JPH04100923U - 二三輪車用シート - Google Patents

二三輪車用シート

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JPH04100923U
JPH04100923U JP40686890U JP40686890U JPH04100923U JP H04100923 U JPH04100923 U JP H04100923U JP 40686890 U JP40686890 U JP 40686890U JP 40686890 U JP40686890 U JP 40686890U JP H04100923 U JPH04100923 U JP H04100923U
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seat
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Application number
JP40686890U
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Inventor
邦宏 対馬
Original Assignee
東京シート株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案の目的は、シートと他の組立て部材と
が当接する部分におけるシート端末処理が容易で端末表
皮切れを防止した二三輪車用シートを提供し、また、他
の組立て部材が燃料タンクの場合に、燃料タンクを損傷
することのない二三輪車用シートを提供することにあ
る。 【構成】 本考案に係る二三輪車用シートSは、ボトム
プレート1上にクッション材2を載置して表皮材3で被
覆した二三輪車用シートSにおいて、ボトムプレート1
の端末外周部における他の組付部材と接する部分1a
に、ボトムプレート1の他の面から離間した面1bを複
数設け、この離間面1bとボトムプレート1の面との間
で表皮材2の端末を蛇行させて配設してなるものであ
る。本考案は、特に燃料タンクTとの当接面に用いると
好適である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はオートバイ、スノーモービル、ジェットスキー、バギー等の主に跨座 式のシートからなる二三輪車用シートに係り、特に、シートと他の組立て部材、 例えば燃料タンクとが当接する二三輪車用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、二三輪車用シートSは、図9乃至図11で示すように、硬質樹脂等か らなるボトムプレート31の上にクッション材32を載置して表皮材33で被覆 して構成されている。この種の二三輪車用シートSにおいては、他の組立て部材 、例えば燃料タンク(疑似タンクも含めて)TとシートSとが当接する場合には 、デザイン上の要求等により燃料タンクTの形状を三次元の態様とすることが要 求されており、燃料タンクTとシートSの合わせ部におけるシート側のボトムプ レート31と表皮材33との組付作業が従来に比して益々面倒になってきている 。 また表皮材33の燃料タンクT側の端末部33aは、シートSの先端部分から ボトムプレート31の前端部にかけて被覆し、表皮材33の端末部33aとボト ムプレート31とは、ステイプル35によって接合されている。このため、表皮 材33に過荷重が加わることの端末部33aの表皮切れが生じたり、或はステイ プル35によって燃料タンクTを損傷しないように、ボトムプレート31と燃料 タンクTの間には、ステイプル35が直接当たらないように緩衝材34を配設し たり、一定の間隙を設けたりしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術のように、ボトムプレート31と燃料タンクTとの間に 緩衝材34或は一定の間隙を設けているにも拘らず、搭乗者から荷重を受けると 、前記表皮材33の端末部33aをボトムプレート31に固定しているステイプ ル35が、燃料タンクTに突き当たり、燃料タンクTを傷つけ、ついには燃料タ ンクTに穴をあけてしまうという問題があったり、燃料タンクTの形状に合わせ て、ボトムプレート31を形成した場合に、燃料タンクTの形状が複雑な三次元 形状のためにシート端末処理作業が行ない難いという問題も生じている。 本考案の目的は、シートと他の組立て部材とが当接する部分におけるシート端 末処理が容易で端末表皮切れを防止した二三輪車用シートを提供することにある 。 本考案の他の目的は、他の組立て部材が燃料タンクの場合に、燃料タンクを損 傷することのない二三輪車用シートを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る二三輪車用シートは、ボトムプレート上にクッション材を載置し て表皮材で被覆した二三輪車用シートにおいて、前記ボトムプレートの端末外周 部における他の組付部材と接する部分に、ボトムプレートの他の面から離間した 面を複数設け、該離間面とボトムプレート面との間で表皮材端末を蛇行させて配 設してなるものである。本考案は、特に燃料タンクとの当接面に用いると好適で ある。
【0005】
【作用】
本考案は、ボトムプレートの端末外周部における他の組付部材と接する部分に 、ボトムプレートの他の面から離間した面を複数設け、この離間面とボトムプレ ート面との間で表皮材端末を蛇行させて配設してなるので、ボトムプレート上に クッション材を載置して表皮材で被覆するときに、他の組付部材と接する部分で は離間面とボトムプレート面との間で表皮材端末を蛇行させて配設するだけで、 表皮材端末処理をすることができ、三次元曲面からなる燃料タンクT等と当接す るためのボトムプレート面における表皮材の端末処理がきわめて容易に行なうこ とができる。また表皮材の端末部が蛇行して配設されているので、端末処理にお ける表皮材にたわみを持たせることができ、過荷重等によって表皮切れを予防す ることができる。さらに当接面における端末処理にステイプル等を使用しないの で、ステイプルによる燃料タンク等の損傷の恐れがない。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部 材,配置等は本考案を限定するものでなく、本考案の趣旨の範囲内で種々改変す ることができるものである。
【0007】 図1乃至図6は本考案の一実施例を示すものであり、本例の二三輪車用シート Sは、硬質樹脂製のボトムプレート1の上にクッション材2を載置して表皮材3 を被覆してなるものであり、シートSの前先端側(図5において左側)で他の組 立て部材としての燃料タンクTと当接している。この燃料タンクTは三次元曲面 をしている。
【0008】 本例のボトムプレート1は図1及び図2で示すように、上記燃料タンクTと当 接する部分1aで、表皮材3の端末処理部分3aには、ボトムプレート1に間隙 を有するように、ボトムプレート1の上端から前後方向(図2の上下方向)に互 い違いに4つに分離されている。すなわち本例におけるボトムプレート1の分離 は、図2及び図3で示すように、燃料タンクTと当接する面から一定の間隔毎に クッション材2の配置側へ短冊状に分枝部1b,1b…が形成され、この分枝部 1bの対向面は切欠部1c,1c…となっている。
【0009】 そして上記ボトムプレート1にクッション材2を載置して表皮材3を被覆する には、図5及び図6で示すように、表皮材3の端末部3aを上記分離されたボト ムプレート1の分枝部1bと切欠部1cとの間に互い違いに蛇行させて配設する ことで、端末処理ができることとなる。即ち、図6で示すように、本例では表皮 材3の端末部3aを波状に配設することによって、このボトムプレート1に分枝 部1b及び切欠部1cが形成されている部分には、ステイプル5等を用いずに表 皮材3をボトムプレート1と係合することができる。なお、表皮材3の端末は、 図4で示すように、単に表皮材先端部分を折り曲げて縫合したり(図4のA)、 表皮材先端部分に芯材を配して形成したり(図4のB)、成形品を接合したり( 図4のC)して構成される。
【0010】 図7は他の実施例を示すものであり、上記実施例では、ボトムプレート1の上 端部から分枝部1bを形成したが、本例では、ボトムプレート1の途中部分に分 枝部21を形成した例を示すものである。本例のようにすると、シートSの燃料 タンクT側上端部が露見せず、外観が良好となる。
【0011】 なお図8で示すように、ボトムプレート1の面と、分枝部として離間した面と の間で、表皮材の挿入口22の部分を狭く形成することにより、表皮材端末の保 持をより確実にすることができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案は上記のように構成されているので、ボトムプレート上にクッション材 を載置して表皮材で被覆するときに、他の組付部材と接する部分では、離間面と ボトムプレート面との間で表皮材端末を蛇行させて配設するだけで、表皮材端末 処理をすることができ、三次元曲面からなる燃料タンクT等と当接するためのボ トムプレート面における表皮材の端末処理がきわめて容易に行なうことができ、 また表皮材の端末部が蛇行して配設されているので、端末処理における表皮材に たわみを持たせることができ、過荷重等によって表皮切れを予防することができ る。さらに当接面における端末処理にステイプル等を使用しないので、ステイプ ルによる燃料タンク等の損傷の恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に用いられるボトムプレートの一実施例
を示す斜視図である。
【図2】図1のX方向から見た矢視図である。
【図3】図1のY方向から見た矢視図である。
【図4】本考案に用いられる表皮の端末部形状を示す要
部断面図である。
【図5】本考案に用いられるシートの端末部の要部断面
図である。
【図6】図5のZ方向から見た矢視図である。
【図7】本考案の他の例を示す図1と同様なボトムプレ
ートの斜視図である。
【図8】本考案のさらに他の例を示すボトムプレート端
部の断面図である。
【図9】従来例を示すシートの斜視図である。
【図10】従来例を示す図5と同様な要部断面図であ
る。
【図11】従来例を示す図6と同様な図である。
【符号の説明】
1 ボトムプレート 1a 他の組付部材と接する部分 1b 分枝部 1c 切欠部 2 クッション材 3 表皮材 3a 表皮材端末部 S 二三輪車用シート

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボトムプレート上にクッション材を載置
    して表皮材で被覆した二三輪車用シートにおいて、前記
    ボトムプレートの端末外周部における他の組付部材と接
    する部分に、ボトムプレートの他の面から離間した面を
    複数設け、該離間面とボトムプレート面との間で表皮材
    端末を蛇行させて配設してなる二三輪車用シート。
  2. 【請求項2】 前記他の組付部材は、燃料タンクである
    請求項1記載の二三輪車用シート。
JP40686890U 1990-12-29 1990-12-29 二三輪車用シート Pending JPH04100923U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5057081A (ja) * 1973-09-21 1975-05-19
JPS6070474A (ja) * 1983-09-28 1985-04-22 片野 茂樹 デ−タ通信を利用した教育装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5057081A (ja) * 1973-09-21 1975-05-19
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