JPH0398074A - ホログラムの作製方法 - Google Patents

ホログラムの作製方法

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JPH0398074A
JPH0398074A JP23468689A JP23468689A JPH0398074A JP H0398074 A JPH0398074 A JP H0398074A JP 23468689 A JP23468689 A JP 23468689A JP 23468689 A JP23468689 A JP 23468689A JP H0398074 A JPH0398074 A JP H0398074A
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JP
Japan
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hologram
image
alcohol
boiling point
homogeneous
Prior art date
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Pending
Application number
JP23468689A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihisa Sakaguchi
坂口 徳久
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ホログラムの作製方法に関し、更に詳しくは
、乾燥ムラのない均質なホログラムの作製方法に関する
〔従来の技術〕
近年、装飾・美術・広告などの3次元デイスプレイ分野
、画像処理・光干渉計測分野、さらには光学素子分野に
おいて、ホログラムの応用が活発に推し進められている
.良質なレーザー光源の開発、種々の撮影手法の確立と
相伴って、ホログラムの利用範囲は急速に拡大してきた
ものの、ホログラムを記録する材料の制約上の問題から
、その使用形態は、いまなお限定されたものとなってい
る。
本発明者らは、特開昭63−161444号公報におい
て、ホログラム画、像形威用材料としてネガ型フォトレ
ジスト層を有する乾板を提案し、また、特開昭63 −
 147163号、特開昭63−153575号及び特
開昭63−158543号において、前記乾板を用いた
ホログラム画像の作製方法を提案した。
前記乾板及び作製方法には、 (11  簡便な現像操作で明るいホログラムを作製で
きる。
(2)高いホログラム画像安定性を有し、湿気又は気温
による保存劣化がない。
(3)透明性に優れたレリーフホログラム画像を形成で
きる。
等の特徴を有する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記技術によって得られるホログラム画
像には、ホログラム作製用乾板の面積が大きくなると、
画像の一部にスポット状のシ旦が生ずる場合があり、そ
の結果、最終画像品質が低下するという問題点があった
本発明が解決しようとする課題は、スポット状のシミの
発生のない均質なレリーフホログラム画像を形成する為
の改良されたホログラムの作製方法を提供することにあ
り、更に詳しくは、簡便な現像操作性を損なうことなく
、均質な高品質ホログラム画像を作製できる方法を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕 本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討した結
果、ホログラム画像にスポット状のシもが生ずる原因が
、水性アルカリ現像液で現像し、水洗した後の乾燥工程
における乾燥ムラにあることを見い出し、本発明に至っ
た。
即ち、本発明は、上記課題を解決するために、基板上に
形威された水性アルカリ現像液で現像可能なネガ型フォ
トレジスト層にパターンをレーザー露光した後、該レジ
スト層を水性アルカリ現像液で現像し、水洗した後、乾
燥して戒る表レリーフ形状ホログラムの作製方法におい
て、水洗工程と乾燥工程との間に、沸点が100℃以下
のアルコール中に浸漬処理する工程を設けることを特徴
とする表面レリーフ形状ホログラムの作製方法を提供す
る。
基板上に、水性アルカリ現像液で現像可能なネガ型フォ
トレジスト層を有するホログラム作製用乾板に対し、レ
ーザー露光により光の強弱及び光の位相差を含む記録像
を記録した後、水性アルカリ現像液で現像処理すること
により、未露光のフォトレジストが溶出され、露光によ
り架橋した光硬化樹脂記録像のみが、微細なレリーフ形
状の記録情報として基板上に形成される。所定の現像時
間経過後、水洗操作によって現像停止が行なわれわれる
。この微細なリレーフ形状から或る記録層を有するホロ
グラム乾板を、更に沸点が100℃以下のアルコール中
に浸漬することにより、本発明は達威される。
本発明で使用する基板としては、透明もくしは半透明の
ガラス板又はプラスチックシ一トが挙げられる。
プラスチックシ一トとしては、例えばポリエステル、ポ
リカーボネート、ポリエステルポリカーボネート、ポリ
エチレン、ボリブロピレン、ポリサルホン、セルロース
アセテート、ポリビニルプチラール、ボリスチレン、P
VA等が挙げられる。
基板の厚さは、10〜500μmの範囲が好ましい。
必要により、基板の裏面もしくは基板とネガ型フォトレ
ジスト層の間にハレーション防止層を設けることもでき
る。
水性アルカリ現像液で現像可能なネガ型フォトレジスト
としては、公知の材料が特に支障なく使用できるが、特
に、フエニレンジアクリレート基及び/又はケイ皮酸基
を主鎖もしくは側鎖に有する重合体を含有するネガ型フ
ォトレジストが好ましい。
ネガ型フォトレジスト層は、ネガ型フォトレジスト溶液
を、バーコーター、ロールコーター、スピンコーター等
の適宜な塗布方法によって基板上に塗布し、乾燥させる
ことによって形成される。
ネガ型フォトレジスト層の膜厚は、ホログラムの用途に
よって適宜選択されるが、0.1〜2μmの範囲が好ま
しい。本性アルカリ現像液としては、未露光のネガ型フ
ォトレジストを溶解し、かつ、露光により架橋したポリ
マ一部分には溶解作用のないものが好ましい。そのよう
な作用を有するアルカリ性化剤として、例えば、珪酸ナ
トリウム、珪酸カリウム、メタ珪酸ナトリウム、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム、第3 1
Jン酸ナトリウム、第3リン酸カリウム、第3リン酸ア
ンモニウム、第2リン酸ナトリウム、硼酸ナトリウム、
硼酸アンモニウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
、水酸化リチウム、アンモニア等の無機アルカリおよび
モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミン、2ージエチルアミノエタノール、エチレ
ンジアミン等の有機アミン等があり、これらは単独もし
くは2種以上の混合物として使用することもできる。又
、この水性アルカリ現像液中にはフォトレジスト層の溶
解又は膨潤を促進する目的で界面活性剤適当量添加して
もよい。界面活性剤としてはアニオン型界面活性剤、ノ
ニオン型界面活性剤、両性型界面活性剤等が使用できる
。更に、消泡剤、湿潤剤等の添加剤も必要に応じて含有
させることができる。
沸点が100℃以下のアルコールとしては、例えば、メ
タノール(沸点64.5℃〉、エタノール(沸点78.
3℃)、1−プロバノール(沸点97.22℃)2−プ
ロパノール(沸点88.2℃)、2−ブタノール(沸点
99.5℃)、2−メチル−2−プロバノール(沸点8
2.6℃)等が挙げられる.沸点がl00℃以下のアル
コール中に浸漬することにより、表面レリーフ形状ホロ
グラム画像上の水分は、アルコールに置換され、その後
の乾燥ムラを効果的に防止することができる。
なお、その際、アルコールに浸漬することによって微細
なレリーフ形状のホログラム画像が破壊される必配のな
いことは、アルコール浸漬の前後において回折効率に変
化がないことから明らかである。
アルコール浸漬処理されたホログラム乾板は、その後、
室温で風乾するか、あるいは乾燥機を用いて強制乾燥さ
れる。
かくして作製されたホログラムは、広い面積にわたり、
全くスポット状シミの発生のない均質なホログラム画像
を形威し、商品価値の高い高品質画像を与える。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
(光硬化性樹脂の製造) p−フェニレンジアクリル酸ジエチル5 4. 8 g
(0.2モル)とビスフェノールA(1モル)のエチレ
ンオキサイド(6.2モル)付加体133.2gチレン
オキサイド(6.2モル)付加体1 3 3. 2 g
(0.266モル)を、触媒(ジブチル錫オキサイド6
00■)、禁止剤(フエノチアジン60■)と共に撹拌
装置、窒素ガス導入管、温度計及び留出管を備えた反応
器に仕込み、窒素ガス雰囲気下で撹拌しつつ、190℃
に加温して反応を開始した。その後、3時間半に亘って
加熱、撹拌を続け、反応にまり生或するエタノールを完
全に留出させ、水酸基価46.5の線状ポリエステル樹
脂を得た。
上記線状ポリエステル樹脂100gを140℃に加温、
撹拌し、ビロメリット酸二無水物9.0gを仕込み、窒
素雰囲気下、常圧で撹拌を続けた後、酸価43.5の側
鎖力ルボキシル基を含有するネガ型フォトレジストを得
た。
実施例1. 上記ネガ型フォトレジスト70g、光増感剤としてケト
クマリン2gをシクロヘキサノン900gに熔解し、均
一なネガ型フォトレジスト溶液を調合した。この溶液を
厚み31Illの20X20cmのガラス基板上にスビ
ンナーを用いて塗布し、110℃で20分間熱処理して
ネガ型フォトレジスト層の厚さ0. 5μmのホログラ
ム作製用乾板を得た。
アルゴンレーザを出力光源とし、物体光:参照光をそれ
ぞれ1:2の比率に分割し、ビーム交差角20℃の三光
束干渉光学系を組立てた。
前記ホログラム作製用乾板を、乾板ホルダーにセットし
、物体光と参照光による干渉パターンを所定量照射して
露光済ホログラム乾板を得た。
下記組戒の水性アルカリ現像液を調整し、バットに貯蔵
して液温を23℃に保った。
「ペレンクスNB LJ ラウリル硫酸ナトリウム トリエタノールアミン 水 7重量部 3重量部 0.5重量部 89.5重量部 前記露光済ホログラム乾板をこの現像液中に浸潰し、4
分間軽くバットを振盪しながら現像処理した。次いで、
この乾板を流水で30秒間洗って現像停止を行なった後
、バットに貯蔵したイソプロビルアルコール中に浸漬し
、20秒間軽くバットを振盪した。次いで、70℃の乾
燥機で5分間強制乾燥することにより、均質なレインボ
ー的に輝く表面レリーフ形状ホログラム記録層を得た。
このホログラムに対し、He − Neレーザで回折効
率を測定した結果、32.6%の高い回折効率を示した
比較例1 実施例1で用いたと同様のホログラム作製用乾板及び光
学系を使用した。
所定光量照射後、実施例lに示した現像液で、4分間現
像処理し、流水で30秒間洗って現像停止を行なった。
次いで、アルコール浸漬処理をせずに、ドライヤーでレ
リーフホログラム層の水分を乾燥させた。
}1e − Neレーザで測定した回折効率は31.7
%の高い値を示したが、外観上、部分的にスポット状シ
ミが発生し、商品価値の著しく低いものであった. 実施例2 実施例1と同様にホログラム作製用乾板に所定光量レー
ザ照射後、現像液で4分間現像処理し、流水で30秒間
洗って現像停止を行なった。
次いで、バットに貯蔵したエタノール中に浸漬し、20
秒間軽くバットを振盪した。
バットから取り出した乾板を室温で風乾することにより
均質なレインボー的に輝く表面レリーフ形状ホログラム
記録層を得た。
このホログラムに対し、He − Neレーザで回折効
率は測定した結果、32.3%の高い回折効率を示し、
外観上もスポント状シミの発生が全くない均質なホログ
ラムが得られた。
〔発明の効果〕
本発明のホログラムの作製方法は、水性アルカリ現像液
で現像可能なネガ型フォトレジスト層を配して戒るホロ
グラム作製用乾板から、表面レリーフ形状ホログラムを
得る際に、スポット状シミ陥のない均質なホログラムを
作製する方法として有用である.

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、基板上に形成された水性アルカリ現像液で現像可能
    なネガ型フォトレジスト層にパターンをレーザー露光し
    た後、該レジスト層を水性アルカリ現像液で現像し、水
    洗した後、乾燥して成る表面レリーフ形状ホログラムの
    作製方法において、水洗工程と乾燥工程との間に、沸点
    が100℃以下のアルコール中に浸漬処理する工程を設
    けることを特徴とする表面レリーフ形状ホログラムの作
    製方法。
JP23468689A 1989-09-12 1989-09-12 ホログラムの作製方法 Pending JPH0398074A (ja)

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