JPH039918Y2 - - Google Patents

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JPH039918Y2
JPH039918Y2 JP6583887U JP6583887U JPH039918Y2 JP H039918 Y2 JPH039918 Y2 JP H039918Y2 JP 6583887 U JP6583887 U JP 6583887U JP 6583887 U JP6583887 U JP 6583887U JP H039918 Y2 JPH039918 Y2 JP H039918Y2
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JP
Japan
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encoder
vibration
rotary encoder
mounting part
machine
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JP6583887U
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JPS63174998U (ja
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  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はプレス等起振源を有する機械装置(以
下、機械という)に取付けられるロータリエンコ
ーダ(以下、エンコーダという)の取付金具の改
良に係わる。
(従来の技術) 従来、プレス等起振源を有する機械にエンコー
ダを取付ける場合、一般的にはブラケツトとエン
コーダの取付用フランジ面との間に所定の厚さの
ゴム製介在物をパツキング状に挿入してボルトナ
ツトで締付ける方法が採用されており、エンコー
ダが起振源から影響を及ぼされる振動エネルギの
大小に対しては単に前記ゴム製介在物の厚さを変
える、あるいは弾性係数の異なるものに変えると
かの方法しかなく、またブラケツトとエンコーダ
を取付けるボルトナツトの締付けトルクも一定値
が要求されるため上記ゴム製介在物を予圧して取
付けねばならず、該ゴム製介在物が保有する弾性
を充分利用することができないため、期待する防
振効果が得られず、振動または衝撃がエンコーダ
の正常信号にエラーを含ませたり、エンコーダの
故障あるいは寿命を縮める等の原因になるという
欠点があつた。
(考案が解決しようとする問題点) そこで本考案はエンコーダの取付金具を2重構
造として各々の取付金具の間に任意の間隔を設け
任意の弾性体を介してエンコーダを機械本体に取
付けできるブラケツトを提供し固有の振動エネル
ギを有効に吸収可能に設計された上記弾性体を適
用することによりエンコーダに伝わる振動エネル
ギを制限して、エンコーダの出力信号の品質向
上、故障率の低下・寿命の延長を計ることを解決
すべき技術的課題とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記課題解決のための技術的手段は、エンコー
ダ用防振ブランケツトをエンコーダが固定される
エンコーダ取付部と、該取付部と任意の間隔をあ
けて対面し前記エンコーダ取付部に固定されたエ
ンコーダを任意の空隙を介して貫通させるととも
に前記エンコーダ取付部との間に吸振特性を有す
る弾性体を介在させた機台取付部とで構成するこ
とにある。
(作用) エンコーダ取付部はエンコーダを直接取付けて
支持するとともに弾性体を介して機械本体に固定
された機台取付部に結合されている。従つて機械
が発生する起振力の大部分は、前記機台取付部が
取付けられている機械部分から機台取付部、弾性
体の吸振部、エンコーダ取付部、エンコーダ取付
フランジの順路でエンコーダへ伝送される。そし
て残りの部分は機械の情報データ出力軸からドラ
イブベルトを介してエンコーダの入力軸へと伝達
される。
しかしながら、前記起振力の大部分は伝達の途
中該起振力のモードに対応するべく設計された弾
性体からなる吸振部により伝達を妨げられエンコ
ーダに有害な振動が伝わることを制限する。他
方、前記機械の情報データ出力軸からドライブベ
ルトを介してエンコーダの入力軸へ伝達される部
分に関しては、該ドライブベルトが可撓性の物質
で構成されており有害な起振力の伝達は無視でき
る量である。
(実施例) 以下に本考案の構成を略体部分断面図によつて
説明する。当該ブラケツトはエンコーダ取付部
1、機台取付部2及び吸振部3で構成されてお
り、エンコーダ4を機械5に装着している。エン
コーダ取付部1にはエンコーダ4が入力軸を貫通
させた状態で固定されており、突出した入力軸の
端部にはプーリ6が取付けられドライブベルト7
が装架されている。機台取付部2は一般的にはL
形断面をしており、エンコーダ取付部1に体面す
る部分には所定の遊間隙Cによりエンコーダ4の
ハウジングが接触しないように開口部8が設けて
あり、もう1つの面は機械5にスタツドボルトナ
ツト9により固定するためのフランジとなつてい
る。吸振部3は一般的に円柱形の防振ゴムの両端
部に取付用のスタツドボルトをモールド加工によ
り固定したもので形状・材質・寸法を選択するこ
とにより種々の弾性特性をもたせることが可能で
ありエンコーダ取付部1と機台取付部2の相対す
る面の間へ挿入されナツト10により上記両取付
部に固定されている。
次に上記実施例の作用を述べる。エンコーダ4
は、エンコーダ取付部1によつて固定的に支持さ
れ、エンコーダ取付部1が吸振部3を介在させる
ことにより振動可能に機台取付部2に支持され、
機台取付部2が直接機械5に固定されることによ
り、エンコーダ4は間接的に機械5に取付けられ
ている。機械5には起振源があり、起振源からの
振動エネルギは当該ブラケツトの機台取付部2か
ら吸振部3、エンコーダ取付部1を経由してエン
コーダ4を振動させるように働くが、機械5の振
動モードとエンコーダ4及びエンコーダ取付部1
で構成される振動可能部分との慣性モーメントに
基づいて設計された防振ゴムを吸振部3に適用す
ることにより機械5からエンコーダ4へ伝わる有
害な振動を制限する。
(考案の効果) 上述の如く、エンコーダの取付用ブラケツトを
2重構造とし、その間に弾性体を挿入してエンコ
ーダを支持することにより機械本体からの振動エ
ネルギの伝達を制限してエンコーダの振動及び衝
撃に起因する誤信号出力、故障、製品寿命の短小
化等を解消しようとするもので、特に当該ブラケ
ツトを構成するエンコーダ取付部と機台取付部の
間隔を任意に設定できるため、防振ゴムの設計条
件設定の自由度が増し、防振対策が容易になると
いう効果がある。そして、エンコーダの円周部に
配置する吸振部の数も自由に設定できるため同じ
寸法で同じ弾性特性を有する防振ゴムを使用して
取付数を変えることにより異なる振動モードの機
械に対応することが可能になるという効果もあ
る。
一方では、防振対策の結果、エンコーダが主ブ
ラケツトを貫通して支持される構造となるため、
エンコーダの機械への装着に際して必要な取付面
積を小さくすることができ、特にプレス機械のよ
うに取付場所に大きな制限を強いられる装置に対
しては装着を容易にするという効果がある。更に
防振対策が容易になることから振動の大きい場所
にも取付可能となるため機械に装着する際に取付
場所を選ぶ自由度が増えるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
図は当該エンコーダ用防振ブラケツトの略体部
分断面図である。 1…エンコーダ取付部、2…機台取付部、3…
防振ゴム吸振部、4…ロータリエンコーダ、5…
機械装置、6…プーリ、7…ドライブベルト、8
…開口部、9…スタツドボルトナツト、10…ス
タツドボルトナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 起振源を有する機械装置に取付けられるロータ
    リエンコーダを防振状に支持するブランケツトで
    あつて、ロータリエンコーダが固定されるロータ
    リエンコーダ取付部と、該取付部と任意の間隔を
    あけて対面し前記ロータリエンコーダ取付部に固
    定されたロータリエンコーダを任意の空隙を介し
    て貫通させるとともに前記エンコーダ取付部との
    間に吸振特性を有する弾性体を介在させた機台取
    付部とで構成されたことを特徴とするロータリエ
    ンコーダ用防振ブラケツト。
JP6583887U 1987-04-30 1987-04-30 Expired JPH039918Y2 (ja)

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JP6583887U JPH039918Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

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JP6583887U JPH039918Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

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JPS63174998U JPS63174998U (ja) 1988-11-14
JPH039918Y2 true JPH039918Y2 (ja) 1991-03-12

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