JPH04103511A - ネイルエナメル用下地剤 - Google Patents

ネイルエナメル用下地剤

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JPH04103511A
JPH04103511A JP21824290A JP21824290A JPH04103511A JP H04103511 A JPH04103511 A JP H04103511A JP 21824290 A JP21824290 A JP 21824290A JP 21824290 A JP21824290 A JP 21824290A JP H04103511 A JPH04103511 A JP H04103511A
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啓一 福田
Tadashi Igarashi
正 五十嵐
Akihiro Kondo
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規なネイルエナメル用下地剤に関し、更に
詳しくは、ニトロセルロースを主皮膜形成剤とするネイ
ルエナメルを爪に塗布するに先立って爪表面に塗布し、
ネイルエナメルが爪に直接接触することを防止する、爪
の変色等の防止に有効なネイルエナメル用下地剤に関す
る。
[従来の技術およびその課題1 従来のネイルエナメルとしては、ニトロセルロース、ア
ルキッド樹脂等の樹脂と、可塑剤及び酢酸ブチル、酢酸
エチル等の有機溶剤を主基剤とする溶剤系がその主流を
占めている。
これら溶剤系のネイルエナメルは、塗膜の光沢、傷のつ
きにくさ、経日における剥がれなどの点においては、非
常に優れた特性を有しているが、低沸点の有機溶剤を多
量に用いるため引火性、溶剤臭等の問題があり、さらに
は、長期の使用により、爪が変色したり、割れるといっ
た重大な悪影響を及ぼすことが問題となっている。
このような問題を解決する手段として、特開昭60−2
37010号には、水溶性のポリマーを下地剤として用
いることにより、ネイルエナメルが爪に直に接触するこ
とを防止するとともに、除去時には、下地剤の皮膜ごと
剥離除去できることを特徴とするネイルエナメル用下地
剤が提案されている。しかし、箪者らが追試した限りで
は、下地剤が水溶性であるため、除去したくない時でも
手を洗った後などに非常に落ちやすくなってしまい、実
用的なものとは言い難い。
[課題を解決するための手段] そこで本発明者らは、爪に対する安全性の要求と、耐水
性、経日での持ちなどの物性的要求の両方を満足させる
べく、鋭意研究を行なった結果、爪との密着性の良い水
系ポリマーエマルジョンを含有する下地剤を、ニトロセ
ルロースを主成分とするネイルエナメルの塗布前に爪に
塗布すれば、爪の変色等のトラブルがなく、かつ、経日
での持ちや耐水性等が良好となることを見出した。
すなわち本発明は、水系ポリマーエマルジョンを固形分
として5〜60重量%含有することを特徴とするニトロ
セルロース系ネイルエナメル用下地剤を提供するもので
ある。
本発明のネイルエナメル用下地剤において用いる水系ポ
リマーエマルジョンは、造膜性を有するものであればア
ニオン性、カチオン性、非イオン性、両性のいずれても
よいが、爪への密着性の面でカチオン性のものが特に好
ましい。
カチオン性ポリマーエマルションは、塩基性窒素と重合
可能な二重結合とを有するモノマー(以下、「カチオン
性モノマー」と略称する)の少なくとも一種以上と、好
ましくは、他のこれと重合可能な二重結合を有する疎水
性モノマー(以下、「疎水性ビニル千ツマ−」と略称す
る)を適宜組み合わせて重合させることにより調製され
る。
カチオン性モノマーの例としては、N、N−ジメチルア
ミノエチル(メタ)アクリレート、N、N−ジメチルア
ミノプロピルアクリルアミド等のジアルキルアミノ基を
有する(メタ)アクリル酸エステル又は(メタ)アクリ
ルアミド類; N、N−ジメチルアミノスチレン、N、
N−ジメチルアミノメチルスチレンの如きジアルキルア
ミノ基を有するスチレン類;4−ビニルピリジン、2−
ビニルピリジンの如きビニルピリジン類;或いはこれら
をハロゲン化アルキル、ハロゲン化ベンジル、アルキル
又はアリールスルホン酸、又は硫酸ジアルキルの如き公
知の四級化剤で四級化したもの等が挙げられる。
一方、カチオン性モノマーと共重合可能な疎水性ビニル
モノマーには特に限定はなく、例えばアクリル酸メチル
、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル
酸ラウリル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル
、メタクリル酸n−ブチル等の(メタ)アクリル酸エス
テル類;スチレン、クロルスチレンなどのスチレン系モ
ノマー;t−ブチルアクリルアミドなとのN置換(メタ
)アクリルアミド;並びにアクリロニトリル、メタクリ
ロニトリルなどが挙げられ、これらの一種または二種以
上から選択することができる。
本発明において、カチオン性モノマーと、疎水性ビニル
モノマーの配合割合は、前者0゜1〜10重量%(以下
、単に「%」で示す)、後者90〜99.9%であり、
より好ましくは前者2〜10%、後者90〜98%であ
る。
カチオン性モノマーの量が0.1%未満では安定なポリ
マーエマルジョンは得にくく、また、10%を越えると
、実用性のある耐水性を有するポリマーエマルジョンを
得るのは困難である。
重合方法としては、公知の乳化重合や無乳化剤重合を採
用することができるが、特に耐水性の面から、転相乳化
重合を採用することが好ましい。無乳化剤重合は、反応
性乳化剤を使用したソープフリー重合や、乳化剤を含ま
ない水媒体不均一重合等の公知の重合方法で行なわれる
本発明において特に好ましい転相乳化重合によるカチオ
ン性ポリマーエマルジョンは、カチオン性モノマー0.
1〜10%と、疎水性とニルモノマー 90〜99.9
%とを共重合して得られる共重合体の有機溶剤溶液に水
を加えた後、有機溶剤を留去することにより得られる。
ここで有機溶剤とは、低級アルコール、メチルエチルケ
トンのように水より低沸点で、水と混和し得るものをい
う。
カチオン性モノマーと、それと共重合し得る疎水性ビニ
ルモノマーとを共重合させるには、公知のラジカル開始
剤を用い、溶液重合法、バルク重合法、沈澱重合法等の
公知の重合法により共重合させればよい。後に水系に転
相することから、溶液重合法を用い重合後直ちに次の工
程番二移るのが好ましい。又、重合の後、水系に転相さ
せる前に得られた共重合体を公知の方法で精製すること
も可能である。 得られた共重合体の重量平均分子量は
  1.0.000〜500,000が好適であり、5
0.000〜200,000がより好ましい。重量平均
分子量が10,000未満では塗膜の物性が劣り、また
5 00,000を越えると転相が困難となり、水性ビ
ニル樹脂が得られなくなる。
共重合体の塩基性アミノ窒素がイオン化されていない場
合は、必要に応じて中和剤によりイオン化をおこなう。
カチオン性モノマーとして、既に塩となっている単量体
を用いる場合は、中和酸によるイオン化は不要であるが
、そうでない場合は、中和酸によりイオン化した方が爪
や皮膚に対する刺激性が少ないため好ましい。
中和酸としては、公知の酸を用いればよい、例えば塩酸
、硫酸等の無m酸;酢酸、プロピオン酸、乳酸、コハク
酸、グリコール酸等の有機酸等が挙げられる。
中和度に制限はないが、得られたポリマーエマルジョン
のPHが中性付近になるように中和するのが望ましい。
こうして得られた共重合体を水系に転相し、水性ポリマ
ーエマルジョンとするには、共重合体をアルコール系、
ケトン系、エステル系、エーテル系等の有機溶剤の溶液
とし、これに水を加え、上記有機溶剤を留去すればよい
上記有機溶剤溶液の濃度は、共重合体の組成及び分子量
によって適宜決定されるが、通常10〜80%であり、
好ましくは20〜70%である。
有機溶剤としては上記のものの中でも、アルコール系及
び/又はケトン系の有機溶剤が転相がうまく行なえるの
で好ましい。尚、溶液重合法による場合、重合の溶剤と
しては任意に選ぶことができるが、上記のような有機溶
剤を用いれば、重合から転相までの工程が簡略化される
ので好ましい。
本発明に用いられるアルコール系溶剤としては、例えば
メタノール、エタノール、n−プロパツール、イソプロ
パツール等が挙げられ、好ましくはイソプロパツールで
ある。
ケトン系溶剤としては、例えばアセトン、メチルエチル
ケトン、ジエチルケトン等が挙げられ、好ましくはメチ
ルエチルケトンである。
これらは1種又は2種混合して用いられる。
上記のような有機溶剤溶液から水系への転相は従来公知
の手法により行なうことができ、有機溶剤溶液を撹拌下
、室温〜80°C1好ましくは室温〜60゛Cの温度で
水を加えればよい。このように、水系に転相した後、常
圧下もしくは減圧下で有機溶剤を留去することにより、
転相乳化重合によるカチオン性ポリマーエマルジョンが
得られる。
こうして得られるカチオン性転相乳化重合ポリマーエマ
ルジョンは、ネイルエナメル用下地剤として使用した場
合、好適な成膜性と塗膜強度を有するものである。 ま
た、界面活性剤を含まないため、得られた塗膜の耐水性
も優れている。
なお、カチオン性ポリマーエマルジョンは別々に重合し
て出来たものを二種類以上任意に混合して使用すことも
出来る。さらには、カチオン性ポリマーエマルジョンの
存在下で多段階にシード重合を行なって多層構造の複合
ポリマーエマルジョンとして使用することもできる。
本発明のネイルエナメル用下地剤は、塗膜形成基剤とし
て叙上のカチオン性ポリマーエマルジョンを配合するこ
とにより調製される。
カチオン性ポリマーエマルジョンの配合量は、5〜60
%(固形分として)程度が好ましい。
本発明のネイルエナメル用下地剤には、上記のカチオン
性ポリマーエマルジョンの他、防腐剤、香料、可塑剤、
成膜助剤、増粘剤、湿潤剤、消泡剤、充填剤等を配合す
ることができる。
可塑剤、成膜助剤としては、セロソルブ、メチルセロソ
ルブ、ブチルセロソルブ、カルピトール、ブチルカルピ
トール、セロソルブアセテート、ブチルセロソルブアセ
テート、ブチルカルピトールアセテート、ヘキシレング
リコール等の公知のものが使用できるがポリマーエマル
ジョンの貯蔵安定性、塗膜の耐水性の面から、その配合
量は0〜15%が望ましい。
増粘剤としては公知のものが使用できるが、ポリマーエ
マルジョンの荷電がカチオンであるので、ポリビニルア
ルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド
、ポリエチレンオキシド、メチルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロ
ース等のノニオン性の水溶性増粘剤や、カチオン化グア
ーガム、カチオン化セルロース等、それらをカチオン変
性したものも使用できる。
[発明の効果] 本発明で用いるポリマーエマルジョンは、カチオン性で
あるため、爪への密着性に優れ、ネイルエナメルとして
そのまま用いても、かなり良好な耐水性、経日の持ちを
示すが、該ポリマーエマルジョンを下地剤とし、ニトロ
セルロース系ネイルエナメルを塗布した場合には、更に
耐水性、持ち等が向上し、従来のベースコートにネイル
エナメルを塗布したものと何ら保色のない性能が得られ
る。
しかも、ニトロセルロース系ネイルエナメルが直接爪に
接触していないため、長期にわたって使用しても爪の変
色等のトラブルは全く起こらず、優れたものである。
[実施例1 次にカチオン性ポリマーエマルジョンの合成例、ネイル
エナメル用下地剤の実施例及び比較例を掲げて本発明を
具体的に説明するが、本発明がこれらに限定されないこ
とは勿論である。 なお、各例中の部及び%は特記しな
い限り全て重量基準である。
合成例 1 撹拌機、還流冷却器、滴下ロート、温度計、窒素導入管
のついた反応器にメチルエチルケトン50部を仕込み、
窒素ガスを流し溶存酸素を除去した。
一方、滴下ロートにメチルエチルケトン35部、メチル
メタクリレート 56部、n−ブチルアクリレート 4
0部、N、N−ジメチルアミノエチルメタクリレート 
4部及びアゾビスイソブチロニトリル0.2部を仕込ん
だ。
撹拌下、反応器内を80°Cまで昇温し、滴下ロートよ
り上記モノマー及びラジカル開始剤のメチルエチルケト
ン溶液を2.5時間かけて滴下した。モノマーの滴下終
了2時間後、アゾビスイソブチロニトリル0.2部をメ
チルエチルケトン 10部に溶解した溶液を加えた。3
時間同じ温度で熟成後、再びアゾビスイソブチロニトリ
ル0.1部をメチルエチルケトン 5部に溶解したもの
を加え、更に5時間反応を続け、共重合体を得た。
得られた共重合体の一部を単離し、分子量をゲルパーミ
ェーションクロマトグラフィーによって測定してところ
、その重量平均分子量は75,000であった。尚、ゲ
ルパーミェーションクロマトグラフィーの検量線はポリ
スチレンを標準物質として作成したく溶媒:テトラヒド
ロフラン)。
反応終了後の共重合体溶液を室温まで冷却し、乳酸5.
6部を加えて中和し、更に30Orpmで撹拌下イオン
交換水400部を加えた後、減圧下で40°Cでメチル
エチルケトンを留去し、更に50’Cで水を留去するこ
とにより濃縮し、固形分30%のポリマーエマルジョン
を得た。
合成例2 撹拌機、還流冷却器、滴下ロート、温度計、窒素導入管
のついた反応器にメチルエチルケトン 50部を仕込み
、窒素ガスを流し溶存酸素を除去した。
一方、滴下ロートにイソプロパツール35部、スチレン
 50部、エチルアクリレート46部、N、N−ジメチ
ルアミノプロピルアクリルアミド 4部及びアゾビスイ
ソブチロニトリル0.2部を仕込んだ。
撹拌下、反応器内を80°Cまで昇温し、滴下ロートよ
り上記モノマー及びラジカル開始剤のメチルエチルケト
ン溶液を2.5時間かけて滴下した。モノマーの滴下終
了2時間後、アゾビスイソブチロニトリル0.2部をメ
チルエチルケトン 10部に溶解した溶液を加えた。3
時間同じ温度で熟成後、再びアゾビスイソブチロニトリ
ル0.1部をメチルエチルケトン 5部に溶解したもの
を加え、更に5詩間反応を続け、共重合体を得た。
得られた共重合体の一部を単離し、分子量をゲルパーミ
ェーションクロマトグラフィーによって測定してところ
、その重量平均分子量は75,000であった。尚、ゲ
ルパーミェーションクロマトグラフィーの検量線はポリ
スチレンを標準物質として作成した(溶媒:テトラヒド
ロフラン)。
反応終了後の共重合体溶液を室温まで冷却し、酢酸5.
6部を加えて中和し、更に300rpmで攪拌下、イオ
ン交換水400部を加えた後、減圧下で40℃でメチル
エチルケトンを留去し、更に50℃で水を留去すること
により濃縮し、固形分25%のポリマーエマルジョンを
得た。
実施例 1 合成例1のポリマーエマルジョンを用い、常法により下
記組成のネイルエナメル用下地剤を得た。
(処方) 合成例1のポリマーエマルジョン 80%成膜助剤(カ
ルピトール)      7%可塑剤(フタル酸ジエチ
ル)     5%カチオン化セルロース      
 1%防腐剤        0.1% イオン交換水          6.9%カチオン化
セルロース 防腐剤 イオン交換水 1 % 0.1 % 0.9% 比較例 1 下記組成により、下地剤を調製した。
ポリビニルアルコール      25%ポリビニルピ
ロリドン        5%グリセリン      
     5%イオン交換水         64.
9%防腐剤       ′0.1% 実施例2 合成例2のポリマーエマルジョンを用い、常法により下
記組成のネイルエナメル用下地剤を得た。
(処方) 合成例2のポリマーエマルジョン 85%成膜助剤(カ
ルピトール)     8%可塑剤(フタル酸ジエチル
)    5%試験例 実施例1.2及び比較例1で得られたネイルエナメル用
下地剤の特性を下記方法により調べた。試験は、爪また
はナイロン板に被験下地剤を塗布後、市販ネイルエナメ
ルを塗布して行なった。なお比較品として、アニオン性
ポリマーエマルジョン、ダイトゾール5000−AD(
大東化成工業型)(比較例2)及び市販ベースコート(
比較例3)を用いた。また更に下地剤を用いず直接市販
ネイルエナメルを使用した場合についても比較を行なっ
た(比較例4)。この結果を第1表に示す。
〈評価方法〉 (1)接着性 温度25゛C1湿度50〜60%の条件下で爪に本発明
の実施例又は比較例の下地剤を塗布し、30分乾燥させ
る。さらにその上に市販ネイルエナメルを塗布し、1時
間乾燥させた後、ミクロスパチュラにて、皮膜を表面よ
り削り取り、爪への接着性を評価した。
(2)耐水性 温度25℃、湿度50〜60%の条件下で、0.5X1
5X40mmの大きさのナイロン板に本発明の実施例又
は比較例の下地剤を塗布し、1時間乾燥させる。さらに
その上に市販ネイルエナメルを塗布し、1時間乾燥させ
た後、35°Cの水に1時間浸漬して塗膜の劣化の有無
(白濁、膨潤、柔軟化、剥離等)を評価する。(比較例
4は下地剤なしで評価) (3)耐摩耗性 (2)の耐水性と同様の方法で作成した、下地剤および
市販ネイルエナメルが塗布されたナイロン板をボールミ
ルに入れ、5分間回転撹拌を行ない、塗膜の状態(表面
の傷、剥離等)を評価する。(比較例4は下地剤なしで
評価) 上記(1)〜(3)の評価項目については、次のように
判定した。
O; 極めて良好 0 ; 良好 △ ; 普通 × ; 不良 (4)長期使用試験 10人を1群とする、6群(計60人)の女性パネラ−
を用意し、各群にそれぞれ、実施例1〜2、比較f11
〜4の下地剤および市販ネイルエナメル(比較例4は下
地剤なし)を2ケ月間使用してもらい、使用前の爪と比
較して、変色や、割れなどが有意に認められた人の人数
を調べた。
〈結果) 第   1   表 この結果から明らかなように、本発明のネイルエナメル
用下地剤は、接着性、耐水性、耐摩耗性のいずれの面に
おいても優れており、長期使用においても爪への変色等
のトラブルはほとんど認められなかった。
以   上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水系ポリマーエマルジョンを固形分 として5〜60重量%含有することを特 徴とするニトロセルロース系ネイルエナ メル用下地剤。
JP21824290A 1990-08-21 1990-08-21 ネイルエナメル用下地剤 Expired - Lifetime JP2947896B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0568035A2 (en) 1992-05-01 1993-11-03 Kao Corporation Cosmetic composition formulated with an aqueous polymer emulsion
US5922334A (en) * 1998-05-06 1999-07-13 Rohm And Haas Company Aqueous nail coating composition

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EP0568035A2 (en) 1992-05-01 1993-11-03 Kao Corporation Cosmetic composition formulated with an aqueous polymer emulsion
EP0568035B2 (en) 1992-05-01 2005-07-20 Kao Corporation Cosmetic composition formulated with an aqueous polymer emulsion
US5922334A (en) * 1998-05-06 1999-07-13 Rohm And Haas Company Aqueous nail coating composition

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