JPH041034A - 透明断熱性材料およびその製造方法 - Google Patents

透明断熱性材料およびその製造方法

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JPH041034A
JPH041034A JP2101615A JP10161590A JPH041034A JP H041034 A JPH041034 A JP H041034A JP 2101615 A JP2101615 A JP 2101615A JP 10161590 A JP10161590 A JP 10161590A JP H041034 A JPH041034 A JP H041034A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、透明断熱性材料、およびその製造方法に関す
るものであり、特に、耐久性・防汚性に優れ、太陽放射
に含まれる可視光線は透過し、赤外線を反射する透明断
熱性材料、およびその製造方法に関するものである。さ
らに詳しく述べるならば、本発明は、建築物の窓、ショ
ーウィンドー車両・航空機の窓、日除はテント、屋形テ
ント、トラック幌等屋外に直接さらされるような厳しい
環境の下で使用した場合にも、優れた耐久性・防汚性を
示す透明断熱性材料、およびその製造方法に関するもの
である。
〔従来の技術] 可視光線を透過し赤外線を遮断するための透明断熱性材
料として、有機重合体フィルム上にアルミニウム、銀、
金、銅等の金属を、透視性が損なわれない程度の厚みに
真空蒸着した積層フィルムが知られている。さらに、よ
り積極的に可視光を透過させるfIi&膜、いわゆる選
択透過膜として、特開昭51−66841号に見られる
ような金属薄膜を透明高屈折率薄膜ではさんだ三層構造
物、或いは酸化インジュム・酸化錫の薄膜を用いた、い
わゆるDrude Mirrorタイプの物も一般によ
く知られている。
ところで、これらの薄膜を実際に用いる場合、この薄膜
に対し、可視光に対する透明性や赤外線に対する反射性
のような当初の主目的とされた性能だけでなく、耐摩耗
性・耐光性・耐蝕性・耐水性等の物理的・環境的な要因
に対する耐久性や防汚性等の実用的な性能も要求される
しかし、前述の薄膜は、それ自体の耐久性・防汚性が不
充分であるため、使用に際しては何らかの透明保護層を
設ける必要があった。
このような透明保護層は、一般には、透明コーティング
剤を被覆することによって形成されるが、これを透明断
熱膜に適用する場合には、以下のような問題が存在する
■ 保護層を十分に厚くすれば、必要な保護効果を得る
ことができる。しかし、そのコーティング剤を構成する
材料が、赤外線に対して吸収性を有する場合には、保護
層に熱が吸収され、この吸収された熱エネルギーは、熱
線として再放射されたり、伝導・対流により周囲に伝え
られ、結局のところ、透明断熱材料の熱線を反射する効
果が保護層によって妨げられることになる。
しかも、この傾向は、当然のことながら保護層の厚みを
大きくすればする程強くなる。
■ 保護層による熱の吸収を少しでも減らすために保護
層を薄くした場合、その屈折率にもよるが、約1pm′
@後の膜厚の時に、干渉による虹色の縞模様が発生して
しまい、外観上好ましくない。この、干渉を防ぐために
保護層をさらに薄くすれば、保護層として必要な効果が
得られなくなってしまう。
上記の問題点を解決するために、特開昭61−1675
46号においては、透明断熱層そのものの耐久性を向上
させるという手段が取られている。すなわち、金属薄膜
を透明高屈折率物質の薄膜ではさむ三層構造の透明断熱
層を用いるにあたり、その透明高屈折率物質の薄膜とし
て、耐久性のよいジルコニウム化合物−ケイ素化合物混
合系による薄膜を用いるというものである。
このような透明断熱材料によれば、保護層による熱の吸
収がなく、その耐久性もある程度向上させることができ
る。しかし、この構造は、つまるところ、透明断熱層が
外界に対してむき出しになっているものであり、機械的
な外力に対する抵抗性、特に耐摩耗性において、不十分
なものであった。
また、特開昭57−107834号は、耐摩耗性・耐候
性に優れ、赤外線の吸収が少ない(メタ)アクリロニト
リルを主成分とする保護層をコーティングする方法に対
し、それだけでは不足していた耐蝕性を補強するために
、予め、三次元架橋構造を有するポリウレタンをコート
しておき、それによって高耐久性で、赤外吸収を極力押
えた保護層が得られることを開示している。
しかしながら、最外層を形成する(メタ)アクリロニト
リルを含む樹脂は、防汚性が不充分であり、従ってこれ
に汚れが付着すると、樹脂層内部への汚れ成分の拡散に
よって、経時的に赤外線反射能が低下していくと言う欠
点を有していた。
〔発明が解決しようとする課題] 本発明は従来の透明断熱性材料の有していた上述の問題
点、すなわち、耐摩耗性・耐光性・耐蝕性・耐水性など
のような、物理的・環境的要因に対する耐久性の不足、
又は欠如、及び、経時的な赤外線反射性能の低下という
問題点を解消し、屋外において直接大気や日光に曝露さ
れるという苛酷な使用条件下においても、耐久性・防汚
性に優れ、フレキシビリティに冨む、安価な透明断熱性
材料、およびその製造方法を提供しようとするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の透明断熱性材料は、400〜2100nmの波
長を有する光に対し、80%以上の全光線透過率を有す
る透明樹脂フィルム層と、 この透明樹脂フィルム層の片面上に、接着性樹脂層を介
して結着され、かつ金属、および金属酸化物から選ばれ
た少なくとも1種からなる、少なくとも1層の、可視光
線に対してはり透明な赤外線反射層と、 を有し、 前記透明樹脂フィルムの前記片面に、低温プラズマ処理
、又はコロナ放電処理による改質層が形成されている、 ことを特徴とするものである。
上記透明断熱性材料を製造する本発明方法は、400〜
2100ns+の波長を有する光に対し、80%以上の
全光線透過率を有する透明樹脂フィルムの片面に対して
、低温プラズマ処理、又はコロナ放電処理を施して、前
記片面の表面部分に改質層を形成し、 前記改質層上に接着性樹脂層を形成し、前記接着性樹脂
層上に、真空蒸着法、又はスパッタリング法により、金
属、および金属酸化物から選ばれた少なくとも1種から
なる少なくとも1層の、可視光線に対しほゞ゛透明な赤
外線反射層を形成する、 ことを特徴とするものである。
本発明の他の透明断熱性材料は、400〜2100nm
の波長を有する光に対し、80%以上の全光線透過率を
有する透明樹脂フィルム層と、 前記透明樹脂フィルム層の片面上に、接着性樹脂層を介
して結着され、かつ金属、および金属酸化物から選ばれ
た少なくとも1種からなる、少なくとも1層の、可視光
線に対してはヌ゛透明な赤外線反射層とを有する赤外線
反射複合体と、前記複合体の赤外線反射層上に、接着剤
層を介して結着され、かつ透明重合体材料を含む、基体
と、 を有し、 前記透明樹脂フィルムの前記片面に、低温プラズマ処理
、又はコロナ放電処理による改質層が形成されている、 ことを特徴とするものである。
上記の透明断熱性材料を製造する本発明方法は、400
〜2100nmの波長を有する光に対し、80%以上の
全光線透過率を有する透明樹脂フィルムの片面に対して
、低温プラズマ処理、又はコロナ放電処理を施して、前
記片面の表面部分に改質層を形成し、 前記改質層上に接着性樹脂層を形成し、前記接着性樹脂
層上に、真空蒸着法、又はスパッタリング法により、金
属、および金属酸化物から選ばれた少なくとも1種から
なる少なくとも1層の、可視光線に対しはヌ゛透明な赤
外線反射層を形成して、赤外線反射複合体を作成し、前
記複合体の赤外線反射層上に、接着剤層を介して、透明
重合体材料を含む基体を結着する、ことを特徴とするも
のである。
本発明の透明断熱性材料は上述のように、透明樹脂フィ
ルムと、赤外線反射層とを有するものであり、必要に応
じて、上記透明樹脂フィルムと赤外線反射層とを含む赤
外線反射複合体に、透明樹脂材料を含む基体が積層合体
されたものである。
上記の構成を有する本発明の断熱性材料において、透明
樹脂フィルムの、赤外線反射層に接合すべき1面には、
低温プラズマ処理、又はコロナ放電処理による改質層が
形成されていて、透明樹脂フィルムと、赤外線反射層と
は、前記改質層と、その上に形成された接着性樹脂層と
を介して強固に接着されている。
第1図に示された本発明の透明断熱材料は、透明樹脂フ
ィルム層1と、その片面に形成された改質層2と、この
改質層2上に形成された接着性樹脂層3と、上記改質層
2および接着性樹脂層3を介して透明樹脂フィルム層1
に積層接着されている赤外線反射N4とからなるもので
ある。
第2図に示された本発明の透明断熱材料は、第1図と同
様の透明樹脂フィルム層1、改質Jii2、接着性樹脂
層3および赤外線反射層4からなる赤外線反射複合体5
と、この複合体5の赤外線反射層4に接着剤層6を介し
て積層接着された透明基体7とからなるものである。こ
の場合透明基体7は単一の透明重合体層により構成され
ている。
第3図に示された本発明の透明断熱材料は、第2図に示
されたものと同一の構成を有しているが、その透明基体
7は、2層の透明重合体材料層7aと、その間に挟持さ
れている繊維性材料層8とからなるものである。
本発明に用いられる透明樹脂フィルムとしては、JIS
 A−5759法による光線透過率、すなわち、波長4
00〜2100nmの光に対して80%以上の全光線透
過率を有するものである。このような透明樹脂フィルム
を形成する樹脂としては、ポリフッ化ビニル、ポリフッ
化ビニリデン、ポリ四フフ化エチレンー六フッ化プロピ
レン共重合体、ポリクロロトリフルオロエチレン、テト
ラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエー
テル、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体、お
よびクロロトリフルオロエチレン−エチレン共重合体な
どのフッ素含有樹脂、ポリエチレン、およびポリプロピ
レンなどのポリオレフィン樹脂、ポリメチルアクリレー
ト、およびポリブチルアクリレートなどのアクリル系樹
脂、ポリカーボネート系樹脂並びにポリエチレンテレフ
タレート、およびポリブチレンテレフタレート等のポリ
エステル系樹脂があり、これらの樹脂からなるフィルム
を単独に、あるいは積層して使用することができる。特
に、フッ素含有樹脂フィルム、およびポリオレフィン系
樹脂フィルムが光線透過率に優れ、且つ、物理的・環境
的な要因に対する耐久性や防汚性において優れている。
透明樹脂フィルムは、6〜100趨の厚さを有すること
が好ましい。この厚さが6−未満ではこのようなフィル
ムに対し、各種加工を行う際の取り扱いが困難となるこ
とがあり、また、それが100μを越える場合は、赤外
線透過性の低下が大きくなることがあり、また高価格と
なる。
本発明において、透明樹脂フィルムは、10〜70μの
厚さを有することが好ましい。
本発明において、透明樹脂フィルムの接着面に、低温プ
ラズマ処理及びコロナ放電処理によって改質層が形成さ
れる。
一般に低温プラズマ処理は0.001〜10トルの圧力
下において、プラズマ重合性を有しないガスの低温プラ
ズマを用いて行われる。このようなガスとしては、ヘリ
ウム、ネオン、アルゴン、窒素、亜酸化窒素、二酸化窒
素、酸素、空気、−酸化炭素、二酸化炭素、水素、塩素
、塩化水素、亜硫酸ガス、硫化水素などから選ばれた1
種又は2種以上の混合ガスが用いられる。特に20容量
%以上、好ましくは60〜100容量%の含有率で酸素
を含有するガスを用いることが好ましい。
低温プラズマも従来方法によって発生させることができ
る。一般には、低温プラズマ発生器中において、ガス圧
力を0.001〜10トルに調整し、電極間に、例えば
13.56MHz、10〜500ワツトの電力を印加す
る。このときの放電は有極放電、無極放電のいづれでも
よく、プラズマ処理時間は、印加電圧に応じて一般に数
秒〜数十分とすることが好ましい。
低温プラズマ処理は、上記の方法以外にも、放電周波数
帯として低周波、マイクロ波を用いてもよく、また直流
を用いてもよく、更に、プラズマ発生様式として、グロ
ー放電、コロナ放電、火花放電、無声放電などのいづれ
を用いてもよい。電極の構造様式についても格別の限定
はない。
本発明に用いられるコロナ放電処理には、スパークギャ
ップ方式、真空管方式、ソリッドステート方式などの既
知方法を利用することができる。
被処理材料の表面加工性、例えば接着性を向上させるた
めに、その臨界表面張力を35〜50dyn/ciにす
ることが好ましく、このためには、その基材表面に5〜
50.0OOW/ボ/分、好ましくは150〜40.0
00W/rrf/分程度の処理エネルギーを賦与するこ
とが好ましい。この賦与すべきエネルギー量(電圧、電
流量、電極間距離など)は、被処理材料の幅、加ニスピ
ード、などを考慮して定められる。例えば幅2mの被処
理材料表面に対し、加ニスピード10m/分でコロナ放
電処理を施す場合、出力(消費電力)は4に−〜800
に一程度であることが好ましい。しかし、必ずしもこの
条件に限定されるものではない。
本発明において、透明樹脂フィルムに用いられる接着性
樹脂としては、可視領域から、赤外領域にわたって吸収
のない、又は吸収の少ない材料を用いることが好ましく
、かつ、真空蒸着、又はスパッタリング処理の際の熱に
よって変形や着色を起こさない材料であることが好まし
い。このような接着性樹脂材料として、アクリル系樹脂
、ポリエステル系樹脂、およびポリオレフィン系樹脂が
好適であり、それぞれ単独で、或いは混合して用いられ
る。又、この接着性樹脂材料中には必要に応じ、紫外線
吸収剤や酸化防止剤を含んでいてもよい。
接着性樹脂層の厚さは、その屈折率によっても異なるが
、干渉を起こす厚さ、具体的には0.5〜1.54の厚
さは避けた範囲とすることが好ましく、その最大厚さに
関しては、接着性樹脂の赤外線吸収率に応じて、熱線反
射性を阻害しない範囲、−般には20taa以下である
ことが好ましく、10虜以下であることがより好ましい
、透明樹脂フィルムがフッI’含有樹脂フィルムである
場合、このフィルム層と接着性樹脂層との合計厚さが1
001m以下であることが好ましい。
接着性樹脂層の形成には、接着性樹脂塗布液を、透明樹
脂フィルムの改質層上に、ドクターコート、ロルオンコ
ート、スプレーコート等の通常のコーティング法塗布し
、固化すればよい。
本発明において、接着性樹脂層上に金属、および金属酸
化物から選ばれた少なくとも1種からなる、少なくとも
1層の、可視光線に対し、実質的に(は−′)透明な赤
外線反射層が形成される。
本発明において、赤外線反射層としては、金属薄膜を透
明高屈折率物質の薄膜ではさんだもの、或いは、金属酸
化物薄膜による、所謂ドループミラー(Drude M
irror)タイプのものを用いることが好ましいが、
目的によっては、金属薄膜の単一層、いわゆるハーフミ
ラ−タイプのものを用いてもよい。
本発明に用いられる金属薄膜層としては、金、銀、銅、
アルミニウム、ニッケル、パラジウム、錫、クロム、チ
タンおよびこれらの合金を、単層もしくは複数層積層し
たものを用いることができる。
前述の透明高屈折率物質の薄膜としては、1.4以上、
好ましくは1.8以上の屈折率を有し、可視光の透過率
が80%以上、好ましくは90%以上のものが用いられ
、その例としては、二酸化チタン、酸化ビスマス、硫化
亜鉛、酸化スズ、二酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸
化ニッケル、酸化インジウム等から選ばれた少なくとも
1種からなるものをあげることができる。
ドループ反射を示す金属酸化物薄膜としては、酸化イン
ジウム、酸化スズ及びこれらの混合物がある。
上記のような赤外線反射層は、従来公知の、真空蒸着法
、スパッタリング法、プラズマ溶射法、イオンブレーテ
ィング法、およびメツキ法などから適宜選ばれた方法に
よって、形成することができる。
本発明に用いられる赤外線反射層の厚さには格別の限定
はなく、また、それは、単一層であっても2層以上の複
合層であってもよいが、その合計厚さは100〜100
0人であることが好ましい。本発明の透明断熱材料の一
態様において、透明樹脂フィルムと、その片面に形成さ
れた改質層および接着性樹脂層とを介して接合合体した
赤外線反射層とを含んでなる赤外線反射複合体が、その
赤外線反射層に、接着剤層を介して、透明重合体を含む
基体が接合合体されていてもよい。
このような基体は、400〜700nmの波長の可視光
領域において、実質的に透明性を有する透明重合体材料
を含むものである。
このような透明重合体材料としては、透明合成樹脂、合
成ゴムまたは天然ゴムが使用される。好ましい合成樹脂
としては、例えばポリ塩化ビニル(PVC) 、ポリウ
レタン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアクリロ
ニトリル、ポリエステル、ポリアミド、フッ素系樹脂及
びシリコーン系樹脂やその他公知の材料を用いることが
できる。また、好ましい合成ゴムの例としては、スチレ
ン−ブタジェンゴム(SBR) 、クロルスルホン化ポ
リエチレンゴム、ポリウレタンゴム、ブチルゴム、イソ
プレンゴム、シリコーン系ゴム及びフッ素系ゴムやその
他公知の材料がある。特に柔軟性、加工性、汎用性およ
びコストを考慮すれば、ポリ塩化ビニル系樹脂を用いる
ことが好ましい。
ポリ塩化ビニル系樹脂は、軟質ポリ塩化ビニル樹脂、硬
質ポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニルとオレフィン類、例
えば、エチレン、プロピレン、またはイソブチレンとの
共重合体樹脂、塩化ビニルとスチレンとの共重合体樹脂
、塩化ビニルとジエン類、例えばブタジェン、又はイソ
プレンとの共重合体樹脂、塩化ビニルと、アクリル酸、
ハロゲン化オレフィン、又は、酢酸ビニルとの共重合体
樹脂、および、上記の樹脂と、改質用樹脂、例えば、A
BS 、5BR1又は、NBRなどのゴム類との混合樹
脂などから選ぶことができる。
このような透明重合体材料は、本発明の目的を阻害しな
い限り、可塑性、着色剤、各種安定剤、難燃剤などを含
んでいてもよい。
又、本発明に用いられる基体は、その透明性を著しく阻
害しない限り、繊維性材料を含んでもよい。
繊維性材料としては、天然繊維、例えば、木綿、麻など
、無機繊維、例えば、ガラス繊維、炭素繊維、アスベス
ト繊維、金属繊維など、再生繊維、例えば、ビスコース
レーヨン、キュプラなど、半合成繊維、例えば、ジーお
よびトリーアセテート繊維など、及び合成繊維、例えば
、ナイロン6、ナイロン66、ポリエステル(ポリエチ
レンテレフタレート等)繊維、芳香族ポリアミド繊維、
アクリル繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ポリオレフィン繊
維および水不溶化又は難溶化されたポリビニルアルコー
ル繊維など、から選ばれた少くとも1種からなるもので
ある。基布中の繊維は短繊維紡績糸条、長繊維糸条、ス
プリントヤーン、テープヤーンなどのいずれの形状のも
のでもよく、また基布は織物、織物又は不織布、或いは
これらの複合布のいずれであってもよい。
一般には、基体に含まれる繊維性材料は、ポリエステル
繊維およびガラス繊維であるのが好ましく、ストレスに
対する伸びが少いことを考慮すれば、繊維は長繊維(フ
ィラメント)の形状のものが好ましく、それが且つ平織
布を形成していることが好ましい。しかし、繊維性材料
の編織組織やその形態については特に限定されるもので
はない。
繊維性材料は、基体の機械的強度を補強し、高い強度レ
ベルを維持するために有用である。
本発明に用いられる基体は、0.1〜1.0 wrrの
厚さを有することが好ましい。
本発明の赤外線反射複合体と、透明基体とは、接着剤層
を介して積層接着される。本発明に有用な接着剤につい
て例示すれば、メラミン系接着剤、フェノール系接着剤
、エポキシ系接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリエチ
レンイミン系接着剤、ポリイソシアネート系接着剤、ポ
リウレタン系接着剤、アクリル系接着剤、ポリアミド系
接着剤、及び酢ビー塩ビ系接着剤、酢ビ−エチレン系接
着側等の共重合体接着剤等を挙げることができるが、こ
れらに限定されることなく、公知の接着剤を任意に選択
して使用することができる。
一般に接着剤層は、1〜30Inaの厚さを有している
ことが好ましい。また、接着剤層形成方法については、
格別の制限はなく、従来の接着剤付与方法を用いること
ができる。
[実施例] 以下に、本発明を実施例により説明する。
なお、実施例中で、防熱率とあるのは、熱流計(Sho
therm HFM :昭和電工)を用いて熱量計のセ
ンサーと熱源との間に何も置かない場合の吸収熱量を1
00とし、両者の間に供試試料を置いて熱流量が安定し
た後の熱吸収量をaとした時、(100−a / 10
0) X 100 (%)で表わされるものである。熱
源としては、タングステンランプを用いた。この測定は
、特にことわらない限り、実際の使用条件を想定して、
透明断熱性材料の透明樹脂フィルム層の表面を熱源に直
接曝露して行なった。
また、実施例中の光透過率とは、波長550n+wの光
線に対する透過率を示す。
実崖■上 厚さ50−のネオフロンフィルムETFE、 CTFE
およびFEP (いづれもダイキン工業■製、フィルム
弗素含有樹脂の商標)KFフィルムPVdF (呉羽化
学工業■製、弗素含有樹脂複合フィルムの商標)、トヨ
フロンフィルムPFA(東し■製、弗素含有樹脂の商標
)、ポリエチレンフィルム(東洋曹達■製、商標:ニボ
ロン−L)、ルミラーPET(東し■製、ポリエステル
フィルムの商標)、ポリカーボネートフィルム(三菱瓦
斯化学工業型、商標:ニーピロン)、ポリアクリロニト
リルフィルム(三井東圧化学■製、商標:ゼクロン)、
又はポリウレタンフィルム(GOODRICH社製、商
標:ニスタン)の各フィルムの片面に、エネルギー量5
00W/rrr/分の条件でコロナ放電処理を施した。
その後、この処理(改質層)面にアクリル系接着剤(ソ
ニーケミカル社製、商標:5C−462)をバーコード
法により5paの厚さに塗布した。次いで、スパッタリ
ング法により、前記接着性樹脂層上に、膜厚200人の
半透明銅層からなる赤外線反射層を形成した。上記によ
り得られた透明断熱材料の各々の、波長550n■の先
に対する光透過率及び、タングステンランプを熱源とし
た防熱率および防熱性保持度を測定し、その結果を第1
表に示す。
第1表において、防熱性保持度というのは、透明断熱材
料の、赤外線反射層側から測定した防熱率の値に対する
時に、透明樹脂フィルム層側から測定した防熱率の比で
あって、この透明樹脂フィルム層の赤外線吸収によって
どの程度まで低下したかを示す値である。つまり、この
値が大きいほど、透明樹脂フィルムの赤外線吸収が少な
く、本発明の目的に適しているということである。
第1表に示されている結果は、各種フッ素含有樹脂フィ
ルム、及びポリエチレンフィルムが、その他の樹脂フィ
ルムに比して、本発明の透明断熱材料の防熱性保持率を
高めるのに有効であることを示している。しかし、第1
表に示されている樹脂はいづれも本発明の透明断熱材料
の透明樹脂フィルムとして実用可能である。
第1表 註) 111  ・・・弗素含有樹脂 12  ・・・ポリエチレンテレフタレート樹脂2〜5
および   1および2 実施例2において、厚さ25趨のETFBフィルム(旭
硝子社製:商標:タフレックスフィルム)の強度を測定
した。
接着強度の測定は、インストロンストログラフT(東洋
精機■製)を用い、スリット幅を3cmとした。又、比
較例1において、実施例3と同様の操作を行った。但し
、プラズマ処理を施した後に、接着剤をコートしなかっ
た。比較例2において実施例4と同一の操作を行った。
但し、コロナ放電処理等を施さずに接着性樹脂層を形成
した。
測定結果を第2表に示す。
第2表 1面に、圧力Q、55torrの酸素ガス雰囲気下、5
W/dの電力密度で30秒間プラズマ処理を施した後に
、この処理面上にアクリル系接着剤(ソニケミカル:5
C−462)をグラビヤ法により6角の厚さに被覆し、
その上に、真空蒸着法により厚さ300人のZnS層と
、厚さ180人のAg層と、厚さ290人のZnS層を
順次積層して、赤外線反射層を形成し、透明断熱性を有
するフィルムを製造した。
実施例3において、実施例2と同じ操作を行った。但し
、プラズマ処理のかわりにコロナ放電処理(エネルギー
量500W/rrr/分)を施した。
実施例4および5において、厚さ200−の軟質PVC
フィルムに、ポリエステル系接着剤(ユニチカ社製、商
標:エリ−チル3201)を101!mの厚さでコート
したものを基体として用意しておき、この基体の接着剤
層上に実施例2の赤外線反射複合体の赤外線反射層面(
実施例4)を、および実施例3の赤外線反射複合体の赤
外線反射層面(実施例5)を、加熱しながら(120°
C熱ロール)圧着して貼り合わせ、赤外線反射複合体と
基体との接着第2表に明瞭に示されているように、透明
樹脂フィルム層の接合面に低温プラズマ処理又はコロナ
放電処理を施すことにより、透明樹脂フィルム−接着性
樹脂界面の接着強度が大幅に向上し、透明断熱材料の物
理的・環境的要因に対する耐久性が向上する。
6〜9および   3〜5 実施例6において、厚さ25−のFEPフィルム(ダイ
キン工業社製、商標:ネオフロン)からなる透明樹脂フ
ィルムの片面上に、実施例2と同様の方法で低温プラズ
マ処理を施した。但し、処理時間は2分間であった。
このフィルムの低温プラズマ処理面上に、アクリル系接
着剤(DUPONT社製、商標: TEDLARADH
ESIVE68080)を5μの厚さにバーコーダ−を
用いてコートし、さらにその上に、スパッタリング法に
より、厚さ250人のTiO□層と、厚さ180人のA
g層と、厚さ250人のTioz層を順次形成積層し、
さらに実施例2と同様の方法で透明なPVCシート(補
強材として、糸密度タテ0.5本/c1m×ヨコ0.5
本/■の平織物を含む)に積層して、透明断熱材料を製
造した。
実施例7〜9において、実施例6と同じ操作を行った。
但し、FEPフィルムの代りに、実施例7においては、
厚さ25−〇PPTPP用ム(東し社製、商標ニルミラ
ー)を、実施例8においては、厚さ25nのポリアクリ
ロニトリルフィルム(三井東圧化学社製、商標:ゼクロ
ン)を、また、実施例9においては、厚さ25−のポリ
ウレタンフィルム(日本マタイ社製、商標:ニスマーU
SR)を用いた。
上記4種の透明断熱材の性能を第3表に示す。
また、これらを1年問屋外に曝露したところ実施例6の
材料は、若干の汚れの付着がみられたが、ふき取ること
によって、はぼ完全に汚れを除去することができ、また
、変色等外観に変化はなかった。
それに対して、実施例7の試料は、4力月程度でつやを
失い、折り曲げ時にヒビが発生するようになり、1年経
過時点では、風にあおられる等によって、完全にフィル
ムが失なわれていた。実施例8および9の材料は、汚れ
の付着が多く、この汚れはふき取りによっても完全に取
り除くことができなかった。゛また、実施例9の試料は
、色相が黄色く変色していた。
これらのサンプルの曝露前と後の防熱率を評価した結果
を第3表に示す。
尚、曝露後の防熱率の測定は、水でぬらしたやわらかい
布(木綿)で表面に付着した汚れを軽くふき取ってから
行なった。
第3表 この結果より、含弗素樹脂からなるFEPフィルムを使
用すると防汚性・耐候性に優れ、防熱性経時変化の少な
い積層体が得られることがわかる。
裏旌拠■豊よ登U 実施例10および11において、厚さ25−のPVdF
Vd用ムを透明樹脂フィルムとして用い、実施例2と同
様の方法で透明断熱性フィルムを製造した。
このフィルムを実施例2と同様の方法で繊維性材料を含
むPVCシートからなる基体に積層接着した。この繊維
性材料は、下記組織 タテ0.5本/ C11Xヨコ0.5本/c11(実施
例10)タテ1.8本/2.54CIXヨコ1.8本/
2.54C11(実施例11) を有する補強布であった。
これらのシートの耐水性・耐熱性・強度を評価した。そ
の結果を第4表に示す。
第4表 註)(*)!  耐水性ニア0℃の熱水中に72時間浸
漬(*)4 耐熱性:80℃のキヤオーブン中に72時
間放置 第4表に示されているように、繊維性材料を含む基体を
有する本発明の透明断熱材料は、寸法安定性・強度に優
れており、特に強度を必要とされる風除は等のテント用
途、トラック幌などの用途に好適である。
〔発明の効果〕
本発明の透明断熱材料は、下記の性能を有するものであ
る。
1、最外層、すなわち保護層を透明樹脂フィルム、例え
ばフッ素含有樹脂フィルム、又はポリオレフィン系樹脂
フィルムにより形成することにより良好な機械的強度、
特に、屋外に直接さらされるような、苛酷な使用条件の
下でも、その優れた耐候性及び防汚性を発揮し、長期間
初期の性能・外観が維持することが可能になる。
λ 透明樹脂フィルムの接合面に、低温プラズマ処理、
コロナ放電処理を施すことにより、透明樹脂フィルム層
と接着性樹脂層との間の接着強度が向上し、耐久性に優
れた透明断熱性材料が得られる。
3、透明性基体を、例えばポリ塩化ビニル系樹脂から形
成することによって従来のポリ塩化ビニル系樹脂成形品
では得られない透視性と断熱性とを有する、安価で柔軟
なシート材料を得ることができる。
上記のように、本発明によって得られる透明断熱性材料
は、耐候性および防汚性に優れ、赤外反射性能の経時的
低下が少なく、しかも各種の素材との複合化が可能であ
る。
特に、繊維性材料を含む、例えばポリ塩化ビニル系樹脂
成形品を基体として用いることにより、製品強度に優れ
た透明断熱性材料を得ることができ、このような透明断
熱性材料は、風除け、テント、間仕切り用シート、トラ
ック幌等の用途に有用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は、それぞれ、本発明の透明断熱性材料の一
実施態様の構成を示す断面説明図である。 1・・・透明樹脂フィルム層、2・・・改質層、3・・
・接着性樹脂層、   4・・・赤外線反射層、5・・
・赤外線反射複合体、 6・・・接着剤層、7・・・透
明基体、 7a・・・透明重合体材料層、8・・・繊維性材料層。 手続補正書(自発) 第2図 平成2年 5月31 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、事件の表示 平成2年特許願第201615号 2、発明の名称 透明断熱性材料およびその製造方法 3、補正をする者 事件との関係   特許出順人 名称 平岡織染株式会社 4、代理人 住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番10号5・
・・赤外線反射複合体 5、補正の対象 1. 明細書の「発明の詳細な説明」の欄ィルムは、1
0〜70mの厚さを有することが好ましい」をr透明樹
脂フィルムの好ましい厚さは5〜10tnx、であり、
10〜7011mの厚さを有することがより好ましい1
に補正します。 2)同書19頁、下から2〜1行目「その合計厚さは1
00〜1000人であることが好ましい」を「その好ま
しい合計厚さは100〜5000人であり、100〜1
000人であることがより好ましい」に補正します。 3)同書27頁、最下行「タフレックスフィルム」を「
アフレックスフィルム」に補正します。 4)同書34頁、第4表で「引張強力」の欄、単位’k
g f/ 3C1lJを’g f / 3 CIIJに
補正します。 5)同書34頁下から2行目および同書36頁、8行目
の「風除け」を各々r日除け」に補正します。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、400〜2100nmの波長を有する光に対し、8
    0%以上の全光線透過率を有する透明樹脂フィルム層と
    、 この透明樹脂フィルム層の片面上に、接着性樹脂層を介
    して結着され、かつ金属、および金属酸化物から選ばれ
    た少なくとも1種からなる、少なくとも1層の、可視光
    線に対してほゞ透明な赤外線反射層と、 を有し、 前記透明樹脂フィルムの前記片面に、低温プラズマ処理
    、又はコロナ放電処理による改質層が形成されている、 ことを特徴とする透明断熱性材料。 2、400〜2100nmの波長を有する光に対し、8
    0%以上の全光線透過率を有する透明樹脂フィルムの片
    面に対して、低温プラズマ処理、又はコロナ放電処理を
    施して、前記片面の表面部分に改質層を形成し、 前記改質層上に接着性樹脂層を形成し、 前記接着性樹脂層上に、真空蒸着法、又はスパッタリン
    グ法により、金属、および金属酸化物から選ばれた少な
    くとも1種からなる少なくとも1層の、可視光線に対し
    ほゞ透明な赤外線反射層を形成する、 ことを特徴とする透明断熱性材料の製造方法。 3、400〜2100nmの波長を有する光に対し、8
    0%以上の全光線透過率を有する透明樹脂フィルム層と
    、 前記透明樹脂フィルム層の片面上に、接着性樹脂層を介
    して結着され、かつ金属、および金属酸化物から選ばれ
    た少なくとも1種からなる、少なくとも1層の、可視光
    線に対してほゞ透明な赤外線反射層とを有する赤外線反
    射複合体と、 前記複合体の赤外線反射層上に、接着剤層を介して結着
    され、かつ透明重合体材料を含む、基体と、 を有し、 前記透明樹脂フィルムの前記片面に、低温プラズマ処理
    、又はコロナ放電処理による改質層が形成されている、 ことを特徴とする透明断熱性材料。 4、400〜2100nmの波長を有する光に対し、8
    0%以上の全光線透過率を有する透明樹脂フィルムの片
    面に対して、低温プラズマ処理、又はコロナ放電処理を
    施して、前記片面の表面部分に改質層を形成し、 前記改質層上に接着性樹脂層を形成し、 前記接着性樹脂層上に、真空蒸着法、又はスパッタリン
    グ法により、金属、および金属酸化物から選ばれた少な
    くとも1種からなる少なくとも1層の、可視光線に対し
    ほゞ透明な赤外線反射層を形成して、赤外線反射複合体
    を作成し、 前記複合体の赤外線反射層上に、接着剤層を介して、透
    明重合体材料を含む基体を積層結着する、ことを特徴と
    する透明断熱性材料の製造方法。
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US7136043B2 (en) * 2001-03-07 2006-11-14 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Liquid crystal display for vehicle
CN105185855A (zh) * 2015-09-17 2015-12-23 广东爱康太阳能科技有限公司 一种低温太阳能电池组件
CN116004137A (zh) * 2023-01-09 2023-04-25 浙江新铭隆科技有限公司 一种双哑复合车贴膜及其生产工艺

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