JPH0410146Y2 - - Google Patents

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JPH0410146Y2
JPH0410146Y2 JP16333787U JP16333787U JPH0410146Y2 JP H0410146 Y2 JPH0410146 Y2 JP H0410146Y2 JP 16333787 U JP16333787 U JP 16333787U JP 16333787 U JP16333787 U JP 16333787U JP H0410146 Y2 JPH0410146 Y2 JP H0410146Y2
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container body
gas cylinder
gas
container
valve
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ガスボンベ収容容器、詳しくは有害
なガスが封入されたガスボンベを収容し、安全に
運搬することができ、有害ガスが漏洩した場合の
被害を容易に防止し得るガスボンベ収容容器に関
するものである。
〔従来の技術〕
有害ガス、例えば塩素、フツ素、フツ化水素、
塩化水素及びホスゲン等をボルトに充填し、運搬
する場合には運搬途中の事故等による該有害ガス
の漏洩が問題である。そのため、ガスの種類のよ
つてはその輸送経路の届出が必要であり、また事
故による漏洩が生じた場合の対策として化学反応
により漏洩ガスを無害化するための薬剤の積載或
いは吸着することにより漏洩ガスの拡散を防止す
る装置及び/または吸着剤の積載が必要である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前述したように、事故等による漏洩が生じた場
合については対策が講じられてはいるが、ガスボ
ンベからの有害ガスの漏洩を防止するのに充分効
果的な対策は未だなされていない。
従つて、本考案の目的は、有害ガスが封入され
ているガスボンベを安全に運搬することができ、
また運搬途中においてガスボンベから有害ガスが
漏洩した場合に、漏洩した有害ガスの拡散を防止
する装置及び吸着剤を使用することなく、有害ガ
スの拡散を防止し且つ該有害ガスを容易に処理す
ることができるガスボンベ収容容器を提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、ガスボンベを収容可能な筒状の容器
本体の後端部に、上記ガスボンベの出入口及び該
出入口を密閉する蓋体をそれぞれ設け、また上記
容器本体内に、該容器本体内に収容された上記ガ
スボンベが該容器本体の先端部方向へ移動するの
を阻止するストツパーを設け、更に上記容器本体
に、該容器本体の内外を連通可能にするバルブを
設けると共に、上記容器本体に移動用車輪を設け
たことを特徴とするガスボンベ収容容器を提供す
ることにより、前記目的を達成したものである。
〔実施例〕
以下、本考案のガスボンベ収容容器を図面に示
す好ましい一実施例に基づいて説明する。
第1図は本考案のガスボンベ収容容器の側面
図、第2図はその一部を断面にして示す背面図及
び第3図はその使用状態を示す説明図で、図中、
1はガスボンベAを収容可能とし且つガスボンベ
Aと略相似形の筒状をなす容器本体である。
容器本体1の後端部にはガスボンベAを出し入
れするための出入口2が設けられ、この出入口2
にはその外周を囲むようにフランジ3が形成され
ている。円板状の蓋体4は、上記出入口2を開閉
するもので、上記フランジ3にボルト5及びナツ
ト6によつてボルト止めされることによつて上記
出入口2を密閉し得るように設けられている。そ
して、上記容器本体1及び上記蓋体4は、上記出
入口2を該蓋体4の密閉下にガスボンベA内のガ
スが該容器本体1内に全量漏洩した場合において
も耐えられるように、耐圧構造とされている。ま
た、容器本体1の出入口2の外側部には、出入口
2の側部から上部に沿う円弧状をなし且つ出入口
2の上部に位置する部分にフツク7を形成してあ
るマンホールダビツト8が、上記容器本体1の長
さ方向に対して直角方向を回転中心として軸支さ
れており、上記蓋体4は、該マンホールダビツト
8のフツク7に吊設支持され、マンホールダビツ
ト8の回転により容器本体1の出入口2を開閉し
得るように装着されている。尚、図中9は蓋体4
の把手である。
上記容器本体1内の先端部寄りには、内壁に対
してほぼ垂直な板状とされ且つ上端部がガスボン
ベAの先端部の形状に合わせて円弧状の凹部10
とされているボンベストツパー11が設けられて
おり、容器本体内に収容された上記ガスボンベが
容器本体の先端部方向へ移動するのを阻止するよ
うにしてある。
容器本体1の先端部には、ガスボンベAに設け
られているバルブBと同様のバルブ12が設けら
れ、容器本体1の内外がバルブ12を介して連通
可能とされている。また、バルブ12は、バルブ
Bを保護する保護キヤツプCと同様の保持部材で
ある保護キヤツプ13によつて被覆されており、
ガスボンベ収容容器を移動する際の衝撃によるバ
ルブ12の破損を防止できるようになしてある。
尚、上記保護キヤツプ13は容器本体1に捻子止
め等によつて着脱自在に装着されている。
また、容器本体1の側部には、方向を自在に変
えられる前輪14及び該前輪14の後方左右両側
に位置する後輪15がそれぞれ設けられており、
容器本体1をその長さ方向に水平方向に向けて移
動できるようになしてある。そして、前輪14と
しては後輪15より径が小さいものが用いられ、
容器本体1を、先端部が後端部より下がつた状態
で移動できるようにしてある。また、容器本体を
固定するために、少なくとも前輪14又は後輪1
5の何れか一方にストツパー(図示を略す)が設
けられ、また、容器本体1の先端部及び左右両側
部にはそれぞれ把手16が設けられている。
次に上述の構成からなるガスボンベ収容容器に
よつてガスボンベを収容し運搬する場合について
説明する。
先ず、蓋体4をフランジ3に締め付けてあるボ
ルト5及びナツト6を外すと共に蓋体4を水平方
向に回転することによつて、出入口2を開ける。
この際、蓋体4がマンホールダビツト8によつて
支持されているため、蓋体4を容易に水平方向に
回転することができる。
次に、ガスボンベAを、その先端部から出入口
2を通して容器本体1内に入れ、ガスボンベAの
先端部がボンベストツパー11に当接されるまで
該ガスボンベAを容器本体1内に挿入する。この
際、容器本体1が先端部が後端部より下がつた姿
勢とされているため、ガスボンベAを容器本体1
内へ容易に挿入することができ、封入されたガス
ボンベAは容器本体1内においてガスボンベAの
先端部がボンベストツパー11に当接した状態で
確実に固定される。そして、蓋体4を水平方向に
回転させてフランジ3に当接させ、ボルト5にナ
ツト6を締め付けることによつて出入口2を密閉
し、ガスボンベAを本考案のガスボンベ収容容器
内に収容する。
上述のようにして本考案のガスボンベ収容容器
内に収容されたガスボンベAは、容器本体1に車
輪14,15が取付けてあるため、容器本体1を
移動することにより、容易に運搬することができ
る。そして、仮令、運搬中等にガスボンベAから
ガスが漏洩しても、ガスボンベ収容容器の外にガ
スが漏洩するおそれがなく、ガスボンベ収容容器
内に留つたガスはバルブ12を介して除害設備或
いは回収設備に送入し、容易に処理することがで
きる。
以上本考案のガスボンベ収容容器を一実施例に
ついて説明したが、本考案は上記実施例に制限さ
れるものではなく、例えば、容器本体1の形状
は、上記実施例ではガスボンベAと略相似形の筒
状とされているが、ガスボンベAを収容すること
ができ且つ所定の耐圧構造であれば任意の形状と
することができる。また、バルブ12は、前記実
施例では容器本体1の先端部に装着されている
が、この位置に限定されず容器本体1の適宜位置
に装着しても良く、バルブ12の形状もバルブB
と同様のものに限定されるものではない。更に、
ボンベストツパー11は、ガスボンベAの先端部
の保護及び固定の目的が達成される形状であれ
ば、前記実施例の形状に限定されず、任意の形状
とすることができる。
〔考案の効果〕
本考案のガスボンベ収容容器は、有害ガスが封
入されているガスボンベを安全に運搬することが
でき、また運搬途中においてガスボンベから有害
ガスが漏洩した場合に漏洩した有害ガスの拡散を
防止する装置及び吸着剤を使用することなく、有
害ガスの拡散を防止し且つ該有害ガスを容易に処
理することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のガスボンベ収容容器の側面
図、第2図はその一部を断面にして示す背面図、
及び第3図はその使用状態を示す説明図である。 1……容器本体、2……出入口、3……フラン
ジ、4……蓋体、8……マンホールダビツト、
9,16……把手、11……ボンベストツパー、
12……バルブ、13……保護キヤツプ、14…
…前輪、15……後輪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガスボンベを収容可能な筒状の容器本体の後端
    部に、上記ガスボンベの出入口及び該出入口を密
    閉する蓋体をそれぞれ設け、また上記容器本体内
    に、該容器本体内に収容された上記ガスボンベが
    該容器本体の先端部方向へ移動するのを阻止する
    ストツパーを設け、更に上記容器本体に、該容器
    本体の内外を連通可能にするバルブを設けると共
    に、上記容器本体に移動用車輪を設けたことを特
    徴とするガスボンベ収容容器。
JP16333787U 1987-10-26 1987-10-26 Expired JPH0410146Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16333787U JPH0410146Y2 (ja) 1987-10-26 1987-10-26

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JP16333787U JPH0410146Y2 (ja) 1987-10-26 1987-10-26

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Publication Number Publication Date
JPH0168977U JPH0168977U (ja) 1989-05-08
JPH0410146Y2 true JPH0410146Y2 (ja) 1992-03-12

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ID=31447972

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JP16333787U Expired JPH0410146Y2 (ja) 1987-10-26 1987-10-26

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JP5772701B2 (ja) * 2012-04-23 2015-09-02 東亞合成株式会社 ガスボンベ運搬装置
JP6108457B2 (ja) * 2013-07-08 2017-04-05 大陽日酸株式会社 漏洩容器運搬装置

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JPH0168977U (ja) 1989-05-08

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