JPH0395406A - 接触検出機構及びその検出方法 - Google Patents
接触検出機構及びその検出方法Info
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- JPH0395406A JPH0395406A JP23168889A JP23168889A JPH0395406A JP H0395406 A JPH0395406 A JP H0395406A JP 23168889 A JP23168889 A JP 23168889A JP 23168889 A JP23168889 A JP 23168889A JP H0395406 A JPH0395406 A JP H0395406A
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Landscapes
- Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ロボット、自動機械等に用いるアクチュエー
タに取り付けられる接触検出機構及びその検出方法に関
するものである。
タに取り付けられる接触検出機構及びその検出方法に関
するものである。
(従来の技術)
ロボットを始めとする各種の自動機械において、障害物
等の各対象物を高精度に検出することは、物体を取り扱
う場合において、特に重要なことである。
等の各対象物を高精度に検出することは、物体を取り扱
う場合において、特に重要なことである。
従来のこの種の対象物認識用センサの代表的なものとし
て、CCDカメラを用いて構成したものや歪ゲージに代
表されるカセンサを用いて構或したものがある。
て、CCDカメラを用いて構成したものや歪ゲージに代
表されるカセンサを用いて構或したものがある。
また、例えば、成膜中の膜厚を検出するセンサの場合、
センサ表面に膜が形戊された量を水晶振動子からなる加
振子の共振状態の変化に基づいて検出する方法が採用さ
れている。
センサ表面に膜が形戊された量を水晶振動子からなる加
振子の共振状態の変化に基づいて検出する方法が採用さ
れている。
(発明が解決しようとする課顯)
しかしながら、CCDカメラを用いたものは、実際、対
象物を把持したりなぞったりするアクチュエー夕を考え
た場合、一般に画像処理用の計算機パワーを必要とする
ので、大型化するうえ、微小な領域を対象とすると粘度
の面で問題がある。
象物を把持したりなぞったりするアクチュエー夕を考え
た場合、一般に画像処理用の計算機パワーを必要とする
ので、大型化するうえ、微小な領域を対象とすると粘度
の面で問題がある。
また、カセンサを用いたものは、部品毎の感度のバラツ
キや、センサを固定する位置等によって、その感度が変
動してしまうという欠点を有し、また、部品の摩耗、保
守等を考慮すると適用領域に制約を受ける等の問題があ
る。
キや、センサを固定する位置等によって、その感度が変
動してしまうという欠点を有し、また、部品の摩耗、保
守等を考慮すると適用領域に制約を受ける等の問題があ
る。
さらに、加振子の共振状態の変化を利用するものは、加
振子が必須構成要素であり、また、同様な原理を利用す
る他のセンサにおいても加振源を必要とし、部品点数の
増加、構戊の複雑化を招くという欠点がある。
振子が必須構成要素であり、また、同様な原理を利用す
る他のセンサにおいても加振源を必要とし、部品点数の
増加、構戊の複雑化を招くという欠点がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、加振子等が不要で、構或の簡易化を図れ、し
かも小型にして検出精度の高い接触検出機構及びその検
出方法を提供することにある。
の目的は、加振子等が不要で、構或の簡易化を図れ、し
かも小型にして検出精度の高い接触検出機構及びその検
出方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため、請求項(1)では、被検出対
象物またはセンサ部のうち少なくとも一方を移動させる
ことにより両者の接触を検出する接触検出機構において
、前記センサ部を、歪波検出素子と、周辺の媒質の変動
に県づき機城的共振が誘起され、かつ、その一部が前記
歪波検出素子に接触した接触子とから構戊した。
象物またはセンサ部のうち少なくとも一方を移動させる
ことにより両者の接触を検出する接触検出機構において
、前記センサ部を、歪波検出素子と、周辺の媒質の変動
に県づき機城的共振が誘起され、かつ、その一部が前記
歪波検出素子に接触した接触子とから構戊した。
また、請求項(2)では、被検出対象物またはセンサ部
のうち少なくとも一方を移動させることにより両者の接
触を検出する接触検出方法において、前記被検出対象物
と非接触状態にある前記センサ部の、周辺の媒質の変動
に基づく機械的共振に関する物理量を検出しておき、前
記センサ部と被検出対象物との接触時または近接時にお
ける前記機械的共振に関する物理量の変化を検出するよ
うにした。
のうち少なくとも一方を移動させることにより両者の接
触を検出する接触検出方法において、前記被検出対象物
と非接触状態にある前記センサ部の、周辺の媒質の変動
に基づく機械的共振に関する物理量を検出しておき、前
記センサ部と被検出対象物との接触時または近接時にお
ける前記機械的共振に関する物理量の変化を検出するよ
うにした。
また、請求項(3)では、空気媒質中で前記センサ部の
周辺に定常流空気を流しておくようにした。
周辺に定常流空気を流しておくようにした。
(作 用)
請求項(1)によれば、例えば、被検出対象物と隔離し
非接触状態にある接触子は、歪波検出素子との接触部を
支点とし、いわゆる片持梁的な状態において、媒質の流
れ等に基づき、機械的共振が誘起される。この機械的共
振に基づく機械振動が、歪波検出素子にて検出され、こ
の検出値が所定のしきい値として認識される。
非接触状態にある接触子は、歪波検出素子との接触部を
支点とし、いわゆる片持梁的な状態において、媒質の流
れ等に基づき、機械的共振が誘起される。この機械的共
振に基づく機械振動が、歪波検出素子にて検出され、こ
の検出値が所定のしきい値として認識される。
ここで、接触子または被検出対象物あるいは両者が移動
し、接触子と被検出対象物の両者が接触または接近する
ことによって接触子の機械的共振状態が変化する。この
変化に伴い、歪波検出素子にて検出される前記機城的共
振に関する検出値も変化する。これにより、接触子と被
検出対象物が接触(あるいは接近)したものと認識する
。
し、接触子と被検出対象物の両者が接触または接近する
ことによって接触子の機械的共振状態が変化する。この
変化に伴い、歪波検出素子にて検出される前記機城的共
振に関する検出値も変化する。これにより、接触子と被
検出対象物が接触(あるいは接近)したものと認識する
。
また、請求項(2)によれば、被検出対象物と離隔し、
非接触状態にあるセンサ部の、周辺の媒質に基づく機械
的共振に関する物理量、具体的には振幅、周波数あるい
は共振モードを検出しておく。
非接触状態にあるセンサ部の、周辺の媒質に基づく機械
的共振に関する物理量、具体的には振幅、周波数あるい
は共振モードを検出しておく。
ここで、検出する物理量の値に変化が起きたならば、セ
ンサ部または被検出対象物あるいは両者が移動し、セン
サ部と被検出対象物とが接触または接近することによっ
て、物理量に変化が起きたものと判断し、センサ部と被
検出対象物とが按触または接近したことを認識する。
ンサ部または被検出対象物あるいは両者が移動し、セン
サ部と被検出対象物とが接触または接近することによっ
て、物理量に変化が起きたものと判断し、センサ部と被
検出対象物とが按触または接近したことを認識する。
また、請求項(3)によれば、空気媒質中てセンサ部の
周辺に定常流空気を流しておく。ここで、例えば、被検
出対象物が移動し、センサ部と被検出対象物とが接触ま
たは接近すると、定常流空気が乱される。その結果、空
気媒質に基づくセンサ部の機械的共振状態が変化し、こ
れに伴い、機械的共振に関する物理量の値が変化する。
周辺に定常流空気を流しておく。ここで、例えば、被検
出対象物が移動し、センサ部と被検出対象物とが接触ま
たは接近すると、定常流空気が乱される。その結果、空
気媒質に基づくセンサ部の機械的共振状態が変化し、こ
れに伴い、機械的共振に関する物理量の値が変化する。
これにより、被検出対象物とセンサ部とが接触または接
近したことを認識する。
近したことを認識する。
(実施例)
第1図は、本発明方法が適用された接触検出機構の第1
の実施例を模式的に示した構成図である。
の実施例を模式的に示した構成図である。
第1図において、1はセンザ部、2は状態判定部、3は
センサ固定部、4は空気媒質、5は被検出対象物(以下
、単に対象物という)。
センサ固定部、4は空気媒質、5は被検出対象物(以下
、単に対象物という)。
センサ部1は、歪波検出素子1aと接触子1bとから構
戊されている。歪波検出素子1aは、例えば強誘電性セ
ラミックスや圧電性有機高分子材料等からなる圧電セン
サ(例えば、共振型圧電センサ)から構或されている。
戊されている。歪波検出素子1aは、例えば強誘電性セ
ラミックスや圧電性有機高分子材料等からなる圧電セン
サ(例えば、共振型圧電センサ)から構或されている。
この歪波検出素子1aは、移動自在なアクチュエータ(
図示せず)に設けたセンサ固定部3に固定され、その一
部には接触子1bの一端部が取り付けられており、この
接触子1bの機械的共振に伴う機械振動波を検出し、電
気信号に変換して状態判定部2に出力する。
図示せず)に設けたセンサ固定部3に固定され、その一
部には接触子1bの一端部が取り付けられており、この
接触子1bの機械的共振に伴う機械振動波を検出し、電
気信号に変換して状態判定部2に出力する。
接触子1bは、例えば、数mm x数開×数μm厚のス
テンレス材から構成されており、その一端は歪波検出素
子1aに取り付けられ、他端側か対象物5に接近し、接
触する。接触子1bは、アクチュエータや空気媒質4の
変動(流れ)等の変化に対して自励共振状態が容易に誘
起され、その機械共振周波数fmは1〜2 k Ilz
程度である。なお、接触子1bの機械共振周波数fmは
、一般に、数1 0 0 Hzから数1 0 k ll
zと比較的低く、接触子3の材料と寸法(形状)にて決
まる。
テンレス材から構成されており、その一端は歪波検出素
子1aに取り付けられ、他端側か対象物5に接近し、接
触する。接触子1bは、アクチュエータや空気媒質4の
変動(流れ)等の変化に対して自励共振状態が容易に誘
起され、その機械共振周波数fmは1〜2 k Ilz
程度である。なお、接触子1bの機械共振周波数fmは
、一般に、数1 0 0 Hzから数1 0 k ll
zと比較的低く、接触子3の材料と寸法(形状)にて決
まる。
状態判定部2は、増幅器、信号処理器等から構成され、
歪波検出素子1aによる電気信号を増幅した後、信号処
理を行い、接触子1bの機鍼的具振に関する物理量、具
体的には、機械共振周波数、振幅(及び/または共振モ
ード)を求め、接触子1bと対象物5とが離隔し、非接
触状態にある場合の共振周波数を所定のしきい値として
、この値に大きな変動があった場合、接触子1bと対象
物5とが接触したものと判定する。
歪波検出素子1aによる電気信号を増幅した後、信号処
理を行い、接触子1bの機鍼的具振に関する物理量、具
体的には、機械共振周波数、振幅(及び/または共振モ
ード)を求め、接触子1bと対象物5とが離隔し、非接
触状態にある場合の共振周波数を所定のしきい値として
、この値に大きな変動があった場合、接触子1bと対象
物5とが接触したものと判定する。
次に、上記構成による動作を説明する。
対象物5と離隔し非接触状態にある接触子1bは、歪波
検出素子1aへの取り付け部を支点とし、いわゆる片持
梁的状態において、空気媒質4の変動により自励共振状
態が誘起され、機械的に振動する。
検出素子1aへの取り付け部を支点とし、いわゆる片持
梁的状態において、空気媒質4の変動により自励共振状
態が誘起され、機械的に振動する。
この自励共振に伴う接触子1bの機械振動は、歪波検出
素子1aにて検出され、この検出に基づく電気信号が状
態判定部2に人力される。
素子1aにて検出され、この検出に基づく電気信号が状
態判定部2に人力される。
状態判定部2は、人力した電気信号を増幅した後、機槻
共振周波数fm等を求め、これを所定のしきい値として
認識する。
共振周波数fm等を求め、これを所定のしきい値として
認識する。
ここで、アクチュエータ(図示せず)が移動し、センサ
部1が徐々に対象物に接近し、接触子1bが対象物5に
接触すると、接触子1bの機械共振状態は大きく変化す
る。この変化は、歪波検出素子1aにて検出され、状態
判定部2にて求められる機械的共振に関する物理量の値
が非接触状態時にしきい値とした値から大きく変化する
。状態判定部2は、この変化から接触子1bが対象物5
に接触したものと判定する。
部1が徐々に対象物に接近し、接触子1bが対象物5に
接触すると、接触子1bの機械共振状態は大きく変化す
る。この変化は、歪波検出素子1aにて検出され、状態
判定部2にて求められる機械的共振に関する物理量の値
が非接触状態時にしきい値とした値から大きく変化する
。状態判定部2は、この変化から接触子1bが対象物5
に接触したものと判定する。
以上のように、本実施例によれば、加振手段を設けるこ
となく、媒質4に基づく接触子1bの機械的共振を利用
し、この機城的共振状態の変化を歪波検出索子1bにて
検出し、状態1′リ定部2において接触したか否かの判
定を行うようにしたので、センサ部1の構成の簡易化を
図れ、しかも小型で、検出精度も高い接触検出機構を実
現できる。また、接触子1bの機械的共振周波数帯は、
状態判定部2の信号処理器等のダイナミックレンジ等の
面から都合がよく、信号処理が容易である。
となく、媒質4に基づく接触子1bの機械的共振を利用
し、この機城的共振状態の変化を歪波検出索子1bにて
検出し、状態1′リ定部2において接触したか否かの判
定を行うようにしたので、センサ部1の構成の簡易化を
図れ、しかも小型で、検出精度も高い接触検出機構を実
現できる。また、接触子1bの機械的共振周波数帯は、
状態判定部2の信号処理器等のダイナミックレンジ等の
面から都合がよく、信号処理が容易である。
さらに、接触する対象物5が剛体か柔軟物かで、共振モ
ードの変化の様子が異なる。例えば、柔軟物に接触した
場合には、低次の周波数となり、また減衰が大きい。従
って、これらの情報は、接触した対象物5の材料、表面
の状態等の判定に役立つという利点がある。
ードの変化の様子が異なる。例えば、柔軟物に接触した
場合には、低次の周波数となり、また減衰が大きい。従
って、これらの情報は、接触した対象物5の材料、表面
の状態等の判定に役立つという利点がある。
なお、本第1の実施例では、加振手段を設けることなく
、接触を高精度に検出することができるが、必要に応じ
て、第1図中、破線6で示すように、加振器を設けても
勿論良い。この場合、加振器6による加振周波数fdは
、接触子1bの機械共振周波数fmに一致させる必要は
ない。その理由は、機械共振周波数fmは、加振周波数
fdに比べて、一般に十分に低い値であるからである。
、接触を高精度に検出することができるが、必要に応じ
て、第1図中、破線6で示すように、加振器を設けても
勿論良い。この場合、加振器6による加振周波数fdは
、接触子1bの機械共振周波数fmに一致させる必要は
ない。その理由は、機械共振周波数fmは、加振周波数
fdに比べて、一般に十分に低い値であるからである。
第2図は、本発明方法が適用された接触検出機構の第2
の実施例を示す構或図である。
の実施例を示す構或図である。
本第2の実施例と前記第1の実施例の累なる点は、セン
サ部1を歪波検出素子1aと接触子1bICにより構或
し、接触子1b,lcの各一端同士で歪波検出素子1a
を扶持するように固定し、接触子1cの他端をセンサ固
定部3に固定したことにある。
サ部1を歪波検出素子1aと接触子1bICにより構或
し、接触子1b,lcの各一端同士で歪波検出素子1a
を扶持するように固定し、接触子1cの他端をセンサ固
定部3に固定したことにある。
このような構或にすることにより、第1の実施例の効果
に加えて、接触検出の感度が一層向上するという利点が
ある。
に加えて、接触検出の感度が一層向上するという利点が
ある。
第3図は、本発明方法が適用された接触検出機構の第3
の実施例を示す構成図である。
の実施例を示す構成図である。
本第3の実施例と前記第2の実施例の異なる点は、歪波
検出素子1aと接触子1bとの間にピボット1dを介在
させたことにある。
検出素子1aと接触子1bとの間にピボット1dを介在
させたことにある。
このような構成にすることにより、第2の実施例の効果
に加えて、接触子1bと対象物5とが接触する瞬間の力
の方向を分解させ、センサ部1の損傷を防止できるとと
もに、広い角度からの対象物5へのアクチュエータの接
近にも対応できる等の利点がある。
に加えて、接触子1bと対象物5とが接触する瞬間の力
の方向を分解させ、センサ部1の損傷を防止できるとと
もに、広い角度からの対象物5へのアクチュエータの接
近にも対応できる等の利点がある。
第4図は、本発明方法が適用された接触検出機構の第4
の実施例を示す構戊図である。
の実施例を示す構戊図である。
本第4の実施例と前記第1の実施例の異なる点は、セン
サ部1近傍に、媒質吹き出し口7(または、破線で示す
8)を設け、定常流の媒質4を接触子1bに対して吹き
出すようにし、センサ部1を加振状態とすることにある
。
サ部1近傍に、媒質吹き出し口7(または、破線で示す
8)を設け、定常流の媒質4を接触子1bに対して吹き
出すようにし、センサ部1を加振状態とすることにある
。
このような構或では、対象物5の接近により、媒質4の
流れが乱されることになり、接触子1bの機械的共振状
態が変化する。一般には、高次の機械共振周波数が出現
する。この高次または低次の共振周波数の出現は、共振
モードの変化として表すことができる。
流れが乱されることになり、接触子1bの機械的共振状
態が変化する。一般には、高次の機械共振周波数が出現
する。この高次または低次の共振周波数の出現は、共振
モードの変化として表すことができる。
従って、第4の実施例では、接触以前に対象物の接近を
検出する近接覚センサとして適用できる利点がある。
検出する近接覚センサとして適用できる利点がある。
なお、本第4の実施例は、第1の実施例の構戊に基づい
たものであるが、これに限定されるものではなく、第2
の実施例の構戊に基づいても、同様の効果を奏する。
たものであるが、これに限定されるものではなく、第2
の実施例の構戊に基づいても、同様の効果を奏する。
(発明の効果)
11
1 2
以上説明したように、請求項(1)によれば、簡易な構
戊で、しかも高精度に接触検出を行うことができる利点
がある。
戊で、しかも高精度に接触検出を行うことができる利点
がある。
また、請求項(2)によれば、センサ部の媒質による機
械的共振状態の変化を検出し、センサ部と対象物との接
触を検出するようにしたので、加振手段を設ける必要が
なく、簡易な構戊で、しかも機械的共振に関する物理量
としての周波数、振幅、位相等の変化、他に高次または
低次の周波数を検出することできるので、高精度な接触
検出が可能である。
械的共振状態の変化を検出し、センサ部と対象物との接
触を検出するようにしたので、加振手段を設ける必要が
なく、簡易な構戊で、しかも機械的共振に関する物理量
としての周波数、振幅、位相等の変化、他に高次または
低次の周波数を検出することできるので、高精度な接触
検出が可能である。
また、請求項(3)によれば、請求項(2)の効果に加
えて、接触以前の被検出対象物の接近を高精度に検出で
きる利点がある。
えて、接触以前の被検出対象物の接近を高精度に検出で
きる利点がある。
第1図は本発明方法が適用された接触検出機構の第1の
実施例を示す構成図、第2図は本発明方法が適用された
接触検出機構の第2の実施例を示す構成図、第3図は本
発明方法が適用された接触検出機構の第3の実施例を示
す構或図、第4図は本発明方法が適用された接触検出機
構の第4の実施例を示す構戊図である。 図中、1・・・センサ部、1a・・・歪波検出素子、l
b,lc・・・接触子、1d・・・ピボット、2・・状
態判定部、3・・・センサ固定部、4・・・空気媒質、
5・・・被検出対象物、7,8・・・媒質吹き出し口。
実施例を示す構成図、第2図は本発明方法が適用された
接触検出機構の第2の実施例を示す構成図、第3図は本
発明方法が適用された接触検出機構の第3の実施例を示
す構或図、第4図は本発明方法が適用された接触検出機
構の第4の実施例を示す構戊図である。 図中、1・・・センサ部、1a・・・歪波検出素子、l
b,lc・・・接触子、1d・・・ピボット、2・・状
態判定部、3・・・センサ固定部、4・・・空気媒質、
5・・・被検出対象物、7,8・・・媒質吹き出し口。
Claims (3)
- (1)被検出対象物またはセンサ部のうち少なくとも一
方を移動させることにより両者の接触を検出する接触検
出機構において、 前記センサ部は、歪波検出素子と、周辺の媒質の変動に
基づき機械的共振が誘起され、かつ、その一部が前記歪
波検出素子に接触した接触子とから構成された ことを特徴とする接触検出機構。 - (2)被検出対象物またはセンサ部のうち少なくとも一
方を移動させることにより両者の接触を検出する接触検
出方法において、 前記被検出対象物と非接触状態にある前記センサ部の、
周辺の媒質の変動に基づく機械的共振に関する物理量を
検出しておき、 前記センサ部と被検出対象物との接触時または近接時に
おける前記機械的共振に関する物理量の変化を検出する ことを特徴とする接触検出方法。 - (3)空気媒質中で前記センサ部の周辺に定常流空気を
流しておく請求項(2)記載の接触検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23168889A JPH0395406A (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | 接触検出機構及びその検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23168889A JPH0395406A (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | 接触検出機構及びその検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0395406A true JPH0395406A (ja) | 1991-04-19 |
Family
ID=16927438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23168889A Pending JPH0395406A (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | 接触検出機構及びその検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0395406A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007268620A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Toshiba Corp | ロボット用触覚センサ装置 |
-
1989
- 1989-09-08 JP JP23168889A patent/JPH0395406A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007268620A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Toshiba Corp | ロボット用触覚センサ装置 |
JP4592632B2 (ja) * | 2006-03-30 | 2010-12-01 | 株式会社東芝 | ロボット用触覚センサ装置 |
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