JPH04102682U - 振動篩機用網 - Google Patents
振動篩機用網Info
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- JPH04102682U JPH04102682U JP1327891U JP1327891U JPH04102682U JP H04102682 U JPH04102682 U JP H04102682U JP 1327891 U JP1327891 U JP 1327891U JP 1327891 U JP1327891 U JP 1327891U JP H04102682 U JPH04102682 U JP H04102682U
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 連続状の波形に屈曲した波形網線を隣接して
平行に配置した振動篩機用網において、波形網線の強度
を大きくすると共に、原料の流れを良くする。 【構成】 連続状の波形に屈曲した波形網線11を隣接
して平行に配置し、該平行に配置された各波形網線11
を所定間隔で連結帯12によって固定した振動篩機用網
10において、上記波形網線11は断面が縦長四角形に
よって構成し、上記連結帯12の上面は波形鋼線11の
上面と面一かあるいは低くなっている。
平行に配置した振動篩機用網において、波形網線の強度
を大きくすると共に、原料の流れを良くする。 【構成】 連続状の波形に屈曲した波形網線11を隣接
して平行に配置し、該平行に配置された各波形網線11
を所定間隔で連結帯12によって固定した振動篩機用網
10において、上記波形網線11は断面が縦長四角形に
よって構成し、上記連結帯12の上面は波形鋼線11の
上面と面一かあるいは低くなっている。
Description
【0001】
本考案は、鉄鉱石、砕石、コークス等の塊状物を所定の粒度に篩分けるための
振動篩機用網に関する。
【0002】
振動篩機用網としては、各種の断面を持つ金属線を平織、トンキャップ、フラ
ットトップ織等に織りあげた織網があるが、これらの金網は縦線と横線が完全に
固着状態にあり、これらが振動篩機のフレームと一体として振動するのみである
ので、篩固有の二次振動が起こらず、目詰まりし易いという問題点があった。
そこで、連続的に波形に屈曲を形成した波形金属線を隣接して平行に配置し所
定間隔で連結帯にて固定し、該連結帯を通じて振動篩機のフレームに取付ける振
動篩機用網がある。
【0003】
しかしながら、上記波形金属線を隣接して平行に配置し連結帯にて固定する振
動篩機用網においては、隣合う波形金属線が完全に固着していないので、目詰ま
りはある程度は解消されているものの、隣合う波形金属線の山と谷とが各ピッチ
毎で当接しているので、二次振動が発生し難く原料によっては目詰まりを起こす
場合があるという問題点があった。
特に、断面縦長四角形の平線を用いて波形金属線を形成し上記振動篩機用網を
製造した場合には、平線が縦方向に振動しないので、より目詰まりを起こす傾向
があるという問題点があった。
また、上記連結帯の上面は金網の上面より突出しているので、突出した連結帯
の部分は原料が堰止めされ、原料の流れが悪くその部分の金網の摩耗が激しいと
いう問題点があった。
本考案は上記事情に鑑みなされたもので、原料の流れが良く、二次振動が発生
し易く、目詰まりが生じ難い振動篩機用網を提供することにある。
【0004】
上記目的に沿う請求項第1項記載の振動篩機用網は、連続状の波形に屈曲した
波形網線を隣接して平行に配置し、該平行に配置された各波形網線を所定間隔で
連結帯によって固定した振動篩機用網において、上記波形網線は断面が縦長四角
形となっていると共に、上記連結帯の上面は波形網線の上面と面一かあるいは低
くなって構成されている。
請求項第2項記載の振動篩機用網は、請求項第1項記載の振動篩機用網におい
て、波形網線には、波高の低い部分が所定間隔で設けられて構成されている。
請求項第3項記載の振動篩機用網は、請求項第1項または第2項記載の振動篩
機用網において並設される波形網線は少しの隙間を有して配置されている。
そして、請求項第4項記載の振動篩機用網は、請求項第1項、第2項または請
求項第3項記載の振動篩機用網において、連結帯は平鋼帯からなって、波形網線
の下部が該平鋼帯に溶接されて構成されている。
【0005】
請求項第1項〜第4項記載の振動篩機用網は、波形網線を所定間隔で連結する
連結帯の上面は、波形網線の上面と面一または低くなっているので、波形網線の
表面に段等の障害物がない。従って、原料が障害物等によって引っ掛かることな
く、円滑に流れる。
そして、波形網線は断面縦長四角形となっているので、剛性が高く、また、摩
耗しても長期の寿命を得ることができる。
請求項第2項記載の振動篩機用網は、波高の低い部分が所定間隔で設けられて
いるので、二次振動がより効果的に起こり、これによって篩効率が向上する。
請求項第3項記載の振動篩機用網は、波形網線が少しの隙間を有して配置され
ているので、波形網線同士の接触による振動の減衰効果が少ない。
また、請求項第3項記載の振動篩機用網においては、連結帯は平鋼帯からなっ
て波形網線の下部が平鋼帯に溶接されているので、波形網線の横方向への振動も
助長され、これによって更に効率良く篩分が可能となる。そして、製造も容易と
なる。
【0006】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施例につき説明し
、本考案の理解に供する。
図1、図2は、本考案の一実施例に係る振動篩機用網10の部分平面図であ
るが、図に示すように波形網線11には波高の大きい大波と、波高の小さい小波
が形成されて、これらが多数個並設されて一つの網面を形成している。
この波形網線11は、断面縦長四角形の耐摩耗鋼材からなる鋼線からなって、
これらは所定間隔で連結帯12によって固定保持されている。
【0007】
この連結帯12は平鋼帯(フラットバー)からなって、両端は上部に折り曲げ
られている。上記波形網線11の下部が該連結帯12に溶接固定され、波形網線
が一定の間隔を保つようになっている。
この実施例においては、波形網線は大波、小波が適当間隔で形成された波形網
線を使用したが、大波小波のない均一な波形網線を使用することも可能である。
また、図3には本考案の第2の実施例に係る振動篩機用網13aの一部を示す
が、図に示すように、均一波形網線あるいは大波、小波を有する該断面縦長四角
形の波形網線13の上部が露出あるいは面一になるように連結帯14の中に埋設
することも可能であり、この場合には連結帯14としてはウレタン、ニトリルゴ
ム、ポリブタジエン、シリコンゴム、天然ゴムのようなゴムあるいはポリウレタ
ン、ポリアミド、アクリル樹脂等からなっている。
【0008】
従って、上記振動篩機用網10を使用する場合には、連結帯12の折り曲げ部
15を振動篩の掛止金物に引っ掛けて、該振動篩機用網10を固定する。そして
、上部から原料を流した場合には、波形網線11によって篩分けられるが、大き
な原料はそのまま下方に移動する。この場合、連結帯12によって原料の流れが
妨げられることがないので、円滑に原料が流れる。
【0009】
次に、図4及び図5に示す本考案の第3の実施例に係る振動篩機用網16につ
いて説明すると、図に示すように各波形網線17が少しの隙間を設けて配設され
ている。この間隔は一番小さい部分で最大波高値の1/4〜1/20の範囲で、
余り大きいと原料が落下し、小さいと二次振動が発生し難いのでこの範囲とした
。
なお、波形網線17を止める手段は、平鋼帯18に溶接取付けであっても良い
し、図3に示すように、柔軟性のある合成樹脂を使用しても良い。
このように形成することによって、二次振動を助長させ、上部から受ける荷重
は、断面係数を増した断面縦長四角形の鋼線によって受けるので、極めて効率良
く篩効果を発揮させることができる。
また、上記実施例においては波形網線の材料として鋼を使用したが、ステンレ
ス鋼、耐摩耗性特殊鋼等も使用可能である。
更には、篩分け精度によって隙間の間隔を変えることは当然であり、これによ
って二次振動を積極的に利用して精度の良い篩を行うことができる。
【0010】
請求項第1項〜第4項記載の振動篩機用網は、以上の説明からも明らかなよう
に、波形網線を固定するに当たって、連結帯の上面が波形網線から突出していな
いので、原料の流れが良く、その部分で異常摩耗等を生じることがない。
特に、請求項第3項記載の振動篩機用網においては、波形網線が隙間を有して
連結帯に固定されているので、二次振動が極めて大きくなり、これによって篩効
果が向上する。
【図1】本考案の第1の実施例に係る振動篩機用網の平
面図である。
面図である。
【図2】同部分断面図である。
【図3】本考案の第2の実施例に係る振動篩機用網の断
面図である。
面図である。
【図4】本考案の第3の実施例に係る振動篩機用網の平
面図である。
面図である。
【図5】同部分断面図である。
10 振動篩機用網
11 波形網線
12 連結帯
13a 振動篩機用網
13 波形網線
14 連結帯
15 折り曲げ部
16 振動篩機用網
17 波形網線
18 平鋼帯
Claims (4)
- 【請求項1】 連続状の波形に屈曲した波形網線を隣接
して平行に配置し、該平行に配置された各波形網線を所
定間隔で連結帯によって固定した振動篩機用網におい
て、上記波形網線は断面が縦長四角形となっていると共
に、上記連結帯の上面は波形網線の上面と面一かあるい
は低くなっていることを特徴とする振動篩機用網。 - 【請求項2】 波形網線には、波高の低い部分が所定間
隔で設けられている請求項第1項記載の振動篩機用網。 - 【請求項3】 並設される波形網線は少しの隙間を有し
て配置されている請求項第1項または第2項記載の振動
篩機用網。 - 【請求項4】 連結帯は平鋼帯からなって、波形網線の
下部が該平鋼帯に溶接されている請求項第1項、第2項
または第3項記載の振動篩機用網。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1327891U JPH04102682U (ja) | 1991-02-16 | 1991-02-16 | 振動篩機用網 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1327891U JPH04102682U (ja) | 1991-02-16 | 1991-02-16 | 振動篩機用網 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04102682U true JPH04102682U (ja) | 1992-09-04 |
Family
ID=31747666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1327891U Pending JPH04102682U (ja) | 1991-02-16 | 1991-02-16 | 振動篩機用網 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04102682U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019181352A (ja) * | 2018-04-06 | 2019-10-24 | 株式会社オプトニクス精密 | メッシュ部材 |
-
1991
- 1991-02-16 JP JP1327891U patent/JPH04102682U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019181352A (ja) * | 2018-04-06 | 2019-10-24 | 株式会社オプトニクス精密 | メッシュ部材 |
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