JPH04104246A - 遮光紙 - Google Patents

遮光紙

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Publication number
JPH04104246A
JPH04104246A JP22116090A JP22116090A JPH04104246A JP H04104246 A JPH04104246 A JP H04104246A JP 22116090 A JP22116090 A JP 22116090A JP 22116090 A JP22116090 A JP 22116090A JP H04104246 A JPH04104246 A JP H04104246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
carbon black
black
shielding
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22116090A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Seto
義弘 瀬戸
Yoshihiro Nishiyama
義弘 西山
Teizo Nakagawa
中川 定藏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAKAGAWA SEISHI KK
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
NAKAGAWA SEISHI KK
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NAKAGAWA SEISHI KK, Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical NAKAGAWA SEISHI KK
Priority to JP22116090A priority Critical patent/JPH04104246A/ja
Publication of JPH04104246A publication Critical patent/JPH04104246A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光物質等の包装に用いる遮光紙に関するも
のである。
〔従来の技術] 一般に、写真ロールフィルムの遮光紙、シート状写真フ
ィルムまたはロール状写真フィルムの箱等には、カーボ
ンブラックを添加した遮光紙がそのまま用いられたり(
特開平2−120856号公報)、また、遮光紙をライ
ナーとした段ボールが用いられている。
そして、従来このカーボンブラックをパルプに定着させ
るためには、硫酸ハンドが用いられていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の遮光紙は、硫酸バンドを用いているので
紙料が酸性となり、感光物質に悪影響例えば、写真フィ
ルムにおいてはかぶり一を与えるものであった。
本発明は、カーボンブラックの定着性がよく、かつ感光
物質に悪影響を与えない遮光紙を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、上記目的を達成するために、紙料を酸性に
することなくカーボンブラックをパルプに定着させるこ
とができる物質について研究し、その結果、カチオン染
料がカーボンブラックをパルプに定着させることを見い
出し本発明を完成させた。
すなわち、本発明の遮光紙は、カーボンブラックとカチ
オン染料とを含むことを特徴として構成されている。
カーボンブラックは、ガスブラック、ファーネスブラッ
ク、チャンネルブラック、アントラセンブラック、アセ
チレンブラック、ケッチエンカーボンブラック、サーマ
ルブラック、ランプブラック、油煙、松煙、アニマルブ
ラック、ベジタブルブラック等が用いられる。
以上のカーボンブラックの中で、特別処理することなく
pHが8付近であるので、ファーネスブラックが好まし
く、さらに、遊離硫黄の少ないものがより好ましい。
カーボンブラックの添加量は、厚さ、坪量、層構成、使
用目的等により、遮光性を確保できるように適宜決定さ
れる。例えば、本発明の遮光紙は、写真フィルムの遮光
袋のように光の透過を防止する場合と、写真フィルムの
遮光箱を形成する段ボールのライナーのように光の反射
を防止する場合とがあり、透過光の遮蔽の場合は、パル
プに対するカーボンブラックの比率が8%以上、カーボ
ンブラックの重量は70g/ rr?以上が好ましく、
特に100g/rr?以上が好ましい。また反射光の遮
蔽の場合は、パルプに対するカーボンブラックの比率が
3%以上、カーボンブラックの重量は20g/ rrf
以上が好ましく、特に40g/ rd以上が好ましい。
カチオン染料は、発色部に正電荷を持つ色素カチオンを
有する塩で、ジアリールメタン系、トリアリルメタン系
、チアゾール系、メチン系、キサンチン系、オキサジン
系、チアジン系、アジン系、アクリジン系、アゾ系、ア
ザメチン系、アントラキノン系等の染料がある。これら
の染料には、新染色加工講座1染料・顔料(日本学術振
興会染色加工第120委員会編集、共立出版株式会社発
行)第45頁〜第58頁に記載されている染料がある。
以上のカチオン染料の中で、遮光性の向上も同時に効果
的に図れるので、アントラキノン系染料等の暗色を呈す
るものが好ましい。例えば、市販の商品としては、rB
lack M−GJ (SANDOZ社製)がある。
カチオン染料の添加量は、定着効果等の点でカーボンブ
ラックに対して10重量%以上であることが好ましく、
特に20重量%以上が好ましく、最も好ましくは50重
量%以上である。
遮光紙には、各種天然パルプおよび合成パルプを用いる
ことができるが、被包装物等に悪影響を与える夾雑物が
少なく、かつ強度が大きいパルプが好ましく、例えば強
度の点では未ざらしクラフトパルプが好ましい。また、
定着性の劣る合成パルプやセミケミカルパルプは使用目
的に応してその配合比率を制限する必要がある。
更に再生紙を使用する場合には、ホットメルト接着剤等
の不溶分が定着を限外するので均一な遮光性を得るため
にはできるだけ少なくすることが好ましい。
本発明の遮光紙の抄紙は、円網抄紙機で行なっても長編
抄紙機で行なってもよい。
また、本発明の遮光紙は、単層であっても多層−すき合
わせ板紙−であってもよく、多層の場合は少なくとも一
方の表面層にカーボンブランクが添加されていればよい
本発明の遮光紙は、抽出pHが5〜9が好ましく、特に
pH6〜8が好ましい。
本発明の遮光紙には、必要により各種添加剤を添加する
ことができる。例えば、乾燥紙力増強剤として、カチオ
ン化澱粉、カチオン化ポリアクリルアミド−アニオン化
ポリアクリルアミド、カルボキシ変性ポリビニルアルコ
ール、ゼラチンなど、サイズ剤として、脂肪酸塩、ロジ
ン誘導体、ジアルキルケテンダイマ乳化物、石油樹脂エ
マルジョン、スチレン−無水マレイン酸共重合体アルキ
ルエステルのアンモニウム塩など、顔料として、クレー
、カオリン、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化チタ
ンなど、湿潤紙力増強剤として、メラミン樹脂、尿素樹
脂、エポキシ化ポリアミド樹脂、定着剤として、カチオ
ン化澱粉などのカチオン変性ポリマなと、pH調節剤と
して、苛性ソーダ、炭酸ソーダ、塩酸などがある。
以上の添加剤は、遮光紙の抽出pHを5〜9とするため
に、中性であるものが好ましい。
本発明の遮光紙は、光および酸性物質との接触により、
劣化、変色、変質する物質の包装等に用いられる0例え
ば、写真感光材料、染料、食品医薬品の包装紙および包
装箱である。特に、感光性帯材の段ボール製容器、ロー
ル状写真フィルム用リーダーペーパー、シート状写真フ
ィルムの板紙製遮光箱等に好ましく用いられる。
〔作用〕
本発明の遮光紙は、カチオン染料がカーボンブラックを
バルブに確実に定着させ、カーボンブラックが遮光正を
確保している。
〔実施例〕
実施例および比較例の構成を第1表に示す。
第1表 試験結果を第2表に示す。
第2表 カーボンブラック二三菱化成 CB4Oカチオン染料:
 5ANDOZ社B1ackM−G変 性 澱 粉:カ
チオン化澱粉 長網抄紙機にて抄造 試験方法 抽出pH: JIS 引張り強さ: JIS 引裂き強さ: JIS 破裂度:JIS P−8133熱水法 感光材料への影響 クラフト紙60g/ボ、LDPE樹脂15n、アルミニ
ウム箔7 、、 LDPE樹脂20nからなる積層材料
で防湿袋を作成し、中に実施例、比較例1、比較例2の
紙試料と間接メレイシートフィルムとをそれぞれ重ねて
密封し、50°C・4d7IO温した後現像処理した。
また、前記防湿袋に間接メレイシートフィルムのみを密
封し、同一条件で加温した後現像処理した。
そして、感光材料のみの場合を基準として、実施例およ
び比較例の場合のかぶり及び感度の差を表示した。
遮光性 間接Xレイシートフィルムに実施例および比較例の紙を
直接接触させ、5001uxの人工光を5分照射した後
の光かぶりの発生の有無 製品包装の穴明き 実施例および比較例の紙で間接Xレイシートフィルム(
10X10C11)を50枚キャラメル包装し、これを
防湿袋に密封した後ボール箱に収納し、さらにこのボー
ル箱を20箱段ボールケースに詰めトラックで1100
0k陸送した後の紙の穴明きの状態○・・・穴明き無し △・・・ピンホール発生 ×・・・1m以上の亀裂発注 〔発明の効果] 本発明は、遮光性を充分に確保でき、かつ感光物質に悪
影響を与えることがない。
特許出願人 富士写真フィルム株式会社同   中川製
紙株式会社 代 理 人 弁理士 田中 改名 はか1名手続補正書
(自発) 平成2年11月1日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. カーボンブラックとカチオン染料とを含むことを特徴と
    する遮光紙
JP22116090A 1990-08-24 1990-08-24 遮光紙 Pending JPH04104246A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22116090A JPH04104246A (ja) 1990-08-24 1990-08-24 遮光紙

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22116090A JPH04104246A (ja) 1990-08-24 1990-08-24 遮光紙

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04104246A true JPH04104246A (ja) 1992-04-06

Family

ID=16762416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22116090A Pending JPH04104246A (ja) 1990-08-24 1990-08-24 遮光紙

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04104246A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019127671A (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 大王製紙株式会社 黒色多層紙

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019127671A (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 大王製紙株式会社 黒色多層紙

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