JPH039801B2 - - Google Patents
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- JPH039801B2 JPH039801B2 JP61148093A JP14809386A JPH039801B2 JP H039801 B2 JPH039801 B2 JP H039801B2 JP 61148093 A JP61148093 A JP 61148093A JP 14809386 A JP14809386 A JP 14809386A JP H039801 B2 JPH039801 B2 JP H039801B2
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- JP
- Japan
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- slab
- rolling
- planetary mill
- trailing
- leading
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 43
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 238000009749 continuous casting Methods 0.000 claims description 7
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
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- 238000007373 indentation Methods 0.000 description 1
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Metal Rolling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、プラネタリーミルによる板圧延を安
定して操業する圧延方法に関するものであり、特
に本発明は、先行スラブと後続スラブとを連続し
て圧延することによる板圧延を安定して操業する
圧延方法に関するものである。
定して操業する圧延方法に関するものであり、特
に本発明は、先行スラブと後続スラブとを連続し
て圧延することによる板圧延を安定して操業する
圧延方法に関するものである。
ここでプラネタリーミルとはゼンジマー式プラ
ネタリーミル、プラツツアー式プラネタリーミル
とフランスで発明されたロールキヤストとよばれ
るプラネタリーミルを総称するものである。
ネタリーミル、プラツツアー式プラネタリーミル
とフランスで発明されたロールキヤストとよばれ
るプラネタリーミルを総称するものである。
(従来の技術)
プラネタリーミルは圧延機構上単体ではスラブ
を噛込む力がなくフイードロールによつてスラブ
を押し込む必要がある。従つてスラブの後端を圧
延するためには、後続のスラブの先端で先行のス
ラブの後端をフイードロールによつて押し込むこ
とにより、スラブは完全に連続圧延されなければ
ならない。ところがスラブの継目付近の圧延は非
常にむづかしく、板の破断やワークロールの折損
などの大きな事故が発生することがある。
を噛込む力がなくフイードロールによつてスラブ
を押し込む必要がある。従つてスラブの後端を圧
延するためには、後続のスラブの先端で先行のス
ラブの後端をフイードロールによつて押し込むこ
とにより、スラブは完全に連続圧延されなければ
ならない。ところがスラブの継目付近の圧延は非
常にむづかしく、板の破断やワークロールの折損
などの大きな事故が発生することがある。
スラブ継目付近の圧延を安定にする技術として
は、実開昭53−81639および特開昭55−120403号
に開示されているように、スラブの先端および後
端をそれぞれ凸および凹に加工し、先行スラブ後
端の凹の後続スラブの先端の凸をはめ込んでプラ
ネタリーミルにスラブを連続的に送り込み、かつ
プラネタリーミルセンターとスラブ素材センター
を整合させて圧延する方法が知られている。
は、実開昭53−81639および特開昭55−120403号
に開示されているように、スラブの先端および後
端をそれぞれ凸および凹に加工し、先行スラブ後
端の凹の後続スラブの先端の凸をはめ込んでプラ
ネタリーミルにスラブを連続的に送り込み、かつ
プラネタリーミルセンターとスラブ素材センター
を整合させて圧延する方法が知られている。
(発明が解決しようとする問題点)
前記実開昭53−81639および特開昭55−120403
号の圧延方法により加工されたスラブを用いる場
合は、スラブ継目がプラネタリーミルロールバイ
トを通過する数秒間にスラブが上または下にずれ
るため圧延は不安定であつた。これによつて圧延
モーカ電力の急激な増大、圧延板の破断、著しい
場合にはワークロールの折損などを生じるという
問題点があつた。
号の圧延方法により加工されたスラブを用いる場
合は、スラブ継目がプラネタリーミルロールバイ
トを通過する数秒間にスラブが上または下にずれ
るため圧延は不安定であつた。これによつて圧延
モーカ電力の急激な増大、圧延板の破断、著しい
場合にはワークロールの折損などを生じるという
問題点があつた。
従つてプラネタリーミルを安定して操業するに
は、このスラブ継目付近の圧延を安定に行えるこ
とがぜひとも必要であつた。
は、このスラブ継目付近の圧延を安定に行えるこ
とがぜひとも必要であつた。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、従来の技術の有する前記問題点を除
去・改善することのできる圧延方法を提示するこ
とを目的とするものであり、特許請求の範囲記載
の方法を提供することによつて、前記目的を達成
することができる。すなわちプラネタリーミルで
スラブを圧延して熱間圧延鋼帯を製造する際、突
合せる先行、後行スラブの後端および先端をそれ
ぞれ凹凸加工し、先行スラブ後端と後行スラブ先
端とを接合してプラネタリーミルに連続的に送り
込んで圧延するプラネタリーミルによる凹凸スラ
ブ突合せ圧延において、 連続鋳造機により製造された連続鋳造スラブ
を、トーチがスラブ通板方向にスイングする形式
の溶断トーチにて、板幅方向に複数に区分けされ
て成形される切断端面がつぎのような形;すなわ
ち、スラブ切断端面の形は、板幅方向に複数に区
分された領域を有し、かつその各領域はそれぞれ
板厚方向に上向きもしくは下向きに片さがりに傾
斜しており、かつ隣り合う各領域面どうしは互い
に逆向きに傾斜した、交互片さがり傾斜面、とな
るように溶断し、その後、フイードロールにより
先行スラブの後端と後行スラブの先端部とが噛み
合うように突合わせてから、プラネタリーミル圧
延を行うことを特徴とするプラネタリーミル圧延
方法に関するものである。
去・改善することのできる圧延方法を提示するこ
とを目的とするものであり、特許請求の範囲記載
の方法を提供することによつて、前記目的を達成
することができる。すなわちプラネタリーミルで
スラブを圧延して熱間圧延鋼帯を製造する際、突
合せる先行、後行スラブの後端および先端をそれ
ぞれ凹凸加工し、先行スラブ後端と後行スラブ先
端とを接合してプラネタリーミルに連続的に送り
込んで圧延するプラネタリーミルによる凹凸スラ
ブ突合せ圧延において、 連続鋳造機により製造された連続鋳造スラブ
を、トーチがスラブ通板方向にスイングする形式
の溶断トーチにて、板幅方向に複数に区分けされ
て成形される切断端面がつぎのような形;すなわ
ち、スラブ切断端面の形は、板幅方向に複数に区
分された領域を有し、かつその各領域はそれぞれ
板厚方向に上向きもしくは下向きに片さがりに傾
斜しており、かつ隣り合う各領域面どうしは互い
に逆向きに傾斜した、交互片さがり傾斜面、とな
るように溶断し、その後、フイードロールにより
先行スラブの後端と後行スラブの先端部とが噛み
合うように突合わせてから、プラネタリーミル圧
延を行うことを特徴とするプラネタリーミル圧延
方法に関するものである。
次に本発明を詳細に説明する。
本発明者は、プラネタリーミルのスラブ継目付
近の圧延状態を長期間にわたつて調査した。その
結果スラブ継目付近で第8図a,bに示すごと
く、先行スラブ1の後端をプラネタリーミル3に
より圧延するため、後続スラブ2をフイードロー
ル4により押込み、後続スラブ2の先端で先行ス
ラブ1の後端を押込むことにより連続圧延する
際、圧延モータ電力が極端に増大する場合には、
先行スラブ1の後続スラブ2の継目において、ス
ラブの継目が第8図aに示すように上または同図
bに示すように下にずれていることがわかつた。
継目が上または下にずれることにより圧延荷重が
断続的にかかり圧延モータ電力が極端に増大する
ことがわかつた。本発明者は先行スラブ1と後続
スラブ2の継目が上または下にずれずに通過する
場合には、安定した圧延ができることに着目して
本発明を完成した。
近の圧延状態を長期間にわたつて調査した。その
結果スラブ継目付近で第8図a,bに示すごと
く、先行スラブ1の後端をプラネタリーミル3に
より圧延するため、後続スラブ2をフイードロー
ル4により押込み、後続スラブ2の先端で先行ス
ラブ1の後端を押込むことにより連続圧延する
際、圧延モータ電力が極端に増大する場合には、
先行スラブ1の後続スラブ2の継目において、ス
ラブの継目が第8図aに示すように上または同図
bに示すように下にずれていることがわかつた。
継目が上または下にずれることにより圧延荷重が
断続的にかかり圧延モータ電力が極端に増大する
ことがわかつた。本発明者は先行スラブ1と後続
スラブ2の継目が上または下にずれずに通過する
場合には、安定した圧延ができることに着目して
本発明を完成した。
本発明の特徴は、プラネタリーミル圧延時、と
くに先行、後行するスラブをフイードロールで接
合して押し込む前に、第1図ないし第3図に示す
ように後続スラブ2の先端が先行スラブ1の後端
を下からささえる形に斜めに切断されている部分
9があり、また後続スラブ2の先端が先行スラブ
1の後端の上昇を押える形に斜めに切断されてい
る部分10があり、部分9と部分10の中間の切
断面がなめらかに継がるような曲面で構成されて
いる上記と同じ働きをもつように切断された上向
き、下向きに傾斜した曲面を形成することにあ
る。すなわち、本発明方法のもとで形成するスラ
ブ切断端面の形は、板幅方向に複数に区分された
領域を有し、かつその各領域はそれぞれ板厚方向
の上向きもしくは下向きに片さがりに傾斜してお
り、かつ隣り合う各領域面どうしは互いに逆向き
に傾斜した交互片さがり傾斜面の状態のものであ
る。第1図は後続スラブ2の先端部の斜視図、第
2図はその平面図、第3図は前記後続スラブの先
端部の複数の傾斜曲面が連続しているもようを示
す斜視図、第4図はその平面図である。
くに先行、後行するスラブをフイードロールで接
合して押し込む前に、第1図ないし第3図に示す
ように後続スラブ2の先端が先行スラブ1の後端
を下からささえる形に斜めに切断されている部分
9があり、また後続スラブ2の先端が先行スラブ
1の後端の上昇を押える形に斜めに切断されてい
る部分10があり、部分9と部分10の中間の切
断面がなめらかに継がるような曲面で構成されて
いる上記と同じ働きをもつように切断された上向
き、下向きに傾斜した曲面を形成することにあ
る。すなわち、本発明方法のもとで形成するスラ
ブ切断端面の形は、板幅方向に複数に区分された
領域を有し、かつその各領域はそれぞれ板厚方向
の上向きもしくは下向きに片さがりに傾斜してお
り、かつ隣り合う各領域面どうしは互いに逆向き
に傾斜した交互片さがり傾斜面の状態のものであ
る。第1図は後続スラブ2の先端部の斜視図、第
2図はその平面図、第3図は前記後続スラブの先
端部の複数の傾斜曲面が連続しているもようを示
す斜視図、第4図はその平面図である。
このようなスラブ端面形状であれば、上下左右
いずれにもスラブはずれることはない。前記端面
形状はいわば一筆書き、(いわゆる前述の各切断
端面は、単に板厚方向に傾斜しているだけである
から、スイング式トーチのスイング方向−運棒角
−を変えるだけで、それぞれの傾斜面を有する溶
断)ができる形状である。このようなスラブ切断
端面は、連続鋳造機で製造される連続鋳造スラブ
を所定の位置においてパウダーカツトトーチ、プ
ラズマカツトトーチまたはレーザカツトトーチの
ような溶断トーチ、即ち、いわゆるトーチがスラ
ブの通板方向(長手方向)に自由にスイングさせ
られる溶断トーチを、スイングさせながら板幅方
向にガイドレールを介して移動させることによつ
て、板幅方向に区分された各領域が交互片さがり
傾斜面の形になるように溶断成形する。スラブ長
手方向と交わるように横方向に移動させながら上
向き下向きとスイングさせることにより実施でき
る。
いずれにもスラブはずれることはない。前記端面
形状はいわば一筆書き、(いわゆる前述の各切断
端面は、単に板厚方向に傾斜しているだけである
から、スイング式トーチのスイング方向−運棒角
−を変えるだけで、それぞれの傾斜面を有する溶
断)ができる形状である。このようなスラブ切断
端面は、連続鋳造機で製造される連続鋳造スラブ
を所定の位置においてパウダーカツトトーチ、プ
ラズマカツトトーチまたはレーザカツトトーチの
ような溶断トーチ、即ち、いわゆるトーチがスラ
ブの通板方向(長手方向)に自由にスイングさせ
られる溶断トーチを、スイングさせながら板幅方
向にガイドレールを介して移動させることによつ
て、板幅方向に区分された各領域が交互片さがり
傾斜面の形になるように溶断成形する。スラブ長
手方向と交わるように横方向に移動させながら上
向き下向きとスイングさせることにより実施でき
る。
上記の端面形状を有する先行スラブ後端の切断
端面に後続スラブ先端の切断端面をフイードロー
ルによりはめこんでプラネタリーミルに連続的に
スラブを送り込み、プラネタリーミルの圧延中心
とスラブ中心を整合させて圧延することにより、
スラブ継目の上下左右のずれがなくなり、スラブ
継目付近の圧延が安定して行うことができる。
端面に後続スラブ先端の切断端面をフイードロー
ルによりはめこんでプラネタリーミルに連続的に
スラブを送り込み、プラネタリーミルの圧延中心
とスラブ中心を整合させて圧延することにより、
スラブ継目の上下左右のずれがなくなり、スラブ
継目付近の圧延が安定して行うことができる。
次に本発明を実施例について説明する。
(実施例)
第5図a,bはスラブ先端および後端をそれぞ
れ凸面および凹面の形状とした従来技術の形状で
ある。第1図および第3図はスラブ先端および後
端をそれぞれ交互片さがり傾斜面とした本発明の
形状である。
れ凸面および凹面の形状とした従来技術の形状で
ある。第1図および第3図はスラブ先端および後
端をそれぞれ交互片さがり傾斜面とした本発明の
形状である。
第6図a,bはそれぞれ前記第1図および第3
図および第5図a,bの端面形状のスラブをプラ
ネタリーミルに連続的に送り込んだ場合のスラブ
継目での圧延電力を測定した結果で、第6図aは
第5図a,bに示したようにスラブの先端および
後端をそれぞれ凸面および凹面の形状とし、先行
スラブ後端の凹面に後続スラブ先端の凸面をはめ
込んで送り込んだものであるため継目で上下にず
れを生じ圧延荷重が断続的にかかり、圧延電力の
急激な増大を示している。第6図bは第1図およ
び第3図に示したようにスラブの先端および後端
をそれぞれ、交互片さがり傾斜面の形状とし、先
行スラブ後端の交互片さがり傾斜面に後続スラブ
先端の交互片さがり傾斜面をはめ込んで送り、継
目で上下左右にずれないようにしたため、継目で
の圧延電力の変化が極めて小さくなり安定して連
続圧延が行えることがわかる。
図および第5図a,bの端面形状のスラブをプラ
ネタリーミルに連続的に送り込んだ場合のスラブ
継目での圧延電力を測定した結果で、第6図aは
第5図a,bに示したようにスラブの先端および
後端をそれぞれ凸面および凹面の形状とし、先行
スラブ後端の凹面に後続スラブ先端の凸面をはめ
込んで送り込んだものであるため継目で上下にず
れを生じ圧延荷重が断続的にかかり、圧延電力の
急激な増大を示している。第6図bは第1図およ
び第3図に示したようにスラブの先端および後端
をそれぞれ、交互片さがり傾斜面の形状とし、先
行スラブ後端の交互片さがり傾斜面に後続スラブ
先端の交互片さがり傾斜面をはめ込んで送り、継
目で上下左右にずれないようにしたため、継目で
の圧延電力の変化が極めて小さくなり安定して連
続圧延が行えることがわかる。
第7図a,bは、連続鋳造スラブ5を、切断端
面が上述した交互片さがり傾斜面となるように切
断するためのスイング式溶断トーチ(パウダーカ
ツトトーチ)6の例を示す。この溶断トーチ6
は、第1,2各図に示すような、上向き片さがり
傾斜面9と下向き片さがり傾斜面10とが交互に
連続した切断端面となるようにするためのもので
あり、スラブ5の通板方向とは直交する(スラブ
板幅)方向に横架した倣いレール6aと、この倣
いレールの倣い溝6gに係合するトーチ支持筒6
bと、前記支持橋を介して上下動しながらスイン
グするトーチ本体6cと、このトーチ本体6cを
懸吊支持する横行軸受6dと、から主としてな
り、前記倣いレール6aの倣い溝6gの形が、前
記交互片さがり傾斜面に一致するものである。な
お、この溶断トーチ6自体はスラブ5の移動に同
期してスラブ5と共に移動し、同時に前記横行軸
6bに沿つてスラブ5幅方向にスイングしながら
移動するものである。
面が上述した交互片さがり傾斜面となるように切
断するためのスイング式溶断トーチ(パウダーカ
ツトトーチ)6の例を示す。この溶断トーチ6
は、第1,2各図に示すような、上向き片さがり
傾斜面9と下向き片さがり傾斜面10とが交互に
連続した切断端面となるようにするためのもので
あり、スラブ5の通板方向とは直交する(スラブ
板幅)方向に横架した倣いレール6aと、この倣
いレールの倣い溝6gに係合するトーチ支持筒6
bと、前記支持橋を介して上下動しながらスイン
グするトーチ本体6cと、このトーチ本体6cを
懸吊支持する横行軸受6dと、から主としてな
り、前記倣いレール6aの倣い溝6gの形が、前
記交互片さがり傾斜面に一致するものである。な
お、この溶断トーチ6自体はスラブ5の移動に同
期してスラブ5と共に移動し、同時に前記横行軸
6bに沿つてスラブ5幅方向にスイングしながら
移動するものである。
上記のように先行スラブ後端の交互片さがり傾
斜面に、後続スラブの先端の交互片さがり傾斜面
をはめ込んで、プラネタリーミルに連続的にスラ
ブを送り込み、プラネタリーミルの圧延中心とス
ラブ中心とを、整合させることによりスラブ継目
付近の急激な負荷増大を防ぎ安定して連続圧延が
行えた。
斜面に、後続スラブの先端の交互片さがり傾斜面
をはめ込んで、プラネタリーミルに連続的にスラ
ブを送り込み、プラネタリーミルの圧延中心とス
ラブ中心とを、整合させることによりスラブ継目
付近の急激な負荷増大を防ぎ安定して連続圧延が
行えた。
また、プラネタリーミルと同様の圧延機構をも
つ、DSWミル、スイングフオージングミル、ペ
ンデユラムミル、レシプロケーテイングミルなど
の安定操業にも同様に適用できる。
つ、DSWミル、スイングフオージングミル、ペ
ンデユラムミル、レシプロケーテイングミルなど
の安定操業にも同様に適用できる。
(発明の効果)
本発明により、スラブ継目がプラネタリーミル
ロールバイトを通過する際、スラブの継目での上
下左右のずれがなく圧延されるため、圧延電力の
急激な負荷増大を防ぎ、圧延板の破断、ワークロ
ールの折損などが防止でき、安定操業が可能とな
り、事故によるプラネタリーミルの停止が減少
し、プラネタリーミルの非常停止にともなう復旧
に要する様々な費用が極めて少なくできる。あわ
せて帯前端部の押込疵の低減などの効果があり、
操業上の効果は極めて大きい。
ロールバイトを通過する際、スラブの継目での上
下左右のずれがなく圧延されるため、圧延電力の
急激な負荷増大を防ぎ、圧延板の破断、ワークロ
ールの折損などが防止でき、安定操業が可能とな
り、事故によるプラネタリーミルの停止が減少
し、プラネタリーミルの非常停止にともなう復旧
に要する様々な費用が極めて少なくできる。あわ
せて帯前端部の押込疵の低減などの効果があり、
操業上の効果は極めて大きい。
第1図は本発明による後続スラブの先端部の斜
視図、第2図は本発明による後続スラブの先端部
および先行スラブの後端部の平面図、第3図は後
続スラブの先端部の鞍状曲面が複数の場合の斜視
図、第4図は第3図の後続スラブの先端部および
先行スラブの後端部の平面図、第5図a,bは従
来の技術によるスラブの平面図、第6図a,bは
スラブをプラネタリーミルに連続的に送り込んだ
場合のスラブ継目での圧延電力の測定結果を示す
図で、同図aは従来技術による先端および後端が
それぞれ凹面および凸面形状の場合、同図bは本
発明による先端および後端がそれぞれ鞍状曲面を
した場合の測定結果を示す図、第7図a,bは、
溶断トーチとそれによる倣いレールを使つた溶断
のもようを示す図、第8図a,bは端面が平面形
状のスラブをプラネタリーミルで連続圧延する場
合、継目が上または下にずれた状態を示す側面説
明図である。 1……先行スラブ、2……後続スラブ、3……
ワークロール、4……フイードロール、5……ス
ラブ、6……パウダーカツトトーチ、7……切断
面、8……ガイドレール、9,10……斜めに切
断された切断面の部分。
視図、第2図は本発明による後続スラブの先端部
および先行スラブの後端部の平面図、第3図は後
続スラブの先端部の鞍状曲面が複数の場合の斜視
図、第4図は第3図の後続スラブの先端部および
先行スラブの後端部の平面図、第5図a,bは従
来の技術によるスラブの平面図、第6図a,bは
スラブをプラネタリーミルに連続的に送り込んだ
場合のスラブ継目での圧延電力の測定結果を示す
図で、同図aは従来技術による先端および後端が
それぞれ凹面および凸面形状の場合、同図bは本
発明による先端および後端がそれぞれ鞍状曲面を
した場合の測定結果を示す図、第7図a,bは、
溶断トーチとそれによる倣いレールを使つた溶断
のもようを示す図、第8図a,bは端面が平面形
状のスラブをプラネタリーミルで連続圧延する場
合、継目が上または下にずれた状態を示す側面説
明図である。 1……先行スラブ、2……後続スラブ、3……
ワークロール、4……フイードロール、5……ス
ラブ、6……パウダーカツトトーチ、7……切断
面、8……ガイドレール、9,10……斜めに切
断された切断面の部分。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 プラネタリーミルでスラブを圧延して熱間圧
延鋼帯を製造する際、突合せる先行、後行スラブ
の後端および先端をそれぞれ凹凸加工し、先行ス
ラブ後端と後続スラブ先端とを突合せてプラネタ
リーミルに連続的に送り込んで圧延するプラネタ
リーミルによる凹凸スラブ突合せ圧延において、 連続鋳造機により製造された連続鋳造スラブ
を、トーチがスラブ通板方向にスイングする形式
の溶断トーチにて、板幅方向に複数に区分けされ
て成形される切断端面が下記の形になるように溶
断し、その後、フイードロールにより先行スラブ
の後端と後行スラブの先端部とが噛み合うように
突合わせてから、プラネタリーミル圧延を行うこ
とを特徴とするプラネタリーミルスラブ突合せ圧
延方法。 記 スラブ切断端面の形は、板幅方向に複数に区分
された領域を有し、かつその各領域はそれぞれ板
厚方向の上向きもしくは下向きに片さがりに傾斜
しており、かつ隣り合う各領域面どうしは互いに
逆向きに傾斜した、交互片さがり傾斜の状態にあ
ること。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14809386A JPS635806A (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | プラネタリ‐ミルスラブ突合せ圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14809386A JPS635806A (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | プラネタリ‐ミルスラブ突合せ圧延方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS635806A JPS635806A (ja) | 1988-01-11 |
JPH039801B2 true JPH039801B2 (ja) | 1991-02-12 |
Family
ID=15445080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14809386A Granted JPS635806A (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | プラネタリ‐ミルスラブ突合せ圧延方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS635806A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013178967A1 (en) | 2012-06-01 | 2013-12-05 | David Ball Group Plc | Cementitious binders, activators and methods for making concrete |
JP6988849B2 (ja) * | 2019-03-14 | 2022-01-05 | Jfeスチール株式会社 | 連続熱間圧延における鋼片の接合装置および接合方法、連続熱間圧延設備および連続熱間圧延方法、熱延鋼板の製造装置および熱延鋼板の製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55120403A (en) * | 1979-03-13 | 1980-09-16 | Hitachi Metals Ltd | Butt rolling method for uneven slab by planetary mill |
JPS59141303A (ja) * | 1983-01-31 | 1984-08-14 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 連続式熱間圧延方法 |
-
1986
- 1986-06-26 JP JP14809386A patent/JPS635806A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55120403A (en) * | 1979-03-13 | 1980-09-16 | Hitachi Metals Ltd | Butt rolling method for uneven slab by planetary mill |
JPS59141303A (ja) * | 1983-01-31 | 1984-08-14 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 連続式熱間圧延方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS635806A (ja) | 1988-01-11 |
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