JP2008098961A - 撮像装置およびその制御方法並びに制御プログラム - Google Patents

撮像装置およびその制御方法並びに制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】旋回の制限範囲を迅速かつ容易にミスなく設定する上で有利な撮像装置およびその制御方法並びに制御プログラムを提供する。
【解決手段】撮像装置10は、基台12と、第1の仮想軸L1を中心に旋回可能に設けられた外ケース14と、外ケース14の上部内側に第2の仮想軸L2を中心にして旋回可能に設けられた内ケース16と、内ケース16に収容されたカメラ部18とを含んで構成されている。第1、第2の限界角度は外ケース12の旋回方向の両方向における限界角度であり、第3、第4の限界角度は内ケース16の旋回方向の両方向における限界角度である。モニタ装置6に表示された撮像画面とメニュー画面との双方を視認しつつ、メニュー画面上で第1乃至第4の限界角度の設定値を変更する毎にカメラ部18が変更された限界角度に対応して旋回される。
【選択図】図1

Description

本発明は撮像装置およびその制御方法並びに制御プログラムに関する。
撮影光学系によって導かれた被写体像を撮像素子によって撮像するカメラ部を、パン、チルト、ズームさせる撮像装置(いわゆるパンチルトズームカメラ(PTZカメラ))が提供されている。
このような撮像装置は、例えば、テレビ会議システムにおいて会議の参加者を撮影するために用いられている。
その場合、撮像装置が鉛直方向に延在する仮想軸線回りに旋回する方向(パン方向)における旋回範囲と、撮像装置が鉛直方向と直交する方向に延在する仮想軸線回りに旋回する方向(チルト方向)における旋回範囲とが不必要に広いと、参加者(被写体)がいない領域まで撮像装置がパン方向あるいはチルト方向に旋回してしまうことになり、使い勝手が悪いものとなる。
したがって、パン方向およびチルト方向の旋回範囲を必要に応じた範囲に制限できるようにした撮像装置の制御装置が提案されている(特許文献1参照)。
上述の制御装置では、ジョイスティックを操作することで撮像装置をパン方向あるいはチルト方向に旋回させるように構成され、パン方向およびチルト方向における旋回方向の位置をポテンショメータによって得るように構成されている。
そして、撮像装置のパン方向およびチルト方向の旋回範囲を制限する際には、ジョイスティックを操作して撮像装置を所望の限界角度まで旋回させて停止させ、その位置で設定ボタンを操作することにより前記ポテンショメータから得た位置データを限界角度として設定するようにしている。
特開平6−350894
したがって、上記従来技術では、旋回範囲を制限する際には、撮像装置をパン方向の両方向の2つの限界角度に旋回させ、また、チルト方向の両方向の限界角度に旋回させるためにジョイスティックを操作し続けなくてはならず、また、それら4つの限界角度においていちいち設定ボタンを操作しなくてはならないため、操作が煩雑で時間を要するばかりでなく設定ボタンの操作を失念するおそれもあった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、旋回の制限範囲を迅速かつ容易にミスなく設定する上で有利な撮像装置およびその制御方法並びに制御プログラムを提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明は、基台と、前記基台に該基台を通る第1の仮想軸を中心に旋回可能に設けられたカメラ部と、前記カメラ部を前記第1の仮想軸を中心に旋回させる第1の駆動部と、前記カメラ部の旋回方向の両方向における可動範囲内において前記旋回方向の両方向で設定される限界角度である第1の限界角度と第2の限界角度との間で前記カメラ部が旋回するように前記第1の駆動部を制御する制御部とを備える撮像装置であって、前記撮像装置は、モニタ装置に前記カメラ部で撮像された撮像画面と前記第1、第2の限界角度が示されたメニュー画面とを同時に表示させる画面生成部を備えることを特徴とする。
また本発明は、基台と、前記基台に該基台を通る第1の仮想軸を中心に旋回可能に設けられた外ケースと、前記外ケースに前記第1の仮想軸と交差する平面上を延在する第2の仮想軸を中心にして旋回可能に設けられたカメラ部と、前記外ケースを前記第1の仮想軸を中心に旋回させる第1の駆動部と、前記カメラ部を前記第2の仮想軸を中心に旋回させる第2の駆動部と、前記外ケースの旋回方向の両方向における可動範囲内において前記旋回方向の両方向で設定される限界角度である第1の限界角度と第2の限界角度との間で前記カメラ部が旋回するように前記第1の駆動部を制御するとともに、前記カメラ部の旋回方向の両方向における可動範囲内において前記旋回方向の両方向で設定される限界角度である第3の限界角度と第4の限界角度との間で前記カメラ部が旋回するように前記第2の駆動部を制御する制御部とを備える撮像装置であって、前記撮像装置は、モニタ装置に前記カメラ部で撮像された撮像画面と前記第1乃至第4の限界角度が示されたメニュー画面とを同時に表示させる画面生成部を備えることを特徴とする。
また本発明は、基台と、前記基台に該基台を通る第1の仮想軸を中心に旋回可能に設けられたカメラ部と、前記カメラ部を前記第1の仮想軸を中心に旋回させる第1の駆動部と、前記カメラ部の旋回方向の両方向における可動範囲内において前記旋回方向の両方向で設定される限界角度である第1の限界角度と第2の限界角度との間で前記カメラ部が旋回するように前記第1の駆動部を制御する制御部とを備える撮像装置の制御方法であって、モニタ装置に、前記カメラ部で撮像された撮像画面と、前記第1、第2の限界角度が示されたメニュー画面とを同時に表示させる画面生成ステップを含むことを特徴とする。
また本発明は、基台と、前記基台に該基台を通る第1の仮想軸を中心に旋回可能に設けられたカメラ部と、前記カメラ部を前記第1の仮想軸を中心に旋回させる第1の駆動部と、前記カメラ部の旋回方向の両方向における可動範囲内において前記旋回方向の両方向で設定される限界角度である第1の限界角度と第2の限界角度との間で前記カメラ部が旋回するように前記第1の駆動部を制御する制御部とを備える撮像装置の制御プログラムであって、モニタ装置に、前記カメラ部で撮像された撮像画面と、前記第1、第2の限界角度が示されたメニュー画面とを同時に表示させる画面生成ステップを含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザがモニタ装置に同時に表示された撮像画面とメニュー画面との双方を視認しつつ、メニュー画面上で限界角度の数値を変更することができるので、旋回の制限範囲を迅速かつ容易にミスなく設定する上で有利となる。
次に、本発明の実施の形態の撮像装置10およびその制御方法ならびに制御プログラムについて図面を参照して説明する。
図1は本実施の形態の撮像装置10を前方から見た斜視図、図2は本実施の形態の撮像装置10を後方から見た斜視図、図3は撮像装置10をモニタ装置の上面に載置した状態を示す説明図である。
図3に示すように、撮像装置10は、テレビ会議システムに用いられるカメラであって、会議室に設置されるモニタ装置6の上面などに載置されて使用される。
図1、図2に示すように、撮像装置10は、基台12と、基台12に該基台12を通る第1の仮想軸L1を中心に旋回可能に設けられた外ケース14と、外ケース14の上部内側に第1の仮想軸L1と交差する平面上を延在する第2の仮想軸L2を中心にして旋回可能に設けられた内ケース16と、内ケース16に収容されたカメラ部18とを含んで構成されている。
撮像装置10は基台12の底面をテーブルの上面やモニタ装置6の上面などの載置面に載置して使用される。したがって、第1の仮想軸L1は鉛直方向に延在し、第2の仮想軸L2は水平方向に延在する。
また、図1に示すように、基台12の前面には、後述する受信部40の一部を構成する受光センサ4002が左右に間隔をおいて前方に臨ませて設けられている。
図2に示すように、基台12の背面には、映像信号を出力するビデオ端子2402、Sビデオ端子2404、パーソナルコンピュータ9(図4参照)などに接続される通信端子3802、直流電源が入力される電源入力端子1002などが設けられている。
図1に示すように、外ケース14は、基台12に臨む基部1402と、基部1402の両側から突設された2つのアーム部1404とを備えている。
基台12と基部1402とは第1の仮想軸L1の回りに回転可能に結合されている。
基台12の内側には、基台12に対して外ケース14を第1の仮想軸L1を中心に旋回させる、言い換えるとパン方向に旋回させる第1の駆動部が配設されている。第1の駆動部は第1のモータ20(図5)と、第1のモータ20の回転駆動力を外ケース14に伝達する伝達機構などを含んで構成されており、このような伝達機構としては歯車機構や無端ベルトなどを含む従来公知のさまざまな構成が採用可能である。
図1に示すように、内ケース16は、2つのアーム部1404の上部間に配設され、内ケース16の両側部は2つのアーム部1404の上部に対して第2の仮想軸L2の回りに回転可能に結合されている。
内ケース16の内側には、外ケース14に対して内ケース16を第2の仮想軸L2を中心に回りに旋回させる、言い換えるとチルト方向に旋回させる第2の駆動部が配設されている。第2の駆動部は第2のモータ22(図5参照)と、第2のモータ22の回転駆動力を内ケース16に伝達する伝達機構などを含んで構成されており、このような伝達機構としては歯車機構や無端ベルトなどを含む従来公知のさまざまな構成が採用可能である。
カメラ部18は、内ケース16の内側に収容されている。
カメラ部18は、内ケース16に形成された内側開口1602(図1参照)を介して被写体を撮影できるように構成され、内側開口1602は2つのアーム部1404の間の中央に位置している。
カメラ部18は、被写体像を導く撮影光学系1802と、撮影光学系1802で導かれた被写体像を撮像する撮像素子1804(図5参照)とを含んで構成されている。
撮影光学系1802にはフォーカシング機構およびズーミング機構が設けられ、内側開口1602には、撮影光学系1802の最も前方に位置する対物レンズ1802Aが組み付けられている。
本実施の形態では、外ケース14は、例えば、第1の仮想軸L1の回りに200度の範囲で回転可能に設けられ、より詳細には、カメラ部18の光仮想軸を前方に向けた基準位置から左右方向にそれぞれ100度の範囲で回転可能に設けられている。
また、内ケース16は、例えば、第2の仮想軸L2の回りに50度の範囲で回転可能に設けられ、より詳細には、撮像装置10の基台12を水平面に載置した状態で、カメラ部18の光仮想軸を水平方向に向けた基準位置から基台12から離れる方向(上方)に25度、基台12に近づく方向(下方)に25度の範囲で回転可能に設けられている。
したがって、第1の仮想軸L1回りで100度の範囲をカメラ部18によって撮影でき、第2の仮想軸L2回りで50度の範囲をカメラ部18によって撮影できる。
図4はテレビ会議システム2の制御系の構成を示すブロック図である。
図4に示すように、テレビ会議システム2は、撮像装置10、外部コントローラ4、モニタ装置6、リモートコントロール装置8、パーソナルコンピュータ9などを含んで構成されている。
外部コントローラ4は、撮像装置10と通信回線を介して他のテレビ会議システムとの間で映像信号を含むデータの授受を行い、撮像装置10から供給された映像信号および他のテレビ会議システムから供給された映像信号をモニタ装置6に供給する。
モニタ装置6は、図3に示すように、外部コントローラ4を介して撮像装置10から供給される撮像画面、あるいは、後述するメニュー画面、および、前記他のテレビ会議システムから供給される映像などを表示面6Aに表示するものである。
リモートコントロール装置8は、赤外線信号を用いて撮像装置10に種々の操作を指令するものである。
図5は撮像装置10を遠隔操作するためのリモートコントロール装置8の平面図である。
図5に示すように、リモートコントロール装置8は細長い矩形板状を呈し、その長手方向の一端に赤外線信号を送信する送信部801が設けられ、厚さ方向の一方の面には、撮像装置10の電源のオン、オフを行う電源スイッチ802、左右方向の2つの矢印キー804L、804R、上下方向の2つの矢印キー804U、804D、決定キー(HOMEキー)806、低速ズーム操作キー808、高速ズーム操作キー810、プリセットボタン812を含む種々の操作キーが設けられている。なお、左右方向の2つの矢印キー804L、804R、上下方向の2つの矢印キー804U、804Dは、カメラ部18の旋回方向を指示するほか、後述するメニュー画面上におけるカーソルの移動やメニュー画面のページ送りなどを行うためにも使用される。また、決定キー(HOMEキー)806は、メニュー画面上での設定値の確定を行う際などに使用される。
図4に示すように、パーソナルコンピュータ9は、撮像装置10と双方向に通信可能に接続されることで、撮像装置10に種々の制御コマンド(操作指令)(特許請求の範囲のデータに相当)を与えるものであり、リモートコントロール装置8と同様の機能を奏するものであり、以下に説明するリモートコントロール装置8による操作は、パーソナルコンピュータ9を用いても同様に行うことができる。
したがって、リモートコントロール装置8およびパーソナルコンピュータ9の何れか一方を用いれば撮像装置10の制御を行うことができる。なお、パーソナルコンピュータ9と撮像装置10との通信方式はRS−232Cなど従来公知のさまざまな通信方式が採用可能である。
次に、図4を参照して撮像装置10について詳細に説明する。
撮像装置10は、上述したカメラ部18、第1のモータ20、第2のモータ22に加えて、信号処理部24、光学アクチュエータ26、アクチュエータ用ドライバ28、第1のドライバ30、第2のドライバ32、端点センサ34A乃至34D、第1のインターフェース36、第2のインターフェース38、受信部40、記憶部42、制御部44などを含んで構成されている。
信号処理部24は、撮像素子1804から供給される撮像信号に対して所定の信号処理を行い、従来公知のさまざまなフォーマットに対応した映像信号を生成する機能を有している。フォーマットの切り換えは、制御部44からの指示に基づいてなされる。
信号処理部24から出力された映像信号は、ビデオ端子2402、2404の何れかに接続された外部コントローラ4に供給され、外部コントローラ4に供給された映像信号は、モニタ装置6に供給されるとともに、通信回線を介して他のテレビ会議システムに供給される。なお、通信回線は、例えば、ISDN、ADSL、あるいは、専用線など従来公知のさまざまな構成を用いることができる。
また、信号処理部24には、制御部44から供給される後述するメニュー画面を表示させるための映像信号Vmも供給され、このメニュー画面の映像信号Vmも撮像素子1804で撮像され生成された映像信号Vs(撮像画面を表示させるための映像信号Vs)と同様に、外部コントローラ4を介してモニタ装置6に供給される。
本実施の形態では、信号処理部24は、撮像画面の映像信号Vsとメニュー画面の映像信号Vmとを合成する機能を有し、合成された映像信号をモニタ装置6に供給することで撮像画面とメニュー画面とを同時に表示させる。
その際、撮像画面にメニュー画面をオーバーラップ(スーパーインポーズ)して同時に表示させてもよい。
なお、撮像画面とメニュー画面とを同時にモニタ装置6に表示させる代わりに、撮像画面とメニュー画面とを切り替えて交互にモニタ装置6に表示させるようにしてもよいが、本実施の形態のように撮像画面とメニュー画面とを同時にモニタ装置6に表示させると、撮像画面の変化を視認しつつ、メニュー画面上で設定値の設定操作を行いうことができ、設定値の設定操作の操作性を向上させる上で有利となる。
また、本実施の形態では、撮像画面の映像信号Vsとメニュー画面の映像信号Vmとが合成された映像信号をモニタ装置6に供給することで撮像画面とメニュー画面とを同時に表示させるようにしたが、モニタ装置6が、撮像画面の映像信号Vsとメニュー画面の映像信号Vmとの双方を入力して表示させる機能を有している場合には、撮影画面とメニュー画面とを並べて同時に表示させてもよいし、撮影画面とメニュー画面との何れか一方を面積の大きな親画面、他方を面積の小さな子画面として同時に表示させてもよく、要するに撮影画面とメニュー画面とを同時に表示することができればよく、信号処理部24の構成は任意である。
光学アクチュエータ26は、撮影光学系1802に設けられたフォーカスレンズやズームレンズなどの光学部品を光軸方向に動かすなどして合焦動作や変倍動作を行うものである。
アクチュエータ用ドライバ28は、制御部44の制御によって光学アクチュエータ26を駆動させるものである。
第1のドライバ30は、制御部44の制御に基づいて生成した駆動信号を第1のモータ20に供給して駆動させるものである。
第2のドライバ32は、制御部44の制御に基づいて生成した駆動信号を第2のモータ22に供給して駆動させるものである。
端点センサ34A、34Bは、外ケース14(カメラ部18)の旋回方向の両方向(左方向および右方向)で旋回可能な最大の角度(本実施の形態では左最大角度−100度、右最大角度+100度)をそれぞれ検出するものである。本実施の形態では、端点センサ34A、34Bは基台12の内部に設けられている。制御部44は、端点センサ34A、34Bによって外ケース14が左最大角度あるいは右最大角度に到達したことを検知すると、第1のドライバ30を制御してそれ以上の左方向あるいは右方向への旋回を行わない。
端点センサ34C、34Dは、内ケース16(カメラ部18)の旋回方向の両方向(上方向および下方向)で旋回可能な最大の角度(本実施の形態では上最大角度+25度、下最大角度−25度)をそれぞれ検出するものである。本実施の形態では、端点センサ34C、34Dは外ケース14のアーム1402、1404の内部に設けられている。制御部44は、端点センサ34C、34Dによって内ケース16が上最大角度あるいは下最大角度に到達したことを検知すると、第2のドライバ32を制御してそれ以上の上方向あるいは下方向への旋回を行わない。
また、本実施の形態では、第1、第2のモータ20、22は応答速度が高速なDCモータを用いており、第1、第2のモータ20、22にはそれらの回転量を検出するFGセンサ2002、2202がそれぞれ設けられている。
制御部44は、各FGセンサ2002、2202の検出信号(パルス信号)に基づいて第1、第2のモータ20、22の回転量、すなわち、外ケース12の旋回角度および内ケース16の旋回角度を検出するとともに、外ケース12および内ケース16の旋回を制御している。
本実施の形態では、撮像装置10の電源投入時の初期動作において、制御部44は、第1のモータ20を旋回させて端点センサ34A、34Bの何れか(あるいは双方)で検出されたことをもって旋回角度の基準位置(原点位置)を設定し、かつ、第2のモータ22を旋回させて端点センサ34C、34Dの何れか(あるいは双方)で検出されたことをもって旋回角度の基準位置(原点位置)を設定している。なお、第1、第2のモータ20、22はDCモータに限定されるものではなく、従来公知のさまざまな構成のモータが採用可能であり、モータの制御方法もモータに対応して適宜選択可能であるが、本実施の形態のようにDCモータを用いると、後述するようにメニュー画面上で限界角度を変更した際にカメラ部18が高速に追従して旋回するため、操作性を向上する上で有利となる。
第1のインターフェース36は、制御部44と外部コントローラ4との間で双方向に制御コマンドの授受を行うものである。
第2のインターフェース38(特許請求の範囲の受信部に相当)は、通信端子3802を介してパーソナルコンピュータ9(特許請求の範囲の外部装置に相当)に接続され、パーソナルコンピュータ9との間で双方向に通信を行うものである。
なお、本実施の形態では、外部コントローラ4とパーソナルコンピュータ9何れか一方のみを接続して使用するようになっている。
受信部40は、リモートコントロール装置8(特許請求の範囲の外部装置に相当)から送信される赤外線信号を受光センサ4002を介して受信し、制御コマンド(特許請求の範囲のデータに相当)にデコードして制御部44に供給するものである。
記憶部42は、EE−PROMなどの書き換え可能でかつ不揮発性のメモリで構成されるものである。記憶部42は、後述する第1乃至第4の限界角度を含む撮像装置10の種々の設定データなどが格納され、撮像装置10の電源がオフされても設定データを記憶している。
制御部44は特許請求の範囲のコンピュータを構成するものであって、CPUと、本実施の形態に係る制御プログラムを格納するROM、ワーキングエリアを構成するRAM4402、上記各部との間でデータやコマンドをやり取りするインターフェースなどを含んで構成されている。
そして、前記CPUが前記制御プログラムを実行することで、信号処理部24、アクチュエータ用ドライバ28、第1のドライバ30、第2のドライバ32、端点センサ34A乃至34D、第1のインターフェース36、第2のインターフェース38、受信部40、記憶部42の制御がなされ、これにより本実施の形態に係る制御方法が実現される。
なお、RAM4402には、後述する第1乃至第4の限界角度を含む撮像装置10の種々の設定データなどが格納される。ただし、このRAM4402に記憶された設定データを含むデータは、撮像装置10の電源がオンされている期間のみ保持され、電源がオフされると、設定データを含むデータは失われる。
本実施の形態では、制御部44は特許請求の範囲の画面生成部、限界角度設定部に相当している。
次に、外ケース14および内ケース16の旋回範囲の制限について説明する。
上述したように、外ケース14の旋回方向の両方向で旋回可能な最大の角度と、内ケース16の旋回方向の両方向で旋回可能な最大の角度とが予め定められているが、実際に会議室などで撮影を行う場合には、外ケース14および内ケース16の旋回範囲が不必要に広いと、被写体が存在しない領域までカメラ部18が撮影してしまうことになり、使い勝手が悪いものとなる。
そこで、本実施の形態では、外ケース14および内ケース16の旋回範囲を制限するために第1乃至第4の限界角度を設定する。
第1、第2の限界角度は外ケース12(カメラ部18)の旋回方向の両方向における限界角度であり、本実施の形態では、第1の限界角度は右方向における限界角度であり、第2の限界角度は左方向における限界角度である。
第3、第4の限界角度は内ケース16(カメラ部18)の旋回方向の両方向における限界角度であり、本実施の形態では、第3の限界角度は上方向における限界角度である、第4の限界角度は下方向における限界角度である。
そして、制御部44は、撮影を行う通常動作モードでは、第1の限界角度と第2の限界角度との間で外ケース12が旋回するように第1のドライバ30を介して第1のモータ20を制御し、かつ、第3の限界角度と第4の限界角度との間で内ケース16が旋回するように第2のドライバ32と第2のモータ22を制御する。
なお、外ケース14を旋回させる際は、リモートコントロール装置8の左右方向の2つの矢印キー804L、804Rの何れかを操作すると、操作された矢印キーに対応した方向に外ケース14が旋回され続け、矢印キーの操作を停止すると、外ケース14の旋回動作が停止する。
また、後述する第1乃至第4の制限角度の設定が有効に設定されている場合には、外ケース14の旋回角度が第1、第2の制限角度のいずれかに到達すると、制御部44の制御により外ケース14の旋回動作が停止する。第1乃至第4の制限角度の設定が無効に設定されている場合には、外ケース14の旋回角度が左最大角度、右最大角度のいずれかに到達すると、制御部44の制御により外ケース14の旋回動作が停止する。
また、内ケース16を旋回させる際は、リモートコントロール装置8の左右方向の2つの矢印キー804L、804Rの何れかを操作すると、操作された矢印キーに対応した方向に内ケース16が旋回され続け、矢印キーの操作を停止すると、内ケース16の旋回動作が停止する。
後述する第1乃至第4の制限角度の設定が有効に設定されている場合には、内ケース16の旋回角度が第3、第4の制限角度のいずれかに到達すると、制御部44の制御により内ケース16の旋回動作が停止する。第1乃至第4の制限角度の設定が無効に設定されている場合には、内ケース16の旋回角度が上最大角度、下最大角度のいずれかに到達すると、制御部44の制御により内ケース16の旋回動作が停止する。
次に、第1乃至第4の限界角度の設定動作について説明する。
図6は第1乃至第4の限界角度の設定動作を示すフローチャート、図7(A)、(B)は第1乃至第4の限界角度を設定するためのメニュー画面の表示例を示す図である。
予め、撮像装置10のカメラ部18によって撮影が行われ、その撮像画面がモニタ装置6に表示されているものとする。
図6に示すように、制御部44は、リモートコントロール装置8からメニュー画面の表示を要求するメニューオンの要求があるか否かを監視している(ステップS1)。
メニューオンの要求が無ければ(ステップS1で否定)、後述するメニュー処理以外の処理に移行する。
メニューオンの要求があれば(ステップS1で肯定)、制御部44は、リモートコントロール装置8の操作に基づいてメニュー画面の選択を行うためのメニュースイッチデータの読み取りを行う(ステップS2)。具体的には、階層構造となったメニュー画面のトップ画面をモニタ装置6に表示させ、メニュー画面に表示されるカーソルを、リモートコントロール装置8の4つの矢印キー804L、804R、804U、804Dで動かすなどし、決定キー806を操作することで必要なメニュー画面を選択して表示させる(メニュー画面を呼び出す)。
メニュー画面としてパンチルト制限画面を選択しないならば、ユーザは別のメニュー画面を呼び出し、パンチルト制限画面を選択するならば、ユーザは決定キー806を操作する(ステップS3)。
これにより、制御部44は、図7(A)に示すように、パンチルト制限画面がモニタ装置6に表示された設定動作モードに移行する。
この際、信号処理部24から供給された映像信号がモニタ装置6に供給されることによって、撮像画面とメニュー画面とが同時に表示されている(画面生成ステップに相当)。
パンチルト制限画面には、第1乃至第4の制限角度の設定を有効にするか無効にするかが、「PAN/TILT LIMIT」という項目の右側に「ON」(有効)、「OFF」(無効)の何れかで表示される。
図上矩形枠で示すカーソルCを「PAN/TILT LIMIT」の右側に位置させて矢印キー804R、804Lを操作して「ON」を表示させると第1乃至第4の制限角度の設定が有効となり次のステップS5に移行し、「OFF」を表示させると第1乃至第4の制限角度の設定が無効となり別の設定項目に移行可能となる(ステップS4)。
すなわち、パンチルト制限画面には、第1乃至第4の制限角度を設定するためにRIGHT、LEFT、UP、DOWNの4つの項目が表示され、それぞれの右側には角度が数値で表示されている。
なお、RIGHTは第1の制限角度であり、LEFTは第2の制限角度であり、UPは第3の制限角度であり、DOWNは第4の制限角度である。
ここで、第1乃至第4の制限角度を変更するかしないかを判定する(ステップS5)。
変更しない場合には、リモートコントロール装置8の矢印キーなどの操作によりカーソルCをパンチルト制限画面から抜けて別のメニュー画面に移行することで処理を終了する。
変更する場合には、カーソルCを4つの制限角度のうち変更しようとする制限角度の数値の箇所に動かして選択状態とし、次いで、決定キー806を操作すると、制御部44は、直ちに第1のモータ20または第2のモータ22を駆動して、外ケース14または内ケース16をカーソルCで選択されている制限角度に対応して旋回させる(ステップS6)。したがって、カメラ部18が旋回されモニタ装置6に表示される撮像画面も移動することになる。
次に、制限角度の数値を変更する。具体的には、リモートコントロール装置8の矢印キー804R、804Lを操作して制限角度の数値を増減させる。具体的には矢印キー804Uの操作によって数値が1ずつ増加し、矢印キー804Lの操作によって数値が1ずつ減少する(ステップS7)。
例えば、図7(A)では、RIGHTの項目の右側の第1の制限角度が100度であったが、矢印キー804Lの操作により、図7(B)に示すように、第1の制限角度を90度に変更することができる。
その際、制御部44は、制限角度の数値が設定可能な数値か否かを判定する。具体的には、第1の限界角度および第2の限界角度の一方が他方を越えていないか、第3の限界角度および第4の限界角度の一方が他方を越えていないかを判定する。例えば、第1の制限角度が第2の制限角度よりも左側に設定されていないか、第3の制限角度が第4の制限角度よりも下側に設定されていないかなどを確認する(ステップS8、S9)。
変更された制限角度の設定が可能であれば、制御部44は、直ちに第1のモータ20または第2のモータ22を駆動して、外ケース14または内ケース16を変更された制限角度に対応して旋回させる(ステップS10)。したがって、制限角度が変更される毎、変更された制限角度に対応してカメラ部18が旋回されモニタ装置6に表示される撮像画面も変更された制限角度に対応して移動する。
そして、制御部44は第1、第2のモータ20、22のFGセンサ2002、2202からの検出信号に基づいて限界角度における第1、第2のモータ20、22の回転量(位置情報)を読み取り(ステップS11)、その第1、第2のモータ20、22の回転量(位置情報)を限界角度の設定値としてRAM4402に格納し(ステップS12)、リモートコントロール装置8の矢印キーなどの操作によりパンチルト制限画面から抜けて別のメニュー画面に移行することで処理を終了する。
第1乃至第4の限界角度のうちの1つの限界角度の設定を行う毎に、上述の処理を実行し、全ての限界角度の設定が終了したならば、リモートコントロール装置8の矢印キーなどの操作によりメニュー画面から抜けて通常動作モードに移行する。
また、ステップS12では、第1乃至第4の限界角度の設定値はRAM4402に格納されているのみであるため、電源オフと同時にその設定値が失われてしまう。それら設定値を電源オフ時にも保持するためには、記憶部42に格納する必要がある。
その場合には、ステップS1においてメニューオフとし、リモートコントロール装置8のプリセットボタン812を操作すると、RAM4402に格納されていた第1乃至第4の限界角度の設定値が記憶部42に格納され(ステップS13、S14)、通常動作モードに移行する。
したがって、通常動作モードにおいては、制御部44は、記憶部42に保持された第1乃至第4の限界角度を読み出し、それら限界角度に基づいて第1、第2のモータ20、22の回転を制御する。
本実施の形態では、ステップS7によって特許請求の範囲の限界角度設定ステップが構成され、ステップS10によって特許請求の範囲の第1乃至第4の限界角度設定ステップが構成されている。
また、本実施の形態によれば、モニタ装置6に同時に表示された撮像画面とメニュー画面との双方を視認しつつ、メニュー画面上で第1乃至第4の限界角度の設定値を変更する毎にカメラ部18が変更された限界角度に対応して旋回されるため、実際の撮影範囲を確認しながら各限界角度を容易かつ確実に設定することができることは無論のこと、メニュー画面上で限界角度の数値を変更するという簡単な操作で各限界角度の設定を行うことができるため、従来のようにジョイスティックなどを操作し続けるとともに、限界角度を設定する際にいちいち操作スイッチを操作する必要がないため、限界角度の数値の設定や変更に要する操作時間が短時間で済むばかりでなく、操作スイッチの操作を失念するといったミスを回避することができ、使い勝手を向上する上で有利となる。
なお、本実施の形態では、カメラ部18が内ケース16に収容されている場合について説明したが、内ケース16が省略され、カメラ部18が外ケース14に対して第2の仮想軸L2を中心に旋回するように構成されていてもよいことは無論である。
また、本実施の形態では、カメラ部18が第1の仮想軸L1および第2の仮想軸L2の双方を中心に旋回する場合について説明したが、カメラ部18が第2の仮想軸L2回りには旋回せず、第1の仮想軸L1回りにのみ旋回する構成であっても本発明は無論適用される。
また、本実施の形態では、撮像装置10がテレビ会議システムに用いられる場合について説明したが、撮像装置10は監視カメラや遠隔操作カメラとして用いてもよいことは無論である。
本実施の形態の撮像装置10を前方から見た斜視図である。 本実施の形態の撮像装置10を後方から見た斜視図である。 撮像装置10をモニタ装置の上面に載置した状態を示す説明図である。 テレビ会議システム2の制御系の構成を示すブロック図である。 撮像装置10を遠隔操作するためのリモートコントロール装置8の平面図である。 第1乃至第4の限界角度の設定動作を示すフローチャートである。 (A)、(B)は第1乃至第4の限界角度を設定するためのメニュー画面の表示例を示す図である。
符号の説明
10……撮像装置、12……基台、14……外ケース14……内ケース、18……カメラ部、44……制御部、L1……第1の仮想軸、L2……第2の仮想軸。

Claims (18)

  1. 基台と、
    前記基台に該基台を通る第1の仮想軸を中心に旋回可能に設けられたカメラ部と、
    前記カメラ部を前記第1の仮想軸を中心に旋回させる第1の駆動部と、
    前記カメラ部の旋回方向の両方向における可動範囲内において前記旋回方向の両方向で設定される限界角度である第1の限界角度と第2の限界角度との間で前記カメラ部が旋回するように前記第1の駆動部を制御する制御部とを備える撮像装置であって、
    前記撮像装置は、モニタ装置に前記カメラ部で撮像された撮像画面と前記第1、第2の限界角度が示されたメニュー画面とを同時に表示させる画面生成部を備える、
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記画面生成部は、前記撮像画面に前記メニュー画面をオーバーラップさせて表示させることによって前記撮像画面と前記メニュー画面との双方を同時に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記撮像装置は、
    前記メニュー画面に表示される前記第1、第2の限界角度を増減して設定する限界角度設定部を有している、
    ことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 基台と、
    前記基台に該基台を通る第1の仮想軸を中心に旋回可能に設けられた外ケースと、
    前記外ケースに前記第1の仮想軸と交差する平面上を延在する第2の仮想軸を中心にして旋回可能に設けられたカメラ部と、
    前記外ケースを前記第1の仮想軸を中心に旋回させる第1の駆動部と、
    前記カメラ部を前記第2の仮想軸を中心に旋回させる第2の駆動部と、
    前記外ケースの旋回方向の両方向における可動範囲内において前記旋回方向の両方向で設定される限界角度である第1の限界角度と第2の限界角度との間で前記カメラ部が旋回するように前記第1の駆動部を制御するとともに、前記カメラ部の旋回方向の両方向における可動範囲内において前記旋回方向の両方向で設定される限界角度である第3の限界角度と第4の限界角度との間で前記カメラ部が旋回するように前記第2の駆動部を制御する制御部とを備える撮像装置であって、
    前記撮像装置は、モニタ装置に前記カメラ部で撮像された撮像画面と前記第1乃至第4の限界角度が示されたメニュー画面とを同時に表示させる画面生成部を備える、
    ことを特徴とする撮像装置。
  5. 前記画面生成部は、前記撮像画面に前記メニュー画面をオーバーラップさせて表示させることによって前記撮像画面と前記メニュー画面との双方を同時に表示させる、
    ことを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  6. 前記画面生成部は、前記撮像画面と前記メニュー画面との一方を親画面とし、他方を子画面として表示させることによって前記撮像画面と前記メニュー画面との双方を同時に表示させる、
    ことを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  7. 前記画面生成部は、前記撮像画面と前記メニュー画面との双方を並べて表示させることによって前記撮像画面と前記メニュー画面との双方を同時に表示させる、
    ことを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  8. 前記撮像装置は、
    前記メニュー画面に表示される前記第1乃至第4の限界角度を増減して設定する限界角度設定部を有している、
    ことを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  9. 前記撮像装置は、前記限界角度設定部によって設定された前記第1乃至第4の制限角度を記憶する不揮発性の記憶部を備えている、
    ことを特徴とする請求項8記載の撮像装置。
  10. 前記撮像装置は、
    前記メニュー画面に表示される前記第1乃至第4の限界角度を増減して設定する限界角度設定部を有し、
    前記制御部は、
    前記限界角度設定部によって前記第1の限界角度が設定される毎に、前記第1の駆動部を制御して前記外ケースを前記設定された第1の限界角度に対応する位置まで旋回させる第1の限界角度設定動作と、
    前記限界角度設定部によって前記第2の限界角度が設定される毎に、前記第1の駆動部を制御して前記外ケースを前記設定された第2の限界角度に対応する位置まで旋回させる第2の限界角度設定動作と、
    前記限界角度設定部によって前記第3の限界角度が設定される毎に、前記第2の駆動部を制御して前記内ケースを前記設定された第3の限界角度に対応する位置まで旋回させる第3の限界角度設定動作と、
    前記限界角度設定部によって前記第4の限界角度が設定される毎に、前記第2の駆動部を制御して前記内ケースを前記設定された第3の限界角度に対応する位置まで旋回させる第4の限界角度設定動作とを実行する、
    ことを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  11. 前記撮像装置は、
    前記メニュー画面に表示される前記第1乃至第4の限界角度を増減して設定する限界角度設定部と、
    外部装置からのデータを受信する受信部とを有し、
    前記限界角度設定部による前記第1乃至第4の限界角度の増減は、前記外部装置から前記受信部に入力されるデータに基づいてなされる、
    ことを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  12. 前記外部装置は、赤外線信号を用いたリモートコントロール装置であり、
    前記受信部は前記赤外線信号を受信して前記データを得る、
    ことを特徴とする請求項11記載の撮像装置。
  13. 前記外部装置は、パーソナルコンピュータであり、
    前記受信部は前記パーソナルコンピュータと通信を行い前記パーソナルコンピュータから前記データを得るインタフェースである、
    ことを特徴とする請求項11記載の撮像装置。
  14. 前記カメラ部は、撮影光学系と、前記撮影光学系によって導かれた被写体像を撮像する撮像素子とを含み、前記画面生成部は前記撮像素子から供給された撮像信号に基づいて前記撮像画面を生成する、
    ことを特徴とする請求項1または4記載の撮像装置。
  15. 基台と、
    前記基台に該基台を通る第1の仮想軸を中心に旋回可能に設けられたカメラ部と、
    前記カメラ部を前記第1の仮想軸を中心に旋回させる第1の駆動部と、
    前記カメラ部の旋回方向の両方向における可動範囲内において前記旋回方向の両方向で設定される限界角度である第1の限界角度と第2の限界角度との間で前記カメラ部が旋回するように前記第1の駆動部を制御する制御部とを備える撮像装置の制御方法であって、
    モニタ装置に、前記カメラ部で撮像された撮像画面と、前記第1、第2の限界角度が示されたメニュー画面とを同時に表示させる画面生成ステップを含む、
    ことを特徴とする撮像装置の制御方法。
  16. 前記メニュー画面に表示される前記第1、第2の限界角度を増減して設定する限界角度設定ステップを含むことを特徴とする請求項15記載の撮像装置の制御方法。
  17. 基台と、
    前記基台に該基台を通る第1の仮想軸を中心に旋回可能に設けられたカメラ部と、
    前記カメラ部を前記第1の仮想軸を中心に旋回させる第1の駆動部と、
    前記カメラ部の旋回方向の両方向における可動範囲内において前記旋回方向の両方向で設定される限界角度である第1の限界角度と第2の限界角度との間で前記カメラ部が旋回するように前記第1の駆動部を制御する制御部とを備える撮像装置の制御プログラムであって、
    モニタ装置に、前記カメラ部で撮像された撮像画面と、前記第1、第2の限界角度が示されたメニュー画面とを同時に表示させる画面生成ステップを、
    含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とする撮像装置の制御プログラム。
  18. 前記メニュー画面に表示される前記第1、第2の限界角度を増減して設定する限界角度設定ステップを含むことを特徴とする請求項17記載の撮像装置の制御方法。
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