JPH0399371A - 回路図入力編集方式および信号波形入出力編集方式 - Google Patents

回路図入力編集方式および信号波形入出力編集方式

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JPH0399371A
JPH0399371A JP1237563A JP23756389A JPH0399371A JP H0399371 A JPH0399371 A JP H0399371A JP 1237563 A JP1237563 A JP 1237563A JP 23756389 A JP23756389 A JP 23756389A JP H0399371 A JPH0399371 A JP H0399371A
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Japan
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input
circuit diagram
wiring
signal waveform
data
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JP1237563A
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English (en)
Inventor
Junichi Miyagi
宮城 純一
Nobutaka Takeda
武田 信孝
Tomomasa Toma
当摩 知正
Shuji Kamiya
周治 神谷
Masahiko Okumura
奥村 方彦
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Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Microcomputer Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、電気回路のCADシステムにおける回路設計
支援方式に係わり、特に電気回路図の入力編集方式及び
シミュレータの信号波形の入出力編集方式に関する。
[従来の技術] 従来、CADシステムによる電気回路の設計における回
路の接続を求める方式は、ユーザが回路図の作成を終え
た後、キーボードより接続を求める指令をシステムに与
えると、その指示タイミングで一括して図形的な重なり
に基づいて接続を求める方式であった。
また、シミュレータの信号波形を入力する従来の方式は
、信号変化点をX成分、X成分の組データとして数値入
力していた。そして、入力した信号波形の確認作業は、
シミュレータの回路解析実行後の表示処理で行なわれ、
入力処理と表示処理が分離していた。なお、この種の回
路図作成方式に関連するものには、例えば公開特許昭6
2−93759、同昭63−86077等が挙げられる
[発明が解決しようとする課題] 回路図上の素子や配線の接続関係を入力操作と切り離し
て、−括処理する場合は、ユーザが入力ミスを検査する
作業工程が入力編集作業とは別に必要であるため、作業
能率が悪いとともに、入力ミスを見逃し易いという問題
があった。
また、シミュレータの信号波形の入力は、信号変化点を
X成分、X成分の組データとして数値入力する。しかし
、入力した信号波形の表示処理は、シミュレータの回路
解析実行後の表示処理で行なわれ、入力と出力処理が分
離しており、入力した信号波形の確認がしづらいという
問題があった。
さらに、回路動作の確認作業は、シミュレータの回路解
析実行後の出力データを表示装置にグラフィック表示し
ながら行なうがグラフ上のデータを精度良く読み取れな
いという問題があった。
本発明は、CADシステムによる回路設計において、ユ
ーザが入力した回路図の接続状態を容易に確認できるよ
うに支援する手段と、入力・編集操作のたびに、その結
果生じた接続状態を回路図表示に反映させて人力・編集
作業とその検査作業を同時に行なえるように支援する手
段を提供することを目的としている。
本発明の第2の目的は、一般に電気回路図では、素子は
、その端子位置で他の素子や配線と接続し、配線は、そ
の形状を構成する線分上で他の素子の端子や配線と接続
できるので、そのような接続処理の常識的な取扱いが行
なえるように支援する手段を提供し、もって自然な回路
図入力・編集操作環境を実現することにある。
本発明の第3の目的は、信号波形の入力処理と出力表示
処理を同一表示装置上で、同時に並行して実行し、入力
した信号波形の確認が容易に行なえるよう支援する手段
を提供することにある。
本発明の第4の目的は、シミュレータの解析結果データ
を精度良く読み取ることができるように支援する手段を
提供することにある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴に
ついては、本明細書の記述および添附図面から明らかに
なるであろう。
[課題を解決するための手段] 本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、上記第1の目的を達成するため、回路図の入
力・編集に際して、回路図上の素子の端子位置や配線の
形状や位置・配線上の端子の位置とそれらの端子の重な
りを回路図上の座標に対応させてテーブルと一覧表の形
で管理し、端子の位置変化、配線の形状変化ごとにそれ
らの図形的な重なりをもとにして回路図の接続状態を逐
次求めて、表示に反映させるようにした。
さらに、第2の目的を達成するため、配線や端子が追加
された時に、既存の端子や配線線分との重なりを調べ、
必要な端子を配線に対して自動生成するとともに、素子
や配線の削除時に配線線分上に残った不要な端子を削除
することによって配線と端子の自動接続を可能にした。
また、第3の目的を達成するため、シミュレータの信号
波形の入出力編集に際し、信号変化点をX成分、X成分
の組データとして数値入力できる表形式入力編集領域と
入力された信号波形をグラフィック表示するグラフィッ
ク編集領域に分割し、表形式入力編集領域から信号変化
点が入力されるたびに逐次、一つ前の変化点との間を結
ぶ線分をグラフィック編集領域への表示に反映させるよ
うにした。
さらに、グラフィック編集領域上の座標位置を直接、ポ
インティング・デバイスで指定することにより信号変化
点を入力することができるようにするとともに、グラフ
ィック編集領域において、信号変化点の追加・移動・削
除操作及び隣合う信号変化点を結ぶ線分の移動・削除操
作毎に信号波形の変化を逐次、グラフィック編集領域へ
の表示に反映させるようにしたものである。
さらに、第4の目的を達成するためシミュレータの解析
結果をグラフィック編集領域に表示し、グラフィック波
形表示上をトレースすることにより、信号波形のX成分
、Y成分を逐次信号波形上に表示するようにした。
[作用コ 上記した手段によれば、回路図上の素子と配線及びそれ
らの端子を管理するテーブルと回路図上で端子が存在す
る座標で重なり合う端子の一覧表とを有するため、この
−覧表を見ることによっである座標上で何個のどんな端
子が接続されているかを知ることができる。その結果、
回路図の表示にその接続状態を反映させることができる
本発明では、素子や配線の追加や削除のたびに、上記−
覧表を更新するステップを有する。これによりユーザの
回路図入力・編集操作のたびに、その操作による回路の
接続状態の変化を一覧表を用いて知ることができる。
また上記手段によれば1表形式入力編集領域から数値入
力された信号変化点を逐次、グラフィック編集領域の座
標系に変換し、前回入力された信号変化点との間を結ぶ
線分をグラフィック編集領域への表示に反映させること
により、入力した信号波形を即座に確認することができ
る。同様に、ポインティング・デバイスから直接信号変
化点が入力されるたびに、グラフィック編集領域内の座
標値に変換し、前回入力された変化点との間を結ぶ線分
をグラフィック編集領域への表示に、逐次反映させるこ
とにより、入力した信号波形を即座に確認することがで
きる。
さらに、観入力信号波形のグラフィック編集操作による
信号波形の変化をグラフィック編集領域への表示に逐次
反映させることにより、信号波形の修正が簡単に行なえ
る。
また、グラフィック表示された解析結果の信号波形の線
上をトレースすることにより、信号波形上の任意位置の
データを精度良く読み取ることができる。
[実施例コ 以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明する
第1図に本発明の一実施例のシステム構成を示す。第1
図において、1は回路図や信号波形を表示する表示装置
、2は編集処理を行なう演算装置、3は回路図データや
信号波形データを記憶する記憶装置、41は入力手段と
してのキーボード、42はマウスのようなポインティン
グ・デバイスである。上記演算装置2はマイクロコンピ
ュータからなり、ソフトウェアにより構成された出力処
理部21、回路図入力編集処理部22、端子−覧表処理
部23で、信号波形入出力編集処理部24、入力処理部
25を備え、さらに出力処理部21は拡大表示手段21
a、縮小表示手段21b、スクロール表示手段21c、
トレース表示手段21d、マーカ表示手段21eを備え
、回路図入力編集処理部22は、追加処理手段22a、
削除処理手段22b、移動処理手段22c、回転処理手
段22d、複写処理手段22e、形状変更処理手段22
f、端子自動生成手段22gを備え、端子−覧表処理部
23は一覧表作成手段23a、−覧表登録手段23b、
−覧表削除手段23c、−覧表検索手段23dを備え、
信号波形入出力編集処理部24は、追加処理手段24a
、削除処理手段24b、移動処理手段24c、同期処理
手段24d、表示制御手段24eを備え、入力処理部2
5は座標変換処理手段25aおよび認識処理手段25b
を備える。
第2図は、回路図編集時に上記表示装置1に表示される
表示画面の一部を示す。表示画面は回路図を構成する抵
抗等の要素の一覧表を示す要素表示部11と、作業内容
の一覧表を示す作業メニュー表示部12と、編集中の回
路図を表示する回路表示部13とからなる。回路図を構
成する要素はボインティング・デバイスで要素表示部1
1から所望の要素を選択してから回路表示部13上の所
望の位置を指定してやることで入力することができ、配
線は、ボンディング・デバイスで作業メニュー表示部1
2の作業を指定し、回路表示部13上の所望の位置を指
定してやることで入力することができる。入力された回
路図上の素子・配線の接続状態を反映して、それぞれの
端子(接続)位置にはその座標上で重なる端子群の接続
の状態を示すマーカMよ、M2.M□を演算装置2が自
動的に作成して表示する。ここで、O印で示されるマー
カM□は未接続の端子、雪印で示されるマーカM2は素
子同士または素子と配線の接続状態を、園印で示される
マーカM3は配線同士の接続状態を示す。
第3図は、上記記憶装置3内に格納され、編集処理に利
用されるデータテーブルの内容とそのつながりを示す。
すなわち、この実施例のデータテーブルは、素子や配線
を管理するテーブル50と、回路図上のある座標で重な
る端子のデータを示す端子−覧表60とで構成されてい
る。素子や配線を管理する管理テーブル50は、その素
子や配線の位置情報51と配線形状情I!52、その素
子や配線上の端子を管理するリスト53等を持つ、この
リスト53は次の端子のアドレスを示すチエイン情報5
3aと端子番号53bと、端子の位置を示す座標53c
と、端子−覧表へのつながりを示すポインタ53dとか
らなり、ポインタ53dによってその端子がどの一覧表
に登録されているかを知ることができる。
端子の一覧表60は、次の端子情報のつながりを示すチ
エイン情報61とそこへ登録された端子へどのような素
子や配線が接続されているかを示すポインタのりストロ
2と、その端子の座標位置63等で構成され、この−覧
表を検索することでどの素子または配線のどの端子が登
録されているかを知ることができる。リスト62の端子
への接続を示すポインタは、次のポインタへのつながり
を示すチエイン情報62aと、端子番号62bと、素子
または配線の管理テーブルへのつながりを示すポインタ
62cとからなる。
このようにして端子の一覧表60はその回路図上の座標
データを持っており、−本のリストとしてつながれてい
る。従って、このリストの入口を示す一覧表の先頭アド
レス70を用いてこのリストを次々とたどっていき指定
座標に一致する一覧表を探せば、その座標上に端子の一
覧表があるかどうか、あればその端子がどのような素子
や配線に属するかを知ることができる。このリストは座
標の大小関係に基づいて順序よく並べるようにするとよ
い。
次に、編集中の回路図にある素子を追加した時の処理を
第4図に基づいて説明する。
先ず、入力された素子の回路図上での位置に基づいてそ
の素子の各端子(抵抗や容量素子では2つ、トランジス
タでは3つ)の位置をそれぞれ計算する(ステップ54
1)。これにより、端子の位置が確定するので、管理テ
ーブル50に登録してから、各端子の座標位置に対応す
る一覧表を探索する(ステップ542)。−覧表が見つ
かったときはその一覧表へ、また見つからなかったとき
は第5図の一覧表作成処理351〜S54を実行してか
ら、その端子を一覧表へ登録する(ステップ543)。
すなわち、端子番号や管理テーブル上の素子データへの
ポインタを設定する。それから、管理テーブルの端子管
理情報に上記−覧表へのポインタを設定する。これによ
って、第3図のデータテーブルのチエインへ新たな素子
のデータが追加される。その後、このデータテーブルを
使った第9図のマーカ表示処理S91〜8100へ移行
する。
次に上記処理で必要となる一覧表の作成処理を第5図を
用いて説明する。
ここでは、先ず新たな端子−覧表用にメモリを割り当て
て、それを−覧表のチエインへ挿入する(ステップ55
1)。次に、その−覧表が管理する座標点を配線形状の
内部に含む配線を見つける(ステップ552)。すなわ
ち、先ず配線のなす形状(最大の座標と最小の座標を頂
点とする矩形領域)を想定して、指定座標がその形状の
範囲に入るか否かを判定することで探査作業の処理量を
減らすようにしている。それから2その配線形状に含ま
れる線分を1本ずつ調べて、指定座標を線分上に持つ配
線を見つけて、その配線の管理テーブルへその端子(接
続ノード)を登録し、かつ現在処理中の一覧表のポイン
タリストに配線へのポインタ追加を行なう(ステップS
53,554)。
条件を満たす配線を探す処理は、回路図上の各配線線分
の情報からその直線の方程式を求め、指定座標がその方
程式を満たすかどうか検査することで実現することがで
きる。
次に、第6図と第7図を用いて配線を追加した時の処理
を説明する。まず、配線の端点(始端と終端)について
端子を生成し素子の場合と同じ処理を行なう。すなわち
、配線の管理テーブルを作成し、−覧表を探索して登録
し、−覧表が見つからないときは追加する(ステップ5
61)。
次に、グリッド間隔で接続可能にすることによって処理
量を減らすため、端点以外で接続が可能な座標列を発生
させる(ステップ562)。これは各線分の方程式を頂
点座標を用いて求め、その方程式を満たす座標を順次水
めることで実現できる。それから各座標に対してその座
標に対応する端子−覧表が既存かどうか調べることで、
配線上に重なる端子を見つける(ステップ571)。そ
して、−覧表が既存ならばその一覧表に座標を登録し、
配線の管理テーブルには端子を追加する(ステップ57
2)。このとき端子の位置は、現在処理している座標と
し、この配線上の他の既存端子と重複しない番号を割り
当てて、管理テーブルの端子リストに登録する。重複し
ない番号の割当方式としては、既存の管理テーブル上の
端子番号の最大値+1を割り当てる方式がある。ここで
生成した端子に関して素子の端子の場合と同様に、登録
済の一覧表があるか調べ、見つけた一覧表へ登録する。
追加する配線上の座標点に対応する一覧表が見つからな
かったときは、何もしない。
次に、第8図を用いて素子や配線を削除したい旨の入力
があったときの処理を説明する。
先ず、削除しようとしている素子や配線の各端子につい
て、管理テーブルのポインタをみて一覧表を見つける。
そして、その−覧表上の端子へのポインタの中で現在処
理中の端子を指しているものを見つける(ステップ58
1)。見つかればそのポインタ情報を一覧表から削除す
る(ステップ582)。次に、−覧表の上に残った端子
の状況によって、−覧表自身の削除処理や接続状態を示
すマーカの再表示処理等を行なう(ステップ891〜5
100)。
次に、第9図を用いて一覧表の内容に従って、接続状態
を示すマーカを表示する処理と、不要な配線上の端子を
削除する処理および不要な一覧表を削除する処理につい
て説明する。
まず、−覧表に残った端子の数を調べる(ステップ59
1)。そして、それが−個だけで配線線分の中間点に対
応するものならば、配線を管理しているテーブルからそ
の端子を削除して、−覧表上からはその端子情報を削除
し、マーカの表示を消去して一覧表自体を削除する(ス
テップ392〜896)。−覧表に残った端子が中間点
でないときは、未接続(オープン)端子を示すマーカを
表示する(ステップ597)。−覧表上の端子が0個に
なったときは、マーカの表示を消去して一覧表自体を削
除する(ステップS95,596)。
−覧表上に端子が2個以上あるときは2本以上の配線が
その座標で接続されているかいないかを調べてそれぞれ
対応する属性のマーカを再表示する(ステップ898〜
510o)。
なお、上記実施例では、素子や配線の追加・削除操作に
対してだけ述べたが、上記以外の移動・回転・形状変更
などの入力編集操作は、操作前の状態での削除処理、操
作後の状態の追加処理で端子の接続状態を求めることが
できる。
次に、本発明に係る信号波形編集方式の実施例を第10
図〜第13図を用いて説明する。
第10図には、信号波形の編集の際に表示装置に表示さ
れる表示画面の一例を示す。表示装置の表示画面はグラ
フィック編集領域14と表形式入力編集領域15と作業
メニュー表示領域16とに分割されている。グラフィッ
ク編集領域14は。
表形式入力編集領域15に入力された信号波形データも
しくはマウスなどのポインティング・デバイスから直接
入力された信号波形データに基づいて信号波形を具体的
に表示させる領域である。また、表形式入力編集領域1
5は、キーボード41から入力された信号波形データも
しくはグラフィック編集領域14に表示された信号波形
の変化点データを数値(時間と電圧)で表示する領域、
作業メニュー表示領域16は、追加(変化点データの入
力)、削除、移動1表示、トレース等信号波形の編集に
必要な指令項目を表示する領域で、ポインティング・デ
バイスでいずれかの項目を指示することで実行させるこ
とができる。
上記指令が入力されたとき対応する処理を実行するため
、演算装置2の信号波形入出力編集処理部24には、第
1図に示すように追加処理手段24a、削除処理手段2
4b、移動処理手段24c同期処理手段24d、表示制
御手段24e等の機能が設けられている。なお、上記同
期処理手段24dは、グラフィック編集領域14で生じ
た信号波形の変化を表形式入力編集領域15に、また表
形式入力編集領域15で生じた信号波形の変化をグラフ
ィック編集領域14の表示に反映する機能を持つ。
次に、グラフィック編集領域14ヘマウス等により信号
波形の変化点を入力したときの演算装置2の処理を第1
1図のフローチャートに基づいて説明する。
マウス等により信号波形の変化点データが入力されると
、演算装置2は画面上の座標を読み取ってグラフィック
表示の座標系に変換する(ステップ5ill)。次に、
入力データが1点目か否か判定しくステップ5112)
、1点目ならステップ5114へ移行してそのデータを
記憶装置に格納し、2点目以降のときは信号波形の形状
を認識しやすいように隣り合う信号変化点同士を結んだ
線分(図では直線であるが曲線も可)を生成する(ステ
ップ5113)。それから、生成された線分をグラフィ
ック編集領域14へ表示する(ステップ5115)。
次に、信号波形のトレース処理を第12図を用いて説明
する。
先ず初めに、マウス等を使ってグラフィック編集領域1
4上の信号波形を選択し、作業メニュー表示領域の「ト
レース」を指示すると信号波形の先頭データ(左端)に
カーソルが位置付けられる(ステップ5121)。そし
て、キーボードからトレース方向が入力される(ステッ
プ5122)と、演算装置2はトレース方向を調べる(
ステップ5123)、トレース方向が左方向のときは、
一つ前の変化点データとの間を直線補間し、X成分を−
αドツトシフトした座標点を求め(ステップ5124)
、求めた座標位置へカーソルを移動させるとともに、X
成分、Y成分の値をグラフィック編集領域15上に表示
する(ステップ5126)。一方、トレース方向が右方
向のときは、次の変化点データとの間を直線補間し、X
成分をαドツトシフトした座標点を求め(ステップ51
25)、求めた座標位置へカーソルを移動させるととも
に、X成分、Y成分の値をグラフィック編集領域15上
に表示する(ステップ5126)。
次に、グラフィック編集領域14と表形式入力編集領域
15における信号波形データの変化をリアルタイムで相
互に表示に反映する同期処理について第13図を用いて
説明する。
先ずデータがいずれの領域に入力されたかを調べる(ス
テップ5131)。そして、それが表形式入力編集領域
15からだとすると、表形式入力編集領域の変更内容に
応じて表形式入力編集領域の内容(数値)を書き換える
(ステップ8132)。そして、対応するグラフィック
編集領域14上のデータ(変化点とそれと隣合う変化点
との間の線分)を消去して新しいデータに置き換えて、
その変化点をグラフィック編集領域14に表示させ、隣
り合う変化点との間の線分を生成して表示する(ステッ
プ5132.5133)。グラフィック編集領域14か
らのデータ入力の場合も同様に処理できる(ステップ5
134,5135)。
さらに、図示しないがグラフィック編集領域14におい
ては、信号波形の拡大、縮小、スクロール表示機能によ
り、任意のスケール表示ができるようにするとともに、
表形式入力編集領域またはグラフィック編集領域の内容
を変更したタイミングで変更内容を相互に、表示に反映
させるようにしている。しかも、表形式入力編集領域の
データが全て設定されているときは、自動的に表形式入
力編集領域の内容をスクロール表示させるようになって
いる。
以上説明したように上記実施例では、回路図の入力・編
集に際して、回路図上の素子の端子位置や配線の形状や
位置・配線上の端子の位置とそれらの端子の重なりを回
路図上の座標に対応させてテーブルと一覧表の形で管理
し、端子の位置変化、配線の形状変化ごとにそれらの図
形的な重なりをもとにして回路図の接続状態を逐次求め
て、表示に反映させるようにしたので、この−覧表を見
ることによっである座標上で何個のどんな端子が接続さ
れているかを知ることができ、回路図の表示にその接続
状態を反映させることができる。
また、配線や端子が追加された時に、既存の端子や配線
線分との重なりを調べ、必要な端子を配線に対して自動
生成することができるとともに、端子や配線の削除時に
配線線分上に残った不要な端子を削除することによって
配線と端子の自動接続が可能になるという効果がある。
さらに本実施例では、素子や配線の追加や削除のたびに
、上記−覧表を更新するステップを設けたので、ユーザ
の回路図入力・編集操作のたびに。
その操作による回路の接続状態の変化を一覧表を用いて
知ることができる。
また、本実施例では、配線の線分と端子が存在する座標
との重なりを調べるステップを有する。
これにより、配線線分と他の端子の接続を求めることが
できる。
また、本実施例では、シミュレータの信号波形の入出力
編集に際し、信号変化点をX成分、Y成分の組データと
して数値入力できる表形式入力編集領域と入力された信
号波形をグラフィック表示するグラフィック編集領域に
分割し、表形式入力編集領域から信号変化点が入力され
るたびに逐次。
一つ前の変化点との間を結ぶ線分をグラフィック編集領
域への表示に反映させるとともに、ポインティング、デ
バイスから直接信号変化点が入力されるたびに、グラフ
ィック編集領域内の座標値に変換し、前回入力された変
化点との間を結ぶ線分をグラフィック編集領域への表示
に逐次反映させることにより、入力した信号波形を即座
に確認することができる。
また、グラフィック編集領域上の座標位置を直接、ポイ
ンティング・デバイスで指定することにより信号変化点
を入力することができるようにするとともに、グラフィ
ック編集領域において、信号変化点の追加・移動・削除
操作及び隣合う信号変化点を結ぶ線分の移動・削除操作
毎に信号波形の変化を逐次、グラフィック編集領域への
表示に反映させるようにしたので、信号波形の修正が簡
単に行なえるという効果がある。
さらに、シミュレータの解析結果をグラフィック編集領
域に表示し、グラフィック波形表示上をトレースするこ
とにより、信号波形のX成分、Y成分を逐次信号波形上
に表示するようにしたので、信号波形の任意位置のデー
タを精度良く読み取ることができる。
本実施例では、グラフィック表示された信号波形を拡大
表示、縮小表示・上下/左右方向へのスクロール機能に
より、任意のスケール表示ができ、信号波形の詳細な確
認が容易になる。
本実施例では、表形式入力編集領域またはグラフィック
編集領域の内容を変更したタイミングで変更内容を相互
に、表示に反映させるとともに、表形式入力編集領域の
データが全て設定されているときは、自動的に表形式入
力編集領域に設定されている内容をスクロール表示させ
るようにしたので、入力処理の操作性が向上し、信号変
化点の入力が容易になる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。例えば上記実施例では、
3種類のマーカで接続状態を表しているが、分類の仕方
は一例であり、−覧表と一覧表上のポインタが指してい
る素子や配線及びその端子上で管理されているデータに
基づいてさらに詳細な分類をすることもできるし、単に
接続されているかいないかという2つの分類にすること
も可能である。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野である電気回路図の設計支
援システムに適用した場合について説明したが、この発
明はそれに限定されるものでなく、CADシステムにお
ける設計方式一般に利用することができる。
[発明の効果] 本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば下記のとおりである
すなわち、接続状態を反映したマーカが逐次回路図に表
示されるので、回路図入力・編集システムのユーザが、
回路図の入力・編集操作の結果として発生した回路の接
続状態の変化を逐次確認することができ、これによって
操作の誤りや未完成部分の識別を容易に行ないミスの修
正、入力すべき部位の認識の効率が向上される。
また、配線上に端子を自動生成して他の端子と接続状態
とするようになっているので、一般常識に沿った判り易
い回路図作成操作環境を提供することができる。
さらに、信号波形の信号変化点のデータが入力されるた
びに逐次表示に反映されるので、信号波形を即座に確認
することができ、これによって操作の誤り、データ入力
の誤りの判断が容易に行なえ、入力ミスを早期に発見で
きるとともに、信号波形入力の操作性が向上する。
また、信号波形のトレース機能により、グラフィック表
示された信号波形を精度良く読み取れることができ、シ
ミュレータの出力信号波形の詳細な検討が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明が適用され、る回路設計支援システム
の構成例を示すブロック図、 第2図は、回路図編集時の表示装置の表示画面例を示す
図、 第3図は、本発明において回路の接続の管理のために使
うデータテーブルの構造例を示す図、第4図は、素子を
回路図に追加したときの接続管理に関する処理の手順を
示すフローチャート、第5図は、端子の接続を管理する
ための一覧表を新規生成する処理の手順を示すフローチ
ャート、第6図と第7図は、配線を回路図に追加したと
きの接続管理に関する処理の手順を示すフローチャート
、 第8図は、回路図上の素子や配線を削除したときの接続
に関する処理の手順を示すフローチャート、 第9図は、端子の接続を管理する一覧表を用いてその接
続状態を示すマーカを回路図に付加表示する処理の手順
を示すフローチャート。 第10図は、信号波形編集時の表示画面例を示す図。 第11図は、信号波形の変化点を入力する処理の手順を
示すフローチャート、 第12図は、信号波形のトレース処理の手順を示すフロ
ーチャート、 第13図は、表示の同期処理の手順を示すフローチャー
トである。 1・・・・表示装置、2・・・・演算装置、3・・・・
記憶装置、41・・・・キーボード、42・・・・ボイ
ンティング・デバイス、21・・・・出力処理部、22
・・・・回路図入力編集処理部、23・・・・端子−覧
表処理部、24・・・・信号波形入出力編集処理部、2
5・・・・入力処理部、21a・・・・拡大表示手段、
21b・・・・縮小表示手段、21c・・・・スクロー
ル表示手段、21d・・・・トレース表示手段、21e
・・・・マーカ表示手段、22a・・・・追加処理手段
、22b・・・・削除処理手段、22c・・・・移動処
理手段、22d・・・・回転処理手段、22e・・・・
複写処理手段、22f・・・・形状変更処理手段、22
g・・・・端子自動生成手段、23a・・・・−覧表作
成手段、23b・・・・−覧表登録手段、23c・・・
・−覧表削除手段、23d・・・・−覧表検索手段、2
4a・・・・追加処理手段、24b・・・・削除処理手
段、24c・・・・移動処理手段、24d・・・・同期
処理手段、24e・・・・表示制御手段、25a・・・
・座標変換処理手段、25b・・・・認識処理手段、5
o・・・・素子や配線を管理するテーブル、53・・・
・素子や配線上の端子を管理するテーブルのリスト、6
0・・・・端子の一覧表、62c・・・・登録された端
子を示すポインタ情報、70・・・・−覧表の先頭アド
レス。 第 図 竹り カー 図 3 未接続の端子 素子の端子同士または 素子の端子と配線の接続 配線同士の接続 弔 ゴ 第 口 第 図 第 図 第 図 [有]0 第 8 図 第 9 図 第1T 図 第12図 第13図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回路図を構成する要素および要素間の配線に関する
    データを入力する入力手段と、入力された回路図データ
    の編集処理と管理を行なう演算手段と、編集された回路
    図を表示する表示手段と、回路図データを記憶する記憶
    手段とにより構成された回路設計支援システムにおいて
    、回路図への素子や配線を追加・削除したときに、図形
    的な端子の重なりに基づいて接続状態を管理し、各端子
    の接続状態に基づいて、回路図上に表示属性を変えたマ
    ーカ図形を付加表示することを特徴とする回路図入力編
    集方式。 2、請求項1記載による接続状態を反映したマーカ図形
    表示を、ユーザの回路図編集操作ごとに表示画面上の回
    路図に反映させることを特徴とする回路図入力編集方式
    。 3、回路図を構成する要素および要素間の配線に関する
    データおよび波形データを入力する入力手段と、入力さ
    れたデータの編集処理と管理を行なう演算手段と、編集
    された回路図もしくは波形図を表示する表示手段と、編
    集データを記憶する記憶手段とにより構成された回路設
    計支援システムにおいて、信号変化点を数値入力ができ
    る表形式の入力編集領域と、入力手段により直接入力で
    きるグラフィック編集領域とを設け、信号変化点のデー
    タが入力されるたびに、逐次信号波形形状をグラフィッ
    ク編集領域の表示に反映させることを特徴とする信号波
    形入出力編集方式。 4、上記入力手段によりグラフィック編集領域上の信号
    波形に与えられた変化を読み取って編集操作毎に表形式
    の入力編集領域に信号波形の変化を逐次反映させるよう
    にしたことを特徴とする請求項3記載の信号波形入出力
    編集方式。
JP1237563A 1989-09-13 1989-09-13 回路図入力編集方式および信号波形入出力編集方式 Pending JPH0399371A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5642286A (en) * 1994-11-30 1997-06-24 Fujitsu Limited Wiring CAD apparatus
JP2012164068A (ja) * 2011-02-04 2012-08-30 Hioki Ee Corp データ作成装置、基板検査装置およびデータ作成方法

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