JPH04101875A - 転写紙・記録紙カートリッジ及び記録装置 - Google Patents

転写紙・記録紙カートリッジ及び記録装置

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JPH04101875A
JPH04101875A JP21944990A JP21944990A JPH04101875A JP H04101875 A JPH04101875 A JP H04101875A JP 21944990 A JP21944990 A JP 21944990A JP 21944990 A JP21944990 A JP 21944990A JP H04101875 A JPH04101875 A JP H04101875A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明転写紙・記録紙カートリッジ及び記録装置を以下
の項目に従って詳細に説明する。
A、産業上の利用分野 B9発明の概要 C1従来技術[第16図] D0発明が解決しようとする課題[第16図]E0課題
を解決するための手段 F、実施例[第1図乃至第15図コ F−1,インクリボン・印画紙カートリッジ[第1図乃
至第7図コ a、印画紙[第2図乃至第5図] b、インクリボン[第1図乃至第7 図コ C,カートリッジケース[第1図乃至 第7図] c−1,下ハーフ c−2,上ハーフ c−31両ハーフの結合 61M体[第1図乃至第5図] e、印画紙押上板、印画紙の収納[第 3図乃至第5図コ f、スプールの支持[第1図乃至第 7図] 81作用 F−2,ビデオプリンタ[第8図乃至第15図] a、概要[第8図乃至第12図コ b、カートリッジ装着機構[第8図乃 至第13図、第15図] b−1,カートリッジホルダー b−2,係止レバー b−3,移動機構 b−3−a、回動アーム、回 動軸等 b−3−b、モータ、ギヤ 等 b−4インクリボン・印画紙カー トリッジの装着 08M体の開閉[第8図乃至第12 図コ d 給紙機構[第8図乃至第12図コ e。インクリボンローディング機構 [第8図乃至第12図] f インクリボン走行機構[第8図、 第9図、第14図、第15図] g 印字部及びプリント[第8図乃至 第12図] g−1,印字部 g−2,プリント G9発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は釦規な転写紙・記録紙カートリッジとそれを使
用する新規な記録装置に関する。詳しくは、記録紙とそ
れに対応した種類の転写紙とを常に一体に取り扱うこと
ができて記録紙及び転写紙の当該記録装置に対する装着
や取出及び使い残したものの保管等を極めて容易に行な
うことができると共に、使用する記録紙と転写紙との間
の種類の対応関係や記録紙の表裏の向きの設定等を間違
えることが無く、その上、記録装置における所定の位置
への装置を適宜な自動装着機構によって行なうことを可
能にした新規な転写紙・記録紙カートリッジと、該転写
紙・記録紙カートリッジを使用して記録を行なう記録装
置であって、転写紙・記録紙カートリッジの所定の位置
への装着を機械的に、かつ、安定に行なうことができる
新規な記録装置を提供しようとするものである。
(B、発明の概要) 本発明転写紙・記録紙カートリッジは、記録紙が収納さ
れた記録紙収納部と、上記記録紙に転写されるインクを
担持した転写紙が収納された転写紙収納部とを一体に設
けると共に、記録装置に設けられた係止部材が係合され
る係合溝を設け、それにより、記録紙とそれに対応した
種類の転写紙とを常に一体に取り扱うことができて記録
紙及び転写紙の記録装置に対する装着や取出及び使い残
したものの保管等を極めて容易に行なうことができると
共に、使用する記録紙と転写紙との間の対応関係や記録
紙の表裏の向きの設定等を間違えることが無く、その上
、記録装置の所定の位置への装着を適宜な自動装着機構
によって行なうことを可能にしたものである。
また、本発明記録装置は、上記転写紙・記録紙カートリ
ッジを使用する記録装置であって、転写紙・記録紙カー
トリッジが着脱自在に装填され該転写紙・記録紙カート
リッジの挿入及び取出が行なわれるイジェクト位置と転
写紙・記録紙カートリッジを所定の位置に装着する装着
位置との間で移動されるカートリッジホルダーと、該カ
ートリッジホルダーを移動させるための移動手段と、係
止部材とを設け、上記カートリッジホルダーがこれに挿
入されて来た転写紙・記録紙カートリッジにより押圧さ
れて所定の距離押し込まれる間に係止部材が前記係合溝
に係合されて転写紙・記録紙カートリッジがカートリッ
ジホルダーに固定され、移動手段が駆動されてカートリ
ッジホルダーが装着位置まで移動されるようにし、それ
により、転写紙・記録紙カートリッジの所定の位置への
装着を機械的に、かつ、安定に行なうことができるよう
にしたものである。
(C,従来技術)[第16図] 例えば、プリンタ等の記録装置による記録は、記録紙に
所定のインクを担持した転写紙のインクを転写すること
によって行なわれることが多く、例えば、第16図に示
すビデオプリンタaにおいては、印画紙すを図示しない
プラテンローラに巻ぎ付けると共にインクを担持したイ
ンクリボンCをそのインク層が印画紙すのプリント面と
対向するように接触させた状態でこれら印画紙すとイン
クリボンCとを同期して走行させ、かつ、図示しない発
熱ヘッドをインクリボンCを挟んで印画紙すに圧接させ
ることでインクリボン上のインクが印画紙すに転写され
てプリントが行なわれるようになっている。
尚、dは印画紙す、b、・・・を収納する給紙トレイ、
eはケースfの内部にインクリボンCが巻装された供給
スプールg及びインクリボンCの引出端が固定された巻
取スプールhを回転自在に収納して成るインクリボンカ
ートリッジであり、印画紙す、b、・・・を収納した給
紙トレイdをトレイ装着部iに着脱自在に装着すること
によって印画紙す、b、・・・がビデオプリンタaの給
紙部に装填され、また、インクリボンカートリッジeを
インクリボン装着部Jに装着することで該インクリホン
Cがビデオプリンタaの印字部に装填される。
(D、発明が解決しようとする課題)[第16図] 上記ビデオプリンタ8等従来のこの種の記録装置には次
のような多くの問題があった。
即ち、印画紙すの装填とインクリボンCの装填とではそ
れぞれ別の作業が必要であり、しかも、印画紙す、b、
・・・は予め給紙トレイdに収納しなければならず、そ
の上、印画紙す、b、・・・を給紙トレイdに収納する
際は、その表裏を確認した上でそのプリント面が所定の
方向を向いた向きにする必要があるため、準備作業に実
に多くの煩雑な手間がかかるという問題があった。
尚、ビデオプリンタaに、印画紙す、b、・・・が表裏
を間違えて装填されたときはそれを検出して所定の処理
を行なう誤動作防止機能を持たせれば、ミスプリントの
発生を防止することができるが、そのような機能を持た
せると、記録装置のコストがかなり高くなってしまうと
いう別の問題が生ずる。
更に、この種の記録装置に用いられる記録紙と転写紙は
互いに対応した種類のものを使用しなければプリント不
能になるか、あるいはプリントすることはできても本来
の機能通りのプリントを得られないようになっており、
この点、従来の記録装置に使用される記録紙と転写紙は
各別に取り扱われるため、これらの間の対応を間違える
慣れがあるという問題があった。特に、使い残した記録
紙を保管する際、うっかり他の種類の記録紙と混ぜてし
まうと、その記録紙を次に使用するときは記録紙と転写
紙とが対応しない状態でのプリントが行なわれてしまう
ことになる。
(E、課題を解決するための手段) そこで、本発明転写紙・記録紙カートリッジは、上記課
題を解決するために、記録紙が収納された記録紙収納部
と上記記録紙に転写されるインクを担持した転写紙が巻
装された供給スプール及び転写紙の引出端が固定された
巻取スプールが収納された転写紙収納部とを一体に設け
ると共に、記録装置に設けられた係止部材か係脱自在に
係合される係合溝を設けたものである。
従って、本発明転写紙・記録紙カートリッジによれば、
所定の種類の記録紙とそれに対応した種類の転写紙を常
に一体に取り扱うことができると共に、その転写紙・記
録紙カートリッジを記録装置に装着するだけて記録紙の
装填と転写紙の装填が完了し、しかも、その記録紙の装
填は表裏の向きに間違いの無い正しい向きで為されるた
め、準備作業を極めて容易に行なうことができる。そし
て、記録紙とそれに対応した転写紙を常に一体に取り扱
うことができるということは、記録紙と転写紙との間の
種類の対応関係が常に正しく保持されることになるので
、上記対応関係を間違えることによるミスプリントの発
生を確実に防止することができると共に、記録紙の残量
と転写紙の残量とは常に対応関係を有することになるの
で、記録紙と転写紙を無駄なく消費することができる。
その上、記録装置に設けられた係止部材が係合される係
合溝を備えているので、この係合溝に係合部材を係合さ
せることで移動部材に対する位置を固定することかでき
、従って、記録装置における所定の位置への装着を適宜
な移動部材を備えた自動装着機構によって自動的に行な
うこともできる。
また、本発明記録装置は、記録紙が収納された記録紙収
納部と転写紙か巻装された供給スプール及び転写紙の引
出端か固定された巻取スプールが収納された転写紙収納
部とを一体に備えると共に係合溝が設けられた転写紙・
記録紙カートリッジを使用する記録装置であって、転写
紙・記録紙カートリッジが着脱自在に装填され、該転写
紙・記録紙カートリッジの挿入及び取出が行なわれるイ
ジェクト位置と転写紙・記録紙カートリッジを所定の位
置に装着する装着位置との間を移動され、挿入されて来
た転写紙・記録紙カートリッジによって押圧される被押
圧部を備えたカートリッジホルダーと、該カートリッジ
ホルダーに転写紙・記録紙カートリッジを固定する係止
部材と、カートリッジホルダーを移動させるための移動
手段とを設け、カートリッジホルダーがこれに挿入され
て来た転写紙・記録紙カートリッジによって押圧されて
所定の距lI!II8動する間に係止部材が転写紙・記
録紙カートリッジの係合溝に係合され、移動手段が駆動
されてカートリッジホルダーを装着位置まで移動させる
ようにしたものである。
従って、本発明Z己録装置によれば、転写紙・記録紙カ
ートリッジの所定の位置への装着及び取出が機械的に、
かつ、極めて安定に行なわれるので、良好な操作感を得
ることかできる。
(F、実施例)[第1図乃至第15図コ以下に、本発明
転写紙・記録紙カートリッジ及び記録装置の詳細を図示
した実施例に従って説明する。
尚、図示した実施例は、本発明をインクリボン・印画紙
カートリッジとそれを使用するビデオプリンタに適用し
たものである。
(F−1インクリボン・印画紙カートリッジ[第1図乃
至第7図] 第1図乃至第7図は本発明転写紙・記録紙カートリッジ
をインクリボン・印画紙カートリッジに適用した実施の
一例1を示すものである。
8亥インクリボン・印画11氏カートリッジ1は、多数
の印画紙2.2、・・・と、長尺なインクリボン3が巻
装された供給スプール4及びインクリボン3の引出端が
固定された巻取スプール5と、印画紙2.2、・・・が
収納された印画紙収納室及び上記2つのスプール4.5
が支持された収納部等が設けられたカートリッジケース
6とから成る。
(a、印画紙)[第2図乃至第5図] 7は多数の印画紙2.2、・・・が積み重ねられた印画
紙束である。
印画紙2.2、・・・は長方形状の外形を有し、その一
方の面がプリント面になっており、該プリント面はイン
クリボン3が担持しているインクと反応して発色する化
学処理が為されている。
そして、このような印画紙2.2、・・・は所定の枚数
重ねられて束にされた状態でカートリッジケース6の印
画紙収納室に収納される。
(b、インクリボン)[第1図乃至第7図コインクリボ
ン3は、長尺な合成樹脂製のベースフィルム8の一方の
面に昇華性インクから成る多数のインク層9.9、・・
・を形成して成る。そして、該インク層9.9、・・・
は、それぞれ印画紙2の外形より略ひと回り小さい矩形
をし、互いに一定の間隔をおいてベースフィルム8の長
手方向に沿って配列され、かつ、印画紙2に熱転写され
ることによってシアン、マゼンタ、黄色の3種類の色で
各別に発色する色素を有し、これら3種類の色素を各別
に有して順次配列された3つのインク層9.9.9を1
組として所定の組数、即ち、上記印画紙束7が有する印
画紙2.2、・・の枚数と同じ組数分形成されており、
該各組における色の配列順序は互いに同し順序にされて
いる。
そして、このようなインクリボン3は供給スプール4に
巻装されると共に、その引出端が巻取スプール5に固定
されている。
供給スプール4及び巻取スプール5は、インクリボン3
の幅寸法より稍長い円筒状をした主部10.10と該主
部10.10の両端寄りの位置に形成された外側フラン
ジ11.11、・・・及び該外側フランジ11.11、
・・・より積山側へ離間した位置に形成されかつ外側1
1.11、・・・より積大径な内側フランジ12.12
、・・とが合成樹脂により一体に形成されており、主部
10.10の右端部(第1図における右斜め下方へ向う
方向を右側とし、だ斜め上方へ向う方向を左側とする。
また、同図における左斜め下方へ向う方向を前側とし、
右斜め上方へ向う方向を後側とする。以下の説明におい
て向きを示すときはこの方向によるものとする。)にギ
ヤ部13.13が形成されている。
そして、インクリボン3は供給スプール4の主部10の
うち内側フランジ12と12との間の部分にインク層9
.9、・・・が主部10側を向くように巻装されると共
に、その引出端が巻取スプール5の主部10の内側フラ
ンジ12と12との間の部分に固定されている。
(C,カートリッジケース)[第1図乃至第7図コ カートリッジケース6は、前記印画紙束7の厚みの2倍
余りの厚みを有し、かつ、厚み方向から見て左右方向に
稍長い長方形状をした箱形を為す主部14と、該主部1
4の前側面の左右両端部から前方へ向けて互いに平行に
突出した中空な腕15.15と主部14の内部に位置し
た内部壁16等により画成された印画紙収納室17及び
スプール収納室18等から成り、生部14の天板19に
は上記印画紙収納室17の上方開口部を為す給紙口20
が形成され、また、主部14の底板21の外底面の左右
両端部には後述するプリンタの係止レバーが係脱自在に
係合される係合溝22.22が形成されており、印画紙
収納室17に前記印画紙束7が収納され、スプール収納
室18に前記巻取スプール5が回転自在に収納され、そ
して、2つの腕15.15に設けられた後述するスプー
ルホルダーによって供給スプール4が着脱自在に保持さ
れる。
このようなカートリッジケース6はその各部が合成樹脂
により一体に形成された上下2つのハーフが一体的に結
合されることにより形成される。
(c−1,下ハーフ) 23は下ハーフである。
該下ハーフ23は底板21と該底板21から立ち上げら
れた周壁24、内部壁16及び2つのスプール支持壁2
5.25等から成る。
底板21は、その大部分21aが印画紙2の外形より稍
大きい長方形状を為すと共に、該部分21aの前側縁2
1bの左右両端部から前方へ向けて突出した突出部21
c、21cを有し、該突出部21c、21cは上方から
見た長さが供給スプール4の最大径より稍長く、かつ、
その前端部は上方へ向って略円弧状を為すように湾曲さ
れ、これら2つの突出部21cと21cとの間の間隔は
供給スプール4の軸方向における長さより僅かに長くさ
れている。
そして、このような底板21の周縁のうち前側2821
 bの左端部から右側の部分を除く部分から背の低い周
壁24が立ち上げられており、該周壁24のうち突出部
21c、21cの互いに近い方の側縁から立ち上げられ
た部分にはその上縁に開口した略半円状をした切欠26
.26が形成され、周壁24の上記切欠26.26に沿
う部分24a、24aは互いの方へ向けて稍突出され、
かつ、その先端へ行くに従って切欠26.26の半円中
心に近づく略テーパ状斜面を為すように形成されている
内部壁16は、底板21の前側1i21bより稍後方へ
寄った位置から立ち上げられた左右方向に延びる前部壁
16aと、該前部壁16aの左右両端から後方へ向けて
互いに平行に延びる側部壁16b、16bとから成り、
前部壁16aは周壁24の高さの略2倍の高さを有し、
かつ、その左右両端は周壁24の左右両側部から積山側
へ離間したところに位置し、また、側部壁16b、16
bは周壁24の高さより稍高くされ、かつ、その後端は
周壁24の後側部と連続されている。
21dは底板21の部分21aのうち前部壁16aから
前側の部分の右端部に形成されたギヤ挿入用切欠てあり
、前後方向に延び、かつ、巻取スプール5のギヤ部13
の軸方向における長さより棺長い幅を有している。
底板21のうち内部壁16と周壁24の後側部とによっ
て囲まれた領域21eが印画紙収納室17の底壁部を為
し、この底壁部21eのうち前部壁16a寄りの略3分
の2余りの部分は底板21のその余の部分より稍高いと
ころに位置するように形成され、この高い部分にはその
左右方向における略中夫に前後方向に長いアーム挿入孔
21fが、また、その後端部の左右両端部に左右方向に
長い比較的小さいなヒンジ長孔21g、21gがそれぞ
れ形成されている。
底板21の前側縁21bと前部壁16aとの間の部分の
左右両端寄りの位置に2つのスプール支持壁25.25
が互いに平行に対向するように立設され、これらスプー
ル支持壁25.25は周壁24と同し高さを有し、その
上縁に略半円状をした切欠25a、25aが形成されて
いる。
そして、底板21の外底面の左右両端と前記底壁部21
eとの間の部分のうち側方から見て前部壁16aに後方
から近接した位置に係合溝22.22が形成されている
(c−2゜上ハーフ) 27は上ハーフである。
該上ハーフ27は、天板19と、該天板19の周縁部か
ら垂設された周壁28及び2つのスプール支持壁29.
29等から成り、天板19の大部分19aは底板21の
部分21aと同じ大きさを有し、また、該部分19aの
前側縁の左右両端部から前方へ向けて突出した突出部1
9b、19bは上方から見て底板21の突出部21c、
21cと同し大きさを有し、かつ、その前端部は下方へ
向けて円弧状を為すように湾曲されている。そして、周
壁28は天板19の部分19aの前側縁から垂設された
部分の左端部から右方の部分28a以外は下ハーフ23
の周壁24の高さと略同じ高さを有し、上記部分28a
はその下端が周壁28のその余の部分の下端より稍下方
に位置する高さを有している。
周壁28のうち突出部19b、19bの互いに近い方の
側縁から突出した部分にはその下縁に開口した半円状を
為す切欠30.30が形成され、周壁28の上記切欠3
0.30に沿う部分28b、28bは互いの方へ向けて
突出しかつ先端へ行くに従って切欠30.30の半円中
心に近づく略テーバ状斜面を為すように形成されている
給紙口20は天板19のうち底板21の前記した稍高い
部分21eの前半部と対応した部分に形成されており、
この給紙口20は印画紙2の幅寸法の略半分の幅を有し
ていて左右方向に長い矩形をしている。
19c、19cは天板19の上面のうち給紙口゛から前
側の領域の左右両端部に前後方向へ延びるように形成さ
れた凹溝であり、その前端は周壁28の前側部に開口さ
れ、後端は給紙口17の前側縁に開口されている。
そして、スプール支持壁29.29は天板19の下面の
うち下ハーフ23のスプール支持壁25.25と各別に
対応した位置から互いに平行に対向するように垂設され
、その下縁に開口した半円状を為す切欠29a、29a
が形成されている。
(c−3,両ハーフの結合) このような下ハーフ23と上ハーフ27は、その周壁2
4の上縁と周壁28の下縁とが突き合わせられた状態で
図示しない結合手段により互いに一体的に結合され、前
部壁16aの上端部は給紙口20の前側縁に接するよう
に位置される。
しかして、底板21の部分21aと天板19の部分19
aとこれら部分21a、19aの周縁部に沿う周壁24
.28とにより比較的薄い箱形をした主部14が形成さ
れると共に、底板21の突出部21c、21c及びこれ
らの側縁から立ち上げられた周壁24と天板19の突出
部19b、19b及びこれらの側縁から垂設された周壁
28とにより、側方から見て略横倒U字状の外形をした
中空な腕15.15が形成され、主部14の内部には内
部壁16と周壁24.28の後側部により囲まれた印画
紙収納室17とその前側に位置し左右方向に長いスプー
ル収納室18が形成され、更に、腕15.15の互いに
対向した側壁には切欠26.26と30.30とが連接
されて成る円形をした孔31.31 (以下、「ホルダ
ー配置孔」と言う。)が互いに同軸上に位置するように
形成され、スプール収納室18の内部の左右両端部には
スプール支持壁25.25と29.29とが接合されて
成る互いに平行な壁32.32か形成されると共にこれ
ら壁32.32には切欠25 a、 25 aと29a
、29aとが連接されて成る円形をした支持孔33.3
3が互いに同軸上に位置するように形成される。
尚、上記ホルダー配置孔31.31の互いに対向した開
口縁部には突条24a、24aと28b、28bとが連
接されて成る環状突部34.34か形成され、これら環
状突部34.34の外周面は円錐状の斜面を為す。
そして、主部14の前壁の下端部のうちスプール収納室
18内部の上記2つの壁32と32との間の部分と対応
した位置に左右方向に細長いインクリボン出口35が形
成され、従って、スプール収納室18は上記インクリボ
ン出口35において前方に向って開口されると共に、底
板21に形成された前記ギヤ挿入用切欠21dにおいて
下方に向って開口される。
(d、蓋体)[第1図乃至第5図] 36は給紙口20を開閉するための蓋体である。
該蓋体36は給紙口20より略ひと回り大きい平板状を
した主部36aと、該主部36aの左右両端から下方へ
向けて突出した側片36b、36bと、主部36aの前
側縁に沿って上方へ突出した突条36cとが合成樹脂に
により一体に形成されて成り、側片36b、36bの後
端部にバネ掛ビン37.37が外方へ向けて突設されて
いる。
そして、このような蓋体36はその主部36aの左右両
端部が前記内部壁16の側部壁16b、16bの上側縁
に摺動自在に載置され、かつ、その側片36b、36b
が上記側部壁16b、16bの外側面と各別に接するよ
うに位置されることで、側部壁16b、16bに前後方
向へ摺動自在なるように支持される。
従って、蓋体36は、第1図に示すように、主部36a
が前部壁16aに当接して給紙口20を閉塞した位置(
以下、「閉塞位置」と言う。)と、第2図に示すように
、突条36cが給紙口20の後側縁に当接して給紙口2
0を開放した位置(以下、「開放位置」と言う。)との
間で移動自在なるようにされている。
38.38は引張バネであり、その前端部は下ハーフ2
3に形成されたバネ掛ビン39.39に係着され、後端
部は蓋体36のバネ掛ピン37.37に係着され、この
引張ハネ38.38の引張力によって蓋体36に前方へ
向けての移動力が付勢されている。
しかして、蓋体36はこれを後方へ向けて押圧する力が
加えられていない間は閉塞位置に保持されることになる
(e、印画紙押上板、印画紙の収納)[第3図乃至第5
図コ 40は金属板から成る印画紙押上板であり、その大部分
は印画紙収納室17の底壁の高い部分21eよりひと回
り小さい長方形状をし、その略中夫に下方へ向けて打ち
出された被押圧部41が形成され、また、その後側縁の
左右両端部に右方から見て略し字状をしたヒンジ片42
.42が突設されている。そして、該ヒンジ片42.4
2の上下方向に延びる部分が上記底壁の高い部分21e
に形成されたヒンジ長孔21g、21gに稍余裕を有し
た状態で挿通されており、これにより、印画紙押上板4
0は路上下方向へ回動自在なるように支持された状態で
印画紙収納室17の内底面に載置される。
前記印画紙束7は上記印画紙押上板40上に載置される
ように印画紙収納室17に収納される。
(f スプールの支持)[第1図乃至第7図コ巻取スプ
ール5はその主部10のうち左側の内外両フランジ11
と12の間の部分及び右側の内側面フランジ11と12
との間の部分がスプール収納室18内部の2つの壁32
.32に形成された支持孔33.33を各別に挿通され
ることによって上記壁32.32に回転自在に支持され
た状態でスプール収納室18内に収納される。
尚、巻取スプール5のギヤ部13は底板21に形成され
たギヤ挿入用切欠21dにより下方へ向って臨まされ、
また、インクリボン3のうち巻取スプール5から延びる
部分は前記インクリボン出口35を通って主部14外へ
引き出される。
43.43は供給スプール4を保持するためのスプール
ホルダーであり、該スプールホルダー43.43は直径
の大きさの割には軸方向に短く、かつ、一端面が閉塞さ
れた略円筒状をした保持部44・ 44と、該保持部4
4.44の他端から突出したフランジ45.45とが一
体に形成されて成り、保持部44.44の反フランジ4
5.45側の略半部44a、44aは先端へ行くに従っ
て径が小さくなるテーバ状をし、かつ、その先端の径は
供給スプール4の主部1oの孔10aの両端の内径より
稍小さくされている。
このようなスプールホルダー43.43は、第6図に示
すように、その保持部44.44がボルダ−配置孔31
.31をl19ii15.15の内側から摺動自在に挿
通されると共に、保持部44.44の奥端面と腕15.
15の互いに遠い方の内側面との間で縮設されたコイル
バネ46.46の弾発力によって互いの間の距離を縮め
る方向への移動力を付勢された状態とされ、上記方向へ
の移動はそのフランジ45.45がホルダー配置孔31
.31の内側の開口縁部に当接したところで阻止され、
この状態で、保持部44.44のテーパ部44a、4.
4aの前端がホルダー配置孔31.31から突出される
そして、供給スプール4はその主部10の孔10aの両
端部にスプールホルダー43.43のテーパ部44a、
44aが挿入されることによって腕15.15に架渡状
に保持される。供給スプール4のこのような保持は、次
のように行なわれる。即ち、主部10の両端をスプール
ホルダー43.43のテーパ部44a、44aの外周面
に軸方向と直交する方向から押し付けると、スプールホ
ルダー43.43は一旦、腕15.15の内部へ押し込
まれるように後退された後、テーパ部44a、44aの
先端が主部10の孔10aの両端と一致したところで互
いに近づく方向へ突出され、それにより、テーパ部44
 a、 44 aが該孔10aの両端部に内嵌される。
尚、インクリボン3の引出端側のある程度の部分は前記
インク層9.9、・・・を有しないリーダ一部とされて
おり、スプール4.5のカートリッジケース6への支持
は、該リーダ一部を巻取スプール5に巻き取った状態で
行なわれる。
(g、作用) このようなインクリボン・印画紙カートリッジ1は供給
スプール4がカートリッジケース6に保持された状態の
ままで後述するプリンタに装着され、蓋体36の開放位
置へのり動や供給スプール4をカートリッジケース6か
ら取り外してのインクリボン3のローディング等は全て
プリンタが有する機構によフて行なわれる。
従って、プリンタに対する印画紙2.2、・・・やイン
クリボン3の装填はインクリボン・印画紙カートリッジ
1をプリンタに装着するだけで完了するので、操作が極
めて簡単であると共に、印画紙2.2、・・・やインク
リボン3に直接手を触れる必要が無いので、これら印画
紙2.2、・・やインクリボン3を汚損したり破損した
りする惧れは全く無く、しかも、印画紙とそれに適合し
たインクリボンは常に一体的に取り扱われるので、これ
らの間の適合性を間違えることも無く、かつ、印画紙2
.2、・・・の消費量とインクリボン3の消費量は常に
対応するため、インクリボン3に過不足が生ずることが
無く、その上、印画紙2.2、・・・等に使い残しが出
た場合は、インクリボン・印画紙カートリッジ1ごと保
管すれば済むので、保管が容易であると共に印画紙が異
種の印画紙とまざる惧れも無い。
(F−2,ビデオプリンタ)[第8図乃至第15図コ 第8図乃至第15図は、本発明記録装置を、前記インク
リボン・印画紙カートリッジ1を使用するビデオプリン
タ47に適用した実施の一例を示すものである。
(a、概要)[第8図乃至第12図] ビデオプリンタ47(図面にはその機構部の要部のみを
示しである。)は、インクリボン・印画紙カートリッジ
1の所定の装着位置に対する装着及びイジェクトを行な
うためのカートリッジ装着機構48と、印画紙2に対す
るプリントを行なう印字部49と、該印字部49への印
画紙2の供給を行なう給紙機構50と、インクリボン3
の印字部49へのローディングを行なうためのインクリ
ボンローディング機構51と、巻取スプール5を回転さ
せることでインクリホン3を走行させるためのインクリ
ボン走行機構52等から成る。
カートリッジ装着機構48は、インクリボン・印画紙カ
ートリッジ1が着脱自在に装填されるものであって支持
枠53に前後方向(第8図における下方へ向う方向を前
側とし、上方へ向う方向を後側とする。また、同図にお
ける左方へ向う方向を左側とし、右方へ向う方向を右側
とする。ビデオプリンタ47についての以下の説明にお
いて向きを示すときはこの方向によるものとする。)へ
移動自在に支持されたカートリッジホルダー54と、該
カートリッジホルダー54を移動させるための移動機構
55と、カートリッジホルダー54に挿入されたインク
リボン・印画紙カートリッジ1をカートリッジホルダー
54に固定するための係止レバー56.56等から成り
、カートリッジホルダー54に対するインクリボン・印
画紙カートリッジ1の挿入及び取出はカートリッジホル
ダー54が第10図に示すイジェクト位置、即ち、外筐
57の前面壁58に形成されたカートリッジ着脱口58
aに後方から近接した位置、に来ている状態で行なわれ
る。そして、インクリボン・印画紙カートリッジ1がカ
ートリッジホルダー54に挿入されると、カートリッジ
ホルダー54は当初はインクリボン・印画紙カートリッ
ジ1により押圧されることで後方へ8動され、所定の距
離移動される間に係止レバー56.56がカートリッジ
ケース6に形成された前記係合溝22.22に係合され
てカートリッジケース6がカートリッジホルダー54に
固定されると共に、移動機構55が駆動され、それによ
り、カートリッジホルダー54は、第11図に示す装着
位置、即ち、インクリボン・印画紙カートリッジ1をそ
のカートリッジケース6の背面がカートリッジ着脱口5
8aを塞ぐように位置した装着位置に装着する位置へと
移動される。
そして、インクリボン・印画紙カートリッジ1が装着位
置へ向けて移動される間にその蓋体36が開蓋部材59
.59により開放位置へと移動される。
インクリボンローディング機構51は左右2つの回動自
在なチャックアーム60.6oと該チャックアーム60
.60を回動させるための手段等から成り、インクリボ
ン・印画紙カートリッジ1が装着位置に装着されると、
チャックアーム60.60が供給スプール4を保持して
回動され、それにより、インクリボン3が第11図に示
すように印字部49にローディングされる。
印字部49は印画紙2が巻か付けられて回転するプラテ
ンローラ61とサーマル式の印字ヘッド62等から成り
、また、給紙機構5oは押上アーム63と給紙ベルト6
4及び図示しない給紙ガイド等から成り、プリント動作
か開始されると、押上アーム63が上方へ回動してカー
トリッジケース6内に挿入されている前記印画紙押上板
4oを上方へと回動させ、それによって、印画紙束7の
一番上にある印画紙2の前端部を給紙ベルト64に押し
付け、そして、該給紙ベルト64が回転すると印画紙束
7の一番上に位置している印画紙2をカートリッジケー
ス6内から引き出し、そのように引き出されて行く印画
紙2は図示しない給紙ガイドにより走行経路を案内され
ながら走行されてプラテンローラ61に巻き付けられ、
次いで、印字ヘッド62が移動されてそのヘッド部がイ
ンクリボン3及び印画紙2を挟んでプラテンローラ61
に押し付けられ、この状態からプラテンローラ6が回転
され、かっ、それと同期してインクリホン3が走行され
ると共に印字ヘッド62が駆動されて、インクリボン3
が担持しているインクが印画紙2に熱転写され、それに
よりプリントが行なわれる。
尚、支持枠53は上記各種の機構のベース部を為す部材
であり、底板65とその左右両側縁から互いに平行に立
ち上げられた2つの側板66.66(以下、「支持壁J
と言う。)等から成り、外筐57の内部に固定されてい
る。
(b・カートリッジ装着機構)[第8図乃至第13図、
第15図コ (b−1カートリッジホルダー) カートリッジボルダ−54は、左右方向に長くその長さ
かカートリッジケース6の左右幅より稍長い平板状をし
た底板67と、該底板67の左右両側縁から立ち上げら
れた側板68.68と、該側板68.68の上縁の中間
部から互いに内側へ向けて突出した比較的小さな天板6
9.69と、該天板69.69に固定された板バネ材料
から成るカートリッジ押え70.70と、側板68.6
8の内側面に取着された合成樹脂製の内側板71.71
等から成り、底板67と天板69.69との間の間隔は
カートリッジケース6の厚みより僅かに大きく、また、
2つの内側板71と71との間の間隔はカートリッジケ
ース6の左右幅と路間しになっている。
底板67には、その前側縁の中間部に略台形状をした比
較的大ぎな切欠67aが形成されると共に、その後側縁
の左右両端寄りの位置から背の低い被押圧部67b、6
7bが折起状に形成され、左端部寄りの位置に前後方向
に長い切欠67cがそれぞれ形成され、また、底板67
と側板68.68とが連続する部分の前後方向における
略中間の部分には挿通孔72.72が形成されており、
内側板71.71の下縁のうち上記挿通孔72.72と
対応した位置には切欠71a、71aが形成されている
カートリッジ押え70.70はその前端部が天板69.
69の上面に固定されると共に、その後端部は天板69
.69より稍低い位置にあり、かつ、側方から見て略逆
へ字状を為すように屈曲されている。
そして、側板68.68の外側面には、その下端部前端
から第1の被案内ビン73.73が、上端部後端から第
2の被案内ビン74.74がそれぞれ水平に突設されて
おり、これら被案内ビン73.73及び74.74は略
円柱状をしている。
支持壁66.66の前半部には前後方向へ互いに平行に
延びる2つの案内溝75.75と76.76が形成され
、案内溝75.75に上記被案内ビン73.73が摺動
自在に係合され、案内溝76.76に被案内ビン74.
74が摺動自在に係されており、これにより、カートリ
ッジホルダー54が、カートリッジ着脱口58aと同じ
高さにあって側板66.66に前後方向へ移動自在に支
持される。
(b−2,係止レバー) 係止レバー56.56は、前後方向の長さがカートリッ
ジホルダー54の側板68.68の同方向における長さ
の略半分の長さを有する平板状をした主部56a、56
aの前端部に円形をした挿通孔56b、56bが形成さ
れ、その後端部下縁から矩形をした係合爪56c、56
cか互いに内側へ向けて突出され、該係合爪56c、5
6cの前後幅はカートリッジケース6に形成された係合
溝22.22の前後幅と路間し大きさになっている。ま
た、係止レバー56.56の主部56a、56aの下端
寄りの部分の前後方向における略中夫に小さな被案内ビ
ン77.77が外側へ向けて突設されている。
78.78は支持壁66.66の前記案内溝75.75
の稍下方の位置に形成された案内溝であり、該案内溝7
8.78は、その大部分を為す保持部78a、78aと
前端部78b、78bは前後方向へ水平に延び、これら
保持部78a、78aと前端部78b、78bとの間を
連結している比較的短い変位部78c、78cは後方へ
行くに従って上方へ変位するように傾斜している。
そして、係止レバー56.56は、カートリッジホルダ
ー54の側板68.68と支持壁66.66との間に位
置され、かつ、その挿通孔56b、56bにカートリッ
ジホルダー54が有する第1の被案内ビン73.73の
大径な基端部73a、73aが挿通されることで該第1
の被案内ビン73.73に路上下方向へ回動自在なるよ
うに支持されると共に、その被案内ビン77.77が上
記案内溝78.78に摺動自在に係合される。
従って、係止レバー56.56は、前後方向へはカート
リッジホルタ−54と一体的に移動され、上下方向にお
ける位置はその被案内ビン77.77の高さか案内溝7
8.78によって規制されることで制御される。
尚、係止レバー56.56の係合爪56c、56cは、
その回動軌跡がカートリッジホルダー54に形成された
前記孔72.72を通るように位置しており、係止レバ
ー56.56は、その被案内ビン77.77か案内溝7
8.78の前端部78b、78bと係合している状態で
は、第15図(A)に示すように、その係合爪56c、
56cがカートリッジホルダー54の底板67より稍下
方にある非係合位置に保持され、また、被案内ビン77
.77が案内溝78.78の保持部78a、78aと係
合した状態では、第15図(B)に示すように、係合爪
56c、56cが底板67より珀高いところにある係合
位置に保持される。
(b−3,移動機構) カートリッジホルダー54用の移動機構55は、左右2
つの回動アームと該2つの回動アームの回動を互いに同
期させるための回動軸とモータと該モータの回転を一方
の回動アームに伝達する複数のギヤ等から成る。
(b−3−a  回動アーム、回動軸等)79.79′
は回動アームであり、軸方向が左右方向に延びる円板状
をした基部80.80と、該基部80.80の直径より
小さい幅を有していて基部80.80の外周面からその
半径方向へ延びる腕81.81とが一体に形成されて成
り、互いに対向した側の面にはその周縁部から立設され
た周壁によって囲まれたバネ配置凹部82.82が形成
され、基部80.80の中心部には取付孔80a、80
aが、また、腕81.81の先端側の略半分の部分には
腕81.81の長手方向に延びる係合孔83.83がそ
れぞれ形成され、該係合孔83.83の前側面83a、
83aの先端寄りの部分には切欠83b、83bが形成
されている。
そして、左側の回動アーム79の基部80はその略左半
部が腕81より稍左方に突出するように厚く形成され、
この左手部の外周面のうち腕81が突出している側の中
心角で略180°の領域にギヤ部84が形成されている
85は左側の回動アームの基部80の左側面から突出さ
れた被抑圧突起であり、該被押圧突起85はギヤ部84
の一端部84a、即ち左方から見て反時計回り方向側端
から稍時計回り方向へ変位した位置に近接して設けられ
ている。
86は回動軸であり、その両端寄りの箇所が支持壁66
.66の前後方向における中間と前端との間の略中間の
位置のうちカートリッジホルダー54より稍高いところ
に回動自在に支持されており、該回動軸86の支持壁6
6.66から外側へ突出した部分が前記回動アーム79
.79′の取付孔80a、80aに圧入状に固定されて
いる。
これにより、左右2つの回動アーム79と79′は互い
に同期して回動するように支持壁66.66に支持され
る。
そして、回動アーム79.79′の係合孔83.83に
カートリッジホルダー54が有する第1の被案内ビン7
3.73の先端部が摺動自在に係合される。
87.87はカートリッジホルダー54を前記装着位置
に圧着するための圧着バネであり、略C字状を為すよう
に湾曲された湾曲部87a、87aとその両端から各別
に延びた長短2つの腕87b、87b及び87c、87
cとから成り、湾曲部87a、87aは回動アーム79
.79のバネ配置凹部82.82のうち基部80.80
に対応した部分に配置され、腕87b、87b及び87
c、87cはバネ配置凹部82.82の腕81.81に
対応した部分に配置され、そして、短い腕87c、87
cはバネ配置凹部82.82の前面に弾接され、長い腕
87b、87bの先端部はカートリッジホルダー54の
第1の被案内ビン73.73に前方から弾接される。
従って、上記被案内ビン73.73は、回動アーム79
.79に対して相対的に反時計回り方向へ回動しようと
する力を加えられていない間は、圧着バネ87の長い腕
87b、87bによって係合孔83の後面83c、83
cに圧接されており、この状態で回動アーム79.79
′が回動すると、被案内ビン73.73が前後方向へ押
圧されるのて、それによってカートリッジホルダー54
が移動される。
尚、カートリッジホルダー54の後方への移動は、これ
に挿入されて来たインクリボン・印画紙カートリッジ1
によっても行なわれる。
(b−3−b、モータ、ギヤ等) 88はモータであり、左側の支持壁66の外側面に固定
されたモータベース89に支持され、その回転軸88a
に所謂3条型のウオーム90が固定されている。
91はモータベース89に回転自在に支持されたウオー
ムホイール、92は支持壁66に回転自在に支持された
減速ギヤであり、ウオームホイール91は上記ウオーム
90に上方から噛合され、減速ギヤ92はその大ギヤ部
92aがウオームホイール91に一体に形成された小ギ
ヤ部91aと噛合され、減速ギヤ92に一体に形成され
た小ギヤ部92bが回動アーム79のギヤ部84と噛合
されている。
そして、減速ギヤ92はその軸が回動アーム79の回動
中心より前側にあり、かつ、その大ギヤ92aはその一
部が回動アーム79に左方から対向するように位置され
ており、その右側面に突条状をした押圧カム93が形成
され、該押圧カム93は大ギヤ部92aの右側面の外周
縁寄りの位置にあって該外周縁と平行に延びる保持部9
3aと該保持部93aの左方から見て反時計回り方向側
端に連続している比較的短い押圧部93bを有し、該押
圧部9.3bは保持部93aから遠くなるに従って減速
ギヤ92の中心に近づくように略真直ぐ延びている。尚
、この押圧部93bはその略中間の部分の回転軌跡が回
動アーム79の被押圧突起85の回転軌跡と外接するよ
うに位置されている。
94は減速ギヤ92の左側面に付与された反射マーク(
第9図参照)である。
尚、モータ88は、カートリッジホルダー54を後方へ
移動させるときはウオームホイール91を時計回り方向
へ回転させる方向へ回転(以下、この方向への回転を「
正転」と言う。)され、カートリッジホルダー54を前
方へ移動させるときは上記方向と反対の方向へ回転(以
下、この方向への回転を「逆転」と言う。)される。
従って、モータ88が正転すると、減速ギヤ92が反時
計回り方向へ回転されるので、回動7−479.79′
が時計回り方向へ回動され、それによってカートリッジ
ホルダー54の被案内ピン73.73が後方へ向けて押
圧されるため、カートリッジホルダー54が後方へ移動
される。
また、モータ88が逆転すると、ウオームホイール91
が反時計回り方向へ、減速ギヤ92が時計回り方向へ回
転されるので、回動アーム79.79′が反時計回り方
向へ回動され、それによって被案内ピン73.73が前
方へ向けて押圧されるため、カートリッジホルダー54
が前方へ移動される。
(b−4,インクリボン・印画紙カートリッジの装着) 初期状態において、回動アーム79.79′は第15図
(A)に示すように、その腕81.81が基部80.8
0から略前下方へ向って延びるように位置した初期位置
にあり、この状態で、カートリッジホルダー54がイジ
ェクト位置にあると共に、係止レバー56.56はその
被案内ピン77.77が案内溝78.78の前端部78
b、78bに位置されることで非係合位置に保持されて
いる。
インクリボン・印画紙カートリッジ1の装着は、これを
カートリッジボルダ−54に挿入し\かつ、インクリボ
ン・印画紙カートリッジ1によってカートリッジホルダ
ー54をある程度後方へ押シ込むことにより行なわれる
即ち、インクリボン・印画紙カートリッジ1がカートリ
ッジホルダー54に挿入されて来ると、先ず、カートリ
ッジケース6の主部14の前側面が、第15図(A)に
示すように、カートリッジホルダー54の底板67に設
けられた被押圧部67b、67bに当接して該被押圧部
67b、67bを後方へ向けて押圧するので、これによ
って、カートリッジホルダー54が後方へ移動される。
そして、カートリッジホルダー54がこのようにして所
定の距離移動される間、即ち、イジェクト位置から第1
5図(B)に示す位置まで移動される間に、係止レバー
56.56の被案内ピン77.77は案内溝78.78
の変位部78c、78eを経て保持部78a、78aの
前端部まで移動され、それにより、該係止レバー56、
56が前記係合位置へと移動されて、その係合爪56 
c、  56 cがカートリッジケース6の係合溝22
.22に係合される。これにより、カートリッジケース
6のカートリッジホルダー54に対する前後方向におけ
る位置が固定される。
尚、カートリッジホルダー54に挿入されたインクリボ
ン・印画紙カートリッジ1は、カートリッジホルダー5
4の内側板71と71との間に位置されることで左右方
向における位置が規定されると共に、カートリッジケー
ス6の上面にカートリッド押え70.70の後端部が弾
接されてカートリッジケース6がカートリッジホルダー
54の底板67に押し付けられることで上下方向におけ
る位置が規定される。また、カートリッジケース6の底
板21に形成されたアーム挿入孔21fはカートリッジ
ホルダー54の底板67に形成された台形状の切欠67
aによってカートリッジホルダー54より下方へ臨まさ
れ、更に、カートリッジケース6に形成されたギヤ挿入
用切欠21dとカートリッジホルダー54の底板67に
形成された切欠67cとが一致される。
カートリッジホルダー54がインクリボン・印画紙カー
トリッジ1により押圧されて後方へ移動される間、回動
アーム79.79′はその腕81.81の係合孔83.
83の後面83C183cが後方へ変位する被案内ビン
73.73により押圧されて時計回り方向へ回動され、
それに従って、減速ギヤ92が反時計回り方向へ、ウオ
ームホイール91が時計回り方向へそれぞれ回転される
と共に、モータ88は正転方向へ回転せしめられる。
そして、係止レバー56.56が係合位置へと8!aさ
れるのと略同時に、減速ギヤ92に付与された反射マー
ク94が図示しない反射型フォトセンサと対向され、こ
のとき該センサから出力される信号が検出されることに
よってモータ88に正転指令が為される。
即ち、この状態から回動アーム79.79′かモータ8
8により時計回り方向へ回転されてカートリッジホルダ
ー54の後方へのり勅が移動機構55により為される。
回動アーム79.79′が初期位置から時計回り方向へ
略90°回動されると、第15図(C)に示すように、
カートリッジホルダー54の被案内ビン73.73及び
74.74はこれらが各別に係合している案内溝75.
75.76.76の後端に当接され、それにより、カー
トリッジホルダー54のそれ以上の後方へのり動が阻止
される。即ち、カートリッジホルダー54が装着位置に
到達する。
この状態で、回動アーム79のギヤ部84はその一端部
84aが減速ギヤ92の小ギヤ部92bと噛合され、か
っ、減速ギヤ92の押圧カム93の押圧部93bが回動
アーム79の被押圧突起85に略前上方から接触される
モータ88の正転は上記状態から減速ギヤ92をある程
度反時計回り方向へ回転させたところで停止され、その
間、回動アーム79はその被押圧突起85が押圧カム9
3の押圧部93bによりて押圧されることで更に時計回
り方向へ回動された後、被押圧突起85か押圧カム93
の保持部93aに乗り上げたところで同方向への回動を
停止される。
従って、回動アーム79.79′はカートリッジホルダ
ー54か装着位置に到達した後もある程度時計回り方向
へ回動されるのて、回動アーム79.79′の回動が停
止された時点では、第15図(D)に示すように、回動
アーム79.79′の係合孔83の後側面83c、83
cは第1の被案内ビン73.73から離間され、該被案
内ビン73.73は係合孔83.83の切欠83b、8
3b内に位置される。これにより、圧着バネ87.87
の弾発力は長い腕87b、87bを介して第1の被案内
ビン73.73を案内溝75.75の後端縁に押し付け
る力として作用する。
尚、この状態では、回動アーム79.79′に反時計回
り方向への回動力が付勢されるが、同方向への移動はそ
の被押圧突起85の同方向への移動が押圧カム93の保
持部93aによって阻止されることで阻止される。
しかして、カートリッジホルダー54が装着位置に圧着
される。
インクリボン・印画紙カートリッジ1の装着は以上のよ
うに行なわれる。
尚、この状態からインクリボン・印画紙カートリッジ1
をイジェクトするための指令が為されると、モータ88
が逆転されて減速ギヤ92が時計回り方向へ回転して、
回動アーム79の被押圧突起85が減速ギヤ92の押圧
カム93の保持部93aから外れると回動アーム79.
79′が圧着バネ87.87の弾発力により反時計回り
方向へ回動され、それにより、回動アーム79のギヤ部
84の一端部84aが減速ギヤ92の小ギヤ部92bと
噛合し、それによって、回動アーム79.79′が更に
反時計回り方向に回動されて行き、カートリッジホルダ
ー54がイジェクト位置へと8勅され、係止レバー56
.56はカートリッジホルダー54がイジェクト位置に
到達する直前に非係合位置へと戻される。
(c、M体の開閉)[第8図乃至第12図参照5は排紙
案内板(第10図乃至第12図参照)であり、支持枠5
3の内部の前半部上端寄りの位置に水平な姿勢で配置さ
れており、この排紙案内板95の左右両端寄りの位置に
比較的小さな板状をした開蓋部材59.59が垂設され
ている。
これら開蓋部材59.59はその下端部がカートリッジ
ホルダー54の天板69.69より稍低い位置まで延び
ており、かつ、カートリッジホルダー54に挿入された
インクリボン・印画紙カートリッジ1のカートリッジケ
ース6の上面に形成された前記2つの凹溝19c、19
cと各別に対応したところに位置されている。
インクリボン・印画紙カートリッジ1がカートリッジホ
ルダー54に挿入されて来ると、開蓋部材59.59の
下端部が相対的にカートリッジケース6の上記凹溝19
c、19c内に入り、カートリッジケース6がカートリ
ッジホルダー54を後方へ向けて押圧し始めるのと略同
時に開蓋部材59.59の下端部が蓋体36の突条36
cの左右両端部に当接されて該突条36cを相対的に前
方へ向けて押圧し、それにより、蓋体36が開放位置へ
向けて移動される。そして、インクリボン・印画紙カー
トリッジ1が装着位置に到達するのと略同時に蓋体36
が開放位置に到達し、これによって、給紙口20が開放
される。
また、この状態から、インクリボン・印画紙カートリッ
ジ1が前方へ向けて移動されて行くと、開蓋部材59.
59による蓋体36に対する押圧が解除されるので、蓋
体36は引張バネ38.38の引張力によって閉蓋位置
へ向けて移動されて行き、カートリッジホルダー54が
イジェクト位置に到達するのと略同時に蓋体36が閉蓋
位置に到達する。
しかして、インクリボン・印画紙カートリッジ1をカー
トリッジホルダー54から取り出す時点では給紙口20
は閉塞されており、従って、インクリボン・印画紙カー
トリッジ1に使い残しの印画紙があっても、それに手を
触れてしまうようなことは無い。
(d、給紙機構)[第8図乃至第12図参照6.97は
支持壁66と66との間に架渡状に、かつ、回転自在に
支持された回転軸であり、支持枠53の内側の前後方向
における略中央部の上端寄りの位置に互いに前後方向へ
和動間した状態で配置され、前側の回転軸96は図示し
ない駆動機構によって左方から見て時計回り方向へ回転
される。
そして、これら回転軸96.97の中間部にローラ98
.98′が外嵌状に固定され、これらローラ98.98
′に無端状をした幅の広い給紙ヘルド64が架は渡され
ている。
尚、前側の回転軸96のローラ98は装着位置に来てい
るインクリボン・印画紙カートリッジ1の給紙口20の
前端寄りの部分の左右方向における中央部に上方から近
接したところに位置されている。
99は給紙ベルト64を挟んで後側のローラ98′に略
下方から圧接するように設けられた従動ローラである。
しかして、回転軸96が回転すると、給紙ベルト64は
その下側の走行経路上にある部分が後方へ移動するよう
に走行され、従動ローラ99は左方から見て反時計回り
方向へ回転される。
押上アーム63は前後方向に細長く、かつ、左右方向か
ら見て略横倒J字状を為すように形成されている。
100は支持枠53の内側の下端部略中夫に配置された
回動軸であり、左右方向へ延び、かつ、図示しない軸受
部材によって軸回り方向へ回動自在なるように支持され
ており、この回動軸100に押上アーム63の後端部が
固定されている。
そして、回動軸100には図示しない弾発手段によって
左方から見て反時計回り方向への回動力が付勢されてお
り、給紙指令か為されていない状態では上記回動力に抗
して押上アーム63は略水平な姿勢に保持され、給紙指
令が為されると水平な姿勢への保持が解除されるように
なっている。
尚、押上アーム63は、水平な姿勢となった状態ではカ
ートリッジホルダー54の移動軌跡より僅か低いところ
に位置され、また、カートリッジホルダー54が装着位
置に来ると、該カートリッジホルダー54の底板67に
形成された切欠67aが押上アーム63の上方に位置す
る。
そこで、インクリボン・印画紙カートリッジ1が装着位
置に来た状態から給紙指令か為されると、給紙ベルト6
4が走行されると共に、押上アーム63が反時計回り方
向へ回動されてその前半部がカートリッジケース6の底
板21に形成されたアーム挿入孔21fを通って印画紙
収納室17内に突出し、その回動端部が印画紙押上板4
0の被押圧部41に当接してそこを路上方へ向けて押圧
する。
これにより、印画紙押上板40が上方へ回動されるので
、印画紙束7が押し上げられると共にその一番上にある
印画紙2の前端部が給紙ベルト64に下方から圧接され
、該印画紙2は給紙ベルト64と従動ローラ99によっ
て印画紙収納室17から引き出されて行き、図示しない
給紙ガイドに沿って移動されてプラテンローラ61に巻
き付けられて行く。
(e、インクリボンローディング機構)[第8図乃至第
12図] 101.101は支持壁66.66の上端寄りの部分の
うち前後方向における中央より珀後方へ寄った位置に互
いに内側へ向けて突設された略円筒状をした軸受部材で
あり、プラテンローラ61が外嵌状に固定された回転軸
102の両端部が上記軸受部材101.101に回転自
在に支持されている。
103.103は上記軸受部材101.101に回転自
在に支持されたアーム回動ギヤであり、比較的厚い平ギ
ヤ状をしたこれらアーム回動ギヤ103.103には、
モータ104により互いに同期して回転される2つの駆
動ギヤ105.105が各別に噛合されている。
チャックアーム60.60はそれぞれ相対する2つの回
動子106.106及び107.107とこれら2つの
回動子106.106と107.107との間に張設さ
れた図示しない引張バネ等から成り、回動子106.1
06及び107.107は左右方向から見て略円帯状を
した基部106a、106a、107a、+07aと該
基部106a、106a、107a、107aの外周縁
から延び、かつ、上方から見て略クランク状を為すよう
に屈曲されたアーム部106b。
106b、107b、107bとから成り、アーム部1
06b、106bと107b、107bの先端側へ偏倚
した部分は基部106a、106a、107a、107
aの軸回り方向で互いに対向するように位置され、これ
ら互いに対向する部分の各対向縁にはそれぞれ円弧状を
した切欠106c、106c、107c、107cが形
成されている。
そして、一方の回動子106.106、即ち、チャック
アーム60.60が第10図に示す待機位置に来ている
状態で下側に位置した方の回動子106.106の基部
106a、106aは上記アーム回動ギヤ103.10
3の互いに対向する側面に形成された図示しない環状の
突部に回転自在に外嵌され、他方の回転子107.10
7の基部107a、107aは上記環状の突部の互いに
対向した端面に一方の回動子106.106の基部10
6a、106aと同軸上に位置した状態で固定されてい
る。更に、アーム部106b、106bと107b、1
07bとの間にはこれらを互いに引き寄せるための図示
しない引張バネが張設されており、一方の回動子106
.106にこれを相対的に回動子107.107から遠
退ける方向へ回動させる力が加えられていない間はこれ
らアーム部106b、106bと107b、107bの
互いに対向する側縁同士が当接され、この状態で、一方
の回動子106.106の切欠106c、106cと他
方の回動子107.107の切欠107c、107cが
−っの円周上に位置される。
初期状態において、チャックアーム60.60は前記待
機位置に保持されている。この状態では、一方の回動子
106.106のアーム部106b、106bはその切
欠106c。
106Cが略斜上前を向く姿勢に保持され、他方の回動
子107.107のアーム部107b、107bはその
切欠107C1107Cが下稍斜め前方を向く姿勢に保
持され、一方の回動子106.106の上記した姿勢の
保持はそのアーム部106b、106bから突出したス
トッパ部106d、106dが支持壁66.66に突設
されたストッパ108.108(第10図等参照)に後
方から当接して、それ以上、左方から見て反時計回り方
向へ回動するのを阻止されることによって為され、他方
の回動子107.107の上記した姿勢の保持はアーム
回動ギヤ103.103の位置が規定されることによっ
て為される。
この状態からインクリボン・印画紙カートリッジ1が装
着位置に装着されると、その供給スプール4の主部10
のうち外側フランジ11.11から外側の部分が一方の
回動子106.106の切欠106c、106cと他方
の回動子107.107の切欠107c、107cとの
間に位置される。
そして、インクリボン・印画紙カートリッジ1が装着位
置に装着されたことが検出されると、モータ104が回
転されて前記駆動ギヤ105.105を回転させ、それ
により、アーム回動ギヤ103.103か左方から見て
時計回り方向へ回転される。
すると、先ず、他方の回動子107.107のみが時計
回り方向へ回動されてそのアーム部107b、107b
が一方の回動子106.106のアーム部106b、1
06bと当接され、これにより、供給スプール4の主部
10の外側フランジ11.11の外側の部分がアーム部
106b、106b、107b、107bの切欠106
C1】06Cと107C1107Cとの間に回転可能に
支持され、この状態からは2つの回動子106.106
と107.107とが一体的に回動されて行き、チャッ
クアーム60.60が第11図に示すローディング完了
位置、即ち、供給スプール4をプラテンローラ6′1の
略後方のローディング完了位置へと移動させたところで
モータ104の回転が停止される。
尚、供給スプール4は、その主部10の孔10aの両端
部が前記スプールホルダー43.43の保持部44.4
4のテーパ部44a144aの外周面を押圧することで
該スプールホルダー43.43をカートリッジケース6
の腕15.15の内部へ梢押し込むようにしながらカー
トリッジケース6から121II脱される。
また、左側のチャックアーム60の一方の回動子106
には図示しないロックレバ−が支持されており、供給ス
プール4がローディング位置へと移送される間、該ロッ
クレバ−が供給スプール4のギヤ部13と噛合されて供
給スプール4の回転が阻止される。従って、供給スプー
ル4が8送される間、インクリボン3は巻取スプール5
から引き出されて行くことになる。
しかして、インクリボン3が巻取スプール5から引き出
されて、該巻取スプール5と供給スプール4との間の部
分がプラテンローラ61の下方を通るようにローディン
グされる。
この状態がビデオプリンタ47のホームポジションであ
る。
また、インクリボン3のアンローディングを行なう指令
が為されると、モータ104が回転されて駆動ギヤ10
5を左方から見て時計回り方向へ回転させ、それによっ
て、アーム回動ギヤ103.103がチャックアーム6
0.60と一体的に反時計回り方向へ回動されて行き、
供給スプール4がカートリッジケース6に装着される、
即ち、その主部10の孔10aの両端部にスプールホル
ダー43.43の保持部44.44が係合されるのと略
同時に、一方の回動子106.106の回動が前記スト
ッパ108.108によって阻止され、その稍後にアー
ム回動ギヤ103.103の回転が停止される。
これにより、チャックアーム60.60の回動子106
.106と107.107との間が開くので、供給スプ
ール4がチャックアーム60.60から離脱し得る状態
となる。
(f、インクリボン走行機構)[第8図、第9図、第1
4図、第15図] インクリボン走行機構52は、巻取スプール5を回転さ
せる巻取ギヤを支持したシーソーレバーと、該シーソー
レバーを回動させる擢勅レバーと、所定のタイミングで
前記回動アーム79により押圧されて上記摺動レバーを
前進させる中間レバーと、巻取ギヤを回転させるモータ
等から成る。
109はシーソーレバーてあり、側方から見て略逆へ字
状をし上方に開口した凹部109aを有し、前後方向に
おける中間部から左右両側へ突出した略円筒状をしたホ
ス部110か支持枠53の底板65に取着されたギヤベ
ース111に立設すれた支持片111a、111aに回
動自在に支持されており、ボス部110には上記支持片
111a、111aに回転自在に支持された回転軸11
2が挿通されている。113はシーソーレバー109の
凹部109a内に位置した状態で上記回転軸112に固
定された中間ギヤ、114はシーソーレバー109の凹
部109a前端部に回転自在に支持され、かつ、上記中
間ギヤ113と噛合されると共にその一部がシーソーレ
バー109の前端及び上端から突出された巻取ギヤ、1
15は回転軸112の左端部に固定されモータ116に
より回転される人力ギヤであり、モータ116が回転す
ると、回転軸112及び中間ギヤ113が回転され、そ
れにより、巻取ギヤ114が回転される。尚、巻取ギヤ
114は、常時、左方から見て時計回り方向へ回転され
る。
117は摺動レバーであり、該摺動レバー117は、ギ
ヤベース111の上面の左端部に前後方向へ摺動自在な
るように支持されたメインレバー118と、該メインレ
バー118に前後方向へ一定の範囲内て摺動自在に支持
されたサブレバー119と、これらサブレバー119と
メインレバー118の各後端部の間で圧縮されたりミッ
タバネ120と、メインレバー118の前端部から左方
へ突出した連結ビン121等から成り、サブレバー11
9の前端部上面に形成された切欠119aにシーソーレ
バー109の回動中心より僅かに後側の位置に対応した
箇所の下端部から左方へ突出した係合突起109bが摺
動自在に係合されている。
そして、メインレバー118には、これとギヤベース1
11との間で弓長設された弓I弓長バネ122の引張力
による後方・\の移動力が付勢されており、摺動レバー
117は、メインレバー118が前方へ押圧されていな
い間はその移動範囲における後端の位置(以下、「後退
位店」と言う、)に保持され、この状態てシーソーレバ
ー109は巻取ギヤ114をカートリッジホルダー54
に保持されて移動されるインクリボン・印画紙カートリ
ッジ1の巻取スプール5の移動軌跡より稍低いところに
位置させた待機位置に保持される。
インクリボン・印画紙カートリッジ1が装着位置へと移
動して来ると、第15図(C)に示すように、巻取ギヤ
114の一部が相対的にカートリッジケース6のギヤ挿
入用切欠21dを通してスプール収納室18内に進入し
て巻取スプール5のギヤ部13に略下方から対向される
123は左方から見て略くの字状をした中間レバーであ
り、その中間部が左側の支持壁66に回動自在に支持さ
れると共に、その下端部に形成された長孔123aに上
記メインレバー118の前端部から左方へ突設された連
結ピン121が摺動自在に係合されている。
そこで、前記回動アーム79がカートリッジホルダー5
4を装着位置に到達させた位置からカートリッジホルダ
ー54を装着位置に圧着させた位置まて回動する間に、
その腕81の先端部が、第15図(D)に示すように、
中間レバー123の上端部123bを押圧して該中間レ
バー123を左方から見て反時計回り方向へ回動せしめ
る。それにより、摺動レバー117が前進されるので、
シーソーレバー109の係合突起to9bが略前方へ向
けて押圧されてシーソーレバー109が反時計回り方向
へ回動され、それによって、巻取ギヤ114が巻取スプ
ール5のギヤ部13と噛合される。
そして、巻取ギヤ114はリミッタバネ120の弾発力
によって巻取スプール5のギヤ部13に圧着される。
しかして、この状態からモータ116が回転すると、巻
取スプール5が左方から見て反時計回り方向、即ち、イ
ンクリホン3を巻き取る方向へ回転される。
尚、モータ116はプリント指令が為されたとぎ又はイ
ンクリボン・印画紙カートリッジ1のイジェクト指令が
為さねたときに回転されて巻取スプール5を回転させ、
プリント時においてはインクリボン3が供給スプール4
から引き出されて巻取スプール5に巻き取られて行き、
イジェクト時の初期、即ち、供給スプール4がカートリ
ッジケース6に戻されるときはインクリボン3の供給ス
プール4と巻取スプール5との間の部分が巻取スプール
5に巻き取られる。
また、カートリッジホルダー54がイジェクト位置へ向
けて移動されて行くと、回動アーム79による中間レバ
ー123に対する押圧が解除されるので、摺動レバー1
17は引張バネ122の引張力によって後退位置へと戻
され、それにより、シーソーレバー109が待機位置へ
と戻される。
尚、供給スプール4がローディング位置に移送されて来
ると、そのギヤ部13に支持壁66に支持されたバック
テンションギヤ124が噛合され、供給スプール4はこ
のバックテンションギヤ124により適度な回転の負荷
を加えられ、それによって、供給スプール4から引き出
されて行くインクリボン3に適度なバックテンションが
与えられる。
(g、印字部及びプリント)[第8図乃至第12図] (g−1,印字部) プラテンローラ61の外周面には図示しない紙挟み手段
か設けられており、給紙機構50によってインクリボン
・印画紙カートリッジ1から引き出されて来た印画紙2
はその先端部が該紙挟み機構に挟まれると共に、その状
態からプラテンローラ61が回転されることによって該
プラテンローラ61の外周面に巻き付けられる。
印字ヘット62は支持枠53の後端部に移動自在に配置
されている。
125は印字ヘット62の移動ヘースであり、上方から
見て左右方向に長い板状をした主部125aと該主部1
25aの左右両端から立ち上げられた側部125b、1
25bと、主部125aの前半部の左右両端から下方へ
突出したローラ支持部125C1125Cと前端縁から
上方へ突出したガイド部125dと、前半部の左右両端
寄りの位置から前上方へ向けて突出した当接部125e
、125e等が金属板により一体に形成され、側部12
5bと125bの前端の間にリボンガイド126が架は
渡され、ローラ支持部125c、125cの外側にはロ
ーラ127.127が回転自在に支持されている。
128は回路基板であり、移動ベース125に上方から
平行に対向するように取着され、その上面の前端部に左
右方向へ延びる図示しないヘッド要素が設けられている
129は左右方向に延びる移動軸であり、その両端部が
支持壁66.66に前後方向へ延びるように形成された
ガイド長孔130.130に摺動自在に係合され、移動
ベース125の側部125b、125bの後端部はこの
移動軸129に回動自在に支持されている。
131.131は支持壁66.66に回動自在に支持さ
れたヘッド移動レバーであり、その回動端部に形成され
た長孔131a、131aに上記移動軸129の両端部
寄りの位置が摺動自在に係合されている。
上記ローラ127.127は、支持枠53の底板65上
に転勤自在に載置されている。
従って、印字ヘッド62は、移動軸129とローラ12
7.127とによって支持枠53に前後方向へ移動自在
に、かつ、移動軸129の軸回り方向へ回動自在に支持
され、ヘッド移動レバー131.131が回動されるこ
とによって前後方向へ移動され、その移動は第10図に
示す後退位置、即ち、プラテンローラ61の略後下方に
あってプラテンローラ61との間に供給スプール4の移
送を妨げない間隔をおいた位置と、その前端部がプラテ
ンローラ61に略真下から対向する前進位置との間で行
なわれる。
132.132は支持壁66.66の外側にあって前後
方向へ一定の範囲内で移動自在なるように支持されたス
ライダーであり、その前半部に制御切溝133.133
か形成され、該制御切溝133.133の前半部133
a、133aは後端へ行くに従って上方へ変位するよう
に延び、後半部133b、133bは前後方向へ水平に
延びるように形成されている。
134はヘット押上軸であり、その両端寄りの位置が支
持壁66.66に形成された路上下方向へ円弧状に延び
る案内溝135.135に摺動自在に係合されることに
よって路上下方向へ移動自在に支持され、かつ、その両
端部が上記スライダー132.132に形成された制御
切溝133.133に摺動自在に係合されている。
尚、案内溝135.135は、印字ヘット62が前進位
置に来たときの移!a軸129を中心とした円弧状に形
成されている。
しかして、スライダー132.132が前後方向へ移動
されると、ヘット押上軸134が上下方向へ移動される
ことになる。
初期状態において、印字ヘッド62は後退位置に保持さ
れ、スライダー132.132はその移動範囲における
後端の位置に保持されており、この状態でヘット押上軸
134はその両端部がスライダー132.132の制御
切溝133.133の前端部に係合されることで、移動
範囲にオケる下端の位置に保持されている。
そして、印字ヘット62か前進位置へと移動しテ来ると
、その当接部125e、125eかヘット押上軸134
に上後方から当接され、この状態からスライダー132
.132か前方へ移動される。すると、スライダー13
2.132の制御切溝133.133の前半部133a
、133aがヘット押上軸134の両端部を前上方へ向
けて押圧するので、ヘット押上軸134が案内溝135
.135に沿って上方へ変位されて印字ヘット62の当
接部125e、125eを上方へ向けて押し上げる。こ
れにより、印字ヘット62が左方から見て反時計回り方
向へ回動され、その図示しないヘット要素かプラテンロ
ーラ61に略下方から圧接したプリント時位Mへと移動
され、この状態は、ヘット押上軸134の高さがスライ
ダー132.132の制御切溝133.133の後半部
133b、133bによって保持されることにより保持
される。
(g−2,プリント) インクリボン3のローディングが完了したホームポジシ
ョンの状態からプリント指令が為されると、印画紙2が
インクリボン・印画紙カートリッジ1から送り出されて
プラテンローラ61に巻き付けられ、次いで、印字ヘッ
ド62が前記プリント時位置へと移動されてそのヘッド
要素がインクリボン3及び印画紙2を挟んでプラテンロ
ーラ61に圧接される。この状態で、インクリボン3は
、供給スプール4と巻取スプール5との間の部分が印字
ヘッド62のリボンガイド126とガイド部125dに
接触した経路を通される。
そして、この状態から、インクリホン3のインク層9.
9、・・・の印画紙2に対する位相合わせが行なわれな
がらプラテンローラ61が回転されると共に、インクリ
ボン3がプラテンローラ61の回転と同期して走行され
、それにより、インク層9.9、・・・のインクが当該
画像の印字パターンで印画紙2のプリント面に転写され
、このような転写が、前記3種類のインク層について順
次行なわれ、それにより、フルカラーによるプリントが
為される。
(G、発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明転写
紙・記録紙カートリッジは、記録紙が収納された記録紙
収納部と上記記録紙に転写されるインクを担持した転写
紙が巻装された供給スプール及び転写紙の引出端が固定
された巻取スプールか収納された転写紙収納部とを一体
に備えた転写紙・記録紙カートリッジであって、記録装
置に設けられた係止部材が係合される係合溝が設けられ
たことを特徴とする。
従って、本発明転写紙・記録紙カートリッジによれば、
所定の種類の記録紙とそれに対応した種類の転写紙を常
に一体に取り扱うことができると共に、その転写紙・記
録紙カートリッジを記録装置に装着するたけて記録紙の
装填と転写紙の装填が完了し、しかも、その記録紙の装
填は表裏の向きに間違いの無い正しい向きで為されるた
め、準備作業を極めて容易に行なうことができる。そし
て、記録紙とそれに対応した転写紙を常に一体に取り扱
うことができるということは、記録紙と転写紙との間の
種類の対応関係が常に正しく保持されることになるので
、上記対応関係を間違えることによるミスプリントの発
生を確実に防止することができると共に、記録紙の残量
と転写紙の残量とは常に対応関係を有することになるの
で、記録紙と転写紙を無駄なく消費することができる。
その上、記録装置に設けられた係止部材が係合される係
合溝を備えているので、この係合溝に係合部材を係合さ
せることで移!111部材に対する位置を固定すること
がてき、従って、記録装置における所定の位置への装着
を適宜な移動部材を備えた自動装着機構によって自動的
に行なうこともできる。
尚、前記実施例においては、転写紙・記録紙カートリッ
ジの外底面に係合溝を設けたが、この係合溝を設ける位
置は記録紙の供給や供給スプール又は巻取スプールの取
出を妨げない位置てあればどこであっても良い・ また、未発明記f3装買は、記録紙が収納された記録紙
収納部と転写紙か巻装された供給スプール及び転写紙の
引出端か固定された巻取スプールが収納された転写紙収
納部とを一体に備えると共に係合溝が設けられた転写紙
・記録紙カートリッジを使用する記録装置であって、転
写紙・記録紙カートリッジが着脱自在に装填され、該転
写紙・記録紙カートリッジの挿入及び取出が行なわれる
イジェクト位置と転写紙・記録紙カートリッジを所定の
位置に装着する装着位置との間を移動され、挿入されて
来た転写紙・記録紙カートリッジによって押圧される被
押圧部を備えたカートリッジホルダーと、該カートリッ
ジホルダーに転写紙・記録紙カートリッジを固定する係
止部材と、カートリッジホルダーを移動させるための移
動手段とを備え、カートリッジホルダーがこれに挿入さ
れて来た転写紙・記録紙カートリッジによって押圧され
て所定の距離移動する間に係止部材が転写紙・記録紙カ
ートリッジの係合溝に係合され、移動手段が駆動されて
カートリッジホルダーを装着位置までわ勤させるように
したことを特徴とする。
従って、本発明記録装置によれば、転写紙・記録紙カー
トリッジの所定の位置に対する装着及び取出が機械的に
、かつ、極めて安定に行なわれるので、良好な操作感を
得ることかできる。
尚、前記実施例では、装着位置に来たカートリッジホル
ダーを弾発手段によって該装着位置に圧着するようにし
たが、このようにすることによって、転写紙・記録紙カ
ートリッジの装着をより安定に行なうことができる。
尚、上記実施例では、本発明をビデオプリンタとそれに
使用するインクリボン・印画紙カートリッジに通用した
ものを示したが、本発明の適用例がこのようなものに限
られることを意味するものでは無く、転写紙と記録紙を
使用して所定の記録を行なう各種の記録装置とそれに使
用する転写紙・記録紙カートリッジに適用し得るもので
ある。
更に、上記実施例で示した具体的な形状ないしは構造は
、本発明の実施に当っての具体化のほんの一例を示した
ものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限
定的に解釈されてはならない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本発明転写紙・記録紙カートリッジ
をビデオプリンタ用のインクリボン・印画紙カートリッ
ジに適用した実施の一例を示すものであり、第1図は供
給スプールがインクリボン収納部に収納されている状態
の斜視図、第2図は供給スプールがインクリボン収納部
から取り出された状態の斜視図、第3図は分解斜視図、
第4図は平面図、第5図は第4図のV−V線に沿う拡大
断面図、第6図は第4図のVl−Vl線に沿う拡大断面
図、第7図は第4図のVll−Vll線に沿う拡大断面
図、第8図乃至第15図は本発明記録装置を第1図乃至
第7図に示すインクリボン・印画紙カートリッジを使用
するビデオプリンタに適用した実施の一例を示すもので
あり、第8図は全体の平面図、第9図は要部の斜視図、
第10図は初期状態を示す平面図中央断面図、第11図
はホームポジションの状態を示す平面図中央断面図、第
12図はプリント時の状態を示す平面図中央断面図、第
13図はカートリッジホルダーとその駆動機構の一部を
示す分解斜視図、第14図はインクリボン走行機構の要
部を拡大して示す平面図、第15図はカートリッジホル
ダーの所定の装着位置への装着動作を(A)から(D)
へ経時的に示す要部の拡大側面図、第16図は従来のビ
デオプリンタとそれに使用される印画紙及びインクリボ
ンカートリッジの一例を示す斜視図である。 15. 17 ・ 22 ・ 54 ・ 55 ・ 7b ・・・転写紙収納部、 記録紙収納部、 係合溝、 47・・・記録装置、 カートリッジホルダー 移動手段、 56・・・係止部材、 ・被押圧部 出  願  人

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録紙が収納された記録紙収納部と上記記録紙に
    転写されるインクを担持した転写紙が巻装された供給ス
    プール及び転写紙の引出端が固定された巻取スプールが
    収納された転写紙収納部とを一体に備えた転写紙・記録
    紙カートリッジであって、 記録装置に設けられた係止部材が係合される係合溝が設
    けられたことを特徴とする転写紙・記録紙カートリッジ
  2. (2)記録紙が収納された記録紙収納部と転写紙が巻装
    された供給スプール及び転写紙の引出端が固定された巻
    取スプールが収納された転写紙収納部とを一体に備える
    と共に係合溝が設けられた転写紙・記録紙カートリッジ
    を使用する記録装置であって、 転写紙・記録紙カートリッジが着脱自在に装填され、該
    転写紙・記録紙カートリッジの挿入及び取出が行なわれ
    るイジェクト位置と転写紙・記録紙カートリッジを所定
    の位置に装着する装着位置との間を移動され、挿入され
    て来た転写紙・記録紙カートリッジによって押圧される
    被押圧部を備えたカートリッジホルダーと、 該カートリッジホルダーに転写紙・記録紙カートリッジ
    を固定する係止部材と、 カートリッジホルダーを移動させるための移動手段とを
    備え、 カートリッジホルダーがこれに挿入されて来た転写紙・
    記録紙カートリッジによって押圧されて所定の距離移動
    する間に係止部材が転写紙・記録紙カートリッジの係合
    溝に係合され、移動手段が駆動されてカートリッジホル
    ダーを装着位置まで移動させるようにしたことを特徴と
    する記録装置
JP2219449A 1990-08-21 1990-08-21 転写紙・記録紙カートリッジ及び記録装置 Expired - Lifetime JP3010703B2 (ja)

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KR1019910014365A KR0176713B1 (ko) 1990-08-21 1991-08-21 전사/기록용지 카트리지와 기록장치
DE69120744T DE69120744T2 (de) 1990-08-21 1991-08-21 Kassette für mittels Übertragung arbeitenden Aufzeichnungsträger und Aufzeichnungsvorrichtung
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6522349B1 (en) * 2002-04-17 2003-02-18 Hi-Touch Imaging Technologies Co., Ltd. Space saving integrated cartridge for a printer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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