JPH0410046B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0410046B2 JPH0410046B2 JP20051783A JP20051783A JPH0410046B2 JP H0410046 B2 JPH0410046 B2 JP H0410046B2 JP 20051783 A JP20051783 A JP 20051783A JP 20051783 A JP20051783 A JP 20051783A JP H0410046 B2 JPH0410046 B2 JP H0410046B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- light source
- source side
- optical disk
- curvature
- Prior art date
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- Expired
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- 230000005499 meniscus Effects 0.000 claims description 6
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 17
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Landscapes
- Lenses (AREA)
Description
本発明は半導体レーザーを光源として、光デイ
スクの情報を読み取る光デイスク用対物レンズに
関するものである。 光デイスク用対物レンズは、高密度に記録され
た情報を読み取る為、光学系の収差は波面収差を
考慮して非常に小さくする必要がある。また1μm
程度の分解能を得る為には、開口数は0.45〜0.5
の大口径が必要である。また、光デイスク用対物
レンズは、光デイスクの情報を読み取る時、光束
の収束点を光デイスクの振れに追述し、溝状の情
報列をなぞらなければならない。この為小型軽量
であることが要求される。また光デイスクと、光
デイスク用対物レンズは、相方可動部分である
為、接触の危険防止上、光デイスク用対物レンズ
の作動距離を十分長くする必要がある。 本発明は以上の諸条件を満足し、特に作動距離
が焦点距離の0.45倍以上あり、レンズ系の焦点距
離を4.5mmとしたとき、鏡筒を含めた重量で0.4g
以下と非常に軽量小型であり、且つ高性能な光デ
イスク用対物レンズを提供するものである。 本発明のレンズ系は第1図に示す実施態様にお
いて、3群3枚構成のレンズより成り、光源側よ
り第1レンズG1は凸面を光源側に向けた正メニ
スカスレンズ、第2レンズG2は凸面を光デイス
ク側に向けた負メニスカスレンズ、第3レンズ
G3は凸面を光源側に向けた正メニスカスレンズ
で構成され以下の諸条件を満足することを特徴と
する光デイスク用対物レンズである。 (1) 1.82<n1,n3 (2) 1.4f<r1<1.6f (3) 2.2f<|r3|<2.4f,r3<0 (4) 0.75f<r5<0.85f 但し、n1,n3は第1レンズG1、第3レンズG3
の屈折率、 fはレンズ系全体の焦点距離、 r1、r3、r5は第1,第2,第3各レンズの光源
側の曲率半径である。 本発明のレンズ系は、レンズ整形でカーブジエ
ネレーターを使用す際レンズ外形を保持できる限
界まで凸レンズのコバ厚を薄くし、凹レンズにつ
いては、レンズ研磨で、はり付け皿から取り外し
た前後で、レンズ表面精度がニユートン原器で見
て変化しない程度のレンズ中心厚さまで薄くし、
レンズ系の小型軽量化を計つたものである。 次に本発明のレンズ系について、前記した各条
件について説明する。条件(1)は、第1レンズG1
と第3レンズG3の屈折率に関するものである。
一般的に高屈折率な硝材を使用するとレンズの曲
率半径は大きくなる傾向になり、凸レンズの場合
は中心厚を薄くするのに効果のある方法である。
また凸レンズに高屈折率硝材を使用すると一般的
に球面収差を小さくすることができる。そこで条
件(1)は第1レンズG1と第3レンズG3の屈折率の
下限を示すものであり、下限以外では第1レンズ
G1、第3レンズG3の中心厚を厚くしなければな
らず、本発明の目的である。小型軽量化を達成で
きなくなる。また球面収差を非常に小さくする上
からも、条件(1)を満足させなければならない。 条件(2)は、第1レンズG1の光源側曲率半径r1に
関するものである。条件(2)の下限以下では非点隔
差が大きくなり、軸外の波面収差もサジタル方向
とメリジオナル方向で大きな差が発生してしま
う。また、上限を越えた場合、正の屈折力を第3
レンズG3に移すとことになり、第3レンズG3の
球面収差補正の負担が大きくなり、球面収差の補
正不足の状態で中間がふくらんだ形状になつてし
まう。条件(3)は、第2レンズG2の光源側曲率半
径r3に関するものである。この第2レンズG2の光
源側曲率半径r3は各レンズの屈折面の中で、球面
収差への影響が最も大きな屈折面である。条件(3)
の下限以下では、第2レンズG2が凹レンズとし
て負の屈折力が強くなり過ぎて、球面収差がオー
バーになり、他の屈折面での補正が困難になつて
しまう。また逆に条件(3)の上限を越えると球面収
差がアンダーになり過ぎてしまうことになる。 条件(4)は、第3レンズG3の光源側曲率半径r5に
関するものである。この第3レンズG3の光源側
曲率半径r5は、レンズ系の中で最も曲率半径が小
さく、正の屈折率を有し、他の屈折面で発生する
諸収差とのバランスを取るのに最も重要な屈折面
である。条件(4)の下限以下では球面収差がアンダ
ー傾向になり、光軸付近の波面収差が大きくなつ
てしまう。また上限を越えた場合には、正屈折力
のバランスが第1レンズG1に片寄る結果となり、
作動距離を長くすることが困難になつてしまう。 次に本発明の実施例を示す。
スクの情報を読み取る光デイスク用対物レンズに
関するものである。 光デイスク用対物レンズは、高密度に記録され
た情報を読み取る為、光学系の収差は波面収差を
考慮して非常に小さくする必要がある。また1μm
程度の分解能を得る為には、開口数は0.45〜0.5
の大口径が必要である。また、光デイスク用対物
レンズは、光デイスクの情報を読み取る時、光束
の収束点を光デイスクの振れに追述し、溝状の情
報列をなぞらなければならない。この為小型軽量
であることが要求される。また光デイスクと、光
デイスク用対物レンズは、相方可動部分である
為、接触の危険防止上、光デイスク用対物レンズ
の作動距離を十分長くする必要がある。 本発明は以上の諸条件を満足し、特に作動距離
が焦点距離の0.45倍以上あり、レンズ系の焦点距
離を4.5mmとしたとき、鏡筒を含めた重量で0.4g
以下と非常に軽量小型であり、且つ高性能な光デ
イスク用対物レンズを提供するものである。 本発明のレンズ系は第1図に示す実施態様にお
いて、3群3枚構成のレンズより成り、光源側よ
り第1レンズG1は凸面を光源側に向けた正メニ
スカスレンズ、第2レンズG2は凸面を光デイス
ク側に向けた負メニスカスレンズ、第3レンズ
G3は凸面を光源側に向けた正メニスカスレンズ
で構成され以下の諸条件を満足することを特徴と
する光デイスク用対物レンズである。 (1) 1.82<n1,n3 (2) 1.4f<r1<1.6f (3) 2.2f<|r3|<2.4f,r3<0 (4) 0.75f<r5<0.85f 但し、n1,n3は第1レンズG1、第3レンズG3
の屈折率、 fはレンズ系全体の焦点距離、 r1、r3、r5は第1,第2,第3各レンズの光源
側の曲率半径である。 本発明のレンズ系は、レンズ整形でカーブジエ
ネレーターを使用す際レンズ外形を保持できる限
界まで凸レンズのコバ厚を薄くし、凹レンズにつ
いては、レンズ研磨で、はり付け皿から取り外し
た前後で、レンズ表面精度がニユートン原器で見
て変化しない程度のレンズ中心厚さまで薄くし、
レンズ系の小型軽量化を計つたものである。 次に本発明のレンズ系について、前記した各条
件について説明する。条件(1)は、第1レンズG1
と第3レンズG3の屈折率に関するものである。
一般的に高屈折率な硝材を使用するとレンズの曲
率半径は大きくなる傾向になり、凸レンズの場合
は中心厚を薄くするのに効果のある方法である。
また凸レンズに高屈折率硝材を使用すると一般的
に球面収差を小さくすることができる。そこで条
件(1)は第1レンズG1と第3レンズG3の屈折率の
下限を示すものであり、下限以外では第1レンズ
G1、第3レンズG3の中心厚を厚くしなければな
らず、本発明の目的である。小型軽量化を達成で
きなくなる。また球面収差を非常に小さくする上
からも、条件(1)を満足させなければならない。 条件(2)は、第1レンズG1の光源側曲率半径r1に
関するものである。条件(2)の下限以下では非点隔
差が大きくなり、軸外の波面収差もサジタル方向
とメリジオナル方向で大きな差が発生してしま
う。また、上限を越えた場合、正の屈折力を第3
レンズG3に移すとことになり、第3レンズG3の
球面収差補正の負担が大きくなり、球面収差の補
正不足の状態で中間がふくらんだ形状になつてし
まう。条件(3)は、第2レンズG2の光源側曲率半
径r3に関するものである。この第2レンズG2の光
源側曲率半径r3は各レンズの屈折面の中で、球面
収差への影響が最も大きな屈折面である。条件(3)
の下限以下では、第2レンズG2が凹レンズとし
て負の屈折力が強くなり過ぎて、球面収差がオー
バーになり、他の屈折面での補正が困難になつて
しまう。また逆に条件(3)の上限を越えると球面収
差がアンダーになり過ぎてしまうことになる。 条件(4)は、第3レンズG3の光源側曲率半径r5に
関するものである。この第3レンズG3の光源側
曲率半径r5は、レンズ系の中で最も曲率半径が小
さく、正の屈折率を有し、他の屈折面で発生する
諸収差とのバランスを取るのに最も重要な屈折面
である。条件(4)の下限以下では球面収差がアンダ
ー傾向になり、光軸付近の波面収差が大きくなつ
てしまう。また上限を越えた場合には、正屈折力
のバランスが第1レンズG1に片寄る結果となり、
作動距離を長くすることが困難になつてしまう。 次に本発明の実施例を示す。
【表】
【表】
【表】
ここでfはレンズ系全体の焦点距離、Soは光
源と第1レンズG1の光源側頂点の距離、NAは開
口数、fBは第3レンズG3の光デイスク側頂点と光
デイスクの距離、tはカバーガラスの厚さ、nは
カバーガラスの屈折率、r1,r2,……r6は各レン
ズの曲率半径、d1,d2,……d5は各レンズの肉厚
並びに屈折面の間隔、n1,n2,n3は各レンズの波
長が780nmにおける屈折率である。 上記実施例からわかるように、レンズ鏡筒を考
慮した作動距離は焦点距離の0.45倍以上十分あ
り、また非常に小型化が計られていることがわか
る。また各収差図からもわかるように諸収差が非
常に良好に補正された光デイスク用対物レンズで
あることがわかる。
源と第1レンズG1の光源側頂点の距離、NAは開
口数、fBは第3レンズG3の光デイスク側頂点と光
デイスクの距離、tはカバーガラスの厚さ、nは
カバーガラスの屈折率、r1,r2,……r6は各レン
ズの曲率半径、d1,d2,……d5は各レンズの肉厚
並びに屈折面の間隔、n1,n2,n3は各レンズの波
長が780nmにおける屈折率である。 上記実施例からわかるように、レンズ鏡筒を考
慮した作動距離は焦点距離の0.45倍以上十分あ
り、また非常に小型化が計られていることがわか
る。また各収差図からもわかるように諸収差が非
常に良好に補正された光デイスク用対物レンズで
あることがわかる。
第1図は本発明の実施態様によるレンズ構成
図、第2図は実施例1.における各収差曲線、第3
図は実施例2.における各収差曲線、第4図は実施
例3.における各収差曲線である。 符号、G1……第1レンズ、G2……第2レンズ、
G3……第3レンズ、P……光デイスク、カバー
ガラス、n1,n3……第1,第3両レンズの屈折
率、f……レンズ系の焦点距離、r1,r3,r5……
第1,,第2,第3レンズの光源側曲率半径。
図、第2図は実施例1.における各収差曲線、第3
図は実施例2.における各収差曲線、第4図は実施
例3.における各収差曲線である。 符号、G1……第1レンズ、G2……第2レンズ、
G3……第3レンズ、P……光デイスク、カバー
ガラス、n1,n3……第1,第3両レンズの屈折
率、f……レンズ系の焦点距離、r1,r3,r5……
第1,,第2,第3レンズの光源側曲率半径。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 3群3枚構成のレンズよりなり、光源側より
第1レンズは凸面を光源側に向けた正メニスカス
レンズ、第2レンズは凸面を光デイスク側に向け
た負メニスカスレンズ、第3レンズは凸面を光源
側に向けた正メニスカスレンズで構成され、以下
の条件を満足することを特徴とする光デイスク用
対物レンズ。 条件 (1) 1.82<n1,n3 (2) 1.4f<r1<1.6f (3) 2.2f<|r3|<2.4f,r3<0 (4) 0.75f<r5<0.85f 但しn1,n3は第1レンズG1,第3レンズG3の
屈折率 fはレンズ系全体の焦点距離 r1,r3,r5は第1,第2,第3各レンズの光源
側の曲率半径である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20051783A JPS6091318A (ja) | 1983-10-26 | 1983-10-26 | 光デイスク用対物レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20051783A JPS6091318A (ja) | 1983-10-26 | 1983-10-26 | 光デイスク用対物レンズ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6091318A JPS6091318A (ja) | 1985-05-22 |
JPH0410046B2 true JPH0410046B2 (ja) | 1992-02-24 |
Family
ID=16425624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20051783A Granted JPS6091318A (ja) | 1983-10-26 | 1983-10-26 | 光デイスク用対物レンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6091318A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109031593A (zh) * | 2018-08-03 | 2018-12-18 | 瑞声光电科技(苏州)有限公司 | 投影镜头 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63271213A (ja) * | 1987-04-28 | 1988-11-09 | Pioneer Electronic Corp | 光学式ピツクアツプ用対物レンズ |
US7061695B2 (en) * | 2003-11-04 | 2006-06-13 | Eastman Kodak Company | Three element optical system |
-
1983
- 1983-10-26 JP JP20051783A patent/JPS6091318A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109031593A (zh) * | 2018-08-03 | 2018-12-18 | 瑞声光电科技(苏州)有限公司 | 投影镜头 |
CN109031593B (zh) * | 2018-08-03 | 2021-02-23 | 诚瑞光学(苏州)有限公司 | 投影镜头 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6091318A (ja) | 1985-05-22 |
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