに天然ガスの製造方法

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