JPH041038Y2 - - Google Patents
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- JPH041038Y2 JPH041038Y2 JP12962486U JP12962486U JPH041038Y2 JP H041038 Y2 JPH041038 Y2 JP H041038Y2 JP 12962486 U JP12962486 U JP 12962486U JP 12962486 U JP12962486 U JP 12962486U JP H041038 Y2 JPH041038 Y2 JP H041038Y2
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- JP
- Japan
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- pressure
- tank
- line
- gas
- way valve
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- Expired
Links
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 45
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000013022 venting Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、液化ガス船用圧力揚荷装置に関する
ものである。
ものである。
液化ガス船タンク内の常用ポンプが故障した場
合、タンク内から液化ガスをタンク外へ出すため
に従来から用いられる方法としては、1貨物タン
ク自体に圧力を加えて液化ガスを押し出す圧力揚
荷方法、2非常用の移動型ポンプを本船のポンプ
故障タンクに仮装備して液化ガスを引き出す方法
の2通りがあつた。
合、タンク内から液化ガスをタンク外へ出すため
に従来から用いられる方法としては、1貨物タン
ク自体に圧力を加えて液化ガスを押し出す圧力揚
荷方法、2非常用の移動型ポンプを本船のポンプ
故障タンクに仮装備して液化ガスを引き出す方法
の2通りがあつた。
従来の方法には次のような問題があつた。
(1) 圧力揚荷方法
貨物タンク自体に高圧ガスを押入れることにな
るため、貨物タンク自体の設計圧を大きくするこ
とが必要である。
るため、貨物タンク自体の設計圧を大きくするこ
とが必要である。
(2) 非常ポンプの設置
非常用の移動型ポンプを別に装備することは、
設備が複雑となるばかりでなく、非常ポンプを貨
物タンク内へ挿入するための労力と時間が多大と
なり、全体的にコスト高となる。
設備が複雑となるばかりでなく、非常ポンプを貨
物タンク内へ挿入するための労力と時間が多大と
なり、全体的にコスト高となる。
本考案はこのような問題点を解決するためにな
されたもので、 下部に逆止弁を備えた揚荷ラインと、揚荷ライ
ンに出口を連結し入口には逆に蓋を設けた圧力タ
ンクと、圧力タンク上部に接続する圧力ガス供給
ラインと、供給ライン上に配設され一方の口を艙
空間部に接結する三方弁とから成る液化ガス船用
圧力揚荷装置を提供する。
されたもので、 下部に逆止弁を備えた揚荷ラインと、揚荷ライ
ンに出口を連結し入口には逆に蓋を設けた圧力タ
ンクと、圧力タンク上部に接続する圧力ガス供給
ラインと、供給ライン上に配設され一方の口を艙
空間部に接結する三方弁とから成る液化ガス船用
圧力揚荷装置を提供する。
三方弁の圧力ガス供給ライン側を開き艙空間部
側を閉じて圧力ガスを送気すれば、圧力タンク内
部の液化ガスは逆止弁を抜けて揚荷ラインを通り
排出される。ついで三方弁を切り換えて圧力ガス
供給ライン側を閉じ、艙空間部側を開くと圧力タ
ンク内の入口の逆止蓋が開き、艙内の液化ガスが
圧力タンク内に流入する。ついで三方弁を切り替
えて圧力供給ライン側を開き、艙空間部側を閉じ
て圧力ガスを送気すれば、圧力ガスは圧力タンク
内へ送入され、圧力タンク内の液化ガスを排出口
より排出する。以上の動作が繰り返し行われて船
艙内の液化ガスを移動させることが出来る。
側を閉じて圧力ガスを送気すれば、圧力タンク内
部の液化ガスは逆止弁を抜けて揚荷ラインを通り
排出される。ついで三方弁を切り換えて圧力ガス
供給ライン側を閉じ、艙空間部側を開くと圧力タ
ンク内の入口の逆止蓋が開き、艙内の液化ガスが
圧力タンク内に流入する。ついで三方弁を切り替
えて圧力供給ライン側を開き、艙空間部側を閉じ
て圧力ガスを送気すれば、圧力ガスは圧力タンク
内へ送入され、圧力タンク内の液化ガスを排出口
より排出する。以上の動作が繰り返し行われて船
艙内の液化ガスを移動させることが出来る。
第1図は本考案の一実施例の全体構成を示す模
式図である。図に示すように、船艙タンク1内の
底部近くに圧力タンク2が設けられ、圧力タンク
2の一方の出口は揚荷ライン3に連結され、揚荷
ランイ3の下部には逆止弁4が備えられている。
又、圧力タンク2の上部は圧力ガス供給ライン5
に連結しており、圧力ガス供給ライン5が船艙タ
ンク1を貫通して出た所に三方弁6が設けられて
いて、三方弁6の一方の口は船艙タンク1の上部
に連結するガス抜きライン7に接合し、他方の口
は圧力ガス供給装置(図示せず)と連結する圧力
ガスライン8と連結している。
式図である。図に示すように、船艙タンク1内の
底部近くに圧力タンク2が設けられ、圧力タンク
2の一方の出口は揚荷ライン3に連結され、揚荷
ランイ3の下部には逆止弁4が備えられている。
又、圧力タンク2の上部は圧力ガス供給ライン5
に連結しており、圧力ガス供給ライン5が船艙タ
ンク1を貫通して出た所に三方弁6が設けられて
いて、三方弁6の一方の口は船艙タンク1の上部
に連結するガス抜きライン7に接合し、他方の口
は圧力ガス供給装置(図示せず)と連結する圧力
ガスライン8と連結している。
次にこの作用を説明する。平常の状態では、圧
力ガス供給ライン5に設置された三方弁6は圧力
ガスライン8側の口を閉じ、ガス抜きライン7側
の口を開いてセツトされているが、荷役の常用ポ
ンプが故障したような場合には、先づ三方弁6の
バルブを切り換えて圧力ガスライン8側を開き、
ガス抜きライン7側を閉じる。ついで圧力ガス供
給装置を作動させて、貨物ガス又はイナートガス
を圧力ガスライン8に通し、三方弁6を抜け、更
に圧力ガス供給ライン5を通して圧力タンク2内
へ送気すると、圧力タンク2は、第2図Bに示す
ように圧力タンク2の入口の逆止蓋2aが閉じ
て、内部にある液化ガスは排出口2bから揚荷ラ
イン3に入り、逆止弁4を抜けて荷揚される。圧
力タンク2内の液化ガスが排出された後、三方弁
6の圧力ガスライン8側を閉じガス抜きライン7
側を開くと、圧力タンク2は第2図Aに示すよう
に入口の逆止蓋2aが開き、船艙タンク1内の液
化ガスが圧力タンク2内へ流入してくる。この時
圧力ガス供給ライン5はガス抜きの作用となり、
内部のガスは圧力ガス供給ライン5を通つて上方
へ抜け、三方弁6を通つてガス抜きライン7を抜
け、船艙タンク1内へ戻つて船艙タンク1内の液
化ガスを上から押す圧力となる。
力ガス供給ライン5に設置された三方弁6は圧力
ガスライン8側の口を閉じ、ガス抜きライン7側
の口を開いてセツトされているが、荷役の常用ポ
ンプが故障したような場合には、先づ三方弁6の
バルブを切り換えて圧力ガスライン8側を開き、
ガス抜きライン7側を閉じる。ついで圧力ガス供
給装置を作動させて、貨物ガス又はイナートガス
を圧力ガスライン8に通し、三方弁6を抜け、更
に圧力ガス供給ライン5を通して圧力タンク2内
へ送気すると、圧力タンク2は、第2図Bに示す
ように圧力タンク2の入口の逆止蓋2aが閉じ
て、内部にある液化ガスは排出口2bから揚荷ラ
イン3に入り、逆止弁4を抜けて荷揚される。圧
力タンク2内の液化ガスが排出された後、三方弁
6の圧力ガスライン8側を閉じガス抜きライン7
側を開くと、圧力タンク2は第2図Aに示すよう
に入口の逆止蓋2aが開き、船艙タンク1内の液
化ガスが圧力タンク2内へ流入してくる。この時
圧力ガス供給ライン5はガス抜きの作用となり、
内部のガスは圧力ガス供給ライン5を通つて上方
へ抜け、三方弁6を通つてガス抜きライン7を抜
け、船艙タンク1内へ戻つて船艙タンク1内の液
化ガスを上から押す圧力となる。
本考案によれば、非常用圧力揚荷を行うため従
来のような船艙タンクの構造を特に強くする必要
がなく、又非常用装置を別に設ける必要もないの
で、本考案による圧力タンクを設けるだけで非常
用圧力揚荷が可能となり、労力、工費の節減に大
きな効果がある。
来のような船艙タンクの構造を特に強くする必要
がなく、又非常用装置を別に設ける必要もないの
で、本考案による圧力タンクを設けるだけで非常
用圧力揚荷が可能となり、労力、工費の節減に大
きな効果がある。
第1図は本考案の一実施例の模式図、第2図
A,Bは圧力タンクの状態図である。 1……船艙タンク、2……圧力タンク、3……
揚荷ライン、4……逆止弁、5……圧力ガス供給
ライン、6……三方弁、7……ガス抜きライン、
8……圧力ガスライン。
A,Bは圧力タンクの状態図である。 1……船艙タンク、2……圧力タンク、3……
揚荷ライン、4……逆止弁、5……圧力ガス供給
ライン、6……三方弁、7……ガス抜きライン、
8……圧力ガスライン。
Claims (1)
- 下部に逆止弁を備えた揚荷ラインと、該揚荷ラ
インに出口を連結し入口には逆止蓋を設けた圧力
タンクと、該圧力タンク上部に接続する圧力ガス
供給ラインと、該供給ライン上に配設され一方の
口を艙空間部に接結する三方弁とから成る液化ガ
ス船用圧力揚荷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12962486U JPH041038Y2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12962486U JPH041038Y2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6335697U JPS6335697U (ja) | 1988-03-08 |
JPH041038Y2 true JPH041038Y2 (ja) | 1992-01-14 |
Family
ID=31026358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12962486U Expired JPH041038Y2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH041038Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012107993A1 (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-16 | 三菱重工業株式会社 | 液体吸い込み装置 |
-
1986
- 1986-08-27 JP JP12962486U patent/JPH041038Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6335697U (ja) | 1988-03-08 |
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