JPH04104759U - 車両用パーキングブレーキのグリツプ - Google Patents

車両用パーキングブレーキのグリツプ

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JPH04104759U
JPH04104759U JP1374691U JP1374691U JPH04104759U JP H04104759 U JPH04104759 U JP H04104759U JP 1374691 U JP1374691 U JP 1374691U JP 1374691 U JP1374691 U JP 1374691U JP H04104759 U JPH04104759 U JP H04104759U
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JP
Japan
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grip
lever
lever body
parking brake
hole
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Withdrawn
Application number
JP1374691U
Other languages
English (en)
Inventor
一泰 薦田
正治 村松
Original Assignee
豊生ブレーキ工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 グリップ本体とレバー本体とが接着剤で連結
されていない車両用パーキングブレーキのグリップを提
供する。 【構成】 筒状をなすグリップ本体20の内壁部に係合
突起部22を設ける。この係合突起22は、筒状をなす
レバー本体10に設けた貫通孔14と係合している。こ
の係合により、グリップ本体20とレバー本体10との
連結が達成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車などの車両用パーキングブレーキのグリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
図2に、従来の車両用パーキングブレーキのグリップの一例を示す。同図にお いて、グリップ本体1とレバー本体2とは接着剤3により連結されおり、これに より、グリップ本体1とレバー本体2との脱離防止が図られていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のグリップにおいては、グリップ本体1とレバ ー本体2を連結する際に、固化前の接着剤がグリップ本体1とレバー本体2との 間隙gなどから漏出してノブ4に付着し、ノブ4の作動不良を引き起こすことが あるという課題があった。
【0004】 また、グリップの製造においては、接着剤による連結工程を必要とし、製造時 間が長くなり、製造コストが高くなるという課題があった。
【0005】 本考案は、このような従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、その目的 とするところは、グリップ本体とレバー本体とが接着剤によって連結されておら ず、簡易な構成でグリップ本体とレバー本体との連結が達成される車両用パーキ ングブレーキのグリップを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案の車両用パーキングブレーキのグリップは、 筒状レバー本体の周囲を筒状グリップ本体で包囲して構成される車両用パーキン グブレーキのグリップにおいて、 前記グリップ本体の内壁部に突起部が設けられており、 この突起部は、前記レバー本体の周壁部を貫通してこのレバー本体の半径方向 内側に突出しており、これにより、前記レバー本体と前記グリップ本体とが連結 されていることを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案においては、筒状をなすグリップ本体の内壁部に係合突起部を設け、こ の突起部が、レバー本体に設けられた貫通孔に嵌入されることにより、前記グリ ップ本体とレバー本体とが連結されているので、グリップ製造の際にグリップ本 体とレバー本体とを接着する工程が不要であり、従って、製造期間を短縮できる とともに製造コストも低減できる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0009】 図1は、本考案を適用した一実施例を示す断面図である。同図において、筒状 をなすレバー本体10は、筒状をなすグリップ本体20により包囲されている。 このレバー本体10の周壁部の複数個所は、内側すなわち図示しないパーキング ブレーキ本体と連結しているロッド部材30の方向に切り起されており、これに より前記周壁部には複数の爪部12が形成されている。また、この爪部12の形 成にともない、レバー本体10の周壁部には複数の貫通孔14が形成されている 。
【0010】 一方、前記グリップ本体20の内壁部には、複数の係合突起部22が設けられ ている。そして、係合突起部22はグリップ本体20の抜け止め機能を有する程 度の大きさ,強度を有するとともに、グリップ本体20の嵌め込み操作を阻害し ない程度の柔軟性を有する。本実施例においては、この係合突起部22は、前記 貫通孔14を介してレバー本体10の半径方向内側に突出している。すなわち、 この係合突起部22は貫通孔14と係合しており、この係合により、レバー本体 10とグリップ本体20との連結が達成されている。
【0011】 また、貫通孔14との係合を容易にするためには、係合突起部22の基端側部 分22aが緩やかな曲線状の断面形状を有するのが好ましい。
【0012】 次に、本実施例の作用について説明する。
【0013】 本実施例においては、レバー本体10とグリップ本体20との連結を、貫通孔 14と係合突起22との係合により行うことにしたため、接着剤が不要となり、 従来問題であった接着剤の漏出に伴う不都合がなくなった。また、接着剤を用い る連結工程が不要であるため、グリップの製造期間が短縮できるとともに製造コ ストも低減できる。
【0014】 以上本考案の好適な実施例について説明したが、本考案はこれに限定されるも のではなく、本考案の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。
【0015】 例えば、前記貫通孔14は、必ずしも前記爪部12と同時に設けることを必要 とせず、レバー本体周壁の任意の位置に設けることができる。また、前記係合突 起部22の形状は、グリップ本体20を構成する樹脂などの性質に応じて適宜変 更することができる。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、グリップ本体とレバー本体との連結を 、グリップ本体の内壁部に設けた突起部をレバー本体の周壁部の貫通孔に係合さ せることにより行うこととしたため、グリップの製造に際し接着剤が不要な車両 用パーキングブレーキのグリップを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】従来の車両用パーキングブレーキのグリップの
一例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 レバー本体 20 グリップ本体 22 突起部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状レバー本体の周囲を筒状グリップ本
    体で包囲して構成される車両用パーキングブレーキのグ
    リップにおいて、前記レバー本体の周壁部には貫通孔が
    設けられており、前記グリップ本体の内壁部には係合突
    起部が設けられており、この係合突起部は、前記レバー
    本体の貫通孔に係合していることを特徴とする車両用パ
    ーキングブレーキのグリップ。
JP1374691U 1991-02-19 1991-02-19 車両用パーキングブレーキのグリツプ Withdrawn JPH04104759U (ja)

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JPH04104759U true JPH04104759U (ja) 1992-09-09

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