JPH04102652A - コンクリートパネルの製法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、例えば、ユニット式浄化槽、建物、道路或
いは河川の擁壁等に適用するコンクリ−ドパ皐ルの製法
シニ関する。

〈従来の技術〉 従来、二〇種コンクリート１１１染物は、仮枠内にコン
クリートを打設して固める工法と、予め、工場で９！！
造したコンクリートパネルを現場に搬送して組み立てる
工法が玉流をなす。

〈発明が解決しようとする間２点〉 工場生産のコンクリートパネルは、一定厚みおよび広さ
のコンクリートベース中に縦横枠組みされた補強鉄筋が
埋設されており、従って、大型パネルの場合、Ｎｉｌが
増大して輸送経費が高くつくという問題点がある。

そこで、この発明は、縦横鉄筋を枠組みした補強材の表
裏面に、補強材の一部を埋設して一体化したコンクリー
ト表壁、及び、裏壁を構成することにより、パネルの軽
量化を図り、取扱いおよび輸送経費を大幅にダウンし得
る新規なコンクリートパネルの製法を提供することを目
的とする。

〈間ｎ点を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための、この発明の詳細な説明す
ると、この発明シ：かかるコンクリートパネルの製法は
、トラス筋、主筋、裏当筋、横筋を枠組みしてパネル内
の補強材を構成する第１工程と、補強材が適合する広さ
、適当深さを有す成形枠内へコンクリートスラリーを注
入し、このコンクリートスラリー中へ補強材に於ける主
筋、トラス筋の屈曲部、主筋側の横筋を埋設凝固させ、
補強材にパネル表壁を一体構成する第２工程と、同様な
枠内へコンクリートスラリーを注入し、補強材における
裏当筋及びトラス筋の屈曲部、裏当筋側の横筋を埋設凝
固させ、補強材にパネル７ｊＬ壁を一体構成させる第３
工程とを連続して行うものである。

〈作用〉 上記の製法によると、大型パネルと婁も、パネル表壁お
よびパネル裏壁は補強材により一体化が保持され、且つ
、その間に空間が形成されているために軽量である。従
って、取扱いが容易となり、輸送経費を大幅にダウンし
得る等、発明目的を達成した効果を奏する。

〈実施例〉 以下、この発明にかかるコンクリートバネＪしの製法を
具体的に説明する。

この発明の製法は、第１工程に於いて、トラス筋２１、
主筋２２、裏当筋２３、横８２４を枠組みしてパネル内
の補強材２を構成する（第１図）。

上記補強材２をなす鉄筋径、及び、トラス筋２１のビフ
チＰ、高さＨ等は、製造するコンクリートパネルＩの必
要強度に応じて設計される。

第２工程では、製造するパネルに合わせた広さ及び適当
深さの金属製成形枠３を使用すると共に、補強材２には
、側辺の側辺数箇所に、施工に際して隣接するパネル１
、ｌを接続するための金属製ボックス２５を適所に取付
けてなり、かかる補強材２を前記成形枠３内へ保合しく
第２図）、且つボックス２５を支持して補強材２を成形
枠３の空間に位置させた後、成形枠内ヘパフル表壁１ａ
を構成するコンクリートスラリーｌＯを注入する。

コンクリートスラリー１０の注入量は、補強材２に於け
る主筋２２、トラス＄２１の屈曲部、主筋側の横筋２４
が埋設するに必要な量であり、かかるコンクリートスラ
リー１０の凝固により補強材２とパネル表壁１ａとを一
体化させる。

次いで、第３工程では、前工程を経た補強材２の裏面部
を、前工程と同様な成形枠３内へ保合して補強材２の裏
当筋２３、トラス筋２１の屈曲部、裏当部側の横筋２４
を成形枠３内の空間に位置させて、コンクリートスラリ
ーを注入し、凝固させることにより、第３図に示す如く
補強材２とパネル裏壁ｉｂ及びパネル裏壁１ｂが一体化
したパネルｌを完成するものである。

尚、図面には示していないが、実施に際しては、成形枠
３の底面に任意の装飾模様を形成して成形によるパネル
表壁１ａの表面に装飾模様を形成するようになすも可く
、又、必要に応じて、成形枠３の底面に、別途製造の装
飾タイル、或いは、装飾砕石片その他の装飾物を配備し
てコンクリートスラリー１０を注入して凝固させ、パネ
ル表壁１ａの表面装飾をなすも可い。

然して、本発明によるパネルｌは、これを施工現場に搬
送するもので、パネル表壁１ａ及びパネル裏壁１ｂ間に
空間を形成したため、大型パネルと確も軽量にして取扱
が容易である。

施工に際しては、本発明のパネル１を上下左右に隣接さ
せ、対応するボックス２５間を一体結合した後（第５図
）パネル表壁１ａと裏壁１ｂとの空間へコンクリートを
打込み、構築物の壁体を構成する。

尚、構築物に応しては、パネル表壁１ａ、裏壁１ｂ間の
空間はそのまま断熱空間として残し、或いは、必要に応
じて合成樹脂発泡材その他の断熱材、防音材を充填する
。

〈発明の効果〉 この発明は上記の如く、トラス筋、主筋、冨４゜ ５筋、横筋を枠組みした補強材の表側部、及び、裏側部
に、補強材に於ける主筋、トラス筋の屈白部、主筋側の
横筋が埋設したパネル表壁、及び、パネル裏壁を一体に
構成したから、大型パネルと■も、パネル表Ｊ！！およ
びパネル真壁間の空間によりパネルの大幅な軽量化が実
現され、以て、取扱いが容易となり、輸送経費を大幅に
ダウンし得る等、発明目的を達成した効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明にかかるパネルの製造工程を示し夫もの
で、第１図は補強材の斜視図、第２図は補強材とパネル
表壁とを一体化させる工程の断面図、第３図は補強材と
パネル表壁、裏壁を一体化させた断面図、第４図はこの
発明により製造されたパネルの平面図、第５図は組立て
図である。 １、パネル　１ａ、パネル表壁　１ｂ、パネル裏壁１０
、コンクリートスラリー

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）トラス筋、主筋、裏当筋、横筋を枠組みしてパネ
   ル内の補強材を構成する第１工程と、補強材が適合する
   広さ及び適当深さを有す成形枠内へ、適量のコンクリー
   トスラリーを注入し且つ補強材に於ける主筋、トラス筋
   の屈曲部、主筋側の横筋を埋設凝固させ、補強材とパネ
   ル表壁とを一体化させる第２工程と、同様な枠内へコン
   クリートスラリーを注入し、補強材における裏当筋及び
   トラス筋の屈曲部、裏当筋側の横筋を埋設凝固させ、補
   強材とパネル裏壁とを一体化させる第３工程とを連続し
   て行うことを特徴とするコンクリートパネルの製法。
2. （２）成形枠が、パネル表面に施す凹凸模様、石模様、
   タイル模様に応じた模様を成形底面に形成して構成され
   ている請求項１記載のコンクリートパネルの製法。
3. （３）成形枠が、パネル表面に施す装飾タイル、装飾砕
   石片等を成形底面に配備して構成される請求項１記載の
   コンクリートパネルの製法。