JPH0399299A - コリメータの製造方法 - Google Patents
コリメータの製造方法Info
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- JPH0399299A JPH0399299A JP23775689A JP23775689A JPH0399299A JP H0399299 A JPH0399299 A JP H0399299A JP 23775689 A JP23775689 A JP 23775689A JP 23775689 A JP23775689 A JP 23775689A JP H0399299 A JPH0399299 A JP H0399299A
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Landscapes
- Nuclear Medicine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
と17) R明ハシングルフオトンエミツヨンCTなど
放射線を利用する装置に用いるコリメータの製造方法に
関するものである0 (B)従来の技術 従来におけるコリメータは第9図、第1O図に示すよう
にコリメータとなるグングテン板Cを組立治具に配置し
その空間を発泡樹脂Hで埋めたものを本体とし、これを
シールド材と交互に複数枚重ねて組立て、構成するよう
にしている。
放射線を利用する装置に用いるコリメータの製造方法に
関するものである0 (B)従来の技術 従来におけるコリメータは第9図、第1O図に示すよう
にコリメータとなるグングテン板Cを組立治具に配置し
その空間を発泡樹脂Hで埋めたものを本体とし、これを
シールド材と交互に複数枚重ねて組立て、構成するよう
にしている。
(Q発明が解決しようとする課題
]リメータを基本的に構成するスライス面のシールド材
とこれと直交する面の分解を定めるコリメータ板は、放
射線を阻止させる機能の面では同様の目的で用いるが、
構造物とするには異なった性質の材料を必要とする認識
はなされてきた。
とこれと直交する面の分解を定めるコリメータ板は、放
射線を阻止させる機能の面では同様の目的で用いるが、
構造物とするには異なった性質の材料を必要とする認識
はなされてきた。
しかしながらこれまでこの問題を具体的に解決する提案
はなされていない。
はなされていない。
その主な理由は、放射線のシールド材となる高密度材(
金属)が、高い融点を持つ焼結金属である固いタングス
テン・モリブテン等か、逆KM点が低く軟い鉛(鉛合金
)といった両広端な性質を持つ材質にあったためと考え
られる〇 タングステン・モリブテン等はその性質によシスリット
のような@軸加工を施すには適さず、鉛合金はその性質
から加工にさしたる困難はないが。
金属)が、高い融点を持つ焼結金属である固いタングス
テン・モリブテン等か、逆KM点が低く軟い鉛(鉛合金
)といった両広端な性質を持つ材質にあったためと考え
られる〇 タングステン・モリブテン等はその性質によシスリット
のような@軸加工を施すには適さず、鉛合金はその性質
から加工にさしたる困難はないが。
剛性に不足がある。いずれも放射線をシールドする高密
度金属である事を共通の性質とするだけでタングステン
・モリブデン等はコリメータ材トシては適しているが、
微細加工を施すKは困難があるためスライス面の理想の
構造と考えられてきたコリメータ材を固定するためのス
リットを設ける事が出来なかった。
度金属である事を共通の性質とするだけでタングステン
・モリブデン等はコリメータ材トシては適しているが、
微細加工を施すKは困難があるためスライス面の理想の
構造と考えられてきたコリメータ材を固定するためのス
リットを設ける事が出来なかった。
このため今日までコリメータは複数枚で構成されるスラ
イス面に於いてコリメータ板を貫通して配置された精度
の高い組立品は存在しなかった。
イス面に於いてコリメータ板を貫通して配置された精度
の高い組立品は存在しなかった。
以上をまとめるとコリメータ板をスフイス面で支える構
造としていないつまシ、ボルト位置のみで支える構造と
しているので水平面における剛性が低く構造物として不
安定である。また、コリメータ板をスライス面で支える
構造としていないのでコリメータ板の角度の配置精度が
得難くコリメータ組立品を重ねスライス面の複数化を計
ってもスライス面相互の間の角度精度を得ることが困難
である。
造としていないつまシ、ボルト位置のみで支える構造と
しているので水平面における剛性が低く構造物として不
安定である。また、コリメータ板をスライス面で支える
構造としていないのでコリメータ板の角度の配置精度が
得難くコリメータ組立品を重ねスライス面の複数化を計
ってもスライス面相互の間の角度精度を得ることが困難
である。
さらにコリメータ板がスライス面ごとに個々に配置して
いるためスライス面を複数化した場合。
いるためスライス面を複数化した場合。
組立品の全体を通しての垂直度が得難いという欠点を有
する・ したがって結果的には製造コストが高くなるという欠点
を有するのである。
する・ したがって結果的には製造コストが高くなるという欠点
を有するのである。
■)R題を解決するための手段
この発明は、この性質の異なる二つの材質の特性を利用
して問題を解決するため、まずスライス面のシールドに
微細な加工を可能にすることにある◎即ち、鉛合金の欠
点である剛性の不足を補い且つスライス面の間隔を正確
に得るために放射線を吸収する事の少ない発泡樹脂を接
合して取扱いに耐える剛性を有する複合材(複合化した
材料)を用いる。そしてコリメータ板のための11細な
スリットの加工はたとえば炭酸ガスレーザ加工機等非接
触なエネルギビームにより行なう。その際発泡樹脂サイ
ドから切断加工fI:mせばスライス面の間隔を汚染し
て放射線を吸収する事のない切断面をつくる。
して問題を解決するため、まずスライス面のシールドに
微細な加工を可能にすることにある◎即ち、鉛合金の欠
点である剛性の不足を補い且つスライス面の間隔を正確
に得るために放射線を吸収する事の少ない発泡樹脂を接
合して取扱いに耐える剛性を有する複合材(複合化した
材料)を用いる。そしてコリメータ板のための11細な
スリットの加工はたとえば炭酸ガスレーザ加工機等非接
触なエネルギビームにより行なう。その際発泡樹脂サイ
ドから切断加工fI:mせばスライス面の間隔を汚染し
て放射線を吸収する事のない切断面をつくる。
(ト)作用
スライス面のシールド材と間隔保持材を組み合わせた複
合材にコリメータ板を挿入するスリットを精度よく加工
しこれを複数枚重ねた後、コリメータ板を貫通して挿入
することにより重ねあわせたスフイス面の間隔とコリメ
ータ板の幾何学的位置の精度および高剛性の要求が満足
される。
合材にコリメータ板を挿入するスリットを精度よく加工
しこれを複数枚重ねた後、コリメータ板を貫通して挿入
することにより重ねあわせたスフイス面の間隔とコリメ
ータ板の幾何学的位置の精度および高剛性の要求が満足
される。
より具体的にはスライス面のシールド材トスる鉛合金板
と放射線を吸収する事の少ない間隔保持材として選択し
た発泡樹脂を低温活性型熱圧着シート接着材等を介して
圧着接合し複合材としスライス面の剛性が保障される。
と放射線を吸収する事の少ない間隔保持材として選択し
た発泡樹脂を低温活性型熱圧着シート接着材等を介して
圧着接合し複合材としスライス面の剛性が保障される。
同時に成形の際9発泡樹脂層に間隔調整治具を配置する
事によシスライス面の間隔を規定する発泡樹脂の厚さが
制御される。また同時に鉛合金板の平面度も合わせて整
えられる。
事によシスライス面の間隔を規定する発泡樹脂の厚さが
制御される。また同時に鉛合金板の平面度も合わせて整
えられる。
スライス面シールド材と間隔保持材を組合せた複合材の
スリットの加工は、炭酸ガスレーザ加工機等を使用する
。その際、加工切断面にスライス面シールド材による汚
染物質(放射線を吸収する蒸着物)の付着を除くため1
発泡樹脂サイドから切断加工を施せば鉛などが溶けて発
泡樹脂に流れ込みスフイス面の間隔を汚染して放射線を
吸収するような事はない。
スリットの加工は、炭酸ガスレーザ加工機等を使用する
。その際、加工切断面にスライス面シールド材による汚
染物質(放射線を吸収する蒸着物)の付着を除くため1
発泡樹脂サイドから切断加工を施せば鉛などが溶けて発
泡樹脂に流れ込みスフイス面の間隔を汚染して放射線を
吸収するような事はない。
■実施例
以下図面に示す実施例にしたがってこの発明を説明する
。
。
第1図に示すように、スライス材l(例えば。
鉛又は給金金板板厚o、 s m )とX線、γ線等の
透過性の高い材料2(例えば9発泡アクリル板で板厚は
4ないし2m)を接着剤3(例えば、低温活性型熱圧着
シート伏接着剤)を用いて密着接合し複合化した板材を
作製する。大きさは九とえば400X400鱈とする。
透過性の高い材料2(例えば9発泡アクリル板で板厚は
4ないし2m)を接着剤3(例えば、低温活性型熱圧着
シート伏接着剤)を用いて密着接合し複合化した板材を
作製する。大きさは九とえば400X400鱈とする。
これを第2図に示すような形状の多くのスリット4′(
幅約0.5■)をもったリング状コリメータ単体を炭酸
ガスレーザ加工機を用いて40枚程加工する。
幅約0.5■)をもったリング状コリメータ単体を炭酸
ガスレーザ加工機を用いて40枚程加工する。
すなわち、第3図に示すようにたとえば炭酸ガスレーザ
加工*Me用いて素材をレーザ加工する。
加工*Me用いて素材をレーザ加工する。
この場合0図に示すように素材は発泡アクリル板2の側
からレーザ光りを照射する。この場合は鉛材であるスフ
イス材1は最後にスリット加工されるので、鉛が溶けて
発泡アクリル板2側に流れ込むようなことはなく、きわ
めて良好なスリットの孔があけられる。
からレーザ光りを照射する。この場合は鉛材であるスフ
イス材1は最後にスリット加工されるので、鉛が溶けて
発泡アクリル板2側に流れ込むようなことはなく、きわ
めて良好なスリットの孔があけられる。
以上のようKして加工した第2図に示すコリメータ単体
を、第5図に示すように、ボルト六6Hを利用してボル
ト6に40層重ね合わせるのである。なお、第2図にお
いて(A)は平面図、■)は断面図である。
を、第5図に示すように、ボルト六6Hを利用してボル
ト6に40層重ね合わせるのである。なお、第2図にお
いて(A)は平面図、■)は断面図である。
各単体St−重ね合わせるとき2発泡アクリル板2が弾
性材であるので、ボルト61Cよる締め付けで単体が変
形しないようにする必要がある。その友め、第5図に示
すようKこのボルト6による締め付は部分においてのみ
発泡アクリル板2の内方に空間が形成されこの部分にス
ペーサ5が介在されている。
性材であるので、ボルト61Cよる締め付けで単体が変
形しないようにする必要がある。その友め、第5図に示
すようKこのボルト6による締め付は部分においてのみ
発泡アクリル板2の内方に空間が形成されこの部分にス
ペーサ5が介在されている。
単体Sの組立体に対しては、第4図に示すようにコリメ
ート材42if−挿入するととKよりコリメータができ
あがる。そして最後に第6図に示すように補強枠7を上
下端に嵌め込みねじ8で固定する。
ート材42if−挿入するととKよりコリメータができ
あがる。そして最後に第6図に示すように補強枠7を上
下端に嵌め込みねじ8で固定する。
以上の実施例で示した以外にこの発明によれば。
多重リング型コリメータ(第7図)や、弓形(第8図)
等の各種コリメータの作製が可能となる。
等の各種コリメータの作製が可能となる。
また、X線、γ線等の透過性の高いフィルムを外周に貼
シ合わせたり、補強板を溶接により固定したり、スライ
ス面同士も接着してコリメータ全体を接着一体化したり
する事も考えられる。
シ合わせたり、補強板を溶接により固定したり、スライ
ス面同士も接着してコリメータ全体を接着一体化したり
する事も考えられる。
向発明の効果
このようにして準備されたスライス面のシールド材は、
スライス面を複数枚重ねて用いる事を可能とするだけの
加工精度と剛性を持ち組立品として必要とするすべての
条件を満している。
スライス面を複数枚重ねて用いる事を可能とするだけの
加工精度と剛性を持ち組立品として必要とするすべての
条件を満している。
つぎに、ワイヤーカッタ法等で加工したタンザク状のタ
ングステン・モリブテン等のコリメータ板を複数層のス
ライス材に貫通して組み立てれば高い剛性も容易に得ら
れる。ターボファンコリメータのコンセプトを安価に高
い剛性を有する構成で提供することができる。
ングステン・モリブテン等のコリメータ板を複数層のス
ライス材に貫通して組み立てれば高い剛性も容易に得ら
れる。ターボファンコリメータのコンセプトを安価に高
い剛性を有する構成で提供することができる。
このようにして準備した二つの加工品を組み合わせ造っ
たコリメータは、従来の製造技術で造るコリメータでは
不可能であった数多いスライス面と角度の分割において
高い精度と剛性を合わせ持つ事が可能となった。さらに
、安い価格での製造を可能とした。
たコリメータは、従来の製造技術で造るコリメータでは
不可能であった数多いスライス面と角度の分割において
高い精度と剛性を合わせ持つ事が可能となった。さらに
、安い価格での製造を可能とした。
以上をまとめるとつぎのとおりとなる・1、従来にない
多層スライス高分解能のコリメータが造れる。
多層スライス高分解能のコリメータが造れる。
2、多重リング型のコリメータが造れる。
3コリメータの剛性が増し信頼性゛が高まり、高速測定
による診断が可能となる。
による診断が可能となる。
4精度が向上しコリメータとしての信頼度が高まる。
第1図はこの発明によるコリメータ単体の素材を示す図
、第2図は単体を示す図、第3図はスリットの加工法を
示す図、第4図から第6図は組立]、、程を示す図、第
7 Q’+ +第8図は変形例を示す図。 第9図、第1O図は従来の構成を示す因である。 1−・・スライス材 2−・発泡アクリル板3・・
・接若財 4・・・スリット材5−・スペーサ
6・・・ボルトL−レーザ光 M−レー
ザ加工機s 、 s’−コリメータ単体 %2図 第7図 千6図 手 続 、事件の表示 特願平 1−237756号 二0発明の名称 コリメータの製造方法 、補正をする者 事件との関係 特許出願人 京都市中京区西ノ京桑原町1番地 (199)株式会社島津製作所 代表者 取締役社長 西 八 條 、代理人 円、補正命令の日付 昭和 年 月 日(自発) )、補正の対象 ・明細書における「特許請求の範囲」および「発明の鶴
軸(1)「特許請求の範囲」を別紙のとおり訂正する。 (2)明細書の「発明の詳細な説明」の欄をつぎのとお
り訂正する。 1)第6頁第14行目の「単体を」を「単体に」と訂正
する。 2)第7頁第17行目の「挿入」を「挿入後、接着」と
訂正する。 3)第8頁第5行目の「同士も」を「同士やコリメータ
材4も同時に」と訂正する。 4)第8頁第14行目の「貫通」を「貫通、接着」と訂
正する。 (別紙) 「特許請求の範囲
、第2図は単体を示す図、第3図はスリットの加工法を
示す図、第4図から第6図は組立]、、程を示す図、第
7 Q’+ +第8図は変形例を示す図。 第9図、第1O図は従来の構成を示す因である。 1−・・スライス材 2−・発泡アクリル板3・・
・接若財 4・・・スリット材5−・スペーサ
6・・・ボルトL−レーザ光 M−レー
ザ加工機s 、 s’−コリメータ単体 %2図 第7図 千6図 手 続 、事件の表示 特願平 1−237756号 二0発明の名称 コリメータの製造方法 、補正をする者 事件との関係 特許出願人 京都市中京区西ノ京桑原町1番地 (199)株式会社島津製作所 代表者 取締役社長 西 八 條 、代理人 円、補正命令の日付 昭和 年 月 日(自発) )、補正の対象 ・明細書における「特許請求の範囲」および「発明の鶴
軸(1)「特許請求の範囲」を別紙のとおり訂正する。 (2)明細書の「発明の詳細な説明」の欄をつぎのとお
り訂正する。 1)第6頁第14行目の「単体を」を「単体に」と訂正
する。 2)第7頁第17行目の「挿入」を「挿入後、接着」と
訂正する。 3)第8頁第5行目の「同士も」を「同士やコリメータ
材4も同時に」と訂正する。 4)第8頁第14行目の「貫通」を「貫通、接着」と訂
正する。 (別紙) 「特許請求の範囲
Claims (1)
- スライス面のシールドを行なう高密度金属板にスライス
板の間隔を規制する低減衰材料を接合して複合化した材
料をつくり、これにコリメータ板を挿入するためのスリ
ットをレーザ等の非接触なエネルギービーム等を用いて
加工するようにしたことを特徴とするコリメータの製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23775689A JPH0399299A (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | コリメータの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23775689A JPH0399299A (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | コリメータの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0399299A true JPH0399299A (ja) | 1991-04-24 |
JPH0575993B2 JPH0575993B2 (ja) | 1993-10-21 |
Family
ID=17019993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23775689A Granted JPH0399299A (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | コリメータの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0399299A (ja) |
-
1989
- 1989-09-13 JP JP23775689A patent/JPH0399299A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0575993B2 (ja) | 1993-10-21 |
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