JP6108457B2 - 漏洩容器運搬装置 - Google Patents

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Description

本発明は、環境に悪影響を及ぼす液化ガスが充填された容器から、該液化ガスの漏洩 若しくは漏洩の恐れがある状況において、該容器を処理施設まで運搬する際に使用する 漏洩容器運搬装置に関する。
近年、半導体デバイス・液晶パネル・太陽電池等の生産工場において、毒性ガス・可燃性ガス・腐食性ガス・地球温暖化ガス等、環境に悪影響を与えるガスが大量に使用されている。
これらのガス種の中には、常温加圧下において液体状態とされた液化ガスが多く存在する。このような液化ガスは、一般的に高圧ガス容器(例えばボンベ)に充填された状態で使用先まで運搬された後、使用先で消費される。
高圧ガス容器は、液化ガスが充填されたガス容器本体と、ガス容器本体の上端に取り付けられ、かつ該液化ガスの供給量を調節するための容器弁と、を有する。
従来、高圧ガス容器への液化ガスの充填時、高圧ガス容器の運搬時、高圧ガス容器からの液化ガスの供給時等において、ガス容器本体と容器弁との接続部分が破損或いは腐食することで、該接続部分から高圧ガス容器内に充填された液化ガスが微少量漏洩するという問題があった。このような問題を解決可能な従来技術として、特許文献1がある。
特許文献1には、毒性ガスまたは可燃性ガスが充填されたガス容器の首部に着脱自在に装着されるキャップと、不活性ガスが充填された不活性ガス供給源と、ガス容器内のガスを除害可能な除害剤が充填された除害筒と、キャップと不活性ガス供給源との間に配置され、かつ不活性ガス供給源内の不活性ガスをキャップ内に導く導入管路と、キャップと除害筒との間に配置され、かつキャップ内のガスを除害筒に導く導出管路と、を有する簡易ガス除害装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された簡易ガス除害装置では、ガス容器本体と容器弁との接続部分、及び首部からの液化ガスの漏洩には対処可能であるが、ガス容器本体でキャップが覆うことのできない場所からの漏洩(言い換えれば、該接続部分及び首部以外からの液化ガスの漏洩)には対処できないという問題があった。
図8は、従来の容器緊急収容車の概略構成を模式的に示す図である。
高圧ガス容器いずれの場所からの漏洩にも対応可能な技術として、図8に示す容器緊急収容車200がある。
図8を参照するに、容器緊急収容車200は、容器収容筒201と、パージガス導入部203と、容器挿入部204と、第1及び第2の車輪206,207と、ハンドル211と、漏洩ガス取り出し口213と、を有する。
容器収容筒201は、その内部に、環境に悪影響を及ぼす液化ガスが充填され、かつ該液化ガスが漏洩している容器215を収容する空間を有する。容器収容筒201の長さは、容器215の長さよりも十分に長くなるように構成されている。
パージガス導入部203は、容器収容筒201の一端に設けられている。パージガス導入部203は、パージガスを容器収容筒201内に導入させるための導入口である。
容器挿入部204は、容器収容筒201内に容器215を収容させる際に使用する部分である。第1の車輪206は、第2の車輪207よりも大きい車輪であり、容器収納筒201の両側に配置されている。第2の車輪207は、第1の車輪206と容器挿入部204との間に1つ配置されている。
ハンドル211は、第1の車輪206とパージガス導入部203との間に位置する容器収容筒201に設けられている。漏洩ガス取り出し口213は、容器収容筒201に設けられている。
上記構成とされた容器緊急収容車200によれば、液化ガスが漏洩している容器215を気密された容器収容筒201内に収容させることで、容器215の漏洩場所に依存することなく、液化ガスが漏洩している容器215を処理施設まで運搬することが可能となる。
特開平10−30799号公報
しかしながら、図8に示す容器緊急収容車200では、容器収容筒201に対して容器205の位置を規制していなかった。これにより、容器収容筒201内において容器215が揺り動かされ、容器215内の液化ガスの気体化(言い換えれば、蒸発)が促進されてしまうため、容器215から漏洩する液化ガスの漏洩量が増加してしまう。
このため、漏洩量が増加した液化ガスにより、容器収容筒201内部の腐食が促進されて、容器収容筒201の損傷が激しくなってしまうという問題があった。
また、図8に示す容器緊急収容車200では、容器215内に残留する液化ガスを沸点より低く冷却することなく、運搬していたため、容器215内の液化ガスがより気体化(蒸発)しやすいという問題もあった。
そこで、本発明は、液化ガスが充填された容器の漏洩場所に依存することなく、該容器を処理施設まで運搬可能で、かつ漏洩した液化ガスによる容器収容部(液化ガスが漏洩している容器を収容する部材)の損傷を抑制可能な漏洩容器運搬装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明によれば、車両により、液化ガスが漏洩している容器を運搬する漏洩容器運搬装置であって、前記容器との間に空間が形成されるように、該容器を収容し、かつ気密可能な構成とされた容器収容部と、前記空間に配置され、前記容器収容部に対する前記容器の位置を規制する位置規制部材と、前記位置規制部材が配置された前記空間を充填するように配置され、前記容器内に残留する前記液化ガスの温度が該液化ガスの沸点よりも低い温度となるように冷却する冷却剤と、を有することを特徴とする漏洩容器運搬装置が提供される。
また、請求項2に係る発明によれば、前記容器収容部の外面を覆う断熱部材を有することを特徴とする請求項1記載の漏洩容器運搬装置が提供される。
また、請求項3に係る発明によれば、前記位置規制部材は、前記容器の軸方向が鉛直方向と一致するように、該容器の位置を規制することを特徴とする請求項1または2記載の漏洩容器運搬装置が提供される。
また、請求項4に係る発明によれば、前記冷却剤は、ドライアイスであることを特徴とする請求項1ないし3のうち、いずれか1項記載の漏洩容器運搬装置が提供される。
また、請求項5に係る発明によれば、前記容器収容部内に不活性ガスを供給する不活性ガス供給源と、前記容器収容部内の漏洩した前記液化ガスを除害する除害剤が充填された除害部と、を有することを特徴とする請求項1ないし4のうち、いずれか1項記載の漏洩容器運搬装置が提供される。
また、請求項6に係る発明によれば、前記除害部は、前記除害剤が充填される除害剤充填容器を有し、前記除害剤は、少なくとも2種類の除害剤よりなり、前記少なくとも2種類の除害剤は、前記除害剤充填容器内において、順次積層配置されていることを特徴とする請求項5記載の漏洩容器運搬装置が提供される。
本発明の漏洩容器運搬装置によれば、気密可能な構成とされ、かつ液体ガスが漏洩している容器を収容する容器収容部と、容器収容部に対する該容器の位置を規制する位置規制部材と、を有することで、容器の漏洩場所に異存することなく、液化ガスが漏洩した容器を処理施設まで運搬することが可能になると共に、容器の運搬時において、容器収容部内の容器が揺り動かされることを抑制可能となる。
これにより、容器から漏洩する液化ガスの漏洩量の増加を抑制することが可能となるので、漏洩した液化ガスによる容器収容部の損傷を抑制できる。
さらに、位置規制部材が配置された容器収容部内の空間を充填するように配置され、容器内に残留する液化ガスの温度が該液化ガスの沸点よりも低い温度となるように冷却する冷却剤を有することにより、容器内に残留する液化ガスの気体化(言い換えれば、蒸発)を抑制することが可能となる。これにより、漏洩した液化ガスによる容器収容部の損傷を抑制できる。
つまり、本発明の漏洩容器運搬装置によれば、液化ガスが充填された容器の漏洩場所に依存することなく、該容器を処理施設まで運搬でき、かつ漏洩した液化ガスによる容器収容部の損傷を抑制できる。
本発明の実施の形態に係る漏洩容器運搬装置の概略構成を模式的に示す図である。 図1に示す漏洩容器運搬装置のうち、領域A1で囲まれた構造体の一部を分解した斜視図である。 容器収容部内に配置された容器及び位置規制部材の位置関係を説明するための断面図である。 図3に示す構造体をB視した平面図である。 図1に示す断熱部材が設けられた容器収容部の上部の断面図である。 図1に示す漏洩容器運搬装置のうち、領域A2で囲まれた部分の斜視図であり、かつ除害部に充填された第1及び第2の除害剤の位置が見えるように、除害部の容器本体を透過させた図である。 図6に示す除害剤充填容器の断面図である。 従来の容器緊急収容車の概略構成を模式的に示す図である。
以下、図面を参照して本発明を適用した実施の形態について詳細に説明する。なお、以下の説明で用いる図面は、本発明の実施形態の構成を説明するためのものであり、図示される各部の大きさや厚さや寸法等は、実際の漏洩容器運搬装置の寸法関係とは異なる場合がある。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る漏洩容器運搬装置の概略構成を模式的に示す図である。図1では、車両11に本実施の形態の漏洩容器運搬装置10を載積させた状態を図示している。
図2は、図1に示す漏洩容器運搬装置のうち、領域A1で囲まれた構造体の一部を分解した斜視図である。図2では、容器収容部24を構成する容器本体45の底面、及び容器収容部24を構成する蓋体本体55の上面に配置された断熱部材31と、図3に示すフランジ部53及び位置規制部材26と、の図示を省略する。
図3は、容器収容部内に配置された容器及び位置規制部材の位置関係を説明するための断面図である。図3では、容器収容部24を構成する蓋体46、及び冷却剤28の図示を省略する。
図2及び図3において、図1に示す漏洩容器運搬装置10と同一構成部分には、同一符号を付す。
図1〜図3を参照して、漏洩容器運搬装置10について説明する。
漏洩容器運搬装置10は、充填された液化ガスが漏洩している容器20を処理施設まで運搬する際に使用する装置である。
容器20としては、例えば、高圧ガス容器(具体的には、ボンベ)を用いることができる。また、上記液化ガスとしては、例えば、アンモニア(沸点が240K)、塩素(沸点が239K)、アルシン(沸点が210K)、ジシラン(沸点が259K)、トリクロロシラン(沸点が305K)、セレン化水素(沸点が232K)、硫化水素(沸点が212K)、臭化水素(沸点が207K)、四塩化ケイ素(沸点が330K)、三塩化ホウ素(沸点が285K)、二塩化シラン(沸点が281K)、六フッ化タングステン(沸点が291K)等を用いることができる。
なお、本実施の形態では、容器20に充填された液化ガスの一例として、塩素を用いた場合を例に挙げて、以下の説明を行う。
漏洩容器運搬装置10は、車両11の車載部11Aに車載されており、不活性ガス供給源13と、不活性ガス供給ライン14と、第1のバルブ15と、第2のバルブ16と、減圧弁17と、流量計19と、第1の台車22と、容器収容部24と、位置規制部材26と、冷却剤28と、断熱部材31と、漏洩ガス供給ライン33と、第3のバルブ35と、第4のバルブ37と、第2の台車38と、除害部39と、排気ライン42と、第5のバルブ43と、を有する。
不活性ガス供給源13は、不活性ガス供給ライン14の一端と接続されている。不活性ガス供給源13は、車両11に対して固定されている。
不活性ガス供給源13は、不活性ガス供給ライン14を介して、容器収容部24内に容器20から漏洩した液化ガスと反応しない不活性ガスを供給する。
該不活性ガスとしては、例えば、窒素やアルゴン等の希ガスや二酸化炭素等を用いることができる。また、不活性ガス供給源13としては、例えば、上記不活性ガスが充填されたボンベを用いることができる。
不活性ガス供給源13は、車両11による容器20の運搬に要する時間に対して、十分に余裕がある量を準備するとよい。例えば、不活性ガス供給源13としてボンベを用いる場合、複数本のボンベを並列に接続させて準備するとよい。
不活性ガス供給ライン14は、その一端が不活性ガス供給源13と接続されており、他端が容器収容部24と接続されている。不活性ガス供給ライン14は、不活性ガス供給源13に充填された不活性ガスを容器収容部24内に供給するためのラインである。
第1のバルブ15は、断熱部材31の近傍に位置する不活性ガス供給ライン14に配置されている。
第2のバルブ16は、第1のバルブ15と不活性ガス供給源13との間に位置する不活性ガス供給ライン14に配置されている。
減圧弁17は、第2のバルブ16と不活性ガス供給源13との間に位置する不活性ガス供給ライン14に設けられている。減圧弁17は、不活性ガス供給源13から供給される不活性ガスの圧力を減圧させる。
減圧弁17は、第2のバルブ16と共に、不活性ガス供給ライン14を流れる不活性ガスの流量を調節する。
流量計19は、第2のバルブと減圧弁17との間に位置する不活性ガス供給ライン14に配置されている。流量計19は、不活性ガス供給ライン14を流れる不活性ガスの流量を計測する。
第1の台車22は、断熱部材31で覆われた容器収容部24を運搬する際に使用する台車である。第1の台車22は、断熱部材31で覆われた容器収容部24と共に、車両11に対して固定されている。
図4は、図3に示す構造体をB視した平面図である。図4では、図3及び図5に示す複数のねじ穴53Aの図示を省略する。
図5は、図1に示す断熱部材が設けられた容器収容部の上部の断面図である。図4及び図5において、図1〜図3に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図1〜図5を参照するに、容器収容部24は、容器本体45と、蓋体46と、複数のボルト61と、複数のナット62と、を有する。
容器本体45は、収容部47と、不活性ガス導入部49と、内部観察用窓51と、フランジ部53と、を有する。
収容部47は、その上端が開放端とされており、液化ガスが漏洩している容器20、位置規制部材26、及び冷却剤28を収容している。収容部47は、充填された液化ガスが漏洩している容器20との間に空間Dが形成されるように、容器20を収容している。収容部47の外形は、例えば、円柱形状とすることができる。
不活性ガス導入部49は、収容部47内に不活性ガスを供給可能な状態で収容部47の外壁に設けられている。不活性ガス導入部49は、不活性ガス供給ライン14の他端と接続されている。
内部観察用窓51は、収容部47内の状態を観察可能な状態で収容部47の外壁に設けられている。内部観察用窓51は、収容部47内に充填された冷却剤28の状態を目視により確認するための窓である。
フランジ部53は、収容部47の上端に配置されている。フランジ部53は、収容部47と一体とされている。フランジ部53は、ボルト61が螺合されるねじ穴53Aを複数有する。
蓋体46は、蓋体本体55と、漏洩ガス導出部57と、を有する。蓋体本体55は、リング状とされたシール部材(図示せず)を介して、フランジ部53上に配置されている。蓋体本体55の外形は、フランジ部53の外形と同じ大きさとされている。蓋体本体55は、ねじ穴53Aと対向する部分に、ボルト61が螺合されるねじ穴55Aを有する。
漏洩ガス導出部57は、容器本体45内の漏洩ガス及び不活性ガスを容器本体45外に導出可能な状態で、蓋体本体55の中央部に設けられている。
複数のボルト61は、対向配置されたねじ穴53A,55Aに螺合されている。ナット62は、ボルト61のうち、フランジ部53の下方に突出した部分に取り付けられている。つまり、蓋体46は、容器本体45に対して、フランジ締結されている。これにより、容器収容部24内は、気密されている。
図3〜図6を参照するに、位置規制部材26は、容器本体45内において、容器本体45に対する容器20の位置を規制する部材である。
位置規制部材26は、複数(図4の場合、一例として3本)の棒状支持部材65と、複数(図4の場合、一例として2つ)のリング状部材67と、複数の接続部68と、を有する。
複数の棒状支持部材65は、位置規制部材26が容器本体45内に配置された状態において、それぞれ容器本体45の内面45aに近接して配置されている。容器本体45内において、複数の棒状支持部材65の延在方向は、鉛直方法と一致している。
棒状支持部材65と容器本体45の内面45aとの間隔は、例えば、0〜5mmの範囲内とすることができる。
このように、容器本体45の内面45aに近接して複数の棒状支持部材65を配置させることで、車両11による漏洩容器運搬装置10の運搬時に、容器本体45内において位置規制部材26がほとんど移動しなくなるため、容器20が揺り動かされることを抑制できる。
棒状支持部材65としては、例えば、内部が中空とされた金属(例えば、鉄やステンレス等)製のパイプを用いるとよい。棒状支持部材65として、金属製のパイプを用いることで、十分な強度を確保した上で、棒状支持部材65の軽量化を図ることができる。
なお、棒状支持部材65の数は、2本以上であればよく、図4に示す構成に限定されない。
複数のリング状部材67は、容器本体45の中央部において、鉛直方向に対して配置されている。複数のリング状部材67は、容器20が挿入される穴を有しており、容器20の周囲を連続して囲む部材である。リング状部材67の内径は、容器20の外形よりも僅かに大きくなるように構成されている。
リング状部材67内に配置された容器20とリング状部材67との隙間Cは、例えば、0〜5mmの範囲内にすることができる。
このように、容器20とリング状部材67との隙間Cを上記範囲内とすることで、容器20の輸送時において、リング状部材67内に配置された容器20が揺り動かされることを抑制できる。
複数の接続部68は、水平方向(鉛直方向に対して直交する面方向)に延在している。複数の接続部68は、その一端が棒状支持部材65と接続されており、他端がリング状部材67と接続されている。
これにより、複数のリング状部材67は、複数の接続部68を介して、複数の棒状支持部材65に支持されている。
上記構成とされた位置規制部材26は、容器20の軸方向Eが鉛直方向と一致するように、容器20の位置を規制している。これにより、漏洩場所が容器20の上部の場合は、容器20内に残留する液化ガスを下部に溜めることで、液体状態での大量漏洩を防ぐことができる。
図2及び図3を参照するに、冷却剤28は、位置規制部材26により位置を規制された容器20と容器収容部24との間に配置された空間Dを充填するように配置されている。これにより、容器20は、冷却剤28で覆われている。
冷却剤28は、容器20内に残留する液化ガスの温度が該液化ガスの沸点よりも低い温度となるように冷却する。また、冷却剤28は、漏洩した液化ガスと反応しない性質が求められる。
冷却剤28としては、例えば、ペレット状(例えば、長さが1cm程度)のドライアイス(昇華温度が195K)を用いることができる。
このように、冷却剤28として、昇華温度が195Kとされたドライアイスを用いることで、アンモニア(沸点が240K)、塩素(沸点が239K)、アルシン(沸点が210K)、ジシラン(沸点が259K)、トリクロロシラン(沸点が305K)、セレン化水素(沸点が232K)、硫化水素(沸点が212K)、臭化水素(沸点が207K)、四塩化ケイ素(沸点が330K)、三塩化ホウ素(沸点が285K)、二塩化シラン(沸点が281K)、六フッ化タングステン(沸点が291K)等を液化ガスとして用いた場合において、該液化ガスの沸点よりもドライアイスの昇華温度が低くなるので、容器20内に残留した液化ガスを液体状態に保つことが可能となる。
これにより、液化ガスの気体化(蒸発)を抑制することが可能となるので、容器収容部24の損傷を抑制できる。
また、冷却剤28としてドライアイスを用いることで、安価で、かつ入手しやすいという効果を奏する。
冷却剤28としてペレット状のドライアイスを用いて、現在地から車両11を用いて10時間離れた処理施設に、液化ガスが漏洩している容器20を運搬する場合、容器20の外壁面と容器本体45の内面45aとの間隔Fは、例えば、15cmとすることができる。
また、発砲スチロールよりなる厚さ1.5cmの断熱部材31を用いて、外気の温度がT℃のときに、車両11によりt時間かけて処理施設に容器20を輸送する場合、蒸発するドライアイス(冷却剤28)の量X(kg)は、下記(1)式により求めることができる。
X=(T+79)×t×0.022 ・・・(1)
例えば、外気の温度が21℃(つまり、T=21)で輸送時間が10時間(つまり、t=10)の場合、下記(2)式に示すように、蒸発するドライアイスの量Xは、22(kg)となる。
X=(21+79)×10×0.022=22 ・・・(2)
なお、処理施設に到着時において、容器20内に残留する液化ガスの液面高さまでドライアイスを残存させることが望ましいことから、仮に、容器収容部24内にドライアイスが1/3程度残存させるようにするためには、容器収容部24に33kgのドライアイスを充填させる必要がある。
図2〜図5を参照するに、断熱部材31は、容器本体45の外面、及び蓋体46の外面を覆うように配置されている。断熱部材31としては、例えば、発砲スチロールを用いることができる。
断熱部材31として発砲スチロールを用いる場合、断熱部材31の厚さは、例えば、1.5cmとすることができる。
なお、本実施の形態では、容器本体45の外面、及び蓋体46の外面(言い換えれば、容器収容部24の外面)を覆うように、断熱部材31を配置させた場合を例に挙げて説明したが、断熱部材31は、必要に応じて、容器収容部24の外面の一部(具体的には、容器収容部24の外周側面のみ)に設けてもよい。
図1及び図2を参照するに、漏洩ガス供給ライン33は、その一端が漏洩ガス導出部57と接続されており。他端が除害部39と接続されている。
漏洩ガス供給ライン33は、容器収容部24内に存在する水分、漏洩された液化ガス(漏洩ガス)、及び不活性ガスを除害部39に供給するためのラインである。
漏洩ガス供給ライン33を構成する材料としては、液化ガスの性質を考慮して、漏洩ガス供給ライン33を腐食させないものが好ましい。漏洩ガス供給ライン33を構成する材料としては、例えば、漏洩ガスが塩素の場合(多量の水分が含まれない条件下において)、鉄製や鋼鉄製の金属管等を用いることができる。
図1を参照するに、第3のバルブ35は、断熱部材31の近傍に位置する漏洩ガス供給ライン33に配置されている。第4のバルブ37は、除害部39の近傍に位置する漏洩ガス供給ライン33に配置されている。
第2の台車38は、除害部39を運搬する際に使用する台車である。第2の台車38は、除害部39と共に、車両11に対して固定されている。
図6は、図1に示す漏洩容器運搬装置のうち、領域A2で囲まれた部分の斜視図であり、かつ除害部に充填された第1及び第2の除害剤の位置が見えるように、除害部の容器本体を透過させた図である。図6において、図1に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図7は、図6に示す除害剤充填容器の断面図である。図7において、図6に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図6及び図7を参照するに、除害部39は、車両11に対して固定されており、除害剤充填容器71と、除害剤72と、を有する。
除害剤充填容器71は、容器本体77と、蓋体78と、複数のボルト91と、複数のナット92と、を有する。
容器本体77は、除害剤72を収容する収容部81と、排気部82と、フランジ部83と、を有する。収容部81は、上端が開放端とされている。収容部81の外形は、例えば、円柱形状とすることができる。
排気部82は、容器本体77内に配置された第1及び第2の除害剤73,74により、液化ガスが除害されたガス(具体的には、不活性ガス及び二酸化炭素)を、容器本体77外に導出可能な状態で、収容部81に設けられている。排気部82は、排気ライン42の一端と接続されている。
フランジ部83は、収容部81の上端に設けられている。フランジ部83は、ボルト91が螺合される複数のねじ穴83Aを有する。
蓋体78は、蓋体本体85と、漏洩ガス導入部86と、を有する。蓋体本体85は、リング状とされたシール部材(図示せず)を介して、フランジ部83上に配置されている。蓋体本体85の外形は、フランジ部83の外形と同じ大きさとされている。蓋体本体85は、ねじ穴83Aと対向する部分に、ボルト91が螺合されるねじ穴85Aを有する。
漏洩ガス導入部86は、容器収容部24から排出された水分、漏洩した液化ガス、及び不活性ガスを容器本体77内に導入可能な状態で、蓋体本体85の中央部に設けられている。
複数のボルト91は、対向配置されたねじ穴83A,85Aに螺合されている。ナット92は、ボルト91のうち、フランジ部83の下方に突出した部分に取り付けられている。つまり、蓋体78は、容器本体77に対して、フランジ締結されている。これにより、除害剤充填容器71は、気密されている。
図6を参照するに、除害剤72は、容器20から供給された液化ガスを除害する。除害剤72は、第1の除害剤94と、第2の除害剤95と、を有する。
第1の除害剤94は、容器本体77の下部を充填するように配置されている。第1の除害剤94の形状は、例えば、ペレット形状とすることができる。
容器20に液化ガスとして塩素を充填し、かつ不活性ガスとして窒素を用いる場合、第1の除害剤94としては、例えば、水酸化ナトリウムと過マンガン酸カリウムとを含む除害剤を用いることができる。
上記水酸化ナトリウムと過マンガン酸カリウムとを含む除害剤は、例えば、モノシラン、ジシラン、トリクロロシラン、塩化水素、セレン化水素、硫化水素、三フッ化ホウ素、塩素、臭化水素、四塩化化ケイ素、三塩化ホウ素、二塩化シラン、ゲルマン、六フッ化タングステン、四フッ化ケイ素等を除害することができる。
第2の除害剤95は、第1の除害剤94上に積層配置されており、容器本体77の上部を充填している。第2の除害剤95の形状は、例えば、ペレット形状とすることができる。
第1の除害剤94として水酸化ナトリウムと過マンガン酸カリウムとを含む除害剤を用いる場合、第2の除害剤としては、例えば、塩化第二鉄を含む除害剤を用いることができる。
上記塩化第二鉄を含む除害剤は、例えば、アルシン、ホスフィン、ジボラン、アンモニア等を除害することができる。
漏洩ガス供給ライン33より、漏洩ガス導入部86を介して、輸送された不活性ガス、二酸化炭素、及び漏洩した液化ガスのうち、漏洩した液化ガスは、第2の除害剤95、第1の除害剤94の順に移動し、第1の除害剤94及び/または第2の除害剤95により除害される。
なお、本実施の形態では、除去剤72を異なる2種類の除害剤(具体的には、第1及び第2の除害剤94,95)を積層させた場合を例に挙げて説明したが、除害剤72は、1種類の除害剤のみで構成してもよいし、2層以上の異なる種類の除害剤を積層させることで構成してもよい。
具体的には、除害剤72は、例えば、第1の除害剤94と、第2の除害剤95と、第3の除害剤であるシリカゲルと、を順次積層させて構成してもよい。この場合、最上層に配置されたシリカゲルにより、水分を除去することができる。
図1及び図6を参照するに、排気ライン42は、その一端が排気部82と接続されている。第5のバルブ43は、排気ライン42に設けられている。第5のバルブ43を開けることで、除害部39から導出され、かつ排気ライン42により輸送された不活性ガス及び 二酸化炭素が大気放散される。
本実施の形態の漏洩容器運搬装置10によれば、気密可能な構成とされ、かつ液体ガスが漏洩した容器20を収容する容器収容部24と、容器収容部24に対する該容器20の位置を規制する位置規制部材26と、を有することで、容器20の漏洩場所に異存することなく、液化ガスが漏洩した容器20を処理施設まで運搬することが可能になると共に、容器20の運搬時において、容器収容部24内の容器が揺り動かされることを抑制可能となる。
これにより、容器20から漏洩する液化ガスの漏洩量の増加を抑制することが可能となるので、漏洩した液化ガスによる容器収容部24の損傷を抑制できる。
さらに、位置規制部材26が配置された容器収容部24内の空間Dを充填するように配置され、容器20内に残留する液化ガスの温度が該液化ガスの沸点よりも低い温度となるように冷却する冷却剤28を有することにより、容器20内の液化ガスの気体化(言い換えれば、蒸発)を抑制することが可能となるので、容器収容部24の損傷を抑制できる。
つまり、本実施の形態の漏洩容器運搬装置10によれば、液化ガスが充填された容器20の漏洩場所に依存することなく、該容器20を処理施設まで運搬でき、かつ液化ガスの気体化による容器収容部24の損傷を抑制できる。
次に、図1〜図5を参照して、漏洩容器運搬装置10の使用方法について説明する。
始めに、液化ガスが漏洩している容器20が発見されると、空気呼吸器等の保護具を身に着けた作業員が、該容器20のサイズに合った位置規制部材26を選択し、位置規制部材26を容器本体45内に設置する。
次いで、作業員は、位置規制部材26を構成する複数のリング状部材67の穴を通過するように、液化ガスが漏洩した容器20を配置する。これにより、容器本体45に対して、容器20の位置が規制される。
次いで、容器本体45内に、容器20が埋まるまで十分な量の冷却剤28(例えば、ペレット形状とされたドライアイス)を充填する。次いで、容器本体45上に蓋体46を配置し、複数のボルト61及びナット62を用いて、容器本体45と蓋体46とをフランジ締結させる。これにより、容器収容部24内が気密される。
次いで、冷却剤28の昇華を抑制するために、容器本体45の外周面を断熱部材31で覆う。なお、このとき、図5に示すように、蓋体本体55の上面を断熱部材31で覆ってもよいし、図3に示すように、容器本体45の底部の外側の面を断熱部材31で覆ってもよい。
次いで、不活性ガス供給源13から容器収容部24内に所定の流量とされた不活性ガスを供給する。容器収容部24の下流側に配置された除害部39には、漏洩した液化ガス、不活性ガス、及び冷却剤28であるドライアイスが昇華することで発生した二酸化炭素が流れる。
これらのガスのうち、漏洩した液化ガスが除害部39を構成する除害剤72により除害され、不活性ガス及び二酸化炭素が除害部39と接続された排気ライン42を介して車両11の外へ放出される。
その後、不活性ガスが安定して供給され、かつ除害部39による除害処理が行われていることを確認後、作業員は、保護具を外し、車両11を慎重に運転して処理施設まで液化ガスが漏洩した容器20を運搬する。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明は、環境に悪影響を及ぼす液化ガスが充填された容器から該液化ガスが漏洩した容器を処理施設まで運搬する際に使用する漏洩容器運搬装置に適用可能である。
10…漏洩容器運搬装置、11…車両、11A…車載部、13…不活性ガス供給源、14…不活性ガス供給ライン、15…第1のバルブ、16…第2のバルブ、17…減圧弁、19…流量計、20…容器、22…第1の台車、24…容器収容部、26…位置規制部材、28…冷却剤、31…断熱部材、33…漏洩ガス供給ライン、35…第3のバルブ、37…第4のバルブ、38…第2の台車、39…除害部、42…排気ライン、43…第5のバルブ、45,77…容器本体、45a…内面、46,78,85…蓋体、47,81…収容部、49…不活性ガス導入部、51…内部観察用窓、53,83…フランジ部、53A,55A,83A,85A…ねじ穴、55…蓋体本体、57…漏洩ガス導出部、61,91…ボルト、62,92…ナット、65…棒状支持部材、67…リング状部材、68…接続部、71…除害剤充填容器、72…除害剤、82…排気部、86…漏洩ガス導入部、94…第1の除害剤、95…第2の除害剤、A1,A2…領域、C…隙間、D…空間、E…軸方向、F…間隔

Claims (6)

  1. 車両により、液化ガスが漏洩している容器を運搬する漏洩容器運搬装置であって、
    前記容器との間に空間が形成されるように、該容器を収容し、かつ気密可能な構成とされた容器収容部と、
    前記空間に配置され、前記容器収容部に対する前記容器の位置を規制する位置規制部材と、
    前記位置規制部材が配置された前記空間を充填するように配置され、前記容器内に残留する前記液化ガスの温度が該液化ガスの沸点よりも低い温度となるように冷却する冷却剤と、
    を有することを特徴とする漏洩容器運搬装置。
  2. 前記容器収容部の外面を覆う断熱部材を有することを特徴とする請求項1記載の漏洩容器運搬装置。
  3. 前記位置規制部材は、前記容器の軸方向が鉛直方向と一致するように、該容器の位置を規制することを特徴とする請求項1または2記載の漏洩容器運搬装置。
  4. 前記冷却剤は、ドライアイスであることを特徴とする請求項1ないし3のうち、いずれか1項記載の漏洩容器運搬装置。
  5. 前記容器収容部内に不活性ガスを供給する不活性ガス供給源と、
    前記容器収容部内の漏洩した前記液化ガスを除害する除害剤が充填された除害部と、
    を有することを特徴とする請求項1ないし4のうち、いずれか1項記載の漏洩容器運搬装置。
  6. 前記除害部は、前記除害剤が充填される除害剤充填容器を有し、
    前記除害剤は、少なくとも2種類の除害剤よりなり、
    前記少なくとも2種類の除害剤は、前記除害剤充填容器内において、順次積層配置されていることを特徴とする請求項5記載の漏洩容器運搬装置。
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