JPH04121244U - ゴム製チユーブの気体注入部取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ゴム製チューブ２の端壁部２ａに挿通して取
り付けられる気体注入管１の外周部に、端壁部２ａに密
着するねじ部４を形成するとともに端壁部２ａ内に突出
するフランジ部３を設けたものである。 【効果】 気体注入管は、フランジ部およびねじ部によ
り、ゴム製チューブの端壁部に取り付けられるため、気
体注入管は強固に端壁部に取り付けられる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、ゴム製チューブの気体注入部取付構造に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、ゴム製チューブの気体注入部の取付構造は、図３に示すように、単に、 筒状の気体注入管１１が、ゴム製チューブ１２の端壁部１２ａに挿通して取り付 けられたものであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記従来の構成によると、単に、筒状の気体注入管１１がゴム製チューブ１２ の端壁部１２ａに挿通して取り付けられているだけであるため、その取付部が非 常に弱いという問題があった。

【０００４】 そこで、本考案は上記問題を解消し得るゴム製チューブの気体注入部取付構造 を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するため、本考案のゴム製チューブの気体注入部取付構造は、 ゴム製チューブの端壁部に挿通して取り付けられる気体注入管の外周部に、端壁 部に密着するねじ部を形成するとともに端壁部内に突出するフランジ部を設けた ものである。

【０００６】

【作用】

上記の構成によると、気体注入管は、フランジ部およびねじ部により、ゴム製 チューブの端壁部に取り付けられるため、気体注入管は強固に端壁部に取り付け られる。

【０００７】

【実施例】

以下、本考案の一実施例を図１および図２に基づき説明する。 １はゴム製チューブ２の端壁部２ａに挿通して取り付けられる気体注入管で、 その中間部の外周部には、円形のフランジ部（つば部ともいう）３が突出して設 けられるとともに、その下方部の外周部にはねじ部４が形成されている。

【０００８】 なお、ゴム製チューブ２の端壁部２ａは、気体注入管１が取り付けられるため 、ゴム製チューブ２の胴部２ｂよりも厚くされている。 そして、この気体注入管１を、ゴム製チューブ２の端壁部２ａに取り付ける場 合には、そのフランジ部４が端壁部２ａ内に埋設されるように、かつねじ部４が 端壁部２ａ内に位置するように取り付けられる。

【０００９】 このように、気体注入管１のフランジ部３が、ゴム製チューブ２の端壁部２ａ 内に埋め込まれるとともに、ねじ部４が端壁部２ａに密着した状態となっている ため、気体注入管１は強固に端壁部２ａに取り付けられる。

【００１０】 したがって、ゴム製チューブ２内の圧力が高い場合でも、また外力が作用した 場合でも、気体注入管１が外れるような事態は生じない。

【００１１】

【考案の効果】

以上のように本考案の構成によると、気体注入管は、フランジ部およびねじ部 により、ゴム製チューブの端壁部に取り付けられるため、気体注入管は強固に端 壁部に取り付けられる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例に係る気体注入部取付構造の
要部断面図である。

【図２】同実施例における気体注入管の斜視図である。

【図３】従来例における気体注入部取付構造の要部断面
図である。

【符号の説明】

１ 気体注入管 ２ ゴム製チューブ ２ａ 端壁部 ３ フランジ部 ４ ねじ部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】ゴム製チューブの端壁部に挿通して取り付
   けられる気体注入管の外周部に、端壁部に密着するねじ
   部を形成するとともに端壁部内に突出するフランジ部を
   設けたことを特徴とするゴム製チューブの気体注入部取
   付構造。