JPH04101475A - レーザ装置 - Google Patents

レーザ装置

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JPH04101475A
JPH04101475A JP21960390A JP21960390A JPH04101475A JP H04101475 A JPH04101475 A JP H04101475A JP 21960390 A JP21960390 A JP 21960390A JP 21960390 A JP21960390 A JP 21960390A JP H04101475 A JPH04101475 A JP H04101475A
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計 溝口
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、材料加工、投影露光用等の光源に用いる放電
励起型のレーザ装置に関する。
〔従来の技術〕
放電励起型のレーザ装置はマーキング、切断、溶接なと
の材料加工に用いられるほか人規模集積四8(LSI)
の回路パターンの製作のため光りソグラフィ用光源とし
て用いられる。
飼料加工用としてはCO2、エキシマレーザなとか用い
られる。また光りソグラフィには主に縮小投影法か使わ
れており、この縮小投影法では照明光源により照らされ
た原画(レチクル)パタンの透過光を縮小投影光学系に
より21′導体基板上の光感光性物質に投影して回路パ
ターンを形成する。この投影像の分解能は用いられる光
源の波長で制限される。そこで、分解能を向」ニさせる
ため光源の波長は可視領域から紫外領域へと近年次第に
短波長化してきている。従来、紫外領域の光源として高
圧水銀ランプから発生ずるg線(波長463nm)、i
線(波長365 n m)か使用されていた。しかし最
小パターンの線幅が64MBで要求される0、25μm
以下となると、1線ですでに短波長化としてはそろそろ
限界に来ている。
この技術的限界を解決するものとして深紫外(Deep
  Ultra  Violet;以下Deep−UV
という)レー→ノ゛光源か有望視されている。
特にエキシマレーザは高出力、高効率であり、媒質ガス
の川底によりKrF(波長246 n m)、ArF 
(波長193nm)などの短波長で強い発振を得ること
ができる。」1記Deep−UV領域ては縮小投影レン
ズ系を構成するガラス、結品祠料が非常に制約されるた
め水銀ランプを用いた縮小投影レンズ系で用いられてき
た色収差補11゛が困難となる。そこで、レンズ系を色
収差補正する替りにレーザ共振器内にエタロン等の波長
選択素子を配設し、出力光のスペクトル幅をレンズ+4
の色収差が無視できる程度まで小さくすることにしてい
る。この方法で自然発振の場合にスペクトル幅で数nm
あった出力を数pmまで細く狭帯域化することができる
〔発明が解決しようとする課題〕
こうした狭帯域エキシマレーザは放電励起型のレーザ装
置であり、第8図に示すようにレーザチャンバ1内にK
rF等のレーザガスを満たして、このレーザガスをレー
ザチャンバ1の長手方向に沿って上下に配設された電極
6.7によって放電、励起してレーザ発振を行う。図面
において破線で囲まれた部分]1は放電励起領域である
。放電に伴い電極6.7の対向面6a、7aが消耗し、
放電幅WAが変化する。それとともに出力レーザ光4の
ビーム幅が変化する。これはビーム幅の安定化という点
て問題となる。なお、同図において同図(b)は同図(
a)のC−C断面図、同図(c)は同図(a)の縦断面
図である。加工用として使用する場合、このレー→ノ”
のビーム幅の変化は措モトを劣化させ、ビームの集光性
を変化させたり、出力の変化を引き起こし、実用上問題
となる。特に光リソグラフイ用の光源として使う場合に
はこのビーム幅の変化は狭帯域エキシマレーザの実用化
」−以下のような不都合を招来する。
すなわち、狭帯域化に用いる波長選択素子は角度分散特
性を持つことはよく知られている。たとえば波長選択素
子として回折格子(グレーティング)を使った場合はス
ペクトル幅を小さくするため高い次数の回折を用いるた
め、動作点での角度分散が大きくレーザの発散角がその
ままスペクトル幅に影響を及はず。ずなわち発散角が大
きいとスペクトル幅も広がってしまうという性質を持つ
したがって放電幅が変化し、利得領域が変化した場合レ
ーザ光のビームダイバージェンスが変化するためにスペ
クトル幅も大きく変化する。この変動を回避するために
従来アパーチュア8(第8図(a))を配設し、利得幅
の安定化を図るようにしていた。しかし、従来使用され
ていたいわゆるChang型電極等では電極消耗時に出
力を増加する際に不可避的に放電幅が大きく増加するた
めアパーチュア8による利得制限は出力の制御を困難と
していた。
ここで放電幅が広がるメカニズムについて説明する。な
お、以下、図面は電極は第8図(b)のC−C断面で表
すものとする。放電現象を説明する巨視的現象論として
はタウンゼント理論が知られており、放電現象を理解す
る上で有用である。
この理論によればエキシマレーザに用いられるハロゲン
ガスを含む気体は負性ガスと呼ばれ、ハロゲンの大きな
電子親和力により放電中の電子の衝突電離(電離係数:
α)で生成された電子を捕捉しく電子(=1着係数:η
)、見掛」二の電離係数(αη)を小さくし、放電を集
中させやすくしている。これらの各係数と電界強度Eの
関係を第9図に示す。なおPは規格化のための定数であ
る。
第9図から明らかなように電離係数αは電界強度Eに強
く依存して、電子(−1着係数ηはほとんど電界強度E
に依存しないため見掛上の電離係数(α−η)はある電
界強度E以」−で急激に大きくなり、電界強度Eに大き
く依存する。ずなわぢ、電極の表面上の電界強度分布に
応じて放電を駆動するパラメータ(α−η)が変化する
ため放電幅が電極表面での電界強度分布の影響を大きく
受ける。このため、放電幅を確保するためには放電励起
型のレーザ装置の電極形状として電極幅方向に均一とな
る電界強度領域を、大きくとれる形状にする必要がある
。従来は理想的な条件における電界1算の解析対をもと
にChang、変形Chang型電極などの形状が採用
されてきた。
ここで第10図(a)にChang型電極の場合の電界
1算の電位分布を示す。同図(a)においてL]・・は
等電位線である。図から負高圧電位にあるカソード(上
側電極)6とアノード(下側電極)7の間の電位分布は
アノード7の載った金属板と、電流の戻し配線]−〇お
よび絶縁部祠9により大きく曲げられていることかわか
る。すなわち、実際の構成ではこうした配線や絶縁のた
め電界は理想的なChang型電界からずれていること
がわかる。
第1.0図(b)にカソード電極6近傍の等電界強度線
L2・を、同図(C)にカソード電極6の表面に沿った
電界強度分布を示す。同図(b)から明らかに電極6の
表面の電界強度は、電極中心点Aから]/3程度右方向
に離間した領域では等電界強度線との交わりが少なくこ
の領域内で均一電界の部分か形成されているのがわかる
。同図(C)のラインL3に示すように電極中心点(A
点)から電極右端点(B点)に行くにしたがって電界強
度は最初非常に緩やかに上昇し、端点に近づくにつれて
急激に上昇する様子がわかる。また同図(d)にアノー
ド電極7近傍の等電界強度線L4 を示し、同図(e)
にアノード電極表面に沿った電界強度の変化を示す。中
心点の電界強度をE。とする。これら図に示すように電
極中心点(A点)から最初の約4 mmの区間では電界
強度か均一であり、その後電極の右端点(B点)に行く
につれて緩やかに弱くなり1.2 mmはと離れた後急
激に弱くなる様子かわかる(ラインL4、L5参照)。
これは前述のカソード6の場合とは逆の傾向になってい
る。放電は電極中央部で発生しているが、放電の幅を制
限している要因は中央部で電界強度が大きくなっている
アノード7側であると考えられる。
放電を開始してからI X 108シヨツト後に消耗し
た電極中央部における電極の形状を測定し、この形状測
定データを用いて消耗した電極中央部における電界強度
分布をシミュレーション解析の手法により計算した。こ
のシミュレーション結果を横軸を電極中心点Aからの右
方向離間距離、縦軸を中心点Aの電界強度E。に対する
電界強度Eの変化率へE / E oとして第11図に
示す。同図(a)はカソード6を、同図(b)はアノー
ド7を示ず。白丸印は放電開始前を、黒丸印は1×10
8ンヨット後を示している。これら図からも明らかなよ
うにI X 108ショット後では消耗が進行してスタ
ート時よりも中央部分において均一電界部分が広がって
いる。この均一電界部分の幅は観測されたビーム幅とほ
ぼ対応している。これは強電界である均一電界部分に電
流か集中し消耗か進み、結果的に広い均一電界部分が形
成されたものと考えられる。このように従来の電極では
レーザ装置の運転が開始されると時間の経過とともに電
極が消耗して、均一電界部分か拡大されこれに応じて出
力レーザ光のビーム幅が変動してしまうことになる。こ
れは放電幅が電極の幅よりも小さいことに起因している
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、電
極消耗によるビーム幅の変動を少なくすることかできる
レーザ装置を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
そこで本発明では、レーサチャンハの長手方向に沿って
上下に対向して配設された2つの電極間で放電を行い、
前記レーザチャンバ内のレーザガスを励起してレーザ光
を発生させるレーザ装置において、前記2つの電極のう
ち少なくとも一方の電極の幅を放電幅と略一致させるよ
うにしている。
〔作用〕
すなわち、かかる構成によればh′i、型幅が電極幅の
大きさて規定される一定幅となる。このため出力レーザ
光のビーム幅が一定となり、レーザ装置が安定して運転
される。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明に係るレーザ装置の実施例
について説明する。実施例ではレーザ装置として狭帯域
発振エキシマレーザを想定している。実施例装置は先に
第8図に示したものと基本的には同一構成のものであり
、電極6.7の替りに後述する電極12.13を用いて
いる。レーザチャンバ1内にはK r F等のレーザカ
スがl+Yjたされていて、このレーザガスをレーザチ
ャンバ1の長手方向に沿って」−下に配設された電極]
2(カソード電極)、電極13(アノード電極)によっ
て放電、励起してレーザ発振を行う。レーザ光は1ル −ザチャンバ]とフロントミラー2と波長選択素子であ
るグレーティング5とて構成された光共振器で共振され
、フロントミラー2から6効なレーザ光4として出力さ
れる。グレーティング゛5は発振光を狭帯域化するとと
もにリアミラーとして機能するものであり、いわゆるり
ドロー配置をとっている。図面において破線で囲まれた
部分11は放電励起領域であり、8はアパーチュア、9
は絶縁部材、10はアノード電流戻り配線である。
WAは放電幅を示す。電極13はレーザチャンバ1の長
手方向に垂直な断面、つまり横断面の外部ラインのうち
、電極]2に対向するラインを楕円状にしたことを特徴
としている。電極12.13の横断面は左右対称であり
、したがってレーザ装置運転中の電位分布は横断面中心
軸に関して左右対称である。そこて電極12、]゛3の
右側部分のみを代表させて電位分布を第1図に示す。
同図において」二側は半径1−3 mmの円弧状の対向
面12 aを持つカソード電極12てあり、下側は電極
幅が8 mmで、グ・J白面13aが」二連するように
楕円状に形成されたアノード電極1Bである。この実施
例ではアノード電極13の横幅は楕円の長径の長さと一
致し、かつ断面中心軸か楕円の短径軸と一致するように
形成されている。これらカッド電極]2とアノード電極
13の電極間隔は25 mmであるものとする。ずなわ
ぢ、電極の幅は電極間隔以下となっている。
同図(a)はアノード電極13の対向面13aの楕円の
短長径比(r−短径/長径)がr=1の場合、つまり対
向面13 aが円弧の場合のシミュレーション解析結果
である。また同図(b)は短長径7比r=2の場合、同
図(C)は短長径比r=4の場合のシミュレーション解
析結果である。なお、以下第5図までの図面において(
a)、(b)および(c)はそれぞれ短長径比r−1,
2および4の各場合をそれぞれ示すものとする。全体の
等電位線の傾向は第10図(a)に示す従来のものと似
ているが、アノード]3近傍の等電位線が棒状の電極に
より押し」二げられ電極上端部分(中心軸部分)での電
位傾度か大きくなっている。この様子はアノ−1<’ 
1 B (=1近を拡大した第2図でよくわかる。
また第3図は電界強度分布図を、第4図はアット電極1
3近傍の電界強度分布の詳細を、第5図は電極13表面
における電界強度Eの変化の様子をそれぞれ示す。これ
ら図から明らかに(a)の真円の場合には電極上端部分
(中心部分)で電界強度が大きく右端に行くに従い急激
に弱くなって尖った分布になっている。(b)の楕円(
短長径比1:2)の場合には」二端部てやや窪みを持ち
平坦な均−電界強度幅が約6 mmの電界分布になって
いる。さらに上端部の電界強度の絶対値をみると(a)
、(b)、(c)の順で強く、楕円形状が偏平になるに
したがって中央の電界強度は小さくなり、均一電界強度
領域の肩の部分の電界が逆に強くなるのがわかる。
今、仮にレーザ装置の運転を開始すべくオペレタが操作
スイッチをオン側に投入して、(b)の楕円(短長径比
1:2)の状態から放電が始まったものとする。電界が
かなり均一で、放電ははほ電極]3の楕円部分13a全
面にわたり広がっているため電極13の消耗は電極楕円
部分13a全而にイったり同時に進行する。第5図(b
)かられかるように中央の電界の強い部分に局所的に放
電電流がより多く流れるためこの部分がより早く消耗す
る。やがて(c)の状態に近づき中心点Aイ:j近の電
界か弱くなり消耗が少なくなる。今度はII央円周辺部
の電界か強まり、電界の強いこの周辺部りに放電電流が
より多く流れ、より早く消耗する。こうし7て再び(b
)の状態に戻る。こうして(l〕)、(C)の間のある
安定な形状に放電部形状が落ち着くこととなる。こうし
た一種の負のフィードバック機構による自己形状維持機
構が働くため均一電界の領域を一定に維持しつつ放電幅
WAを変化させることなく長期間安定に運転させること
か可能となる。以」−のことはシミ、レーンヨン結果よ
り明らかになった。
一方、実験的には短長径比rか小さいと電界強度Eが電
極中心点A近傍で強く、中央部周辺に行くに従い急激に
弱くなるため放電は中央の狭い領]5 域に集まる。一方、短長径比rを増やし過ぎると中央周
辺部での電界強度Eが増加し、放電は電極の周辺部分に
集中しやすくなる。すなわち短長径比rには放電が局所
的に集中しないある最適値が存在する。実験の場合には
短長径比r=2としたときに電極]3の対向面1.3 
aのほぼ全域において電界強度が一定となり、電極幅の
長さとほぼ同し長さの放電幅WAを得ることができた。
このように最適な短長径比で電極13の対向面13 a
が形成されて、レーサ運転が行われると、放電はほぼ電
極構内部分1.3 a全面にわたり広がり消耗は電極構
内部分13 a全面にわたり同時に進行する。
たとえ局所的に電界の強い部分があったとしてもそこに
放電電流がより多く流れ、そこがより早く消耗する。や
がてその部分の電界が弱くなり消耗が少なくなる一種の
負のフィードバック機構が働く。このため長期間均一電
界領域が一定となり放電幅が変化しない安定した運転を
行うことが可能となった。こうした実験結果は上記シミ
ュレーション結果とほぼよい一致を示している。
] に の実施例では短長径比r=2で電極構内部分1、3 a
全面において一定の電界強度を得て、電極幅と同じ大き
さの放電幅WAを得るようにしたが、この最適値の値は
全体の電極の幅、電極間間隔、幾何学的な配置、絶縁部
の誘電率、放電媒質ガスの性質で変化するため、状況に
応して最適値を求める必要かある。
実施例ではJ1側のアノード電極13のめについて電極
幅と同じ大きさの放電幅WAを得るようにしたが、第6
図に示すように両側の電極12′13′について電極幅
と同し大きさの放電幅WAを得る実施も可能であり、実
施例と同等の効果が得られる。
実施例では対向面を楕円形状としているか本発明はこれ
に限定されることなく、楕円形状以外であっても対向面
上における電界強度分布が均一にできればよい。−例と
して第7図(a)の電極14のように対向面14 aが
円弧と直線を組み合わせたものであってもよく、また同
図(b)の電極]5のように、対向面15 aが楕円と
直線を糾み]7 合わせたものであってもよい。さらには対向面をスムー
スな関数系の曲線で形成するようにしてもよい。これら
の場合には直線と直線、または曲線と直線が接続する部
分でそれらをスムースにつなげば電界集中が起こり難く
なり、沿面放電や不要放電の発生を防止することができ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば放電励起型のレーザ
装置を長期間にわたり放電幅を変化させることなく安定
して運転することが可能となる。
したがって飼料加工に本し−サ装置を使用すれば、長期
にわたり安定で、ビーム幅、横モードの変化のない安定
な飼料加上が可能であり、実用上きわめて有用である。
また木し−→ノ”装置の共振器内部あるいはその一部に
波長選択素子を用いることてスペクトル幅の変動が極、
めで小さい狭帯域発振レサを実現することができ、従来
レーサリソグラフィの課題となっていた発振スペクトル
幅の長期間安定化を可能とし実用上極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るレーザ装置の実施例装置で使用さ
れる電極の近辺における等電位線の分布の様子を示す図
、第2図は第1図に示すアノード電極近傍の等電位線の
分布の様子を示す図、第3図は実施例装置の電界強度の
分布の様子を示す図、第4図は第3図に示すアノード電
極近傍の電界強度の分布の様子を示す図、第5図は第4
図に示すアノード電極の対向面における電界強度の変化
の様子を示す図、第6図および第7図は他の実施例にお
ける電極の形状を示す図、第8図は従来のレーザ装置の
全体構成を示す図、第9図はエキシマレーサガス放電中
の電離係数、付着係数、見掛けの電離係数の電界強度依
存性を示すグラフ、第10図(a)、(b)、(c)、
(d)および(e)はそれぞれ従来技術における電極を
用いた場合の画電極近傍の電位分布、カソード電極近傍
における電界強度分布、カソード電極の対向面における
電界強度の変化、アノード電極近傍における電界強度分
布、アノード電極の対向面における電界強度の変化を示
す図、第11図は従来技術の電極を用いた場合のレーサ
運転前後における電極表面の電界強度の変化率を示すグ
ラフである。 トレーザチャンハ、2・・・フロントミラー 4・・・
レーザ光、5・・・クレーティング、12・・カソード
電極、]3・・・アノード電極。 ヌ 一碕傭町口 [株]暗可属田 # 談 替鰺距ピロ 区 トー 培

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レーザチャンバの長手方向に沿って上下に対向し
    て配設された2つの電極間で放電を行い、前記レーザチ
    ャンバ内のレーザガスを励起してレーザ光を発生させる
    レーザ装置において、 前記2つの電極のうち少なくとも一方の電極の幅を放電
    幅と略一致させるようにしたことを特徴とするレーザ装
    置。
  2. (2)前記少なくとも一方の電極の幅が長径の長さと一
    致し、かつ前記少なくとも一方の電極の前記レーザチャ
    ンバの長手方向に垂直な断面における鉛直中心軸が短径
    軸と一致するように前記断面の外部ラインのうち前記他
    方の電極に対向する外部ラインを楕円状に形成したもの
    である請求項(1)記載のレーザ装置。
  3. (3)前記楕円の長径の長さと短径の長さの比を1から
    4の範囲にしたものである請求項(2)記載のレーザ装
    置。
  4. (4)前記電極の幅を前記2つの電極間の距離以下にし
    たものである請求項(1)記載のレーザ装置。
  5. (5)前記レーザ装置は波長選択素子を有した光共振器
    が設けられ、該光共振器によって前記レーザ光の発振波
    長を狭帯域化する狭帯域発振レーザ装置である請求項(
    1)記載のレーザ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06112554A (ja) * 1992-09-28 1994-04-22 Komatsu Ltd レーザ装置
JP2007103628A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Komatsu Ltd 放電励起式パルス発振ガスレーザ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06112554A (ja) * 1992-09-28 1994-04-22 Komatsu Ltd レーザ装置
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