JPH0410184A - 自動物貸機におけるメダル・コイン等検知器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動物貸機におけるメタル・コイン等検知器に
関する。

〔従来の技術］ 自動物貸機は、紙幣や硬貨を入れると、その金額に見合
う物が取出部から外部に払い出される。この自動物貸機
は、次々と物を貸し出した場合、機内には貸す物が減少
し、ついには無くなってしまうから、この自動物貸機に
は、貸す物を貯留するホッパー内に外部から物を補給し
てやらなければならない。この自動物貸機、例えば、台
間メダル貸機は、スロットマシーン等の間に設置するも
のであるから、幅が狭いものである。

そして、この台間メダル貸機は、通常スロットマシーン
２台に対して１台設置され、別途メダルを全体的に集合
、分散して制御するメダル給排管理機械がある。このメ
ダル給排管理機械と合間メダル貸機とは、トヨ、フレキ
シブルパイプ等の接続手段で接続されている。従って、
この台間メダル貸機は、１台分の貸し出し用のメダル量
が所定量以下になると、その状態を検知して前述のメダ
ル給排管理機械にその旨の信号を送り、その結果メダル
給排管理機械は、トヨ、フレキシブルパイプ等の接続手
段を開とし、台間メダル貸機にメダルを供給し、メダル
はホッパーに入る６次に、ホッパーがメダルにより所定
量以上になると、その状態を検知してメダル給排管理機
械にその旨の信号を送り、前述の接続手段を閉としメダ
ルの供給を停止する。

そして、このホッパーにおけるメダル量の検知は、従来
ホッパーにセンサー棒を取り付け、このセンサー棒によ
りホッパー内のメダル量を検知していた。

［発明が解決しようとする課題１ しかしながら、上述のような従来の台間メダル貸機のホ
ッパーにおける検知方法では、台間メダル貸機の宿命と
して幅が狭くホッパー自体が小さいものであるから、ホ
ッパー内にセンサー棒なと凸部が突出して、ホッパー内
のメダル量を検知するものでは、その検知が不安定であ
った。すなわち、スペースの狭いホッパー内にセンサー
棒などの凸部があることによる誤作動、例えば、ホッパ
ーの側壁と凸部との間にメダルが残り、現実にはメダル
量が所定量以下になっているのに、メダル量が充分ある
という検知信号を出したりする。

そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、
ホッパー内等にセンサー棒等による凸部がないものであ
っても、ホッパー内のメダル量を正確に検知することが
容易にてきる自動物貸機におけるメタル・コイン等検知
器を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 上記課題を解決するため、本発明の自動物貸機における
メタル・コイン等検知器は、電導体にて構成したメタル
・コイン等を貯留するホッパーにブリッジ防止板を電気
的な絶縁状態に設け、これらホッパー及びブリッジ防止
板の一方を陽極とすると共に他方を陰極として電流を通
し、前記ホッパー内に前記メタル・コイン等を所定量以
上貯留すると、前記メタル・コイン等を介して電流が流
れ、メタル・コイン等を検知するものである。

〔作　　用〕

上記構成になる自動物貸機におけるメタル・コイン等検
知器によれば、ホッパー内に電導体であるメタル・コイ
ン等が所定量以上になるとホッパーとブリッジ防止板と
がメタル・コイン等を介して導通し、電流が流れ電気的
にオン状態となる。逆にホッパー内にメタル・コイン等
が所定量以下になると、ホッパーとブリッジ防止板との
導通がメタル・コイン等がなくなることにより切れ、電
気的にオフ状態となる。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳述する。

第１図はスロットマシーンの間にある本発明のメタル・
コイン等検知器を適用した合間メダル貸機の正面図、第
２図は合間メダル貸機の斜視図、第３図は台間メダル貸
機の内部構造を示す正面図、第４図ホッパーの側面図、
第５図はホッパーの平面図、第６図はホッパーの裏面図
である。図において、１は合間メダル貸機（自動物貸機
）を示し、該台間メダル貸機１はスロットマシーン２．
２の間に設置している。これら台間メダル貸機１及びス
ロットマシーン２．２はフレキシブルチューブ３．トヨ
等を介して後述のメタル・コイン等１７をメダル給排管
理機械（図示せず）に接続している。このメダル給排管
理機械により、それぞれの合間メダル貸機ｌ及びスロッ
トマシーン２が一体管理されている。

合間メダル貸機１は、外観が間口の狭い奥行の長い直方
体をなした筐体４の前面に上扉５、下扉６があり、該上
扉５には表示部７、メダル取出口８等があり、下扉６に
は紙幣挿入口９等があり、更に筐体４内にはメダル補給
扉１０．ホッパー１１．メダル放出機１２、制御部１３
、その仙紙幣識別機、紙幣整理機、各種スイッチ等が内
蔵されて、なる。

前記台間メダル貸機１のホッパー１１は、該ホッパー本
体１４の上面に前述のメダル補給扉ＩＯが取り付けられ
、下面にメダル放出機１２が取り付けられている。この
ホッパー本体Ｉ４は、直方体をなし、メタル・コイン等
検知器（以下単に検知器という）　１５が取り付けられ
ている。この検知器１５は、ホッパー本体１４の側壁１
４ａに絶縁体１６を介して電導体により作られているメ
タル・コイン等１７のブリッジを防ぐためのブリッジ防
止板１８を取り付け、このブリッジ防止板１８に取り付
けた端子１９に制御部１３からのケーブル２０の一方の
電線２０ａを接続し、他方の電線２０ｂをホッパー本体
１４に取り付けた端子２１に接続し、このケーブル２０
の一方の電線２０ａは制御部１３の陰極に接続し、他方
の電線２０ｂは陽極に接続しでなる。

このブリッジ防止板１８は、側壁１４ａに水平面に対し
て略４０〜４５度の傾きを持って取り付けている。絶縁
体１６は、第３図に示すように、ホッパー本体１４の側
壁１４ａにブリッジ防止板１７に沿って帯状に取り付け
ている。従って、ホッパー本体１４内にメタル・コイン
等Ｉ７を搬送コンベア（図示せず）によりフレキシブル
チューブ３を介して所定量以上搬送すると、ブリッジ防
止板１８とホッパー本体１４とはメタル・コイン等１７
を介して電流が流れ、電気的にオン状態となり、その検
知信号は制御部１３にて把握される。そして、制御部１
３からメダル補給用の搬送コンベアー（図示せず）に補
給停止の制御信号が送られ、搬送コンベアーが停止する
ようになっている０反対にホッパー本体１４内にメタル
・コイン等１７が所定量以下になると、ブリ・ンジ防止
板１８とホッパー本体１４との間を電気的にオン状態と
していたメタル・コイン等１７が存在しなくなるから、
電気的にオフとなり、その検知信号は直ちに制御部１３
にて押押される。この制御部１３からメダル補給用の搬
送コンベアーに補給の制御信号が送られ、搬送コンベア
ーが稼動し、一定量（例えば２００枚、これは設定によ
り自由に変えられる。）のメタル・コイン等１７がフレ
キシブルチューブ３を介してホッパー本体１４内に補給
されるようになっている。この際、メタル・コイン等１
７を一定量補給しても補給の制御信号が出力されている
場合は、更に搬送コンベアーにより一定量のメタル・コ
イン等１７がホッパー本体１４内に補給される。補給停
止の制御信号が搬送コンベアーに出力されるまで、ホッ
パー本体１４にメタル・コイン等１７が一定量づつ搬送
される。なお、搬送コンベアーによるメタル・コイン等
１７の自動補給システムがない場合は、メダル補給扉ｌ
Ｏを開き、人手によりメタル・コイン等１７を補給する
。

なお、２２はホッパー本体１４下部とメダル放出機１２
とを接続するつなぎシートである６従ってホッパー本体
１４に溜ったメタル・コイン等１７は、このつなぎシー
ト２２を介してメダル放出機１２に入り、メダル放出機
１２は、メダル−コイン等１７の枚数をカウントする。

メタル・コイン等１７はメダル払出口２３から前記メダ
ル取出口８に出る。

また、第２図中２４は電源コードであり、２５はコンピ
ュータアウトである。

次に上記構成になる自動物貸機におけるメタル・コイン
等検知器１５の作用について述べる。

まず、メダル給排管理機械、スロットマシーン及び合間
メダル貸機ｌを運転状態にする６次に、合間メダル貸機
１の紙幣挿入口９から一定量紙幣を挿入して、メタル・
コイン等１７を一定量メダル取出口から取出すと、ホッ
パー本体１４内にあるメタル・コイン等１７は減り、ホ
ッパー本体１４に取り付けている検知器の側壁１４ａと
ブリッジ防止板１８との間に介在していたメタル・コイ
ン等１７が存在しなくなり、電気的にオン状態となって
いたのが、オフ状態になる。すなわち、ホッパー本体１
４内のメタル・コイン等１７は所定量以下になったこと
を検知器１５が検知するこの検知信号は制御部１３に送
られ、この検知信号に基づき制御部１３からはメダル補
給用の搬送コンベアーが稼動し、メタル・コイン等Ｉ７
を一定量ごとにホッパー本体１４内に補給する。ホッパ
ー本体１４内のメタル・コイン等１７が所定量以上にな
ると、上述のように検知器１５が検知しメダル補給用の
搬送コンベアーは停止し、メタル・コイン等１７の補給
は停止する。以下、順次間様なことを送り返す。

〔発明の効果１ 以上詳述したように、本発明の自動物貸機におけるメタ
ル・コイン等検知器によれば、ホッパー内に電導体であ
るメタル・コイン等が所定量以上になると、ホッパーと
ブリッジ防止板とがメタル・コイン等を介して導通し、
電流が流れ電気的にオン状態となる。逆にホッパー内に
メタル・コイン等が所定量以下になると、ホッパーとブ
リッジ防止板との導通がメタル・コイン等がなくなるこ
とにより切れ、電気的にオフ状態となる。

従って、本発明はホッパー内にセンサー棒等の凸部がな
いから、凸部によりメタル・コイン等が詰まったすせず
、狭いホッパー内であってもメタル・コイン等の収納量
を正確に検知することができ、メタル・コイン等切れを
防止できメンテナンスが行ない易い等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図はスロット
マシーンの間にある本発明のメタル・コイン等検知器を
適用した合間メダル貸機の正面図、第２図は台間メダル
貸機の斜視図、第３図は台間メダル貸機の内部構造を示
す正面図、第４図はホッパーの側面図、第５図はホッパ
ーの平面図、第６図はホッパーの裏面図である１・・・
・・・台間メダル貸機（自動物貸機）１１・・・・・・
ホッパー　　　　１４・・・・・・ホッパ１５・・・−
・・メタル・コイン等検知器１７−・・・・・メタル・
コイン等 １８−・・・−・ブリッジ防止板 本体 特許出願人　株式会社才一イズミ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）電導体にて構成したメタル・コイン等を貯留する
   ホッパーにブリッジ防止板を電気的な絶縁状態に設け、
   これらホッパー及びブリッジ防止板の一方を陽極とする
   と共に他方を陰極として電流を通し、前記ホッパー内に
   前記メタル・コイン等を所定量以上貯留すると、前記メ
   タル・コイン等を介して電流が流れ、前記メタル・コイ
   ン等を検知することを特徴とする自動物貸機におけるメ
   タル・コイン等検知器。