JPH04102893U - メモ用紙ホルダー - Google Patents

メモ用紙ホルダー

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JPH04102893U
JPH04102893U JP1167591U JP1167591U JPH04102893U JP H04102893 U JPH04102893 U JP H04102893U JP 1167591 U JP1167591 U JP 1167591U JP 1167591 U JP1167591 U JP 1167591U JP H04102893 U JPH04102893 U JP H04102893U
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memo
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JP1167591U
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Inventor
片山典明
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片山電機有限会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 緊急時のメモに対応できるように筆記具と関
連使用されるメモ用紙ホルダーを提供しようとするもの
である。 【構成】 両側壁と底板とからなる本体3の裏面に、筆
記具2を長さ方向に沿って支持するための咥えバネ6を
装設するとともに、この咥えバネ6より高い突出寸法を
有する複数の支持脚7を連設し、前記本体3内に収納さ
れたメモ用紙束の上端紙片の縁部を押圧するための枠縁
4を長さ方向に摺動可能に係合させ、かつ前記本体3に
関する長さ方向の特定の位置において前記係合を実質的
に開放して紙片束の補給を許容するようにし、前記枠縁
4における少くとも両端部裏面には一端側に向かって逆
止ラチェット状に摩擦接触するヒダを形成したことによ
り、前記枠縁4を他端より一端に向かう方向に摺動させ
て最上端のメモ用紙を前記一端より排出するようにした
ことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、筆記具と関連使用されるメモ用紙ホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スペースの少ない電話機配置部分での電話中において急にメモしたいときや、 作業現場などで工程に関する数量や注意事項を急いで記入したいときなど、メモ 用紙とペンが同一場所にない環境においては、手帳等を所持している場合でも、 それを取り出して広げる動作が煩雑であり、緊急の間に合わない事態を生ずるこ とがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、上記のような緊急時のメモに対応できるように筆記具と関連使用 されるメモ用紙ホルダーを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達するため、この考案は、両側壁と底板とからなる本体の裏面に 、ボールペン、鉛筆、その他の筆記具を前記本体の長さ方向に沿って支持するた めの咥えバネを装設するとともに、この咥えバネより高い突出寸法を有する複数 の支持脚を連設し、前記底板上に弾性体を介して前記両側壁間に嵌合する下敷板 を設けたことにより、この下敷板と両側壁でメモ用紙収納リセスを形成し、前記 両側壁の上縁には定位置において前記リセス内に収納されたメモ用紙束の上端紙 片の縁部を押圧するための枠縁を長さ方向に摺動可能に係合させ、かつ前記本体 に関する長さ方向の特定の位置において前記係合を実質的に解除し、前記リセス を実質的に開放して紙片束の補給を許容するようにし、前記枠縁における少くと も両端部裏面には一端側に向かって逆止ラチェット状に摩擦接触するヒダを形成 したことにより、前記枠縁を他端より一端に向かう方向に摺動させて最上端のメ モ用紙を前記一端より排出できるようにしたことを特徴とするメモ用紙ホルダー を構成したものである。
【0005】
【作用】
上記の構成によれば、使用者は現場のメモ可能な位置に据え付けられたメモ用 紙ホルダーを持ち上げてペンを外し、再び定位置に置いたメモ用紙ホルダー状の メモ用紙にそのペンで必要事項を記入し、その後、メモ用紙を押さえていたホル ダーの枠縁を操作することによりそのメモ用紙をホルダーの一端から排出させ、 手で取り出すことができる。
【0006】
【実施例】
図1は一実施例におけるメモ用紙ホルダ1に筆記具、例えばボールペン2を装 着し、定位置に配置した状態を示す側面図である。図1において、3はメモ用紙 ホルダーの本体、4は本体3のリセス(後述する)に収納されたメモ用紙束の最 上端の周囲を押さえるための偏平な枠縁であり、これは本体3に関して長さ方向 に摺動可能であって、かつ適当な位置において回動し、メモ用紙束を完全に開放 できるようになっている。5は枠縁4の後端に一体形成された操作用スライドノ ブ、6は筆記具2の胴体を把持すべく本体3の裏面両端部に近接して設けられた 咥えバネ、7は同じく本体3の裏面両端部に設けられたホルダ支持脚であり、ゴ ム等の弾性体からなる本体と、先端(底端)におけるマグネットラバー7’とか らなり、これによって金属製の支持面(図示せず)上に保持されるようになって いる。
【0007】 図2はメモ用紙束を収納していないメモ用紙ホルダー1を示すもので、枠縁4 は本体3の上面に支持された下敷板8を底面とし、本体3の両側壁に区分された リセス9の上縁をなすものであり、リセス9内に配置されるメモ用紙への書き込 みを容易にするため、厚さを薄くしてある。スライドノブ5の上面には指当て凹 部10が形成されている。図3はその後端面を示し、図4は側面を示し、さらに 、図5はその前端面を示すものである。スライドノブ10及び枠縁4の前端部1 1の裏面には、図2及び図4の左方に向かって逆止ラチェット状に突出形成され たメモ用紙摩擦接触用のヒダ12が形成されている。
【0008】 メモ用紙束を収納した状態は、図6〜図9に示されている。図6に示す通り、 本体3はこの場合、筆記具の太さの約2、3倍程度の幅と筆記具の長さの半分程 度の長さを有する矩形状の底板13とその長さに沿ってのびる両側壁14とから なり、両側壁に挟まれた底板13上にはメモ用紙押し上げ用スポンジ15を介し て前記下敷板8が装着されている。したがって、この下敷板8上に載置及び収納 されたメモ用紙16の束は下敷板8によって上方に持ち上げられ、枠縁4の裏面 、特にスライドノブ10及び前端におけるヒダ12に圧接するようになっている 。両側壁14の外面には、図7に示す通り、枠縁ガイド用溝17が長さ方向の全 長に形成され、枠縁4はその後端部及び中間部におけるガイドピン18及び19 が前記溝17に係合することにより、本体3に関して長さ方向に摺動し、かつ図 9に示すように、中間部ガイドピン19が本体3の先端から脱出した位置まで移 動することにより、後端ガイドピン18を支点として回動できるようなっている 。しかしながら、通常は枠縁4が完全に本体3と整合した位置において必要事項 を記入された最上端メモ用紙16を排出するため、図7に示す程度の位置まで枠 縁4を押動し、これによって指先で把持できる程度に本体3の先端から排出され たメモ用紙16の先端部を摘んでこのメモ用紙を引き出すことができる。枠縁4 の後端、すなわちスライドノブ10には板ゴムなどからなる弾性伸縮帯20が接 続され、この板ゴム20の他端は、本体3の底板13に固着され、両側板14の 後端上部におけるストッパー部21に架橋されたガイドロールピン22を介して 張り渡され、枠縁4に引き戻し力を与え、枠縁4はこのストッパー部21により 制止されるようになっている。
【0009】 メモ用紙を補給するときは前述した通り、使用者が図9の位置Aまで枠縁4を 移動させた後、この状態では、後端ピン18のみでガイド溝17に係合する枠縁 4をこのピン18を支点として回動(開放)させる。この状態Bで使用者の手か ら解放された枠縁4は弾性伸縮帯20により最後退位置Cまで引き戻される。リ セス9はここで完全に開放され、メモ用紙束をこの中に補給することができる。 この補給後は枠縁4を再び前進させ、位置Aに戻すことにより、中間ピン19を 再びガイド溝17に係合させ、かつ整合位置まで復帰させることができる。
【0010】 図10及び図11は本考案の別の実施例示すもので、この場合、支持脚7a及 び7bは底板13の両側縁に沿って長さ方向の全長にのびており、それらの突出 端(底端)に固着されたラバーマグネット22が長くなったことに伴う強い吸着 力と相まって安定した支持面への固着を可能にするものである。
【0011】
【考案の効果】
以上の通り、この考案は、筆記具を外すだけで直ちにメモをとることが可能で あって、筆記具と関連してわずかの面積の支持台上に据え付けて置くことができ るメモ用紙ホルダーを提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるメモ用紙ホルダーと
これに装着された筆記具を示す側面図である。
【図2】上記実施例のメモ用紙ホルダーの平面図であ
る。
【図3】上記実施例の後端面図である。
【図4】上記実施例の側面図である。
【図5】上記実施例の前端面図である。
【図6】メモ用紙束を収納したメモ用紙ホルダーの縦断
面図である。
【図7】同メモ用紙ホルダーのメモ用紙排出時における
側面図である。
【図8】図6及び図7におけるメモ用紙ホルダーの一側
壁を示す部分断面図である。
【図9】メモ用紙ホルダーの枠縁が回動可能な位置に達
した状態を示す側面図である。
【図10】本考案の第2の実施例を示す側面図である。
【図11】第2の実施例における後端面図である。
【符号の説明】
1 メモ用紙ホルダー 2 筆記具(ボールペン) 3 メモ用紙ホルダーの本体 4 枠縁 5 操作用スライドノブ 6 咥えバネ 7 ホルダー支持脚 8 下敷板 9 リセス 10 指当て凹部 11 前端部 12 押し出し用ヒダ 13 底板 14 両側壁 15 スポンジ 16 メモ用紙 17 ガイド用溝 18、19 ガイドピン 20 板ゴム 21 ストッパー部 22 ガイドロールピン 23 ラバーマグネット

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側壁と底板とからなる本体の裏面に、
    ボールペン、鉛筆、その他の筆記具を前記本体の長さ方
    向に沿って支持するための咥えバネを装設するととも
    に、この咥えバネより高い突出寸法を有する複数の支持
    脚を連設し、前記底板上に弾性体を介して前記両側壁間
    に嵌合する下敷板を設けたことにより、この下敷板と両
    側壁でメモ用紙収納リセスを形成し、前記両側壁の上縁
    には定位置において前記リセス内に収納されたメモ用紙
    束の上端紙片の縁部を押圧するための枠縁を長さ方向に
    摺動可能に係合させ、かつ前記本体に関する長さ方向の
    特定の位置において前記係合を実質的に解除し、前記リ
    セスを実質的に開放して紙片束の補給を許容するように
    し、前記枠縁における少くとも両端部裏面には一端側に
    向かって逆止ラチェット状に摩擦接触するヒダを形成し
    たことにより、前記枠縁を他端より一端に向かう方向に
    摺動させて最上端のメモ用紙を前記一端より排出できる
    ようにしたことを特徴とするメモ用紙ホルダー。
  2. 【請求項2】 両側壁の上縁に長さ方向に延びるガイド
    溝を形成し、前記枠縁の両側部における実質的中間点及
    び後端に前記ガイド溝と係合するピンを突設し、前記中
    間点のピンが前記一端においてガイド溝から脱出した位
    置において、前記枠縁が前記後端のガイドピンを枢軸と
    して前記本体に関し回動及び摺動できるようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載のメモ用紙ホルダー。
  3. 【請求項3】 前記枠縁の後端と、前記本体の一部との
    間に少くとも前記本体の後端を迂回する弾性伸縮帯を張
    設したことにより枠縁が前記両側壁に整合して前記最上
    紙片を押圧する定常位置に維持されるようにしたことを
    特徴とする請求項1記載のメモ用紙ホルダー。
  4. 【請求項4】 前記支持脚が弾性体と、前記底板と反対
    側の弾性体端面に固着されたラバーマグネットからなる
    ことを特徴とする請求項1記載のメモ用紙ホルダー。
JP1167591U 1991-02-08 1991-02-08 メモ用紙ホルダ― Expired - Lifetime JP2509815Y2 (ja)

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JPH04102893U true JPH04102893U (ja) 1992-09-04
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012513916A (ja) * 2008-12-24 2012-06-21 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー シートディスペンサー付き筆記用具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012513916A (ja) * 2008-12-24 2012-06-21 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー シートディスペンサー付き筆記用具

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JP2509815Y2 (ja) 1996-09-04

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