JPH04102760A - 変速装置の変速制御方法 - Google Patents

変速装置の変速制御方法

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JPH04102760A
JPH04102760A JP21436090A JP21436090A JPH04102760A JP H04102760 A JPH04102760 A JP H04102760A JP 21436090 A JP21436090 A JP 21436090A JP 21436090 A JP21436090 A JP 21436090A JP H04102760 A JPH04102760 A JP H04102760A
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JP
Japan
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clutch
hydraulic
torque
pressure
supply pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP21436090A
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English (en)
Inventor
Yasunori Okura
泰則 大蔵
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、直結クラッチ付きトルクコンバータと油圧作
動式変速機より成る変速装置の変速制御方法に関する。
〔従来の技術〕
直結クラッチ付トルクコンバータと油圧作動式変速機よ
り成る変速装置の変速制御方法としては、油圧作動式変
速機の複数の油圧クラッチに圧油を供給してONするこ
とで所定の速度段とする方法が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
かかる変速機における伝達トルクは油圧クラッチのトル
ク容量によって決定されるので、油圧クラッチのトルク
容量を最大伝達トルクに見合う値としている。
すなわち、油圧クラッチのトルク容量は供給圧力によっ
て異なるので、その供給圧力を油圧クラッチのトルク容
量が最大伝達トルクに見合う圧力としている。
他方、トルクコンバータの出力トルクは入力トルクが一
定であっても直結クラッチONの時と直結クラッチOF
Fの時で異なる。
すなわち、第9図に示すように直結クラッチOFFの時
には速度比(入力回転/出力回転)に応じて出力トルク
が変化する。例えば速度比がゼロ(ストロール時)の時
にはトルク比が3となって出力トルクは入力トルクの3
倍となり、直結クラッチONの時には速度比が1.0で
あって出力トルクは人力トルクと同一となる。
このために、従来の速度制御方法であると直結クラッチ
ONの時に出力トルクが1/3となって伝達トルクが1
73となるのにかかわらず、油圧クラッチへの供給圧力
が最大伝達トルクに見合う圧力となっているから、その
供給圧力が余分に高くな7てそれだけポンプ駆動パワー
が損失となる。
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした変
速装置の変速制御方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕油圧作動式変速
機の油圧クラッチに供給する供給圧力を直結クラッチO
N時にOFF時より低くし、油圧クラッチのクラッチ容
量が必要以上に大きくならずにポンプ駆動パワーの損失
を低減できるようにしたものである。
〔実 施 例〕
第1図に示すように、エンジン1の出力側は直結クラッ
チ2を備えたトルクコンバータ3の入力側に連結し、そ
の出力側は油圧作動式変速機4の入力軸に連結し、その
出力側は終減速機差動機5を介して走行輪6に連結して
いる。
前記油圧作動式変速機4は高速油圧クラッチH1低速油
圧クラッチL、1速油圧クラツチ112速油圧クラツチ
■、3速油圧クラツチ■、4速油圧クラツチ■、後進油
圧クラッチRを備え、これら各油圧クラッチを下記表1
に示すごとく組み合せてONすることで所定の速度段R
ev(後進)、Neu(中立)、Fl(前進1速)、F
2(前進2速)、F3(前進3速)、F4(前進4速)
、F5(前進5速)、F6(前進6速)、およびF7(
前進7速)を選択する(同表の丸印同志の組合わせ参照
)。
第  1  表 前記直結クラッチ2及び各油圧クラッチには直結クラッ
チバルブ7、クラッチ制御バルブ8により圧油が供給さ
れ、これら直結クラッチバルブ7、クラッチ制御バルブ
8はコントローラ9により動作制御される。
第2図は油圧回路図であり、油圧ポンプ1゜の吐出路1
0aに可変リリーフ弁11が設けられて各油圧クラッチ
への供給圧を調整できるようにしてあり、前記直結クラ
ッチバルブ7は電磁開閉弁12で開閉制御され、そのソ
レノイド12gに前記コントローラ9より励磁信号を送
るようにしである。
前記可変リリーフ弁11は第3図に示すように、入口ボ
ート30と出口ポート31を連通・遮断する主スプール
32と、主スプール32を入口圧で連通方向に押す受圧
室33と、主スプール32を遮断方向に押すスプリング
34と、そのスプリング34を支持するコントロールス
プール35が臨むコントロール室36を有し、そのコン
トロール室36にリリー圧が電子圧力制御弁37で圧力
制御されて供給されるようになり、その電子圧力制御弁
37に前記コントローラ9より制御電流を送って出力圧
力を増減し、それによってコントロール室36の圧力を
増減してスプリング力を増減することでセット圧をコン
トロールするようにしである。
前記電子圧力制御弁37は第5図のように、入口ポート
20と出口ポート−21を連通・遮断するスプール22
をバネ23で遮断方向に押し、比例ソレノイド24で連
通方向に押すようにしてあり、その比例ソレノイド24
にコントローラ9より電流を供給して出口ポート21の
圧力を調節するようにした電磁比例減圧弁となっている
このようであるから、比例ソレノイド24への供給電流
を大として出力ポート21の圧力を最大とすればコント
ロール室36内の圧力が最大となって第3図のようにコ
ントロールスプール35が右方にストロークすることで
セット圧は上昇し、かつストッパ38に当ると可変リリ
ーフ弁11のセット圧は最大となり、比例ソレノイド2
4への供給電流をゼロとして出口ボート21の圧力をゼ
ロとすればコントロール室3B内の圧力がゼロとなって
第4図のようにコントロールスプール35が左方に押さ
れるから可変リリーフ弁11のセット圧は最小となる。
前記可変リリーフ弁11の出口ポート31は第2図のよ
うにトルクコンバータ3、クーラ38、変速機潤滑部3
9を経てタンク40に接続している。
次に変速方法を説明する。
コントローラ9は変速レバーからの速度段信号に基づい
て前記表1により所定の油圧クラッチ制御バルブ8に信
号を出力して油圧クラッチをONとして所定の速度段と
する。
これとは別にコントローラ9は直結クラッチ2のON、
OFF及び低速速度段、高速速度段を判断して可変リリ
ーフ弁11のセット圧を変更して油圧クラッチへの供給
圧力を増減する。
以下可変リリーフ弁11のセット圧の制御を説明する。
■直結クラッチ2がOFFの時には通常処理として次の
ようにする。
コントローラ9からの変速指令が低速速度段、例えば1
速、2速、3速、後進である際には伝達トルクが大きい
から供給圧力を最高圧(31,5kg / cj )と
し、高速速度段、例えば4速、5速、6速、7速である
際には伝達トルクが小さいから供給圧力を低圧(16,
5kg/cd)とする。
これにより、油圧クラッチのトルク容量を伝達トルクの
大小に合せて大きくしたり、小さくできるからポンプ駆
動パワーの損失を低減できる。
■直結クラッチ2がONの時には低速速度段か高速速度
段かを判断し、高速速度段の時には前述の通常処理とし
、低速速度段の時には供給圧力を最高圧よりも低い中間
圧とすべくコントローラ9より可変リリーフ弁11の電
子圧力制御弁37の比例ソレノイド24への供給電流を
制御する。
以下の動作をフローチャートで示すと第6図のようにな
る。
以上の様に直結クラッチ2がONの時に油圧クラッチへ
の供給圧を低下させることでポンプ駆動パワーの損失を
低減できるが、更に効果的にポンプ駆動パワーの損失を
低減する変速方法を以下に説明する。
すなわち、ポンプ駆動パワーの損失を低減するには油圧
クラッチの供給圧力をそのトルク容量が伝達トルクに見
合う値になるように設定すれば良いから、トルクコンバ
ータの出力トルク(変速機の最大入力トルク)と速度段
のギヤ比より伝達トルクを算出し、油圧クラッチの圧油
受圧面積、クラッチ板圧着面積、供給圧力よりクラッチ
容量を求め、このクラッチ容量が伝達トルクに等しくな
るように供給圧力を算出し、コントローラ9より比例ソ
レノイド24に電流を出力して可変リリーフ弁11のセ
ット圧を算出した供給圧力となるようにすれば良い。
以下各位の算出方法の一例を説明する。
■トルクコンバータの出力トルク。
まず、直結クラッチ2がOFFの時にはトルクコンバー
タ3により動力を伝達しており、この際のトルクコンバ
ータの入力トルクと出力トルクの関係は次のようになる
となる。但し、プライマリ−トルク係数(Tp)はトル
クコンバータを100 Orpmで回転させるのに必要
なトルクである。
出力トルク(Tout)−人力トルク(Tln )×ト
ルク比(Te)となる。
ここで、プライマリ−トルク係数(Tp)、トルク比(
Te)は第7図に示すトルクコンバータ特性表図よりト
ルクコンバータの変速比(e[)の関数となる。
そこで、エンジン回転数と出力回転数から変速比(e値
)を算出し、その変速比(e値)からプライマリ−トル
ク係数(Tp)、トルク比(Te)を算出し、それらに
基づいて出力トルク(Tout)を求める。
■伝達トルク。
油圧式変速機の伝達トルクは入カトルクX各速度段のギ
ヤ比で算出され、各速度段のギヤ比は予じめ判っている
から、そのギヤ比と前述のようにして求めたトルクコン
バータの出力トルクから伝達トルクを算出する。
■油圧クラッチのクラッチ容量。
クラッチ容量(クラッチトルク)Tは次式で算出される
T−μXPXAXRmXN 但し、μはクラッチ板の摩擦係数、Pは供給圧力、Aは
ピストン受圧面積、Rmはクラッチ板の有効平均半径、
Nはクラッチ板の枚数である。
■供給圧力。
前述の伝達トルクよりクラッチ容量が大きければ良いか
ら、伝達トルクくクラッチ容量となり、これから供給圧
力を算出する。
以上の動作をフローチャートで表わすと第8図のように
なる。
なお、実際の変速制御に際しては計算誤差や係数のバラ
ツキ、油の粘性等による外乱が考えられるため、供給圧
は前述の計算値より大きな値、例えば1割増や数kg 
/ ci増に設定する。
また、前述の供給圧力の計算値は負荷が非常に小さい時
はゼロに近づくが、ある任意の最低供給圧を設定し、計
算値が最低供給圧以下となった時には供給圧力を最低供
給圧に維持することが動作安定や安全のために必要であ
る。
以上の説明では油圧クラッチを1つとして述べたが、実
際には複数の油圧クラッチをONするので、各油圧クラ
ッチの供給圧力を算出し、最も高い圧力を求めても良い
し、最も高い圧力となる油圧クラッチが判っている場合
にはその油圧クラッチの供給圧力を算出すれば良い。
例えば、大型ダンプトラックの場合には1速油圧クラツ
チ、2速油圧クラツチが最も高圧となるから、それらの
供給圧力を求めれば良い。
また、油圧クラッチのすべりの安全対策として常にクラ
ッチのすべりを検出し、すべりが生じた場合には供給圧
力を上昇させる補正機能を持たせても良い。
〔発明の効果〕
油圧クラッチのクラッチ容量を直結クラッチON時には
OFF時よりも小さくして変速するので、そのクラッチ
容量が必要以上に大きくならずにポンプ駆動パワーの損
失を低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明の実施例を示し、第1図は動力
伝達系統の全体説明図、第2図は油圧回路図、第3図、
第4図は可変リリーフ弁の断面図、第5図は電子圧力制
御弁の断面図、第6図はフローチャート、第7図はトル
クコンバータの特性図表、第8図はフローチャート、第
9図はトルクコンバータの性能曲線図表である。 2は直結クラッチ、3はトルクコンバータ、4は油圧作
動式変速機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 直結クラッチ2を備えたトルクコンバータ3と、複数の
    油圧クラッチのいくつかをONして所定の速度段とする
    油圧作動式変速機4より成る変速装置において、 前記直結クラッチ2をOFFして変速する時には油圧ク
    ラッチへの供給圧力を高くし、ONして変速する時には
    油圧クラッチへの供給圧力を低くすることを特徴とする
    変速装置の変速制御方法。
JP21436090A 1990-08-15 1990-08-15 変速装置の変速制御方法 Pending JPH04102760A (ja)

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