JPH0397299A - 空気調和機のリモートコントローラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ この発明は、空気調和機のリモートコントローラに関し
、特に壁等に固定され、制御線を介して遠隔制御を行う
方式のリモートコントローラに関するものである。

［従来の技術］ 第３図〜第７図は、例えば特開昭６２−１６２８４４号
等に示された従来の空気調和機用リモートコントローラ
の一例を示すもので、第３図（ａ）は全体の正面図、同
図（ｂ）はその側面図、第４図（ａ）はリモートコント
ローラ部の詳細を示す正面図、同図い）は一部を分解し
て示す側面図、第５図（ａ）はリモートコントローラ部
への配線状態を示す正面図、同図（ｂ）はその側面図、
第６図はリモートコントローラ部を分解して示す一部切
欠きの側面図、第７図はプリント基板の外観図である。

同図において、１はリモートコントローラ部で、第６図
に示すように下ケース２、上ケース３及び下ケース２と
上ケース３間にサンドインチ状に挾み込まれたプリント
基板４とからなり、これらは下ケース２の下面から差し
込まれ、かつ上ケース３にねじ込まれるねじ５によって
一体に組立てられるようになっている。

プリント基ｖｉ４には、第４図（ａ），第６図及び第７
図に示すように各種スイッチ６、ブザー７、表示部８及
び制御用ＩＣ等が配設され、さらにプリント基板４を上
ケース３にねｌ．；９によって固定するための貫通孔１
０及びねじ５が挿通される貫通孔１１が穿設されている
。また、上ケース３の外周縁部には取付穴１２が形成さ
れており、この取付穴１２を利用してリモートコントロ
ーラ部１を壁面あるいはコンクリートボックス（いずれ
も図示せず）に取付ねじ１３（第４図参照）により固定
する。第３図及び第４図において、ｌ４はリモートコン
トローラ部１のカバーであり、このカバ−１４はねＢ１
５によって下ケース２に固定されるようになっている。

また、第４図〜第６図において、１６は上ケース３に設
けた端子板であり、この端子板１６には制御線ｌ７が接
続されている。制御線１７は下ケース２に突設したリブ
１８に挟み込まれ、下ケース２の縁部に形威した取出口
１９から希望する方向へ引き出し得るようになっている
。

［発明が解決しようとする課題］ 上述のような従来の空気調和機用リモートコントローラ
では、プリント基板４の上ケース側は上ケース３によっ
て密閉状態に保持され、また、上ケース３と下ケース２
間はプリント基板４により遮断されているため、リモー
トコントローラ部１の内部と外部間の空気の流通はほと
んど行われない。

また、冷房運転シーズンでは、室内空気が冷却されるた
め、この雰囲気中にあるリモートコントローラの上ケー
ス３側は冷却され、これと同時に上ケース３とプリント
基板４との密閉空間に存在する空気も冷却される。これ
に対して、下ケース２は、コンクリートボックス等に取
り付けられる関係上、下ケース２間には暖かい湿った空
気が流れ込む。このため、プリント基板の上ケース側と
下ケース側間に温度差が生し、これにより下ケース側プ
リント基板４の表面が結露し、回路部品の劣化、短絡な
どの障害が起り易い問題があった。

この発明は上記のような問題を解決するためになされた
もので、リモートコントローラ内部の結露をなくし、信
頼性の高い空気調和機のリモートコントローラを得るこ
とを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る空気調和機のリモートコントローラは、
下ケースと上ケースで挟み込まれるプリント基板に上下
ケース内を連通ずる通気穴を設けたものである。

［作　用］ この発明においては、プリント基板により区画された上
ケース内と下ケース内の空気は通気穴を通して流通され
るから、上ケース側と下ケース側トローラを実現し得る
。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を第１図及び第２図に基づい
て説明する。

第１図はリモートコントローラ部１を構成する一部切欠
きの分解側面図であり、また、第２図はプリント基板４
の外観図である。

同図において、第３図〜第７図と同一符号は同一部分を
表わしており、そして、本実施例の従来と異なる点は、
プリント基仮４に少なくとも１個の通気穴２０を形威し
、この通気穴２０により、プリント基板４で区画される
下ケース２内と上ケース３内の空気を互いに流通できる
ようにしたところにある。

このような構或のプリント基板４は従来と同様にねじ９
によって上ケース３に固定され、また、上ケース３と下
ケース２はねじ５により一体に組立てられている。

上述のような本実施例のリモートコントローラにあって
は、プリント基板４に下ケース２側と上ケース３側間を
連通ずる通気穴２０が設けられているので、冷房運転シ
ーズン時に上ケース内側が冷却された室内空気により冷
却され、また、下ケース２内に暖かく湿った空気が流れ
込んでも、上下ケース内の空気は通気穴２０を通して互
いに流通し合うことになり、これによってプリント基板
の上下ケース側の空気温度は平均化され、温度差が生し
ない。このため、゜プリント基板４の表面が結露するこ
とがなく、リモートコントローラが結露によって誤動作
したりする問題が解決され、信頼性の高いリモートコン
トローラを実現し得る。

［発明の効果コ 以上のように、この発明によれば、プリント基板に通気
穴を設けることにより上下ケース内の空気の流通を可能
にしたので、プリント基板の上下ケース側に温度差が生
じることがなくなり、プリント基板が結露するのを防止
できると共に、リモートコントローラの信頼性を向上で
きる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第ｌ図はこの発明による空気調和機のリモートコントロ
ーラの一実施例を示す一部切欠きの分解側面図、第２図
は本実施例におけるプリント基板の外観図、第３図（ａ
）は従来のリモートコントローラを示す正面図、同図い
）はその側面図、第４図（ａ）は従来におけるリモート
コントローラ部の詳細を示す正面図、同図（ｂ）はその
側面図、第５図（ａ）は同しく従来におけるリモートコ
ントローラ部への配線状態を示す正面図、同図（ｂ）は
その側面図、第６図は従来におけるリモートコントロー
ラ部を分解して示す一部切欠きの側面図、第７図は従来
におけるプリント基板の外観図である。 １・・・リモートコントローラ部、２・・・下ケース、
３・・・上ケース、４・・・プリント基板、５，９．１
３・・・取付ねし、１２・・・取付穴、１４・・・カバ
ー　１６・・・端子板、１７・・・制御線、２０・・・
通気穴。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　各種の操作スイッチ、制御部品及び表示部品を実装し
   たプリント基板を上ケース及び下ケースにより挟み込み
   、一体化して壁面等に取り付けられると共にカバーを取
   り付けてなる空気調和機のリモートコントローラにおい
   て、前記プリント基板に前記上ケース側と下ケース側と
   を連通する通気穴を設けたことを特徴とする空気調和機
   のリモートコントローラ。