JP2509815Y2 - メモ用紙ホルダ― - Google Patents

メモ用紙ホルダ―

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JP2509815Y2
JP2509815Y2 JP1167591U JP1167591U JP2509815Y2 JP 2509815 Y2 JP2509815 Y2 JP 2509815Y2 JP 1167591 U JP1167591 U JP 1167591U JP 1167591 U JP1167591 U JP 1167591U JP 2509815 Y2 JP2509815 Y2 JP 2509815Y2
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JP1167591U
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Inventor
片山典明
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片山電機有限会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、筆記具と関連使用さ
れるメモ用紙ホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】スペースの少ない電話機配置部分での電
話中において急にメモしたいときや、作業現場などで工
程に関する数量や注意事項を急いで記入したいときな
ど、メモ用紙とペンが同一場所にない環境においては、
手帳等を所持している場合でも、それを取り出して広げ
る動作が煩雑であり、緊急の間に合わない事態を生ずる
ことがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、上記のよ
うな緊急時のメモに対応できるように筆記具と関連使用
されるメモ用紙ホルダーを提供しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するた
め、この考案は、長方形の底板13と両側壁14、14
とからなるメモ用紙ホルダーの本体3の裏面に、ボール
ペン、鉛筆その他の筆記具を前記本体の長さ方向に沿っ
て支持するためのくわえバネ6を装設するとともに、こ
のくわえバネ6より高い突出寸法を有する複数の支持脚
7を連設し、前記底板13上には弾性体15を介して支
持され、前記両側壁14、14間に嵌合した下敷板8を
設けたことにより、この下敷板8と両側壁14、14で
メモ用紙収納リセス9を形成し、前記両側壁14、14
には前記リセス9内に収納されたメモ用紙片16の束に
おける上端紙片の縁部を、定位置において押圧すること
ができる枠縁4を長さ方向に摺動可能に係合させるため
に、それら両側壁の上縁部において長さ方向に延び且つ
前端が突き抜けたガイド用溝17、17を形成するとと
もに、前記枠縁4の両側部における枠縁長さ方向の後端
及び実質的中間点にそれぞれガイドピン18、18及び
19、19を突設して、これらのピンを前記ガイド用溝
17、17に係合させ、前記枠縁4は、前記中間点の
ガイドピン19、19が前記ガイド用溝17、17の前
端から脱出するまで前進した位置において、後端のガイ
ドピン18、18を枢軸としてその前端側から前記本体
3に関して開く方向に回動可能であり、その開き状態
において前記後端のガイドピン18、18が前記ガイド
用溝17、17の後端に係止されるまで後退することに
より前記両側壁14、14から実質的に分離して前記メ
モ用紙片16束の、前記リセスへの補給を許容するよう
になっており、さらに前記枠縁4における両端部裏面に
は、前記上端紙片に対して逆止ラチェット状に摩擦接触
するヒダ12、12を形成したことにより、前記ガイド
ピン18、18及び19、19が前記両側壁のガイド用
溝17、17に係合した状態において、前記枠縁4を前
進方向に摺動させて、その上端紙片を押動し前記リセス
から排出できるようにしたことを特徴とするメモ用紙ホ
ルダーを構成したものである。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、使用者は現場のメモ可能
な位置に据え付けられたメモ用紙ホルダーを持ち上げて
ペンを外し、再び定位置に置いたメモ用紙ホルダー上の
メモ用紙片にそのペンで必要事項を記入し、その後、メ
モ用紙片を押さえていたホルダーの枠縁を操作すること
によりそのメモ用紙片をホルダーの一端から排出させ、
手で取り出すことができる。
【0006】
【実施例】図1は一実施例におけるメモ用紙ホルダ1に
筆記具、例えばボールペン2を装着し、定位置に配置し
た状態を示す側面図である。図1において、3はメモ用
紙ホルダーの本体、4は本体3のリセス(後述する)に
収納されたメモ用紙束の最上端の周囲を押さえるための
偏平な枠縁であり、これは本体3に関して長さ方向に両
側壁14、14上を摺動可能であって、かつ適当な位置
において回動し、メモ用紙束を完全に開放できるように
なっている。5は枠縁4の後端に一体形成された操作用
スライドノブ、6は筆記具2の胴体を把持すべく本体3
の裏面両端部に近接して設けられたくわえバネ、7は同
じく本体3の裏面両端部に設けられたホルダ支持脚であ
り、ゴム等の弾性体からなる本体と、先端(底端)にお
けるラバーマグネット7’とからなり、これによって金
属製の支持面(図示せず)上に保持されるようになって
いる。
【0007】図2はメモ用紙片束を収納していないメモ
用紙ホルダー1を示すもので、枠縁4は本体3の上面に
支持された下敷板8を底面とし、本体3の両側壁に区分
されたリセス9の上縁をなすものであり、リセス9内に
配置されるメモ用紙への書き込みを容易にするため、厚
さを薄くしてある。スライドノブ5の上面には指当て凹
部10が形成されている。図3はその後端面を示し、図
4は側面を示し、さらに、図5はその前端面を示すもの
である。スライドノブ5及び枠縁4の前端部11の裏面
には、図2及び図4の左方に向かって逆止ラチェット状
に突出形成されたメモ用紙摩擦接触用のヒダ12が形成
されている。
【0008】メモ用紙束を収納した状態は、図6〜図9
に示されている。図6に示す通り、本体3はこの場合、
筆記具の太さの約2、3倍程度の幅と筆記具の長さの半
分程度の長さを有する長方形の底板13とその長さに沿
ってのびる前記両側壁14、14(以下、同一数字“1
4”の重複を行わない。)とからなり、底板13上には
メモ用紙押し上げ用スポンジ15を介して前記下敷板8
が両側壁間に嵌合されている。したがって、この下敷板
8上に載置及び収納されたメモ用紙片16の束は下敷板
8によって上方に持ち上げられ、枠縁4の裏面、特にス
ライドノブ5及び前端におけるヒダ12に圧接するよう
になっている。両側壁14の外面には、図7に示す通
り、枠縁ガイド用溝17が長さ方向の全長に延びて前端
を開放するように形成され、枠縁4はその後端部及び中
間部におけるガイドピン18及び19が前記溝17に係
合することにより、本体3に関して長さ方向に摺動し、
かつ図9に示すように、中間部ガイドピン19が本体3
の先端、すなわちガイド溝17の突き抜けた前端から脱
出した位置まで移動することにより、後端ガイドピン1
8を支点として回動できるようなっている。しかしなが
ら、通常は枠縁4が完全に本体3と整合した位置におい
て必要事項を記入された最上端メモ用紙片16を排出す
るため、図7に示す程度の位置まで枠縁4を押動し、こ
れによって枠縁4におけるヒダ12との摩擦接触により
押動され、指先で把持できる程度に本体3の先端から排
出されたメモ用紙片16の先端部を摘んでこのメモ用紙
を引き出すことができる。枠縁4の後端、すなわちスラ
イドノブ5には板ゴムなどからなる弾性伸縮帯20が接
続され、この板ゴム20の他端は、本体3の底板13に
固着され、両側壁14の後端上部におけるストッパー部
21に架橋されたガイドロールピン22(図6)を介し
て張り渡され、枠縁4に引き戻し力を与え、枠縁4はこ
のストッパー部21により制止されるようになってい
る。
【0009】メモ用紙を補給するときは前述した通り、
使用者が図9の位置Aまで枠縁4を移動させた後、この
状態では、後端ガイドピン18のみでガイド溝17に係
合する枠縁4をこのピン18を支点として回動(開放)
させる。この状態Bで使用者の手から解放された枠縁4
は弾性伸縮帯20により最後退位置Cまで引き戻され
る。枠縁4は両側壁14から実質的に分離するため、メ
モ用紙片束を両側壁間、すなわちリセス9内に補給する
ことができる。この補給後は枠縁4を再び前進させ、位
置Aに戻すことにより、中間ガイドピン19を再びガイ
ド溝17に係合させ、かつ整合位置まで復帰させること
ができる。
【0010】図10及び図11は本考案の別の実施例示
すもので、この場合、支持脚7a及び7bは底板13の
両側縁に沿って長さ方向の全長にのびており、それらの
突出端(底端)に固着されたラバーマグネット23が長
くなったことに伴う強い吸着力と相まって安定した支持
面への固着を可能にするものである。
【0011】
【考案の効果】以上の通り、この考案は、筆記具を外す
だけで直ちにメモをとることが可能であって、筆記具と
関連してわずかの面積の支持台上に据え付けて置くこと
ができるメモ用紙ホルダーを提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるメモ用紙ホルダーと
これに装着された筆記具を示す側面図である。
【図2】上記実施例のメモ用紙ホルダーの平面図であ
る。
【図3】上記実施例の後端面図である。
【図4】上記実施例の側面図である。
【図5】上記実施例の前端面図である。
【図6】メモ用紙束を収納したメモ用紙ホルダーの縦断
面図である。
【図7】同メモ用紙ホルダーのメモ用紙排出時における
側面図である。
【図8】図6及び図7におけるメモ用紙ホルダーの一側
壁を示す部分断面図である。
【図9】メモ用紙ホルダーの枠縁が回動可能な位置に達
した状態を示す側面図である。
【図10】本考案の第2の実施例を示す側面図である。
【図11】第2の実施例における後端面図である。
【符号の説明】
1 メモ用紙ホルダー 2 筆記具(ボールペン) 3 メモ用紙ホルダーの本体 4 枠縁 5 操作用スライドノブ 6 くわえバネ 7 ホルダー支持脚 8 下敷板 9 リセス 10 指当て凹部 11 前端部 12 押し出し用ヒダ 13 底板 14 両側壁 15 スポンジ 16 メモ用紙片 17 ガイド用溝 18、19 ガイドピン 20 板ゴム 21 ストッパー部 22 ガイドロールピン 23 ラバーマグネット

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形の底板13と両側壁14、14と
    からなるメモ用紙ホルダーの本体3の裏面に、ボールペ
    ン、鉛筆その他の筆記具を前記本体の長さ方向に沿って
    支持するためのくわえバネ6を装設するとともに、この
    くわえバネ6より高い突出寸法を有する複数の支持脚7
    を連設し、前記底板13上には弾性体15を介して支持
    され、前記両側壁14、14間に嵌合した下敷板8を設
    けたことにより、この下敷板8と両側壁14、14でメ
    モ用紙収納リセス9を形成し、前記両側壁14、14には前記リセス9内に収納された
    メモ用紙片16の束における上端紙片の縁部を、定位置
    において押圧することができる枠縁4を長さ方向に摺動
    可能に係合させるために、それら両側壁の上縁部におい
    て長さ方向に延び且つ前端が突き抜けたガイド用溝1
    7、17を形成するとともに、前記枠縁4の両側部にお
    ける枠縁長さ方向の後端及び実質的中間点にそれぞれガ
    イドピン18、18及び19、19を突設して、これら
    のピンを前記ガイド用溝17、17に係合させ、 前記枠縁4は、前記中間点のガイドピン19、19が
    前記ガイド用溝17、17の前端から脱出するまで前進
    した位置において、後端のガイドピン18、18を枢軸
    としてその前端側から前記本体3に関して開く方向に回
    動可能であり、その開き状態において前記後端のガイ
    ドピン18、18が前記ガイド用溝17、17の後端に
    係止されるまで後退することにより前記両側壁14、1
    4から実質的に分離して前記メモ用紙片16束の、前記
    リセスへの補給を許容するようになっており、 さらに前記枠縁4における両端部裏面には、前記上端紙
    片に対して逆止ラチェット状に摩擦接触するヒダ12、
    12を形成したことにより、前記ガイドピン18、18
    及び19、19が前記両側壁のガイド用溝17、17に
    係合した状態において、前記枠縁4を前進方向に摺動さ
    せて、その上端紙片を押動し前記リセスから排出できる
    ようにしたことを特徴とするメモ用紙ホルダー。
  2. 【請求項2】 前記枠縁4の後端と、前記本体3の一部
    との間に少なくとも前記本体3の後端を迂回する弾性伸
    縮帯を張設したことにより、前記枠縁4が前記両側壁1
    4、14に整合して前記上端紙片を押圧する定常位置に
    維持されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    メモ用紙ホルダー。
  3. 【請求項3】 前記支持脚7が弾性体と、先端における
    ラバーマグネット7’からなることを特徴とする請求項
    1記載のメモ用紙ホルダー。
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