JPH04100907U - 自動車用空調装置 - Google Patents
自動車用空調装置Info
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- JPH04100907U JPH04100907U JP390491U JP390491U JPH04100907U JP H04100907 U JPH04100907 U JP H04100907U JP 390491 U JP390491 U JP 390491U JP 390491 U JP390491 U JP 390491U JP H04100907 U JPH04100907 U JP H04100907U
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- blower
- solar radiation
- outside temperature
- detection sensor
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Links
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Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車用空調装置のブロアを外気温が高い時
や日射がきつい時には迅速に作動させる。 【構成】 外気温検出センサ(18)と、日射量検出セ
ンサ(19)とブロア(4)の立上がり速度を制御する
制御手段(15)とを設ける。制御手段(15)は、外
気温検出センサ(18)及び日射量検出センサ(19)
からの検出信号に基づき、外気温が高いほどあるいは日
射量が多いほどブロア(4)の駆動モータ(14)に印
加するブロア電圧を大きく設定し、ブロアの立上がり速
度を大きくする。
や日射がきつい時には迅速に作動させる。 【構成】 外気温検出センサ(18)と、日射量検出セ
ンサ(19)とブロア(4)の立上がり速度を制御する
制御手段(15)とを設ける。制御手段(15)は、外
気温検出センサ(18)及び日射量検出センサ(19)
からの検出信号に基づき、外気温が高いほどあるいは日
射量が多いほどブロア(4)の駆動モータ(14)に印
加するブロア電圧を大きく設定し、ブロアの立上がり速
度を大きくする。
Description
【0001】
本考案は自動車用空調装置に関するものである。
【0002】
従来の自動車用空調装置は、AUTO(オート)モードでブロアを起動する場
合には、特に夏期において温度調節されていない熱風が直ちに乗員に向かって吹
き出さないようにするため、図5に示すように、ブロアの駆動モータに印加され
る電圧(以下、ブロア電圧という。)を低くしてブロアを低速で数秒間駆動した
後、ブロア電圧を所定の電圧まで一定速度で上昇させることにより、ブロアを徐
々に立ち上げるようになっている。
【0003】
しかしながら、夏の酷暑時や、春,秋の中間季節で日射がきつい時には、一刻
でも早く車内が冷房されるのが望まれるが、従来のようにブロアの立上がり速度
が一定であると、冷房が効いてくるまでしばらく我慢しなければならず、不快な
思いをしがちであった。
本考案はかかる問題点に鑑みてなされたもので、外気温が高い時や日射がきつ
い時には迅速に作動する自動車用空調装置を提供することを目的とする。
【0004】
前記目的を達成するため、本考案に係る自動車用空調装置は、外気温度検出手
段と、日射量検出手段と、冬期を除く起動時に、所定時間ブロアを低速で駆動さ
せた後、前記外気温度検出手段により検出された外気温度が高いほど、あるいは
前記日射量検出により検出された日射量が多いほどブロアの立上がり速度を大き
く制御する制御手段とを備えたものである。
【0005】
【作用】
前記構成によれば、制御手段は、外気温度が同一でも日射量が多いほど立上が
りが早くなるようにブロアを制御し、また日射量が同一でも外気温度が高いほど
立上がりが早くなるようにブロアを制御する。
【0006】
次に、本考案の一実施例を添付図面に従って説明する。
図1は本考案に係る自動車用空調装置を示し、この装置は、吸込口ドア1を操
作することにより選択される外気吸込口2又は内気吸込口3から吸込まれる空気
をブロア4でエバポレータ5に送り込み、ここで冷却された空気をミックスダン
パ6を操作することにより分流してその一部又は全部をヒータコア7に通し、冷
風と温風を混合して温度調節した後、ベントドア8,ヒートドア9又はデフドア
10の操作により選択されるベンチレーション用吹出口11,フロア用吹出口1
2又はデフロスタ用吹出口13のうちのいずれかの吹出口より、温度調節された
空気を吹き出すようになっている。
【0007】
ブロア4の駆動モータ14に印加されるブロア電圧は、制御装置15によって
制御される。この制御装置15はマイクロコンピュータにより構成され、そのC
PUは、ブロア4を起動するファンスイッチ16からの起動信号と、ベントドア
8の開閉検出センサ17からの開検出信号と、車体の適宜位置に設けられた外気
温検出センサ18、日射量検出センサ19及び内気温検出センサ20からの検出
信号の入力を受け、ROMにメモリされたプログラムを実行することにより起動
時のブロア電圧を制御するようになっている。
【0008】
すなわち、図3に示すように、ステップS101でファンスイッチ16がOF
FからAUTOにオンされたか否かを判断し、オンされたのであればステップS
102で内気温検出センサ20で検出された内気温が20℃を越えているか否か
を判断する。ここで、内気温が20℃を越えていればステップS103で配風モ
ードがVENT(ベンチレーション)であるか否かを判断し、VENTであれば
ステップS104で後述するマイルド起動制御ルーチンを実行し、VENTでな
ければステップS105でウォームアップ制御ルーチンを実行する。
前記ステップS102において、内気温が20℃以下であるときは、ステップ
S105に移行してウォームアップ制御ルーチンを実行する。また、前記ステッ
プS101において、ファンスイッチ16がOFFからAUTOにオンされた時
以外、すなわちOFFから直接マニュアル位置にオンされたり、マニュアル位置
からAUTOに切り換えられたりした時には、ステップS106に移行してAU
TO電圧制御ルーチンを実行する。
【0009】
マイルド起動制御ルーチンは、図4に示すように、ステップS201で外気温
検出センサ18からの検出信号に基づいて外気温を読み込み、ステップS202
で日射量検出センサ19からの検出信号に基づいて日射量を読み込む。そして、
ステップS203で、前記外気温と日射量に基づいてブロア電圧の上昇勾配Aを
算出する。
このブロア電圧の上昇勾配Aは、外気温と日射量の大小によって予め定められ
、制御装置15のRAMにメモリされている。すなわち、このブロア電圧上昇勾
配Aは、図2に示すように、外気温が低い間は一定であり、ある温度から直線的
に上昇し、やがて一定となるような曲線が日射量の値毎にいくつか用意され、こ
れらの曲線によって、検出された外気温と日射量に対応する値が設定されるよう
になっている。
ブロア電圧の上昇勾配Aを算出した後、ステップS204においてブロア電圧
4.4Vで4秒間ブロア4を起動し、ステップS204で、設定された上昇勾配
Aで所定のブロア電圧になるまでブロア電圧を上昇させてブロア4を立ち上げ、
メインルーチンにリターンして次モードを実行する。
【0010】
前記ウォームアップ制御ルーチンは、内気温が20℃以下である時、あるいは
内気温が20℃を越えていても配風モードがVENT以外の時に実行されるもの
で、エンジンの冷却水の温度を基準にブロア電圧を制御するようになっている。
また、AUTO電圧制御ルーチンは、ファンスイッチがOFFから直接AUTO
にオンされる以外の時に実行されるもので、ブロア電圧を一定の立上がり速度で
制御するようになっている。これらの2つのルーチンは、いずれも本考案とは直
接関係がないので、詳細な説明は省略する。
【0011】
この実施例における空調装置において、内気温が20℃を越えている時に、フ
ァンスイッチ16をOFF状態からAUTOにオンし、配風モードをVENTに
すると、制御装置15により外気温及び日射量が読み込まれ(ステップS201
,202)、これらに基づいてブロア電圧の上昇勾配Aが算出される(ステップ
S203)。ここで、この上昇勾配Aは、図2に示すように、外気温あるいは日
射量が大であるほど、大きな値が設定される。すなわち、外気温が同じT℃でも
、日射量が大のときは大きく、日射量が小のときは小さく設定され、また、日射
量が同一でも外気温が高いほど大きく設定される。これにより、図5に示すよう
に、ブロア4はまずブロア電圧4.4Vで4秒間低速駆動された後、外気温が高
いかあるいは日射量が多いときには、破線aで示すように、早い立上がりで駆動
されるので、迅速に冷風が供給される。また、外気温が低いかあるいは日射量が
少ないときは破線bで示すように遅い立上がりで駆動される。
【0012】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、外気温が高い時や日射がき
つい時にはブロアが早く立上がるように制御されるので、熱くなっていた車内に
迅速に冷風が供給されるという効果を有している。
【図1】 本考案に係る自動車用空調装置の概略構成を
示す図である。
示す図である。
【図2】 外気温及び日射量とブロア電圧の上昇勾配A
との関係を示す図である。
との関係を示す図である。
【図3】 ブロア電圧制御のメインルーチンを示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】 マイルド起動制御ルーチンのフローチャート
である。
である。
【図5】 ブロア電圧の時間的変化を示す図である。
4…ブロア、 15…制御装置、18…
外気温検出センサ、 19…日射量検出センサ。
外気温検出センサ、 19…日射量検出センサ。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)考案者 倉橋 康文
広島県東広島市八本松町大字吉川5658番
株式会社日本クライメイトシステムズ内
(72)考案者 後藤 尚美
広島県東広島市八本松町大字吉川5658番
株式会社日本クライメイトシステムズ内
Claims (1)
- 【請求項1】 外気温度検出手段と、日射量検出手段
と、冬期を除く起動時に、所定時間ブロアを低速で駆動
させた後、前記外気温度検出手段により検出された外気
温度が高いほど、あるいは前記日射量検出により検出さ
れた日射量が多いほどブロアの立上がり速度を大きく制
御する制御手段とを備えたことを特徴とする自動車用空
調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP390491U JPH04100907U (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | 自動車用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP390491U JPH04100907U (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | 自動車用空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04100907U true JPH04100907U (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=31733251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP390491U Pending JPH04100907U (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | 自動車用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04100907U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62275818A (ja) * | 1986-05-24 | 1987-11-30 | Diesel Kiki Co Ltd | 車輌用空気調和装置 |
JPS62299421A (ja) * | 1986-06-18 | 1987-12-26 | Mazda Motor Corp | 車輛用空気調和装置 |
-
1991
- 1991-02-05 JP JP390491U patent/JPH04100907U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62275818A (ja) * | 1986-05-24 | 1987-11-30 | Diesel Kiki Co Ltd | 車輌用空気調和装置 |
JPS62299421A (ja) * | 1986-06-18 | 1987-12-26 | Mazda Motor Corp | 車輛用空気調和装置 |
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