JPH0399144A

JPH0399144A - 換気扇

Info

Publication number: JPH0399144A
Application number: JP23623389A
Authority: JP
Inventors: Atsushi Okuda; 篤奥田; Akira Mifune; 晃三船; Ryuichi Tominaga; 隆一富永; Kenzo Yasutomi; 健蔵安富; Hidetoshi Fukuoka; 秀俊福岡; Masafumi Maruyama; 丸山　政史; Hideki Koyama; 秀樹幸山
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1989-09-12
Filing date: 1989-09-12
Publication date: 1991-04-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は壁等の取付面に装着される換気扇に関する。

（口）従来の技術従来、この種換気扇として、壁面に形成さｈた取り付け
孔に本体を装着し、本体前面を前面パネルにて覆うよう
にした換気扇が知られている。

この換気扇の前面パネルは、前面パネル周縁の端面を壁
面に近接若しくは当接しているが、前面パネル下部の周
縁は前面パネル或型時のための抜き勾配程度の傾斜しか
なく、従って、油煙や煙草の煙が前面パネル下部に滞留
し、換気効率が低下するとともに、油煙や煙草の煙の滞
留により壁面及び前面パネル下部が汚れる等の欠点があ
った。

また、前面パネルの下部に油受け容器を着脱自在に装着
するものもあるが、゛この構戊においても上述と同様に
、前面パネルの下部に油煙や煙草の煙が滞留，し、換気
効率が低下するとともに、油煙や煙草の煙の滞留により
壁面及び油受け容器が汚れる等の欠点があった。

（ハ）発明が解決しようとする課題本発明は上記欠点に鑑みなされたもので、前面パネルの
下部に油煙や煙草の煙が滞留することのない換気扇を提
供することを課題とする。

（二）課題を解決するための手段前面パネルの下端に、断面形状が前面から壁面に向かっ
て漸次低くなる傾斜面若しくは円弧状面を有する案内部
を設ける。

また、油受け容器の下端に、断面形状が前面から壁面に
向かって漸次低くなる傾斜面若しくは円弧状面を有する
案内部を設ける。

（ホ）作用油煙や煙草の煙は壁面に沿って上昇し、前面パネル又は
油受け容器の下方に滞留しようとするが、前面パネル及
び油受け容器の下部には案内部を形成しているので、油
煙や煙草の煙は前面パネル又は油受け容器の下部に滞留
することなく、スムーズにファンの回転により吸気され
る。

（へ）実施例本考案の一実施例を図面に基づき以下に詳述する。

１は金属板製の本体で、取付片２によりモータ３を固定
しており、このモータ３の回転軸３ａ（；ファ冫４を着
脱自在に装着している。５は前記本体ｌの背面側に回動
自在に装着されたシャッターで、前記ファン４の回転時
開放するようになっている。前記本体ｌは壁面Ａに形成
された取り付け孔Ｂに装着されるようになっている。

６は前記本体１に着脱自在に装着され、前記本体ｌ前面
を覆う合戊樹脂製の前面パネルで、第２図に示す正面図
において、上下面及び左右両開面が、それぞれ前記ファ
ン４の回転中心を通る垂直な中心線及び水平な中心線上
の点を中心とした円弧状に形成され、上下面と左右両側
面を結ぶコーナ一部も円弧状に形或している。

また、前記前面パネル６は、周縁を全周にわたって、第
１図の断面図に示すごとく、先端から前面パネル６戊形
時のための抜き勾配を有する平坦部７と、平坦部に連設
される円弧状面を有する案内部８とからなっており、こ
の案内部８は、前面になるにしたがってファン４の回転
中心軸に近付くように形成されている。

尚、具体的な寸法は図に示す通りである。

９は前記前面パネル６の案内部８に連設され、前面パネ
ル６と一体に形成されたオリフィスで、吸気口部を前面
パネル６外形と同形状の略矩形状に形成している。

而して、モータ３の回転によりファン４が回転して本体
１前面側から空気を吸引し、背面側に排気する。

油煙や煙草の煙は壁面に沿って上昇し、前面パネル６下
方に滞留しようとするが、前面パネル６下部には案内部
８を形成しているので、油煙等は前面パネル６下部に滞
留することなく、スムーズにオリフィス９の吸気口部か
ら吸気される。

また、前面パネル６は第２図に示す正面図において、上
下面及び左右両側面が、それぞれファン４の回転中心を
通る垂直な中心線及び水平な中心線上の点を中心とした
円弧状に形或しているので、前面バネル６の下方に滞留
しようとする油煙等の一部は、前面パネル６の下面に沿
って両側面側に案内されながら案内部８によって前面側
に案内され、スムーズにオリフィス９の吸気口部からは
吸気される。

前面パネル６には全周にわたって案内部８を形成してい
るので、両側面側及び上面側に漂う油煙も良好に排気す
ることができる。

前面パネル６の周縁からオリフィス９のロ及気口部まで
の距離を、全周にわたり等距離に形成したので、全周に
わたり均一に吸気できる。従って、前面パネル６の前面
にフィルターを装着した場合には、フィルターを全体的
にむらなく使用でき、フィルターを長期間使用できる。

第４図及び第５図は、前面パネル６の下部に形成した装
着部１０に、油受け容器１１を着脱自在に装着するよう
にした本発明の他の実施例で、第５図に示す正面図にお
いて、前期油受け容器ｌ１は、ｒ面がファン４の回転中
・Ｃ・を通る垂直な中心線上の点を中・じ・とじた円弧
状に形成され、下面と前面パネル６の左右両側面を結ぶ
コーナ一部を円弧状に形成している。

また、前記油受け容器ｌ１は、第４図に示す断面図にお
いて、円弧状面を有する案内部１２を有しており、この
案内部ｌ２は、前面になるにしたがってファン１の回転
中心軸に近付くように形成されている。尚、具体的な寸
法は上記実施例と同一である。

この実施例においても上述の実施例と同様の作用効果金
奏する。

（ト）発明の効果以上の如く、特許請求の範囲第１項記載の本発明によれ
ば、前面パネルに形成された案内部により油煙等を案内
して効率よく排気することができ、前面パネルの下方に
油煙等が滞留することがなく、前面パネルの下部及び取
付面を油煙等により汚すことがない等の効果を奏する。

また、特許請求の範囲第２項記載の本発明によれば、油
受け容器に形成された案内部により油煙等を案内して効
率よく排気することができ、油受け容器の下方に油煙等
が滞留することがなく、油受け容器の下部及び取付面を
油煙等により汚すことがない等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す要部拡大断面図、第２
図は同正面図、第３図は断面図、第４図は本発明の他の
実施例を示す要部拡大断面図、第５図は同正面図である
。ｌ・・・・本体、３・・・・モータ、４・・・ファン、
６前面パネル、８・・・・案内部、１１・・　油受け容
器、ｌ２・・・案内部。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ファンを有するモータを備え、取付面に形成され
た取り付け孔に装着される本体と、該本体前面を覆って
装着される前面パネルとを備え、前記前面パネルの下部
に、断面形状が前面から取付面に向かって漸次低くなる
傾斜面若しくは円弧状面を有する案内部を設けたことを
特徴とする換気扇。
（２）ファンを有するモータを備え、取付面に形成され
た取り付け孔に装着される本体と、該本体前面を覆って
装着される前面パネルと、前記前面パネルの下部に着脱
自在に装着される油受け容器とを備え、前記油受け容器
の下部に、断面形状が前面から取付面に向かって漸次低
くなる傾斜面若しくは円弧状面を有する案内部を設けた
ことを特徴とする換気扇。