JPH048062Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH048062Y2 JPH048062Y2 JP16516887U JP16516887U JPH048062Y2 JP H048062 Y2 JPH048062 Y2 JP H048062Y2 JP 16516887 U JP16516887 U JP 16516887U JP 16516887 U JP16516887 U JP 16516887U JP H048062 Y2 JPH048062 Y2 JP H048062Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- gas cylinder
- gas
- container
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 24
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 10
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 6
- 238000010422 painting Methods 0.000 claims description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 3
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 102
- 239000002341 toxic gas Substances 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 231100000614 poison Toxicity 0.000 description 5
- 230000007096 poisonous effect Effects 0.000 description 5
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 5
- 231100000331 toxic Toxicity 0.000 description 5
- 230000002588 toxic effect Effects 0.000 description 5
- XYFCBTPGUUZFHI-UHFFFAOYSA-N Phosphine Chemical compound P XYFCBTPGUUZFHI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 3
- QGZKDVFQNNGYKY-UHFFFAOYSA-N Ammonia Chemical compound N QGZKDVFQNNGYKY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- RBFQJDQYXXHULB-UHFFFAOYSA-N arsane Chemical compound [AsH3] RBFQJDQYXXHULB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- UORVGPXVDQYIDP-UHFFFAOYSA-N borane Chemical compound B UORVGPXVDQYIDP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 2
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 2
- 229910000073 phosphorus hydride Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 238000003892 spreading Methods 0.000 description 2
- 238000010408 sweeping Methods 0.000 description 2
- KZBUYRJDOAKODT-UHFFFAOYSA-N Chlorine Chemical compound ClCl KZBUYRJDOAKODT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-N Fluorane Chemical compound F KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- PXGOKWXKJXAPGV-UHFFFAOYSA-N Fluorine Chemical compound FF PXGOKWXKJXAPGV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 208000001034 Frostbite Diseases 0.000 description 1
- VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N Hydrochloric acid Chemical compound Cl VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- BLRPTPMANUNPDV-UHFFFAOYSA-N Silane Chemical compound [SiH4] BLRPTPMANUNPDV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910021529 ammonia Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000085 borane Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000001784 detoxification Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 1
- 229910052731 fluorine Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011737 fluorine Substances 0.000 description 1
- 229910052736 halogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000002367 halogens Chemical class 0.000 description 1
- 239000000383 hazardous chemical Substances 0.000 description 1
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 1
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000041 hydrogen chloride Inorganic materials 0.000 description 1
- IXCSERBJSXMMFS-UHFFFAOYSA-N hydrogen chloride Substances Cl.Cl IXCSERBJSXMMFS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000040 hydrogen fluoride Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229910000077 silane Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Handcart (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は、有毒ガス、可燃性ガス等を収納する
ガスボンベから何等かの理由によりガスが漏洩す
る場合にそのガスボンベから周囲への有毒ガス、
可燃性ガス等の拡散を短時間内に防止するととも
に、一人で安全に除害場に運搬できるようにした
ガスボンベ緊急運搬装置に関するものである。
ガスボンベから何等かの理由によりガスが漏洩す
る場合にそのガスボンベから周囲への有毒ガス、
可燃性ガス等の拡散を短時間内に防止するととも
に、一人で安全に除害場に運搬できるようにした
ガスボンベ緊急運搬装置に関するものである。
<従来の技術>
近年、例えば半導体製造工場等においてはホス
フイン、アルシン、シラン、ボラン、ジボラン、
ハロゲンガス(塩素ガス、フツ化水素、塩化水
素、フツ素等)の有毒ガスやアンモニア、水素等
の可燃性ガスが使用されている。これらの有毒ガ
スの中には例えばホスフインやアルシンのように
大気中濃度が1p.p.m.〜5p.p.m.で死に至るような
猛毒のものも含まれている。このような有毒ガス
を収納するガスボンベについてはそれ故にガス漏
れ防止のために厳格な生産管理が為され、流通過
程や需要者サイドでの保管にも極めて厳格な注意
が払われている。可燃性ガスについても爆発や火
災の発生を防止するために同様に厳格な生産管理
が為され、流通過程や需要者サイドでの保管にも
極めて厳格な注意が払われている。
フイン、アルシン、シラン、ボラン、ジボラン、
ハロゲンガス(塩素ガス、フツ化水素、塩化水
素、フツ素等)の有毒ガスやアンモニア、水素等
の可燃性ガスが使用されている。これらの有毒ガ
スの中には例えばホスフインやアルシンのように
大気中濃度が1p.p.m.〜5p.p.m.で死に至るような
猛毒のものも含まれている。このような有毒ガス
を収納するガスボンベについてはそれ故にガス漏
れ防止のために厳格な生産管理が為され、流通過
程や需要者サイドでの保管にも極めて厳格な注意
が払われている。可燃性ガスについても爆発や火
災の発生を防止するために同様に厳格な生産管理
が為され、流通過程や需要者サイドでの保管にも
極めて厳格な注意が払われている。
しかしながら、何等かの理由によつてガスボン
ベのガス抽出弁の弁座等に微細な傷が付いたり、
抽出弁とボンベ本体とを接合するねじの間の気密
構造が破れたりして、通常人の感覚では発見し得
ない程度の微量のガスが漏洩するおそれはある。
ベのガス抽出弁の弁座等に微細な傷が付いたり、
抽出弁とボンベ本体とを接合するねじの間の気密
構造が破れたりして、通常人の感覚では発見し得
ない程度の微量のガスが漏洩するおそれはある。
そこで、例えば半導体製造工場の中には、これ
らの有毒ガスあるいは可燃性ガスを収納するガス
ボンベを密閉容器に収納し、更に、その密閉容器
内を真空掃引して、ガスボンベから漏洩した有毒
ガスあるいは可燃性ガスが周囲に拡散されないよ
うにするとともに、ガスボンベから漏洩した有毒
ガスをガスセンサによつて検出する設備を設ける
ものや、更に除害場にそのガスを誘導して除害処
理する設備を設けるものもある。通常、ガス漏れ
が検出されたガスボンベは新たなガスボンベと交
換され、手押車等の適当な運搬装置によつて除害
場に運ばれ、そこで除害処理される。除害場にそ
のガスを誘導して除害処理する設備を設ける工場
においても、ガス漏れが生じているボンベの中の
ガスを全部除害するまで密閉容器内にガスボンベ
を置いておくことはなく、安全性を確保するため
にガス漏れが検出されたガスボンベは新たなガス
ボンベと交換され、手押車等の適当な運搬装置に
よつて除害場に運んでそこで除害処理される。し
かしながら、従来、ガス漏れを検出されたガスボ
ンベを迅速かつ安全に収納し、手軽に運搬する運
搬装置としては適当なものがなかつた。
らの有毒ガスあるいは可燃性ガスを収納するガス
ボンベを密閉容器に収納し、更に、その密閉容器
内を真空掃引して、ガスボンベから漏洩した有毒
ガスあるいは可燃性ガスが周囲に拡散されないよ
うにするとともに、ガスボンベから漏洩した有毒
ガスをガスセンサによつて検出する設備を設ける
ものや、更に除害場にそのガスを誘導して除害処
理する設備を設けるものもある。通常、ガス漏れ
が検出されたガスボンベは新たなガスボンベと交
換され、手押車等の適当な運搬装置によつて除害
場に運ばれ、そこで除害処理される。除害場にそ
のガスを誘導して除害処理する設備を設ける工場
においても、ガス漏れが生じているボンベの中の
ガスを全部除害するまで密閉容器内にガスボンベ
を置いておくことはなく、安全性を確保するため
にガス漏れが検出されたガスボンベは新たなガス
ボンベと交換され、手押車等の適当な運搬装置に
よつて除害場に運んでそこで除害処理される。し
かしながら、従来、ガス漏れを検出されたガスボ
ンベを迅速かつ安全に収納し、手軽に運搬する運
搬装置としては適当なものがなかつた。
<考案が解決しようとする問題点>
本考案は上記の事情を考慮してなされたもので
あつて、有毒ガス、可燃性ガス等を収納するガス
ボンベから何等かの理由によりガスが漏洩する場
合にそのガスボンベから周囲への有毒ガス、可燃
性ガス等の拡散を短時間内に防止でき、しかも、
一人で安全に除害場に運搬できるようにしたガス
ボンベ緊急運搬装置を提供することを目的とする
ものである。
あつて、有毒ガス、可燃性ガス等を収納するガス
ボンベから何等かの理由によりガスが漏洩する場
合にそのガスボンベから周囲への有毒ガス、可燃
性ガス等の拡散を短時間内に防止でき、しかも、
一人で安全に除害場に運搬できるようにしたガス
ボンベ緊急運搬装置を提供することを目的とする
ものである。
<問題点を解決するための手段>
本考案に係るガスボンベ緊急運搬装置は、上記
の事情を考慮してなされたものであつて、例えば
第1図ないし第3図に示すように、ガスボンベを
収納する筒状の密閉容器1と、該密閉容器1の前
側半部に脚2を介して回転可能に枢支された車輪
3と、該密閉容器1の後側半部をその前側半部と
ほぼ同じ地上高さに支持するスタンド4と、該密
閉容器1の後端部を持ち上げるための把手5とを
備え、上記密閉容器1が前後いずれか一端が開放
された筒体6と、この開放端部を密閉する脱着可
能な蓋体7と、蓋体7及び筒体6の周方向の複数
箇所に配置され、筒体6と蓋体7とを互いに引き
つけて固定する固定手段8と、密閉された密閉容
器1の内部のガスを真空掃引するための抽出弁9
とを備えることを特徴とするものである。
の事情を考慮してなされたものであつて、例えば
第1図ないし第3図に示すように、ガスボンベを
収納する筒状の密閉容器1と、該密閉容器1の前
側半部に脚2を介して回転可能に枢支された車輪
3と、該密閉容器1の後側半部をその前側半部と
ほぼ同じ地上高さに支持するスタンド4と、該密
閉容器1の後端部を持ち上げるための把手5とを
備え、上記密閉容器1が前後いずれか一端が開放
された筒体6と、この開放端部を密閉する脱着可
能な蓋体7と、蓋体7及び筒体6の周方向の複数
箇所に配置され、筒体6と蓋体7とを互いに引き
つけて固定する固定手段8と、密閉された密閉容
器1の内部のガスを真空掃引するための抽出弁9
とを備えることを特徴とするものである。
<作用>
本考案のガスボンベ緊急運搬装置によれば、密
閉容器はスタンドと車輪とに支持されてほぼ水平
に位置させることができる。そして、蓋体をはず
してガス漏れを生じているガスボンベを筒体内に
挿入した後蓋体で筒体の開口端部を閉じ、固定手
段で筒体と蓋体とを互いに引きつけて固定するこ
とにより密閉容器を密封することができる。従つ
て、ガスボンベの運搬の開始前のガスボンベを密
閉容器内に封入した時点から、ガスボンベから漏
れているガスの周囲への拡散が防止される。
閉容器はスタンドと車輪とに支持されてほぼ水平
に位置させることができる。そして、蓋体をはず
してガス漏れを生じているガスボンベを筒体内に
挿入した後蓋体で筒体の開口端部を閉じ、固定手
段で筒体と蓋体とを互いに引きつけて固定するこ
とにより密閉容器を密封することができる。従つ
て、ガスボンベの運搬の開始前のガスボンベを密
閉容器内に封入した時点から、ガスボンベから漏
れているガスの周囲への拡散が防止される。
また、このようにしてガスボンベを密閉容器内
に封入した後、把手を持つて密閉容器の後端部を
持ち上げて前方へ押したり、後方へ引いたりすれ
ば、車輪が回転してガスボンベをガスボンベ緊急
運搬装置ごと一人で楽に移動させることができ
る。
に封入した後、把手を持つて密閉容器の後端部を
持ち上げて前方へ押したり、後方へ引いたりすれ
ば、車輪が回転してガスボンベをガスボンベ緊急
運搬装置ごと一人で楽に移動させることができ
る。
そして、除害場に着けば、除害場でガスボンベ
を密閉容器から取り出さずに除害装置を抽出弁に
接続して密閉容器内のガスを真空掃引し、除害処
理することができる。
を密閉容器から取り出さずに除害装置を抽出弁に
接続して密閉容器内のガスを真空掃引し、除害処
理することができる。
本考案を実施する上で、上記車輪の軸心の位置
は密閉容器の前側半部の下方であれば特に限定さ
れないが、把手を持つて密閉容器の後側半部を持
ち上げたときの密閉容器の重心を通る鉛直線より
も前方で、かつ、その鉛直線に接近するように配
置すれば、密閉容器の後側半部が持ち上げるとき
や、密閉容器の後側半部を持ち上げで押したり引
いたりするときにボンベを収納した密閉容器の重
量の大部分が車輪によつて負担され、作業者は密
閉容器の重量の小部分を負担すればよいので、運
搬作業が楽になるので有利である。
は密閉容器の前側半部の下方であれば特に限定さ
れないが、把手を持つて密閉容器の後側半部を持
ち上げたときの密閉容器の重心を通る鉛直線より
も前方で、かつ、その鉛直線に接近するように配
置すれば、密閉容器の後側半部が持ち上げるとき
や、密閉容器の後側半部を持ち上げで押したり引
いたりするときにボンベを収納した密閉容器の重
量の大部分が車輪によつて負担され、作業者は密
閉容器の重量の小部分を負担すればよいので、運
搬作業が楽になるので有利である。
また、密閉容器の密閉度を高めるためには、上
記筒体と蓋体との少なくとも一方に両者の間を密
封するシール部材を保有させることが有利であ
る。シール部材は筒体と蓋体とのいずれか一方あ
るいは双方に設ければよいが、例えば、筒体の開
口端面にシール部材を設け、蓋体にそのシール部
材が圧接される環状のシール面を設け、このシー
ル面を上記蓋体の端面から凹入して形成すればよ
い。この場合には、蓋体を地面に置いた時にシー
ル面が地面に接触しないので、シール面に異物が
付着したり、シール面が傷ついたりすることを防
止できるという利点が得られる。
記筒体と蓋体との少なくとも一方に両者の間を密
封するシール部材を保有させることが有利であ
る。シール部材は筒体と蓋体とのいずれか一方あ
るいは双方に設ければよいが、例えば、筒体の開
口端面にシール部材を設け、蓋体にそのシール部
材が圧接される環状のシール面を設け、このシー
ル面を上記蓋体の端面から凹入して形成すればよ
い。この場合には、蓋体を地面に置いた時にシー
ル面が地面に接触しないので、シール面に異物が
付着したり、シール面が傷ついたりすることを防
止できるという利点が得られる。
更に、本考案において筒体の開放端部に蓋体の
下部を受け止める蓋受部材を設けることは自由で
あり、蓋受部材を設ければ、一端はずした蓋体を
閉じるときに蓋体を固定手段で筒体と固定するま
での間、蓋体を蓋受部材に支持させて筒体の開口
端部の間近に置いておけるので蓋体と筒体との固
定作業が容易になる点で有利になる。
下部を受け止める蓋受部材を設けることは自由で
あり、蓋受部材を設ければ、一端はずした蓋体を
閉じるときに蓋体を固定手段で筒体と固定するま
での間、蓋体を蓋受部材に支持させて筒体の開口
端部の間近に置いておけるので蓋体と筒体との固
定作業が容易になる点で有利になる。
また更に、固定手段は周方向に等間隔に配置し
てもよく、不等間隔に配置してもよい。そして、
蓋体の筒体に対する取付方向を特定するために蓋
体にその上下方向を識別する識別手段を設けるこ
とも自由である。この識別手段は固定手段が周方
向に不等間隔に配置されている場合には特に有利
であるが、固定手段が周方向に等間隔に配置され
ている場合でも蓋体を筒体との固定に適する位置
に位置合わせする目安となり、蓋体の位置合わせ
作業を簡単に短時間でできるので有利である。識
別手段としては、例えば、塗色、刻印あるいは肉
盛り等の手法を用いればよく、例えば、上半部と
下半部とを別の色に塗り分けたり、矢印、○印、
△印等のマークを設ける手法を用いることができ
る。
てもよく、不等間隔に配置してもよい。そして、
蓋体の筒体に対する取付方向を特定するために蓋
体にその上下方向を識別する識別手段を設けるこ
とも自由である。この識別手段は固定手段が周方
向に不等間隔に配置されている場合には特に有利
であるが、固定手段が周方向に等間隔に配置され
ている場合でも蓋体を筒体との固定に適する位置
に位置合わせする目安となり、蓋体の位置合わせ
作業を簡単に短時間でできるので有利である。識
別手段としては、例えば、塗色、刻印あるいは肉
盛り等の手法を用いればよく、例えば、上半部と
下半部とを別の色に塗り分けたり、矢印、○印、
△印等のマークを設ける手法を用いることができ
る。
尚、スタンドと把手とは、特に限定されるもの
ではないが、部品点数を減少させてコストダウン
を図るために一本の部材を曲げた一体部品を構成
するものであつてもよい。
ではないが、部品点数を減少させてコストダウン
を図るために一本の部材を曲げた一体部品を構成
するものであつてもよい。
また、上記密閉容器内のガス圧を外部から観察
できるように密閉容器にその内圧を検出して表示
する圧力計を設けることも自由である。
できるように密閉容器にその内圧を検出して表示
する圧力計を設けることも自由である。
<実施例>
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
第1図は本考案の一実施例に係るガスボンベ緊
急運搬装置の側面図であり、第2図はその半断正
面図であり、第3図はその背面図であり、第4図
はその筒体の開口端部の縦断側面面であり、第5
図はその蓋体の縦断側面図であり、第6図は運搬
作業の要領を示す斜視図である。
急運搬装置の側面図であり、第2図はその半断正
面図であり、第3図はその背面図であり、第4図
はその筒体の開口端部の縦断側面面であり、第5
図はその蓋体の縦断側面図であり、第6図は運搬
作業の要領を示す斜視図である。
このガスボンベ緊急運搬装置の図示しないガス
ボンベを収納する筒状の密閉容器1と、該密閉容
器1の前側半部(第1図上、右側半部)に脚2を
介して回転可能に枢支された車輪3と、該密閉容
器1の後側半部をその前側半部とほぼ同じ地上高
さに支持するスタンド4と、該密閉容器1の後端
部を持ち上げるための把手5とを備える。
ボンベを収納する筒状の密閉容器1と、該密閉容
器1の前側半部(第1図上、右側半部)に脚2を
介して回転可能に枢支された車輪3と、該密閉容
器1の後側半部をその前側半部とほぼ同じ地上高
さに支持するスタンド4と、該密閉容器1の後端
部を持ち上げるための把手5とを備える。
上記密閉容器1は前端が開放された蓋体6と、
この開放端部を密閉する脱着可能な蓋体7と、蓋
体7及び筒体6の周方向の4箇所に等間隔を置い
て配置され、筒体6に蓋体7を引きつけて固定す
る固定手段8と、密閉された密閉容器1の内部の
ガスを真空掃引するための抽出弁9とを備えてい
る。
この開放端部を密閉する脱着可能な蓋体7と、蓋
体7及び筒体6の周方向の4箇所に等間隔を置い
て配置され、筒体6に蓋体7を引きつけて固定す
る固定手段8と、密閉された密閉容器1の内部の
ガスを真空掃引するための抽出弁9とを備えてい
る。
上記固定手段8は筒体6の外周面に設けたブラ
ケツト10に揺動可能に枢支されたボルト11
と、これに螺合されるナツト12とを備え、上記
筒体6の開口端部と蓋体7との周囲部には周方向
の4箇所に等間隔を置いてこのボルト11を挿通
するためのU字溝13が形成される。そして、各
ボルト11を対応するU字溝13内に挿通し、蓋
体7の前側からナツト12を締め込んで筒体6に
蓋体7を引きつけて固定するようになつている。
ケツト10に揺動可能に枢支されたボルト11
と、これに螺合されるナツト12とを備え、上記
筒体6の開口端部と蓋体7との周囲部には周方向
の4箇所に等間隔を置いてこのボルト11を挿通
するためのU字溝13が形成される。そして、各
ボルト11を対応するU字溝13内に挿通し、蓋
体7の前側からナツト12を締め込んで筒体6に
蓋体7を引きつけて固定するようになつている。
筒体6の開口端縁には環状のパツキング収納溝
14が形成され、このパツキング収納溝14には
例えばOリングからなるシール部材15が嵌入さ
れる。上記パツキング収納溝14はシール部材1
5の脱落を防止するために奥底部が開口部よりも
広い蟻溝状に形成されており、上記シール部材1
5が圧接されるシール面16は蓋体7の内側面に
形成される。このシール面16は、蓋体7を地上
等に置いたときに異物が付着したりシール面16
が傷ついたりしないように、蓋体7の内端面17
から凹入させてある。
14が形成され、このパツキング収納溝14には
例えばOリングからなるシール部材15が嵌入さ
れる。上記パツキング収納溝14はシール部材1
5の脱落を防止するために奥底部が開口部よりも
広い蟻溝状に形成されており、上記シール部材1
5が圧接されるシール面16は蓋体7の内側面に
形成される。このシール面16は、蓋体7を地上
等に置いたときに異物が付着したりシール面16
が傷ついたりしないように、蓋体7の内端面17
から凹入させてある。
筒体6の開口端部に下側には蓋受部材18が設
けられ、蓋体7を閉めるときにこの蓋受部材18
に蓋体7を載せることにより、蓋体7を筒体6の
開口端部の間近に保持できるようになつている。
けられ、蓋体7を閉めるときにこの蓋受部材18
に蓋体7を載せることにより、蓋体7を筒体6の
開口端部の間近に保持できるようになつている。
蓋体6及び蓋体7は、蓋体7を閉じる時に蓋体
7の位置合わせを迅速にかつ簡単に行えるように
するために、例えば上半部分を白色に、下半部分
(第1図ないし第3図においてハツチングを施し
た部分)を青色に、というように塗色を上下で塗
り分けることにより、蓋7の上下方向を一見して
識別できるようにしてある。
7の位置合わせを迅速にかつ簡単に行えるように
するために、例えば上半部分を白色に、下半部分
(第1図ないし第3図においてハツチングを施し
た部分)を青色に、というように塗色を上下で塗
り分けることにより、蓋7の上下方向を一見して
識別できるようにしてある。
上記車輪3の軸心は、運送作業においてガスボ
ンベ及びガスボンベ緊急運搬装置の重量のうち作
業者が分担する重量を少なくして運送作業を楽に
するために、把手5を持つて密閉容器1の後側半
部を持ち上げたときの密閉容器1の重心Gを通る
鉛直線よりも前方で、かつ、その鉛直線に接近す
るように配置される。
ンベ及びガスボンベ緊急運搬装置の重量のうち作
業者が分担する重量を少なくして運送作業を楽に
するために、把手5を持つて密閉容器1の後側半
部を持ち上げたときの密閉容器1の重心Gを通る
鉛直線よりも前方で、かつ、その鉛直線に接近す
るように配置される。
また、把手5とスタンド4とは一本のパイプ部
材を門型に折り曲げて形成したものであつて、筒
体6との結合を確実にするとともにスタンド4が
左右に開くのを防止するための上下2本の横枠1
9を備えている。
材を門型に折り曲げて形成したものであつて、筒
体6との結合を確実にするとともにスタンド4が
左右に開くのを防止するための上下2本の横枠1
9を備えている。
上記筒体6には抽出弁9を介して密閉容器1の
内圧を検出する圧力計20が接続され、抽出弁9
及び圧力計20を他物との衝突から保護するため
のカバー21が筒体6の上面に固定される。
内圧を検出する圧力計20が接続され、抽出弁9
及び圧力計20を他物との衝突から保護するため
のカバー21が筒体6の上面に固定される。
尚、このガスボンベ緊急運搬装置を例えばホイ
スト、クレーン等で吊り下げられるように、密閉
容器1の上側で重心Gの上方にアイプレート22
が設けられている。
スト、クレーン等で吊り下げられるように、密閉
容器1の上側で重心Gの上方にアイプレート22
が設けられている。
また、密閉容器1の耐圧度は通常使用されるガ
ス圧に対して充分耐える圧力に設定され、ガスボ
ンベを収納した状態でのガスボンベ緊急運搬装置
の全備重量は約220Kgとなる。
ス圧に対して充分耐える圧力に設定され、ガスボ
ンベを収納した状態でのガスボンベ緊急運搬装置
の全備重量は約220Kgとなる。
このように構成されたガスボンベ緊急運搬装置
によれば、ガス漏れを生じているガスボンベの近
傍にこのガスボンベ緊急運搬装置を移動させ、密
閉容器1を車輪3とスタンド4とによつて地上に
据え付け、ナツト12を緩めてから蓋体7を筒体
6からはずし、ガスボンベを筒体6の中に挿入
し、蓋体7で筒体6の開口端部を閉じ、ボルト1
1を蓋体7のU字溝13内に挿通してナツト12
を締め込むことにより蓋体7を筒体6に固定する
ことができる。そして、これにより、密閉容器1
内に問題のガスボンベを封入してガスボンベから
漏洩する有毒ガスや可燃性ガスが周囲に拡散する
ことを、ガスボンベの運搬の開始前のガスボンベ
を密閉容器1内に封入した時点から防止できる。
によれば、ガス漏れを生じているガスボンベの近
傍にこのガスボンベ緊急運搬装置を移動させ、密
閉容器1を車輪3とスタンド4とによつて地上に
据え付け、ナツト12を緩めてから蓋体7を筒体
6からはずし、ガスボンベを筒体6の中に挿入
し、蓋体7で筒体6の開口端部を閉じ、ボルト1
1を蓋体7のU字溝13内に挿通してナツト12
を締め込むことにより蓋体7を筒体6に固定する
ことができる。そして、これにより、密閉容器1
内に問題のガスボンベを封入してガスボンベから
漏洩する有毒ガスや可燃性ガスが周囲に拡散する
ことを、ガスボンベの運搬の開始前のガスボンベ
を密閉容器1内に封入した時点から防止できる。
また、上記のようにガスボンベ緊急運搬装置を
地上に据え付けてガスボンベの挿入作業を行うの
で、一人でも簡単に短時間内にガスボンベを筒体
6に挿入し、蓋体7を閉じることができる。
地上に据え付けてガスボンベの挿入作業を行うの
で、一人でも簡単に短時間内にガスボンベを筒体
6に挿入し、蓋体7を閉じることができる。
ここで、蓋体7を閉じるときに蓋体7を蓋受部
材18に蓋体7を載せることにより、蓋体7の上
下方向を合わせたり、固定手段8のボルト11を
U字溝13内にはめたり、ナツト12を締めたり
する間に蓋体7の重量を蓋受部材18に預けるこ
とができるので、蓋体7を筒体6の開口端部の間
近に保持して簡単に、しかも、楽に蓋体7の上下
方向を合わせたり、蓋体7を筒体6に固定するこ
とができる。
材18に蓋体7を載せることにより、蓋体7の上
下方向を合わせたり、固定手段8のボルト11を
U字溝13内にはめたり、ナツト12を締めたり
する間に蓋体7の重量を蓋受部材18に預けるこ
とができるので、蓋体7を筒体6の開口端部の間
近に保持して簡単に、しかも、楽に蓋体7の上下
方向を合わせたり、蓋体7を筒体6に固定するこ
とができる。
更に、このようにしてガス漏れを生じているガ
スボンベを密閉容器1内に封入した後、把手5を
持つて密閉容器1の後端部を持ち上げ、押したり
引いたりして周囲に有毒ガスあるいは可燃性ガス
を拡散させることなく安全にガスボンベ緊急運搬
装置を除害場に移動させることができる。ここ
で、車輪3の軸心が把手5を持つて密閉容器1の
後側半部を持ち上げたときの密閉容器1の重心G
を通る鉛直線よりも前方で、かつ、その鉛直線に
接近するように配置されているので、約220Kgと
いう全備重量にもかかわらず作業者が分担する重
量は非常に少なくて済み、一人で楽にガスボンベ
緊急運搬装置を除害場に移動させることができ
る。
スボンベを密閉容器1内に封入した後、把手5を
持つて密閉容器1の後端部を持ち上げ、押したり
引いたりして周囲に有毒ガスあるいは可燃性ガス
を拡散させることなく安全にガスボンベ緊急運搬
装置を除害場に移動させることができる。ここ
で、車輪3の軸心が把手5を持つて密閉容器1の
後側半部を持ち上げたときの密閉容器1の重心G
を通る鉛直線よりも前方で、かつ、その鉛直線に
接近するように配置されているので、約220Kgと
いう全備重量にもかかわらず作業者が分担する重
量は非常に少なくて済み、一人で楽にガスボンベ
緊急運搬装置を除害場に移動させることができ
る。
加えて、除害場に着くと抽出弁9に図示しない
除害装置を接続し、ガスボンベから密閉容器1内
に漏れ出した有毒ガスあるいは可燃性ガスを外部
に漏らすことなく除害装置に吸引させることがで
き、安全性を一層高めることができる。
除害装置を接続し、ガスボンベから密閉容器1内
に漏れ出した有毒ガスあるいは可燃性ガスを外部
に漏らすことなく除害装置に吸引させることがで
き、安全性を一層高めることができる。
尚、上記の一実施例では、蓋体7の上下方向を
識別するために筒体6及び蓋体7の塗色を上下で
塗り分けてあるが、このような塗色の塗り分けと
ともに、あるいは、これに代えて、蓋体7の上側
あるいは下側に矢印○印、△印等のマークを設け
てもよい。このマークは例えば刻印、肉盛り、塗
色等によつて形成することが可能である。
識別するために筒体6及び蓋体7の塗色を上下で
塗り分けてあるが、このような塗色の塗り分けと
ともに、あるいは、これに代えて、蓋体7の上側
あるいは下側に矢印○印、△印等のマークを設け
てもよい。このマークは例えば刻印、肉盛り、塗
色等によつて形成することが可能である。
また、固定手段8が周方向に等間隔を置いて配
置される場合には、蓋体7のU字溝13位置が固
定手段8の位置と一致するように蓋体7の位置を
合わせればよく、必ずしも蓋体7の上下方向を特
定する必要はない。
置される場合には、蓋体7のU字溝13位置が固
定手段8の位置と一致するように蓋体7の位置を
合わせればよく、必ずしも蓋体7の上下方向を特
定する必要はない。
更に、本考案は、特に有毒ガスや可燃性ガスの
ガスボンベを緊急に除害場に運搬するだけでな
く、これらの危険物を所定の位置に運搬する場合
や、有毒ガスや可燃性ガス以外でも、例えば漏洩
すれば超低温になり凍傷を与える危険がある液化
ガス等の人体に危害を及ぼすようなあらゆるガス
のガスボンベの運搬に使用することが可能であ
る。
ガスボンベを緊急に除害場に運搬するだけでな
く、これらの危険物を所定の位置に運搬する場合
や、有毒ガスや可燃性ガス以外でも、例えば漏洩
すれば超低温になり凍傷を与える危険がある液化
ガス等の人体に危害を及ぼすようなあらゆるガス
のガスボンベの運搬に使用することが可能であ
る。
<考案の効果>
以上のように、本考案によれば筒体を車輪とス
タンドとによつて地上にほぼ水平に据え付け、そ
の筒体内にガスボンベを挿入し、筒体に蓋体を装
着するという簡単な作業で短時間内にガス漏れを
生じているガスボンベを密閉容器内に封入して周
囲に危険なガスが拡散することを防止できる。ま
た、ガスボンベを密閉容器内に封入した後、密閉
容器の後端部を把手を介して持ち上げて押したり
引いたりすることにより、ガスボンベを密閉容器
に入れたまま除害場まで楽に運ぶことができるの
で、ガスボンベ運搬中に危険なガスが周囲に拡散
されることが防止され、安全性を高めることがで
きる。更に、密閉容器の抽出弁を除害装置に接続
することにより、危険なガスを外部に漏らすこと
なく除害装置に吸引させることができるので、除
害処理中の安全性を高めることができる。加え
て、密閉容器へのガスボンベ収納作業やガスボン
ベを収納したガスボンベ緊急運搬装置を移動させ
る運搬作業が一人でも簡単に、楽に行える効果も
得られる。
タンドとによつて地上にほぼ水平に据え付け、そ
の筒体内にガスボンベを挿入し、筒体に蓋体を装
着するという簡単な作業で短時間内にガス漏れを
生じているガスボンベを密閉容器内に封入して周
囲に危険なガスが拡散することを防止できる。ま
た、ガスボンベを密閉容器内に封入した後、密閉
容器の後端部を把手を介して持ち上げて押したり
引いたりすることにより、ガスボンベを密閉容器
に入れたまま除害場まで楽に運ぶことができるの
で、ガスボンベ運搬中に危険なガスが周囲に拡散
されることが防止され、安全性を高めることがで
きる。更に、密閉容器の抽出弁を除害装置に接続
することにより、危険なガスを外部に漏らすこと
なく除害装置に吸引させることができるので、除
害処理中の安全性を高めることができる。加え
て、密閉容器へのガスボンベ収納作業やガスボン
ベを収納したガスボンベ緊急運搬装置を移動させ
る運搬作業が一人でも簡単に、楽に行える効果も
得られる。
第1図は本考案の一実施例に係るガスボンベ緊
急運搬装置の側面図、第2図はその半断正面図、
第3図はその背面図、4はその筒体の開口端部の
縦断側面図、第5図はその蓋体の縦断側面図であ
り、第6図は運搬作業の要領を示す斜視図であ
る。 1……密閉容器、2……脚、3……車輪、4…
…スタンド、5……把手、6……筒体、7……蓋
体、8……固定手段、9……抽出弁、15……シ
ール部材、16……シール面、17……蓋体7の
内端面(端面)、18……蓋受部材、20……圧
力計、G……重心。
急運搬装置の側面図、第2図はその半断正面図、
第3図はその背面図、4はその筒体の開口端部の
縦断側面図、第5図はその蓋体の縦断側面図であ
り、第6図は運搬作業の要領を示す斜視図であ
る。 1……密閉容器、2……脚、3……車輪、4…
…スタンド、5……把手、6……筒体、7……蓋
体、8……固定手段、9……抽出弁、15……シ
ール部材、16……シール面、17……蓋体7の
内端面(端面)、18……蓋受部材、20……圧
力計、G……重心。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ガスボンベを収納する筒状の密閉容器1と、
該密閉容器1の前側半部に脚2を介して回転可
能に枢支された車輪3と、該密閉容器1の後側
半部をその前側半部とほぼ同じ地上高さに支持
するスタンド4と、該密閉容器1の後端部を持
ち上げるための把手5とを備え、上記密閉容器
1が前後いずれか一端が開放された筒体6と、
この開放端部を密閉する脱着可能な蓋体7と、
蓋体7及び筒体6の周方向の複数箇所に配置さ
れ、筒体に蓋体を引きつけて固定する固定手段
8とを備えることを特徴とするガスボンベ緊急
運搬装置。 2 上記車輪3の軸心が把手5を持つて密閉容器
1の後側半部を持ち上げたときの密閉容器1の
重心Gを通る鉛直線よりも前方で、かつ、その
鉛直線に接近するように配置された実用新案登
録請求の範囲第1項に記載のガスボンベ緊急運
搬装置。 3 上記筒体6と蓋体7との少なくとも一方が両
者の間を密封するシール部材15を保有してい
る実用新案登録請求の範囲第1項に記載のガス
ボンベ緊急運搬装置。 4 上記筒体がその開口端面にシール部材15を
保有し、上記蓋体7にそのシール部材15が圧
接される環状のシール面16を有し、このシー
ル面16が上記蓋体7の端面17から凹入して
形成されている実用新案登録請求の範囲第3項
に記載のガスボンベ緊急運搬装置。 5 上記筒体6がその開放端部に蓋体7の下部を
受け止める蓋受部材18を備えている実用新案
登録請求の範囲第1項に記載のガスボンベ緊急
運搬装置。 6 上記蓋体7にその上下方向を識別する識別手
段が設けられた実用新案登録請求の範囲第1項
に記載のガスボンベ緊急運搬装置。 7 上記識別手段が蓋7の上部と下部とで塗り分
けられた塗装からなる実用新案登録請求の範囲
第6項に記載のガスボンベ緊急運搬装置。 8 上記識別手段が蓋体7に設けた矢印からなる
実用新案登録請求の範囲第6項に記載のガスボ
ンベ緊急運搬装置。 9 上記スタンド4と把手5とが一本の部材を曲
げた一体部品を構成している実用新案登録請求
の範囲第1項に記載のガスボンベ緊急運搬装
置。 10 上記密閉容器1がその内圧を検出して表示す
る圧力計20を備える実用新案登録請求の範囲
第1項に記載のガスボンベ緊急運搬装置。 11 上記密閉容器1がその内部のガスを抽出する
ための抽出弁9を備える実用新案登録請求の範
囲第1項に記載のガスボンベ緊急運搬装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16516887U JPH048062Y2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16516887U JPH048062Y2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0167177U JPH0167177U (ja) | 1989-04-28 |
JPH048062Y2 true JPH048062Y2 (ja) | 1992-03-02 |
Family
ID=31451410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16516887U Expired JPH048062Y2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH048062Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5772701B2 (ja) * | 2012-04-23 | 2015-09-02 | 東亞合成株式会社 | ガスボンベ運搬装置 |
-
1987
- 1987-10-27 JP JP16516887U patent/JPH048062Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0167177U (ja) | 1989-04-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5035269A (en) | Safety gas cylinder containment system | |
US5158204A (en) | Containment and diversion cap for gas cylinders | |
IL186905A (en) | Apparatus and method for leak containment | |
US5841038A (en) | Remote possibly hazardous content container sampling device | |
US4802515A (en) | Safety gas cylinder containment system | |
US5482536A (en) | Apparatus for containment and scrubbing of toxic gas from a leakage location and method therefor | |
JPH048062Y2 (ja) | ||
JPS648318B2 (ja) | ||
US5095736A (en) | Portable gas cylinder safety delivery system | |
WO1998016433A9 (en) | Remote container sampling device | |
JPH0410146Y2 (ja) | ||
JPH07117198B2 (ja) | 防災キャップ | |
JP4427888B2 (ja) | キャニスタ密封監視装置 | |
CA1049957A (en) | Monitory closure sealing mechanisms for storage facilities | |
JPS637758Y2 (ja) | ||
US3820696A (en) | Protective cap for a cylindrical tank | |
US20150360860A1 (en) | Cylinder ventilation device | |
US7980927B2 (en) | Fume hood with floor access opening | |
JPH054942Y2 (ja) | ||
GB2311847A (en) | A working enclosure | |
CN220308703U (zh) | 一种应急柜 | |
JP3114900U (ja) | 廃棄物の輸送容器 | |
US20050230407A1 (en) | Toxic waste receptacle | |
KR102205990B1 (ko) | 독성가스 체결불량 용기 처리장치 | |
CN212456283U (zh) | 一种用于腐蚀气瓶防护箱的报警处理装置 |