JPH04104236U - プレス機械のスライドノツクアウト装置 - Google Patents

プレス機械のスライドノツクアウト装置

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JPH04104236U
JPH04104236U JP1380891U JP1380891U JPH04104236U JP H04104236 U JPH04104236 U JP H04104236U JP 1380891 U JP1380891 U JP 1380891U JP 1380891 U JP1380891 U JP 1380891U JP H04104236 U JPH04104236 U JP H04104236U
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隆夫 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メカニカル式、常圧式、タイミング式として
選択的に使用できるノックアウト装置を提供する。 【構成】 スライド1に配置されたエアシリンダ2内を
ノックアウト部材3のピストン部3Aで上室4と下室5
に区画し、上室4に切換弁10を設けたエア回路8を接
続する。ノックアウト部材3に上型12内のエジェクト
ピン13と当接するノックアウトピン部3Bを設け、ノ
ックアウト部材3にウォームホイール18の回転で高さ
が調整されるロッド部材14の下部を挿入する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プレス機械のスライドに設けられるノックアウト装置に関する。
【0002】
【背景技術】
プレス機械のスライドに設けられ、上型と下型とでプレス加工されて上型に付 着した製品を突き出すためのノックアウト装置には、メカニカル式、常圧式、タ イミング式のものがある。メカニカル式ノックアウト装置は、上型に対する製品 の付着力が大きい場合に使用され、通常、スライドが上死点付近に達したときに ノックアウト部材により製品の突き出しが行われる。常圧式ノックアウト装置は 上型に対する製品の付着力が小さい場合に使用されるもので、スライドに設けた エアシリンダに常に圧縮エアを供給しておき、スライドが下死点に達する前であ って上型と下型とで製品がプレス加工されるときからエア圧力によるノックアウ ト力を製品に作用させ、スライドが下死点を通過して上昇し始めたときに製品を 突き出すようになっている。また、タイミング式ノックアウト装置はプレス機械 に設けられるプッシャ等の製品送り装置と同調して上型からの製品の突き出しを 行えるようにしたもので、スライドの上昇が所定高さまで達すると、ノックアウ ト部材による突き出し力により製品は上型から突き出されるようになっている。
【0003】 従来において、以上の各種ノックアウト装置のうちいずれのものをプレス機械 に取り付けるかは製品の種類、言い換えると、そのプレス機械はどのような製品 を生産するためのものかによって決められ、プレス機械の設計時にそのプレス機 械に取り付けられるノックアウト装置の種類が決定されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
以上のように従来ではプレス機械に取り付けられるノックアウト装置の種類は そのプレス機械でどのような製品を生産するかによって決められていたため、同 じプレス機械で異なる種類の製品を加工できるようにした場合には、従来のノッ クアウト装置はそれに対応できず、このため、大掛かりな改造作業等を行わなけ ればならなかった。
【0005】 本考案の目的は、大掛かりの改造作業を行うことなくメカニカル式、常圧式、 タイミング式のいずれかに選択的に変更して使用でき、各種のプレス製品に対し て対応できるようになるプレス機械のスライドノックアウト装置を提供するとこ ろにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るプレス機械のスライドノックアウト装置は、スライドに配置され たエアシリンダと、このエアシリンダに上下動自在に挿通されたノックアウト部 材と、上下に延びて下部がノックアウト部材の内部に挿入され、この下部がノッ クアウト部材と係合可能であって、高さ位置が調整自在となったロッド部材とを 含んで構成され、ノックアウト部材にはエアシリンダの内部を上室と下室とに区 画するピストン部が設けられ、下室は大気に開放され、上室にはエア供給源から 圧縮エアが供給されるエア回路が接続され、このエア回路には上室へのエアの供 給および排出の切り換え用の切換弁が設けられ、また、前記ノックアウト部材に はスライドを上下に貫通してスライドの下面に取り付けられる上型の内部のエジ ェクトピンに当接するノックアウトピン部が設けられていることを特徴とするも のである。
【0007】
【作用】
メカニカル式ノックアウト装置として使用するときには、切換弁を上室からの エアの排出に切り換え、ノックアウト部材を自重によりエアシリンダに対して最 下限位置まで下降させ、ロッド部材をその下部がノックアウト部材に対して所定 高さ位置となるように高さ位置調整する。 スライドが下降して上型と下型とによる製品のプレス加工が行われると、上型 内に入り込んだ製品によりエジェクトピンを介してノックアウト部材は上昇する 。下死点に達したスライドが上昇し、この上昇高さが所定高さ位置に達すると、 スライドと共に上昇したノックアウト部材にロッド部材の下部が当接し、これ以 後、引き続き上昇するスライドに対して相対的にノックアウト部材は下降し、上 型に付着していた製品はエジェクトピンに作用するノックアウト部材のノックア ウト力で上型から突き出される。
【0008】 常圧式ノックアウト装置として使用するときには、ロッド部材の高さ位置をノ ックアウト部材と当接、係合しない高さ位置とし、切換弁は上室にエアを常時供 給する切換位置に切り換え、上室に供給されたエアの圧力によりノックアウト部 材を常時下向きに弾圧付勢しておく。 スライドが下降して下死点近くで上型と下型とによる製品のプレス加工が始ま ると、上型内に入り込んだ製品によりエジェクトピンを介してノックアウト部材 が押し上げられるとともに、ノックアウト部材が受けている上室のエア圧力で製 品には上型からの突き出し力が作用する。スライドが下死点に達して上昇すると 、ノックアウト部材には下向きのエア圧力が常時作用しているため、このエア圧 力でスライドに対して相対的に下降するノックアウト部材により製品は上型から 突き出される。
【0009】 タイミング式ノックアウト装置として使用するときには、ロッド部材の高さ位 置を所定高さ位置とし、切換弁を上室にエアを常時供給する切換位置とし、上室 に供給されたエアの圧力でノックアウト部材を下向きに弾性付勢しておく。 スライドが下降し、その高さが所定高さ位置となると、ロッド部材の下部にノ ックアウト部材が係合し、これ以後はスライドはノックアウト部材をその高さ位 置に残して下降する。スライドの下降により上型と下型とで製品のプレス加工が 行われ、上型に入り込んだ製品によりエジェクトピンが上昇しても、ノックアウ ト部材は高位置にあるため、エジェクトピンとノックアウト部材のノックアウト ピン部との間に隙間ができる。下死点に達したスライドが上昇し、この上昇量が 隙間の大きさに達すると、エジェクトピンがノックアウト部材のノックアウトピ ン部に当接し、これ以後スライドが引き続き上昇することにより、上室のエア圧 力を受けているノックアウト部材により製品は上型から突き出される。ロッド部 材の高さ位置を変えると隙間の大きさが変化し、これにより製品の突き出しタイ ミングを調整できる。
【0010】
【実施例】
以下に本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明する。 図1は本実施例に係るノックアウト装置をメカニカル式として使用する場合を 示す図であって、異なる時期の状態を左右に分けて示した合成図である。スライ ド1は図示しないクランク軸にコンロッドを介して連結され、クランク軸の回転 によりスライド1は上下動する。スライド1の上死点はAで、下死点はBである 。スライド1の内部にはエアシリンダ2が固設され、このエアシリンダ2の内部 にノックアウト部材3が上下に挿通され、ノックアウト部材3に形成されたピス トン部3Aでエアシリンダ2の内部は上室4と下室5とに区画され、下室5は孔 6により大気に開放されている。
【0011】 上室4にはエア供給源7から延びるエア回路8が接続され、このエア回路8に は上流側からレギュレータ9、切換弁10、タンク11が設けられている。切換 弁10は3方向2位置切換弁であって、レギュレータ9で圧力が設定されたエア 供給源7からの圧縮エアを上室4に供給するための切換位置10Aと、上室4か ら圧縮エアを排出するための切換位置10Bとを有している。
【0012】 ノックアウト部材3の下部にはピストン部3Aから下方に延びるノックアウト ピン部3Bが設けられ、このノックアウトピン部3Bはスライド1の下部のプラ テン部1Aを上下に貫通し、プラテン部1Aの下面に取り付けられる上型12内 のエジェクトピン13に当接可能となっている。
【0013】 ノックアウト部材3のピストン部3Aより上部は筒部3Cとなっており、この 筒部3Cの上部にはロッド部材14が上下に挿通された挿通孔15が形成され、 ロッド部材14の下端には大径のヘッド部14Aが設けられている。ヘッド部1 4Aは、ノックアウト部材3とロッド部材14とに相対的な上下動が生じたとき 、筒部3Cの内部下面16に当接可能になっているとともに、筒部3Cの内部上 面17に係合可能になっている。ロッド部材14の上部には雄ねじ部14Bが形 成され、この雄ねじ部14Bはウォームホイール18の中心部の雌ねじ部18A に螺入されている。ウォームホイール18はプレス機械のフレーム19に固設さ れたホルダ20で回転自在に保持され、ウォームホイール18には図示しないモ ータで回転するウォーム軸21が噛合している。フレーム19には回り止め用突 起部材22が取り付けられ、この突起部材22はロッド部材14の縦溝23に摺 動自在に係合しているため、ウォーム軸21でウォームホイール18が回転する と、ロッド部材14は回転せずに上下動し、これによりロッド部材14の高さ位 置を調整できるようになっている。
【0014】 次に作用について説明する。 初めにメカニカル式ノックアウト装置として使用する場合を述べる。 図1の通り、切換弁10を切換位置10Bとし、これにより上室4に圧縮エア を供給せず、エアシリンダ2に対してノックアウト部材3を自重により最下限位 置まで下降させておく。また、ウォーム軸21でウォームホイール18を回転さ せてロッド部材14の高さ位置を調整し、この高さ位置を図1で示した高さ位置 とし、スライド1やエアシリンダ2さらにはノックアウト部材3に対してロッド 部材14を所定高さをする。
【0015】 上死点Aに達していたスライド1が下降して下死点Bの近くに達すると、図2 の通り、スライド1に取り付けられた上型12とボルスタ24に取り付けられた 下型25とで製品26のプレス加工が始まり、スライド1が下死点Bに達したと き、上型12内に入り込んだ製品26によりエジェクトピン13は最高位置まで 押し上げられ、このエジェクトピン13はノックアウト部材3のノックアウトピ ン部3Bを突き上げるため、ノックアウト部材3はスライド1およびエアシリン ダ2に対して上昇する。
【0016】 スライド1が下死点Bから上昇行程に転ずると、製品26は上型12に付着し ているため、図1の右半分に示す通り、上型12と共に製品26は上昇する。ス ライド1が上死点Aの近くの高さ位置Cに達すると、ノックアウト部材3の内部 下面16はロッド部材14の下部のヘッド部14Aに当接し、これ以後、スライ ド1が上死点Aまで引き続いて上昇しても、ノックアウト部材3はロッド部材1 4のために上昇できず、ノックアウト部材3はスライド1およびエアシリンダ2 に対して相対的に下降するため、ノックアウト部材3のノックアウトピン部3B からのノックアウト力がエジェクトピン13を介して製品26に作用し、この結 果、製品26は上型12から突き出される。
【0017】 以上においてCからAまでの距離h1 がノックアウトストロークである。この ノックアウトストロークh1 は前記ウォームホイール18の回転でロッド部材1 4の高さ位置を調整することにより変更でき、プレス機械で生産される製品の種 類と適合した適正なノックアウトストロークを得られる。
【0018】 また、上型と下型を交換し、これにより上型と下型の合計高さ寸法が変化した ために、スライド1の下死点の高さ位置を変える作業(スライドアジャスト作業 )を行った場合(図1中、B′は新下死点を示す。)には、ウォームホイール1 8の回転でロッド部材14の高さ位置を変更することにより、所望のノックアウ トストロークを得られる。すなわち、本実施例に係るノックアウト装置は、スラ イドアジャスト作業を行った場合にも対応できるものとなっている。
【0019】 次に常圧式ノックアウト装置として使用する場合を述べる。 図3は常圧式ノックアウト装置として使用する場合を示し、この場合には、切 換弁10を切換位置10Aに切り換え、これによりレギュレータ9で圧力が設定 された圧縮エアを上室4に供給し、この圧縮エアの圧力でノックアウト部材3を 常時下向きに弾圧付勢しておく。また、ロッド部材14の高さ位置は図1よりも 高くし、これにより、スライド1が上下動しても、ロッド部材14のヘッド部1 4Aがノックアウト部材3の内部下面16、内部上面17と当接、係合しないよ うにしておく。
【0020】 上死点Aに達していたスライド1が下降して下死点B近くに達すると、上型2 7と下型28とで製品29のプレス加工が始まり、上型27内に入り込んだ製品 29により上型27内のエジェクトピン30が押し上げられる。この押し上げ力 はノックアウト部材3に作用し、ノックアウト部材3に作用している上室4の圧 縮エアの圧力よりもスライド1の下降によるプレス加工力が大きいため、ノック アウト部材3は圧縮エアの圧力に抗して上昇する。
【0021】 下死点Bに達したスライド1が上昇行程に転ずると、上室4の圧縮エアの圧力 はノックアウト部材3に常時作用しているため、スライド1およびエアシリンダ 2に対してノックアウト部材3は相対的に下降し、この結果、ノックアウト部材 3のノックアウトピン部3Bはエジェクトピン30を介して製品29を上型27 から突き出す。
【0022】 以上において、ノックアウト力はレギュレータ9で設定された上室4内の圧縮 エアの圧力で決定されるため、レギュレータ9による圧力設定を変更することに より、所望のノックアウト力を得られる。また、スライドアジャスト作業により スライド1の下死点の高さ位置が変更になった場合には、ウォームホイール18 の回転でロッド部材14の高さ位置を変更すればよく、常圧式ノックアウト装置 として使用した場合にも、スライドアジャスト作業を行うことができる。
【0023】 次にタイミング式ノックアウト装置として使用する場合を述べる。 図4はタイミング式ノックアウト装置として使用する場合を示す。この場合に も切換弁10を切換位置10Aとし、上室4に圧縮エアを供給してノックアウト 部材3を常に下向きに弾圧付勢しておく。また、ロッド部材14の高さ位置は図 3よりも高くし、スライド1の上下動の途中において、ロッド部材14のヘッド 部14Aがノックアウト部材3の内部上面17と係合するようにしておく。
【0024】 スライド1が上死点Aから下降し、その高さ位置が所定高さ位置に達すると、 ロッド部材14の下部のヘッド部14Aにノックアウト部材3の内部上面17が 係合し、このため、スライド1が引き続いて下降しても、ノックアウト部材3は その高さ位置に残される。スライド1が下死点B近くまで下降すると、上型31 と下型32とで製品33のプレス加工が始まり、上型31内に入り込んだ製品3 3により上型31内のエジェクトピン34は押し上げられる。スライド1が下死 点Bに達したとき、エジェクトピン34がこのように押し上げられていても、ノ ックアウト部材3はロッド部材14で一定高さ位置に残されているため、エジェ クトピン34とノックアウト部材3のノックアウトピン3Bとの間には隙間35 ができている。
【0025】 スライド1が下死点Bから上昇行程に転ずると、隙間35のためにエジェクト ピン34は直ちにはノックアウト部材3のノックアウトピン部3Aに当接せず、 スライド1が下死点Bから隙間35の高さ寸法h2 分だけ上昇したとき、エジェ クトピン34はノックアウトピン部3Bに当接する。これ以後、スライド1がさ らに上昇することにより、上室4内の圧縮エアの圧力で上型31からの製品33 の突き出しが始まり、スライド1およびエアシリンダ2に対して相対的に下降す るノックアウト部材3で製品33は上型31から突き出される。このときのノッ クアウトストロークはh3 −h2 であり、スライド1が下死点Bからh3 分上昇 した後は、ノックアウト部材3はスライド1、エアシリンダ2と共に上昇し始め る。
【0026】 以上において、フライホイール18の回転でロッド部材14の高さ位置を変え ることによって隙間35の高さ寸法h2 を変更でき、これによりスライド1の上 昇行程時において製品33を突き出すタイミングを調整でき、この結果、製品3 3をプレス機械から排出するプッシャ等の製品送り装置の作動と上型31からの 製品33の突き出し作動とを同調させることができるようになる。
【0027】 また、常圧式ノックアウト装置と同様に、レギュレータ9によって上室4内の 圧縮エアの圧力を調整することにより、生産される製品に適合したノックアウト 力を得られる。さらに、スライドアジャスト作業を行っても、ウォームホイール 18の回転でロッド部材14の高さ位置を変更することにより、所定のタイミン グで製品の突き出しを行える。
【0028】 以上説明した実施例では、ロッド部材14の高さ位置を変更するための手段は ウォームホイール18、ウォーム軸21等によって構成されていたが、この手段 の構成はこれに限定されず、例えばラック、ピニオン方式のもの、リンク機構方 式のもの、シリンダ等の伸縮部材を使用した方式のもの等でもよく、その構造は 任意である。また、前記実施例では、ノックアウト部材3の一部に一体にノック アウトピン部3Bが形成されていたが、これらを別体成形して後加工で一体化し てよい。
【0029】
【考案の効果】
本考案によれば、1つのノックアウト装置をメカニカル式、常圧式、タイミン グ式のものとして選択的に使用できるようになり、各種のプレス製品に対する汎 用性を有し、また、全体的にコンパクトに構成できるため、スライド内に有効に 組み込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るノックアウト装置をメ
カニカル式ノックアウト装置として使用する場合を示し
た縦断面図であって、異なる時期における状態を左右に
分けて示した合成図である。
【図2】図1における右半分の図に対応する図であっ
て、スライドが下死点に達したときを示す図である。
【図3】常圧式ノックアウト装置として使用する場合を
示した図1と同様の図である。
【図4】タイミング式ノックアウト装置として使用する
場合を示した図1と同様の図である。
【符号の説明】
1 スライド 2 エアシリンダ 3 ノックアウト部材 3A ピストン部 3B ノックアウトピン部 4 上室 5 下室 7 エア供給源 8 エア回路 10 切換弁 12,27,31 上型 13,30,34 エジェクトピン 14 ロッド部材 25,28,32 下型 26,29,33 製品 A スライドの上死点 B スライドの下死点

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス機械のスライドにエアシリンダを
    配置し、このエアシリンダの内部にピストン部を備える
    ノックアウト部材を上下動自在に挿通し、前記ピストン
    部で前記エアシリンダの内部を上室と下室とに区画して
    下室を大気に開放するとともに、上室にエア供給源から
    圧縮エアが供給されるエア回路を接続し、このエア回路
    に前記上室へのエアの供給および排出の切り換え用の切
    換弁を設け、前記ノックアウト部材に前記スライドを上
    下に貫通してこのスライドの下面に取り付けられる上型
    の内部のエジェクトピンに当接するノックアウトピン部
    を設け、かつ、前記ノックアウト部材の内部に上下に延
    びるロッド部材の下部を挿入してこの下部をノックアウ
    ト部材と係合可能とし、このロッド部材を高さ位置調整
    自在としたことを特徴とするプレス機械のスライドノッ
    クアウト装置。
JP1991013808U 1991-02-18 1991-02-18 プレス機械のスライドノックアウト装置 Expired - Fee Related JPH0739465Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107790534A (zh) * 2017-09-04 2018-03-13 安徽省宁国市东波紧固件有限公司 一种窄口挡圈连续模冲压设备

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