JPH0353748Y2 - - Google Patents

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JPH0353748Y2
JPH0353748Y2 JP10364288U JP10364288U JPH0353748Y2 JP H0353748 Y2 JPH0353748 Y2 JP H0353748Y2 JP 10364288 U JP10364288 U JP 10364288U JP 10364288 U JP10364288 U JP 10364288U JP H0353748 Y2 JPH0353748 Y2 JP H0353748Y2
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screen
support
sieve
vibrator
vibrating
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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、鉄鉱石、砕石あるいはコークス等の
塊状物を所定の粒度に篩分けるための振動篩用ス
クリーンに関する。
〔従来の技術〕
振動篩に用いられるスクリーンとしては、鋼板
に円形、長円形、正方形あるいは長方形の孔をい
ろいろな配置に穿つた打抜き金網(パンチングメ
タル)、各種の断面を有する鋼線を平織、あるい
はフラツトトツプ織等に織り上げた織鋼、波状の
ワイヤーを互いに交差することなく互い違いに組
み合わせたウエーブスクリーンと称するもの等が
ある。
また、更にゴムベルトに正方形、又は長方形の
孔を規則正しく穿ち、一定間隔にスチールコード
を配し、強度と張力を持たせたラバースクリーン
と称する網も使用されている。
これらの各種スクリーンは、いずれも篩面の両
側部をフツク等を介して振動機に取り付け、この
振動機によつ一次振動及び篩面に生じる二次振動
を利用して鉄鉱石、砕石あるいはコークス等の塊
状物の篩分けが行われている。
なお、二次振動は、例えば各スクリーンを振動
機に取り付ける際のテンシヨンを調整したり、ス
クリーンに使用する材質を選択することによつて
得ることができ、この二次振動によつて篩面の目
詰まり防止を図つている。
〔考案が解決しようとする課題〕
一方、これらの振動篩用のスクリーンには、前
記のように、篩面に二次振動が生じやすく、且つ
耐摩耗性があること並びに落下してくる鉱石等か
らの衝撃を受け止めるための緩衝機能を有してい
ることが要求される。
しかし、耐摩耗性を重視して硬い材質を用いた
スクリーンでは、鉱石等による落下の衝撃でスク
リーン自体が破損しやすく、しかも二次振動も生
じにくい。
逆に緩衝機能を重視してシヨツクに強い柔らか
な材質を用いたスクリーンでは、二次振動が生じ
やすく、且つ耐摩耗性に乏しくスクリーンの耐久
性に劣るという欠点を生じることになる。
さらに、同じ材質からなるスクリーンでも、大
きなテンシヨンを与えて振動機に固定した場合に
は二次振動が起りにくく、したがつて篩面に目詰
まりを生じて篩効果が低下する。逆に振動機へ緩
いテンシヨンによつて固定した場合には、二次振
動が生じやすくなり、篩効果も向上するものの、
スクリーンが破損しやすく寿命が短くなるという
欠点がある。
本考案は、このような従来の問題点を解決し、
篩面に二次振動が生じやすく、且つ耐摩耗性があ
り、しかも緩衝機能を有することによつて耐久性
がある振動篩用スクリーンを提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本考案の振動篩用ス
クリーンは、所望のメツシユを有する篩網と、振
動機へ取り付けるための心線を埋設して該心線及
び前記篩網を一体的に結合し、前記篩網を支持す
る弾性素材からなる支持体とによつて構成された
振動篩用スクリーンにおいて、前記支持体に埋設
された心線と前記篩網の支持部との間に緩衝部を
設けたことを特徴とする。
ここで、前記緩衝部を前記支持体に設けた中空
孔あるいは切欠部とすることができる。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例により本考案の特徴を
具体的に説明する。
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠斜視
図、第2図は振動機への取付け状態を示す拡大
図、第3図は第2図のI−I線矢視による一部切
欠断面図、第4図は他の実施例を示す一部切欠断
面図である。
第1図において、スクリーン1は複数本の波状
ワイヤー2を端部2a及び中間部2bにおいて、
弾性素材を成形した上部支持体3a及び下部支持
体3bからなる支持体3によつて所定ピツチで挟
持され、ワイヤー2は、これらの上部支持体3a
及び下部支持体3bを一体的に加熱固着すること
により固定された構造となつている。
また、下部支持体3bには、スクリーン1の両
側部を振動機(図示せず)へ連設するための心線
6が埋設されている。
さらに、下部支持体3bは上部支持体3aに比
べて断面形状を縦長矩形状とし、この下部支持体
3bのワイヤー支持部5と前記心線6との間には
緩衝部4を設け、この緩衝部4には、長手方向に
わたつて中空孔7を形成している。
第2図は、このスクリーン1を振動機のフレー
ム8に取り付けた状態を示すものである。図中、
9はサポートフレーム、10は取付けフツク、1
1は固定ボルトである。
以上の構成からなるスクリーン1には、前記の
ように、下部支持体3bに埋設された心線6とワ
イヤー支持部5との間に緩衝部4を設けており、
この緩衝部4が緩衝体としての役割を果たし、さ
らに、中空孔7によつて緩衝効果を高めている。
なお、本実施例では、支持体3として硬度が約
60HsAのシリコンゴムを使用しているが、硬度
は約50〜80HsAの範囲のものが好適に使用され
る。また、弾性体としては、上記のシリコンゴム
等のゴム素材のほか、ウレタン等の合成樹脂素材
も使用することができる。
したがつて、スクリーン1上に落下する鉱石等
による衝撃は、この緩衝部4の弾性変形によつて
和らげられることになる。さらに、本実施例で
は、緩衝部4部分に長手方向に沿つて中空孔7を
設け、前記鉱石等の落下の際に生じる衝撃を吸収
して緩衝効果を高めている。
また、下部支持体3bには、上記のように緩衝
部4を設けているため、スクリーン1を振動機に
取り付けて振動させた際、振動機の振動数、すな
わち一次振動に加え、篩面に二次振動が発生し易
くなる。この二次振動によつて、複数本の波状ワ
イヤー2によつて形成される網目に詰まつた粒子
は、この網目から篩い落とされ、目詰まりが起こ
り難くなる。
なお、本実施例では、緩衝効果を高めるために
緩衝部4に中空孔7を設けているが、第4図に示
すように、緩衝部4の間であつて下部支持体3b
の側面部に、例えば、円弧状等の切欠部7aを設
けて緩衝効果を高めることも勿論できる。
また、使用状況によつては、上記の中空孔7あ
るいは切欠部7aを設けずに適用することも勿論
できる。
〔考案の効果〕
以上に述べたように、本考案の振動篩用スクリ
ーンは、所望のメツシユを有する篩網と、振動機
へ取り付けるための心線を埋設し、この心線及び
前記篩網を一体的に結合して篩網を支持する弾性
素材からなる支持体とによつて構成された振動篩
用スクリーンにおいて、前記支持体に埋設された
心線と前記篩網の支持部との間に緩衝部を設けて
いる。
また、この緩衝部には、中空孔あるいは切欠部
を形成することができる。
したがつて、鉱石等の落下の際に生じる衝撃を
吸収して緩衝効果を高めることができる。
また、篩面に二次振動が生じやすく、振動機に
よる振動数を少なくしても充分な篩効果を得るこ
とができるため、振動機の消費電力量を低く押さ
えることができ、しかも、振動機の耐久性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠斜視
図、第2図は振動機への取付け状態を示す拡大
図、第3図は第2図のI−I線矢視による一部切
欠断面図、第4図は他の実施例を示す一部切欠断
面図である。 1:スクリーン、2:波状ワイヤー、2a:端
部、2b:中間部、3:支持体、3a:上部支持
体、3b:下部支持体、4:緩衝部、5:ワイヤ
ー支持部、6:心線、7:中空孔、7a:切欠
部、8:フレーム、9:サポートフレーム、1
0:取付けフツク、11:固定ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 所望のメツシユを有する篩網と、振動機へ取
    り付けるための心線を埋設して該心線及び前記
    篩網を一体的に結合し、前記篩網を支持する弾
    性素材からなる支持体とによつて構成された振
    動篩用スクリーンにおいて、前記支持体に埋設
    された心線と前記篩網の支持部との間に緩衝部
    を設けたことを特徴とする振動篩用スクリー
    ン。 2 前記緩衝部は前記支持体に設けた中空孔であ
    ることを特徴とする請求項1記載の振動篩用ス
    クリーン。 3 前記緩衝部は前記支持体に設けた切欠部であ
    ることを特徴とする請求項1記載の振動篩用ス
    クリーン。
JP10364288U 1988-08-03 1988-08-03 Expired JPH0353748Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10364288U JPH0353748Y2 (ja) 1988-08-03 1988-08-03

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10364288U JPH0353748Y2 (ja) 1988-08-03 1988-08-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0225083U JPH0225083U (ja) 1990-02-19
JPH0353748Y2 true JPH0353748Y2 (ja) 1991-11-25

Family

ID=31334661

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JP10364288U Expired JPH0353748Y2 (ja) 1988-08-03 1988-08-03

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JPH0225083U (ja) 1990-02-19

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