JPH04103779U - 撮影システムの制御装置 - Google Patents

撮影システムの制御装置

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JPH04103779U
JPH04103779U JP772791U JP772791U JPH04103779U JP H04103779 U JPH04103779 U JP H04103779U JP 772791 U JP772791 U JP 772791U JP 772791 U JP772791 U JP 772791U JP H04103779 U JPH04103779 U JP H04103779U
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弘明 関
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株式会社アイチコーポレーシヨン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カメラのスライド移動に追従して、カメラの
首振作動および焦点距離調節が自動的になされ、容易に
撮影対象に対する撮影方向を連続的に変化させることが
できるようにする。 【構成】 カメラ2を左右にスライド移動させるスライ
ド機構4が作動する前において、焦点位置検出手段によ
ってそのカメラ2における焦点位置FPを検出し、スラ
イド機構4が作動している間は、焦点維持制御手段によ
って、カメラ2における焦点位置を上記焦点位置検出手
段による検出焦点位置FPに一致させておくように、カ
メラ2を支持しつつ上下・左右方向に首振作動させる首
振機構3の作動およびカメラ2の焦点距離調節機構6の
作動制御を行うよう構成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、上下左右への首振およびスライド移動を可能としたカメラを用いた 撮影システムに関し、さらには、上記撮影システムの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、遠隔操作が可能なマニピュレータを用いて作業を行う場合、オペレー タがその作業対象を確実に把握できるように、その作業対象をカメラ(テレビカ メラ等)によってその間近で撮影し、その映像をそこから離れた位置にいるオペ レータの前に設置されたモニタに表示するようにした撮影システムが用いられる ことが多い。ここで、上記カメラは、首振機構によって支持されつつ上下または 左右方向に回転され、スライド機構によって上記首振機構が上下または左右方向 にスライド移動されることにより、上下左右方向への首振およびスライド移動が 可能とされ、作業対象を多方向から撮影できるようになっていることが多い。ま た、作業対象の全体的な観察やその詳細部分の観察を自由に行うことができるよ うに、ズーミングをも可能としたものもある。なお、従来、カメラによる撮影状 態を広く選択できるように、カメラの首振やスライド移動、およびズーム倍率の 設定操作は、それぞれ独立して行うようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、一定の作業対象(撮影対象)に対する撮影方向を連続的に変え 、かつその間ピントがずれないようにするためには、カメラをスライド移動させ ながら、その移動速度に合わせて作業対象の方を向くように首振作動させ、さら にそのスライド移動に伴って焦点距離をも調節しなければならず、オペレータに とっては操作が困難であった。特に、ズームアップした状態で撮影しているとき は、わずかな首振角度のずれでも、作業対象が撮影範囲から外れてしまうので、 扱いにくく作業効率の低下にもつながっていた。
【0004】 本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであり、カメラのスライド移 動に追従して、カメラの首振作動および焦点距離調節が自動的になされ、容易に 撮影対象に対する撮影方向を連続的に変化させることができるようにした撮影シ ステムの制御装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案では、カメラを上下・左右にスライド移 動させるスライド機構が作動する前において、焦点位置検出手段によってそのカ メラにおける焦点位置を検出し、スライド機構が作動している間は、焦点維持制 御手段によって、カメラにおける焦点位置を焦点位置検出手段による検出焦点位 置に一致させておくように、カメラを支持しつつ上下・左右方向に首振作動させ る首振機構の作動およびカメラの焦点距離調節機構の作動制御を行うよう構成し ている。なお、焦点位置検出手段による焦点位置の検出に代えて、スライド機構 が作動する前において、目標焦点設定手段によりカメラにおける目標焦点位置の 設定操作を行わせ、スライド機構が作動している間は、焦点維持手段によって、 カメラにおける焦点位置を、目標焦点設定手段による設定目標焦点位置に一致さ せておくようにしても良い。
【0006】
【作用】
このような制御装置では、カメラが静止して撮影対象を捉えている状態で、焦 点位置検出手段によってカメラの上下または左右方向への首振角度(即ち、光軸 の角度)と撮影対象までの距離(即ち、焦点距離)から焦点位置を検出し、また は、目標焦点設定手段によってカメラの首振角度および撮影対象までの距離の設 定を受け、スライド機構の作動によるカメラのスライド移動にかかわらず、焦点 維持制御手段により、上記光軸が検出焦点位置または設定焦点位置を通るように 首振機構を作動させ、かつ撮影対象からピントがずれないように焦点距離調節機 構を作動させる。
【0007】
【実施例】 以下、本考案の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する まず、図1を用いて、本考案に係る制御装置により制御される撮影システムに ついて説明する。 この撮影システム1は、例えば、マニピュレータ(図示せず)を用いて作業を 行う場合に、その作業対象を、その間近で見るのと同じように、マニピュレータ から離れた場所にいるオペレータがモニタ(図示せず)を介して観察しながらマ ニピュレータの遠隔操作を行うことができるようにするために用いられ、カメラ 2と、このカメラ2を支持しつつ上下左右方向に首振作動させる首振機構3と、 この首振機構3を左右方向にスライド移動させるスライド機構4(但し、図には スライド用のレールのみ示し、駆動手段等は省略している)とから構成されてい る。 なお、上記カメラ2は、遠近様々な位置の撮影対象物5にピントを合わせるこ とができるように焦点距離を調節可能とした焦点距離調節機構6を備えている。 また、カメラ2における焦点距離調節機構6その他ズーム倍率の調節や、首振 機構3およびスライド機構4の作動は、上記オペレータのもとから遠隔操作制御 が可能である。
【0008】 そしてその遠隔操作制御の簡便化を図るべく設けられるのが、上記制御装置で ある。以下、図2を用いてその制御装置について説明する。 この制御装置20は、焦点位置検出ユニット21と、スライド作動スイッチ2 2と、焦点維持制御ユニット23とから構成されている。
【0009】 焦点位置検出ユニット21は、カメラ2が静止した状態で、上下左右方向を基 準とした首振機構3の作動によるカメラ2の各方向への首振角度(図1には上下 方向の首振角度を角度αで示し、左右方向のそれを角度βで示している)を検出 する首振角検出器211と、カメラ2が撮影対象物5を捉えている状態における 、カメラ2から撮影対象物5までの距離、つまりはカメラ2における焦点距離( 図1では距離lで示している)を検出する焦点距離検出器212と、これら検出 器211,212から入力された首振角度α,βおよび焦点距離lに基づいて、 その状態における焦点位置FPを算出する位置演算器213とから構成されてい る。なお、焦点位置FPは、首振角度α,βからカメラ2の光軸LAを求め、そ の光軸LAに沿ってカメラ2から距離lの位置を求めることによって算出(検出 )される。
【0010】 スライド作動スイッチ22は、本来、オペレータがスライド機構4の作動を指 示およびカメラ2・首振機構3のスライド方向とスライド速度の設定を行うべく 操作するものであって、その指示信号および設定信号はスライド機構4の作動を 制御するスライド制御ユニット41に入力されるようにしたものであるが、ここ では、上記指示信号および設定信号は、焦点維持制御ユニット23にも入力され る。
【0011】 焦点維持制御ユニット23は、上記位置演算器213により算出された焦点位 置FPを固定焦点位置として記憶し、スライド作動スイッチ22からの信号を受 ける(即ち、スライド機構4が作動する)と、カメラ2の光軸LAが、上記固定 焦点位置(FP)を通る状態を維持するように首振機構3を作動させ、さらに、 撮影対象物5からピントがずれないように、焦点距離調節機構6を作動させる。
【0012】 これにより、スライド作動スイッチ22がオン操作されるだけで、撮影対象5 を連続的にその撮影方向を変化させながら撮影してモニタに表示することができ 、オペレータは、カメラ2に関する複雑な操作をすることなく、スムーズに作業 を進めることができる。
【0013】 なお、図2に示すように、焦点位置検出ユニット21に代えて、オペレータに よる所望の焦点位置、即ち、目標焦点位置の操作設定を可能とした目標焦点設定 ユニット71を焦点維持制御ユニット23に接続してもよい。 上記目標焦点設定ユニット71は、例えば、カメラ2が静止した状態で撮影し た映像を表示するモニタの画面上で、図1に示したような目標焦点位置DP(撮 影対象物5′に対応)を指定することができるようにしたものである。
【0014】 この場合には、焦点維持制御ユニット23には、上記焦点位置算出ユニット2 1からの焦点位置FPを示す信号の代わりに、目標焦点設定ユニット71からの 目標焦点位置DPを示す信号が入力される。焦点維持制御ユニット23は、その 目標焦点位置DPを固定焦点位置として記憶し、スライド作動スイッチ22がオ ンされると、まず、即座に、上記目標焦点位置DPにカメラ2の光軸LAを合わ せるべく首振機構3を作動させるとともに焦点距離調節機構6を作動させてピン トを合わせ、その後、前述したのと同様に、カメラ2の光軸LAが、固定焦点位 置(DP)を通る状態を維持するように首振機構3を作動させ、さらに、撮影対 象物5′からピントがずれないように焦点距離調節機構6を作動させる。
【0015】 なお、本実施例では、カメラ2および首振機構3が左右方向にのみスライド移 動する撮影システムについて説明したが、本考案の制御装置は言うまでもなく、 カメラ2等が上下方向にスライド移動するようにした撮影システムについても用 いることができる。
【0016】
【考案の効果】
以上のように、本考案の撮影システムの制御装置を用いれば、カメラの上下・ 左右へのスライド移動に追従して、所定の撮影対象を捉え続け、かつそれにピン トを合わせるようにカメラの首振作動および焦点距離調節が自動的に行われるの で、その撮影対象を容易に撮影方向を連続的に変えながら撮影することができ、 特に、上記カメラによる撮影映像を見ながら遠隔操作により作業を行うような場 合には、オペレータにおける撮影に関わる操作負担を軽減でき、作業効率の向上 にきわめて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る制御装置を備えた撮影システムの
概略図である。
【図2】上記制御装置のブロック図である。
【符号の説明】
2 カメラ 3 首振機構 4 スライド機構 6 焦点距離調節機構 21 焦点位置算出ユニット 23 焦点維持制御ユニット 71 目標焦点設定ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05D 3/12 9179−3H

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焦点距離調節機構を備えてなるカメラ
    と、このカメラを支持しつつ上下または左右方向に首振
    作動させる首振機構と、この首振機構を上下または左右
    方向にスライド移動させるスライド機構とを有してなる
    撮影システムの制御装置であって、前記スライド機構が
    作動する前において、前記カメラにおける焦点位置を検
    出する焦点位置検出手段と、前記スライド機構が作動し
    ている間、前記カメラにおける焦点位置を、前記焦点位
    置検出手段により検出された焦点位置に一致させておく
    ように、前記首振機構の作動および前記焦点距離調節機
    構の作動制御を行う焦点維持制御手段とを備えてなるこ
    とを特徴とする撮影システムの制御装置。
  2. 【請求項2】 焦点距離調節機構を備えてなるカメラ
    と、このカメラを支持しつつ上下または左右方向に首振
    作動させる首振機構と、この首振機構を上下または左右
    方向にスライド移動させるスライド機構とを有してなる
    撮影システムの制御装置であって、前記スライド機構が
    作動する前において、前記カメラにおける目標焦点位置
    の設定操作を行うための目標焦点設定手段と、前記横ス
    ライド機構が作動している間、前記カメラにおける焦点
    位置を、前記目標焦点設定手段によって設定された目標
    焦点位置に一致させておくように、前記首振機構の作動
    および前記焦点距離調節機構の作動制御を行う焦点維持
    制御手段とを備えてなることを特徴とする撮影システム
    の制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018031153A (ja) * 2016-08-23 2018-03-01 清水建設株式会社 建設機械用センサ格納装置

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